After... (ラブリーダックさん&サイコさんのレビュー) | 評価: 7.5〜8 |
▼ タイトル | After... |
▼ ブランド | Ciel |
▼ ジャンル | メモリーズノベル |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM / DVD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2003/06/27 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(既読・未読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートなし) |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | なし |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 20個 |
【 エンディング数 】 | 10個 |
ラブリーダックさんのレビュー
<ストーリー>
主人公は「ワンダーフォーゲル部」(元は“探索”“探求”の意味だが総じて登山を指す)の部長を務めている。
親友達と過ごした高校生活の最後の年に元々の「目標」だった「穂高縦走」に向けて進みだす。
そんな生活の中で主人公は何を見つけるのだろう。
<登場人物>
高鷲 祐一 (名前変更不可)
主人公で「ワンダーフォーゲル部」部長。
ぶっきらぼうだが、正直で優しい性格。
汐宮 香奈美 CV:芹園 みや
主人公の幼なじみ(最近の作品では一人は必ずいるよな〜^^;)
明るく男勝りに見えるが本当は女らしい一面も…。
喜志 陽子 CV:柘翁 そのか
紘太郎の幼なじみ。
成績優秀で言動も物静かだが、「H」の時は…(^^)
高鷲 渚 CV:みちる
主人公の実の妹。
甲斐甲斐しい性格で、家事全般が得意。
滝谷 紘太郎 CV:神無月 季
主人公の古くからの友人で「ワンダーフォーゲル部」所属。
頭脳明晰でスポーツ万能の上にモテモテです。
我孫子 慶生 CV:マルコ
主人公と同学年で「ワンダーフォーゲル部」所属。
運動オンチでいじめられっこだった。
わがままで少し幼稚な言動をとる(個人的には受け付けないキャラです(つД`)
三日市 沙織 CV:深井 晴花
主人公の高校の保険医として赴任してくる。
大型バイクを乗りこなす「カッコいい女性」。
学文路 聡 CV:機知 通
名家の嫡男だが、父親に反発して家を出て定職にもつかずにフラフラしている。
千早 美雪 CV:如月 美琴
学文路の婚約者だが、親に反発している聡に受け入れてもらえずに苦しんでいる。
<購入動機>
当初購入予定に入ってなかった作品です。
個人的には、初の「音楽買い」ソフトです。
店頭のデモにやられて、気が付くと袋に入っていました^^;
<音楽・音声>
声優の方の演技は、安定していて好感が持てます。
特に「柘翁 そのか」さんの「Hシーン」は来るものが有ります^^;
音楽は、何とボーカル曲が8曲も入っています。
冷静に聞くと「よくある曲」ばかりではありますが、その意気込みは伝わってきます。
お気に入りの曲は「Memories with you」です。
<感想>
まず最初に言っておきますと、この作品には一貫したテーマが存在します。
全てはそれを描き伝えるためにシナリオや設定が練られています。
そのテーマとは「人は一人で生きるに有らず」です。
人は生きる上で周囲の人に影響を受け、また与えている。
それは誰も拒否する事も無視する事も出来ずに常に存在していて、何かのきっかけでそれに気付いた時、人はどう思うのか…。
この作品のストーリーもキャラクターの設定も、全てはそう言うテーマを際立たせる為に考案されています。
「もし自分がこの境遇に置かれたら、どう行動するか」そんな「if」を考える事が出来る作品です。
ストーリーは2部構成になっていて、前半部でヒロインとの愛を育んでいって「ある事件」の為に「当たり前だと思っていた日常」に戻れなくなった主人公の葛藤を後半部で描いていきます。
メインヒロインは3人いますが、3者3様の事情や境遇がある為に3パターンの「if」を楽しむ事が出来ます。
マルチストーリーとしての展開は満足の出来栄えで、シナリオが破綻している様なポイントは何処も有りません。
個人的に気に入っているポイントは、こう言った作品に多い「何が何でもハッピーエンド」的な展開ではなく、ちゃんとバッドエンドも用意している所です。
もし、ココで「御都合主義」に走っていたら、容赦なく「3〜4点」を付けたと思います。
しかし、そうしなかった所にシナリオライターとしての「意地と良心」を感じます。
そして、何と言ってもこの作品の注目点は「伝説」の持ち主である原画の「Tony氏」でしょう^^;
今まで報われなかった「丁寧で魅力的なCG」が光っています!
少ないながらも充実した「Hシーン」に「このCG」!
好みに合う方には絶対オススメです!!
ストーリーには賛否両論ある作品ですが、私は「総じて丁寧に作られた“良作”」だと思います。
不名誉な「Tony伝説」の終焉をここに宣言いたします!!
説明しよう!Tony伝説とは!
メーカーを…そしてシナリオライターを渡り歩いても必ずと言ってよいほど地雷作品にあたる不遇のゲンガー…それがTony氏!
(御魂,、翼のはためき、アルカナ、Partner、幻夢館など)
Tony氏に日の当たる日はくるのか!?っていう伝説です^^:
<10点満点での総合評価>
8点です。
「泣きゲー」以外では久々の高得点です。
おすすめキャラ:喜志 陽子…やはり「Hシーン」のインパクトが…(^^;
最後に一言:「“泣きゲー”ではありません。誤解のない様に。」
TITANSより一言:「Tony伝説の終焉…うれしいような…悲しいような…。」
サイコさんのレビュー
<システム>
システムは一通り揃っています。まあ問題ないですね。
ただ不満だった点を…。
セーブですが最初は十箇所なんです。
しかし全て埋めると新たに十箇所出来るという、少し意味不明なシステムを採用しているには本当に意味不明^^;
次にスキップが少し遅く感じました。
今回結構長めのシナリオだったので、2回目以降のプレイはサクサクっとこなしていきたかったんですが、ちょいとだるく感じました。
あと回想シーンが微妙です。
いやあるに越したことはないんですよ、エロいシーン見たいですから^^;
ですが、今回通常の(おそらくメーカーさんはここは良い場面だと思われたのでしょうが…)シーンも一部回想に含まれていて、タイトルだけではどんな場面だったか想像つかないことが多かったのです…。
CGくらいつけてください、お願いします(つД`)
なのに自分が見たいと思ったのが回想シーンに含まれてないのも悲しい…。
バグはさほど気にしなくてもいいんですけど、セリフと文章が合ってない、声がないところが少しありました。
まあここの今までのバグ歴を考えると全然良し!です。
最後に…初回限定のマウスパッドは…微妙…かなっ…。
<音楽・音声>
音楽ですが印象に残りませんでした…残念です。
ボーカル曲もなんであんなにあるのかも謎です^^;
しかし第2章に入る時のボーカル曲は演出含め好きでした。
(あの使い方はかなり良かったです^^)
音声はまあ良しです。
チュパ音もわりかし頑張ってます^^;
<シナリオ>
今回もやっぱりTonyさんの魅力のみで購入した作品でした。
ですから作品内容には期待してなかったのですが…意外と普通にプレイできました^^;
まあCiel前2作と比べると立派な進歩だと思います。
そりゃぁー、まだまだな点はたくさんありますが、とりあえず成長したと感じました。
特に、前2作の最大の汚点だった「全くもって不必要なバトルシステムやミニゲーム」を重視したおかげで駄目になってしまったシナリオとはうってかわって、今作は正々堂々と王道のアドベンチャー選択(普通のエロゲー)になったとこです。
そうです、ユーザー側からすれば訳の分からないゲームシステムはいらないんです。
上記ののような火薬作って地雷踏むより、避けて通ってくれた方が助かります。
…ええーホントに^^;
ただそれでもやっぱり不満は多いです。結構内容が重いだけに、評価も正直厳しくはなりますけど…。
まず思ったことは、これは第1章と第2章に別れてますが、どちらか1つでよかったのでは?ということです。
第1章で学園モノをかなり長く語っても、第2章でその話とどう繋がってるのかと考えると、正直1章はどうでもよかったのではないかと思います。
第2章のに入るとさすがに予想してなかった展開になって、「おっ、やるな!?」と思ったのですが、第2章の途中には、第1章で何をやったかをほとんど忘れてしまいました。
これなら最初から第2章からでも話は通じたのでは?とも思います。
逆に学園モノだけにして更に濃い恋愛モノにすれば王道すぎますが、ユーザーの萌え心は掴めたとも思います。
結局話が両方偏りすぎたのかもしれません。
あと、ヒロイン3人(Another Storyでもう二人とプレイできますが)のシナリオの進め方が、似たようなものになってしまったのも残念でした。
ただ今回の重要な「死」というキーワードのためにはある程度は致し方ないんですけどね…。
ですから今回ヒロインを3人と前回、前々回より減少させたのは正解だと思います。
単に人数増やしてシナリオ減らすもんじゃないと分かっていただけたようです^^;
ただ…主人公がなんかムカつきます。
思考回路がとろいんです。考え方がイライラするです。
今時の中途半端な主人公なのかもしれませんが、これでTonyさん作の娘達とイチャつくのはなんか腹立ちます。
これは自分だけかもしれませんが…。
逆に、慶生のあの最凶にムカつかせる性格は上手いと思いました。
なんだかんだ言って、一番キャラが際だってたと思います。何度逝ねと思ったことか^^;
それ以上にその性格で、なんでそんなかわいい顔なんだとか^^;
ルーとサファーのキャラは微妙です。
幽○白書で言えば、ぼたん役なんでしょうが、目立ってないというか、なんというか…。
二人の過去もすこ〜〜〜しだけ語られますが、意味が…。
ルーのエッチいシーンだけのために必要という感じですね。
(ネタバレ)
私的には今回の各ヒロインごとのシナリオはちょいと残酷なものがあったと思います。
香奈美、渚のエンディングは、主人公にとってはハッピーなんでしょうけど、やはりあの肉体は本来サブキャラのものなので、残された鉱太郎、聡は浮かばれないような気がしました。
ルーとサファーが魂のなんたらかんたらで無理矢理全員幸せになってますが、やはり主人公は最終的に死ぬべきだと思います。
だって身体は墓の中ですし…。
そういう点で今回一番好きだったハッピーエンドは喜子シナリオです。
素直に楽しめました。(エロも楽しめました^^;)
(ネタバレ終了)
まあ総合的に見てもやっぱり前作から脱皮したのではないでしょうか?
Tonyさんの伝説は語られることがなくなるのでは…と思います。
<10点満点での総合評価>
7.5点
御魂、アルカナの総合評価を考えてつけました。
おすすめキャラ:渚…ただし、自分が兄で尚且つ慕われてる条件付き(この世にあり得ません)
最後に一言:「しっかし最近作画家で選んでる傾向があるなあ〜…」
売約済 (MSX2さんのレビュー) | 評価: 6 |
▼ タイトル | 売約済〜隷嬢姉妹〜 |
▼ ブランド | TRYSET |
▼ ジャンル | 調教アドベンチャー |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2003/06/27 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(既読・未読判別あり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり(音声リピートあり) |
【 選択肢リターン機能 】 | あり |
【 オートモード 】 | なし |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 20個 |
【 エンディング数 】 | 7個 |
<ストーリー>
数時間船に揺られ、島に到着した時は既に日が沈み辺りは暗くなっていた。
足元に注意を促し娘達を一人一人クルーザーから降ろす真知子。
そしてクルーザーを運転してきた伸一も何食わぬ顔をして後に続いて降りる。
不動産会社を経営する父・孝太郎が、つい先日交通事故に合い亡くなったことで落ち込んでいる娘達を孝太郎の所有する思い出の島に連れてきたのだった。
父との思い出の場所に来て幾分気持ちが落ち着いた娘達と、島にある別荘で全員で夕食をすることに…。
笑顔で食事をする娘達の傍らで密かに顔を見合わせ不適な笑みを浮かべる真知子と伸一の姿に気付く者はいなかった…。
徐々に意識が薄れ次々とその場に倒れ伏す娘達…。
そして完全に意識が無いのを確認すると、真知子と伸一は4人を地下にある倉庫に運ぶのだった。
こうして真知子と伸一の計画が幕を上げ、と当時に4人の娘達には悪夢のような日々が訪れるのであった…。
<キャラクター紹介>
長女 絵理子(エリコ) CV:本条 真琴
しっかり者の妹想いで、特に末っ子の蘭のことを心配している。
悩み事などがあっても人に相談することが苦手で、一人で抱え込んでしまうところがある。
次女 千春(チハル) CV:榎津 まお
負けん気が強く行動的なタイプで、少々言葉遣いが乱暴な部分も。
姉妹の中では特に三女の優香と仲が良い。
長身でスタイルが良くモデルなみのプロポーション。
三女 優香(ユウカ) CV:楠 鈴音
悪い事は絶対に許せない、優等生タイプ。
しかしときはに大胆な行動に出る場合も。
おっとりしていて普段はメガネをかけている。
四女 蘭(ラン) CV:金田 まひる
小柄で甘えん坊。
世の中の汚れた世界を全く知らない、純粋無垢な女の子。
彼女の行動にはハラハラさせられる事も…。
後妻 真知子(マチコ) CV:児玉 さとみ
美人で華やかな感じの女性。
計算高くズル賢い。
目上の人間(財力のある男)に媚びを売るのが上手く、娘達の父親との結婚も財産だけが目的で、娘達にも全く愛情を持っていない。
主人公とはセックスの愛称が非常に良く、結婚する以前から交際している。
このホームページはTRYSETより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はTRYSETに帰属します。
<音楽・音声>
音楽ですが、あまり印象に残りませんでした。
しかし、ムードを壊すものはありませんでした。
音声ですが、主人公以外フルボイスで、皆さんが知りたがっているチュパ音も当然あります。
ええー声優さんに関しては言うことありません^^;
みなさんお上手で、誰かが足を引っ張るということはありません。
安心して聞いていられます。
<感想>
このゲームをプレイするきっかけは、別のゲームを買った時ついてきたチラシでした。
TTRYSETと言うメーカーも知りませんでしたが、なんとなく買ってしまいました。
大して期待してなかったのですが、最初にプレーして思わず「こうでなくては!」と叫んでしまいました。
傑作とはいきませんが、佳作としては十分な内容です。
とにかくバランスが良いのです。CG・シナリオ・ゲーム性のバランスが絶妙なのです。
一つ一つをとってみればたいしたことはないかもしれません。
しかし三つのバランスが見事につりあっていて良い感じです。
例をあげれば蘭というロリキャラはブルマ、スク水という押さえは当然のこととして、人参嫌いを理由に上のお口が駄目なら下のお口だと、あそことアナルに人参、きゅうりを突っ込まれたり、おむつをさせられ、はいはいしながら口にはおしゃぶりがわりのバイブ!!(このシーンには思わずにやり)随所にツボをつく心憎い演出が!
他キャラにもにもSM・調教・露出プレイなどシュチュエーションやバラエティに富んでいます(笑
この作品をプレイして、どんなものでもバランスが大事だと改めて痛感させられました。
ここのところそれを欠いた作品があまりにも多すぎて…。
いくらHシーンが良くても、シナリオが×だったり、キャラ設定以外全部駄目な作品とかが多すぎます。
この作品はお世辞にも名作とはいいませんが、プレーしていて過不足を感じない佳作と言える作品でした。
<10点満点での総合評価>
6点
個人的には8点をあげてもいいのですが、いかんせんボリューム不足かなっと…。
いや、私は気にはなりませんでしたが、人によっては物足りないと感じるかも…。
6.800円だったら文句なく8点^^;
おすすめキャラ:優香…おっとり眼鏡で巨乳しかもヘアーバンドと私には反則です!
彼女の為にこれを買ったと言っても過言ではありません。
金があったら私が買う!と心の中で叫びました(ヤバイ人^^;)
ほとせなる呪ちとせなる詛 (アホナベさんのレビュー) | 評価: 7.5 |
▼ タイトル | ほとせなる呪ちとせなる詛 |
▼ ブランド | Project-μ |
▼ ジャンル | ノヴェル・シアターPLUS |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2002/09/13 |
▼ 購入 | あり |
【CG観賞モード 】 | |
【 シーン観賞モード 】 | なし |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(既読・未読判別あり、次の選択肢までジャンプもあり) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 選択肢リターン機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | なし |
【 ヒント機能 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 16個 |
【 エンディング数 】 | 3個 |
<ストーリー>
大学生の鈴木隼人の元に、田舎の幼馴染の大橋真澄が突然尋ねてきた。
彼女いわく、田舎の山崎慎也が死亡したので、彼の姉の照美に伝えるために上京してきたとか。
死亡原因は焼死らしいが、火の元となるものは発見できなかったとのこと。
とりあえず、ホテル代がもったいないので真澄は隼人の部屋に転がり込むことに。
後日、照美のマンションを尋ねるとそこには照美ではなく高田翔子と名乗る女がいた。
彼女は照美の荷物を整理していると言う。
なぜ?
そう、照美もまた焼死していたのだった。
"閉ざされた少女からのメール"の呪いが照美を殺したとオカルト地味たことを翔子は言い出す。
そして、彼女の携帯電話から着信音が流れ出すのであった・・・
という感じで始まります。
鈴木光司の「リング」とか、あるいは「世にも奇妙な物語」等のような雰囲気。
といっても、ちょっと軽めかな?
随所に笑えるところはありますし^^;
もっとも、ネタ元は現実の笑えない事件をだったりします。
夜中に一人でやるのがGoodです!
(まあ、エロゲー二人でやるとかあんまりいないでしょうが^^;)
<登場キャラ>
鈴木 隼人
主人公です。
田舎にいた時は、札付きのワルだったが都会にでてからはおとなしくしています。
腕っ節が強くて意地が悪く、他人に屈辱感を与えるのが趣味。
天敵は幼馴染の大橋真澄。
大橋 真澄
隼人の幼馴染。
ちびっこ。ぺたんこ。
ずっと田舎ぐらしだが隼人の田舎時代の相棒"山崎慎也"の変死を彼の姉に伝えるために上京。
見た目とは裏腹に性格は完成されたオバハンのように図々しい。
高田 翔子
ちょっと不思議ちゃんっぽいけど、ただマイペースなだけかな?
モデルっぽい仕事もしているらしいが、オカルト関係に興味があるらしく、そういった勉強やら仕事をしています。
山崎 慎也
隼人の田舎時代の悪友…だが現在はまったく付き合いはない。
ここ数ヶ月、隠れるように山の中に住んでいた。
彼の死から物語は始まります。
大友 カオル
隼人と同じ学部の後輩。
見た目はコギャルそのものだが…。
鹿島レイコ
本人は鹿島レイコと名乗っているが本名かどうかさえ怪しい謎な女。
事件について探っているような…。
岡田 雅治
隼人いわく「類人猿男」。ごつい人^^;
隼人が事件に絡んでいると思いマークしている。
<システム>
Project-μ毎度おなじみのノヴェル・シアターPLUSです。
基本的によくある選択型アドヴェンチャーなのですが、視覚的に工夫が凝らしてあります。
テキストやCGが右や左に上や下に、はたまた消えたり浮かんだりして臨場感を上げてくれます。
純粋なムービーというものではないですが、動きが感じられて良いと思います。
<音楽・音声>
主人公含めてフルボイスです。
合っているかどうかは微妙なところ。(男キャラについては良い感じですが…)
BGMは17曲、あとTrue Endで歌が流れます。
まあ悪くないかなという程度ですが、効果音はホラーの特徴を捉えていて、なんやかんやで盛り上げてくれます。
<感想>
私は怖がりなので怖かったです。(なんだそりゃ?^^;)
慣れてる人にはそうでもないかもしれませんが…。
古事記からの引用とかあったりしますが、かなり現代的なテーマが核になっています。
大げさに言うならば現代に潜む闇。
主人公含めたメインキャラがヘタレでなく良い意味で普通なのが好感です。
(服装は微妙に未来っぽいですがw)
エロはもちろんありますが、話の流れ上でって感じですね。
鬼畜とか純愛とかではなくホラーとかハードボイルドって感じです。
ボリュームは、ちょっと少なめ…といっても初プレイで4・5時間かかりましたが…。
(わりと1本道なので2回目以降がジャンプ機能ですぐ終わります)
エンディングを見て理解不能とか謎を残したままということはなく、だいたいスッキリ終わります。
大作に疲れたら、やってみるといいかもしれません。
<10点満点での総合評価>
7.5点
及第点は取ってるけどー・・・もっと、どろどろしたシナリオの方が良かったかも…。
おすすめキャラ:…萌え属性の私としては…。あんまりキャラ萌えしないゲームです…。
最後に一言:「Project-μの作品は全部やってきたけど、やっぱり“忘れな草”のほうが名作かな。」