青い涙     (wolvhmanahuさんのレビュー)  評価: 9 
▼ タイトル 青い涙
▼ ブランド CDPA
▼ ジャンル AVG
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/05/30
▼ 購入 
/ オリジナル特典なら Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり(オートクリックの速度変更可能)
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  30個
【 エンディング数 】  7個


<音楽・音声>
 音声は在りません、3枚ぐみなのに…(つД`)
 
 主題歌は素晴らしいです。
 BGMも良く出来ており、聞いていて飽きないです。
 問題点といえばエンディングテーマが些か単調すぎるなのでは?と思うくらいでしょうか。


<感想>
 まず最初にこのゲームをやり終えて思ったこととしては何故18禁で発売したの?ということですかね。
 いえ、まあ、在って悪いことは無いのですが…。
 物語が非常に良く出来ているせいか、あえてそういう物を入れる必然性が感じられませんでした。
 まあ、韓国版のことも考えて日本版用のおまけのようなものと考えれば気になりませんが^^;

 物語自体は非常に素晴らしいです.
 物凄く長いシナリオ(私は全員分読むだけで13時間ほどかかりました…)なのですが、各編毎に雰囲気ががらっと変わるので読んでいて飽きません。
 各ヒロインで共通して見なければいけないのは、最初の夢幻編だけで(途中回想編等が入りますが完全にスキップできます)実質読まなければならないのは、完全に異なる(2名例外あり)最終章だけです。

 ついでに選択肢は在りますが、迷うことは殆ど無いでしょう。
 この辺は物語に集中できて良いと思います。
 ただ回想編以後は基本的に暗いです。
 エンディングまでずっと暗いままです^^;

 ただ長編のゲームの傾向としてありがちな、特定の人物のストーリーが非常に長くなり、他の人物の印象が薄くなる、という事がこの作品でも見られたのでその点が問題でしょうか。


<10点満点での総合評価>
 悔しいですが9点です。
 内容、テキスト量、絵がそれぞれ非常に優れていると感じたので最高評価の10点をつけたいですが、前述した問題点が目立つ上に一部不可解で説明がなされていない所があったのでその部分でマイナス1点です。
 あとはテキスト量が非常に多いので、物語を長時間読むのが苦手な方は手を出さない方が無難かと思います。


<最後に一言> 
おすすめキャラ:シエ、マナ…個人的にはシエの驚愕の表情(本編中4度見られる)が気に入っています。
                   残りのキャラも個人的な好き嫌いは在りますが全員が十分標準以上の存在です。
最後に一言:「ミルカのCGにもっと幸せな状態のものを!!!」









  催眠学園       評価: 8 
▼ タイトル 催眠学園
▼ ブランド BLACKRAINBOW
▼ ジャンル 正統派『催眠術』陵辱AVG
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/06/06
▼ 購入 
/ オリジナル特典なら Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートあり)
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  48個
【 エンディング数 】  10個


<ストーリー>
 主人公の村越進太は、ごく普通の学園に通う、とても異常な男子学生。
 彼をとりまく環境はとても厳しく、男女両方から嫌われています。
 親や先生にすら見捨てられているのです。村越の暗い絶望の日々。
 そんなおり、唯一の友達といえるネット仲間の「Mr.K」からプレゼントが届きます。
 それは彼が発明した「催眠導入機」でした。
 村越はそれを使って、陰湿な復讐を開始しようと目論見ます。特に女子に…。


<登場人物紹介>
倉沢さなえ
 温和で優しい女の子で、学園のアイドル。
 茶道や活け花などの、習い事を多くしている。
 村越に対するいじめには参加していないが、好いているなどということはない。
 ロングヘアー(リボン等でまとめている)の日本的少女。
 比較的ほっそりとした体型で、乳サイズは普通。

北川あや
 水泳部に所属している、活発で明るいスポーツ少女。
 物事を素直に口に出す性格で、歯に衣をきせない。
 村越をいじめているつもりはないが、結構ひどいコトを言っている。
 ショートヘアで、胸はけっこう大きい。

矢野みどり
 村越が復讐を開始しようとするときに転校してきた美少女。
 成績優秀、スポーツ万能のスーパー転校生。
 ふとしたことで村越と仲良くなってしまい、復讐の障害となる。
 セミロングで、普段はポニーテールにしている。
 スレンダーで貧乳。

高崎真弓
 財閥のお嬢様で、傲慢で我侭、そして冷酷。
 気まぐれで英語教師をしている。
 生徒を気遣うなどということは決してなく、平気で中傷し、手をあげる。
 容姿端麗だが、その性格で恐れられている。
 教職にありながら、村越をもっともいじめている人物。
 ロングヘアーで、巨乳。

村越進太
 主人公にして、典型的いじめられっ子。
 ひょろり痩せて背は低く、眼鏡をしている。
 様々な悪い噂とその容貌から、男女両方から嫌われている。
 性器はずいぶん長く、量も多い。


このホームページはBLACKRAINBOWより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はBLACKRAINBOWに帰属します。



<購入動機>
 このメーカーの作品はいつも気にはなっていたが、“P/ECE”持ってないし、買おうとも思ってなかったので今まで未プレイ。
 しかしエロに関してはGOOD(o゜▽゜)b という声を聞き購入へ。
 この時期大作の延期が相次ぎ、資金的にも余裕あったしね。


<システム>
 上記参照^^;
 CD2枚組みですが、HDD必要容量は310MBでした。
 HDDに優しいゲームですね^^;
 CDレス機動も可能だし…CD2枚組みの残りの容量はどこえ行ったのでしょう?

 この作品“P/ECE”で遊べるミニゲームが同梱されているのですが…、持ってないし、買おうとも思いません。
 しかしミニゲームクリア後に得られるパスワードを入力することによっておまけシナリオに突入することが出来るそうです。
 まぁサガちんとこからファイルでもDLしてきて、あてようと思っていたのですが…。
 おいおい、オフィシャルHPにパスワード公開しているよ。
 なんてユーザーフレンドリーなメーカーさんなんでしょう(o゜▽゜)o
 というか“P/ECE”のミニゲームの意味が…、パスワードの意義が…。

 あと私の環境だと終了時に毎回エラーとなり、次回開始時に前回の設定(音楽・音声・効果音のボリュームやメッセージ速度)がデフォルトに戻っていまいます。
 修正フェイルはまだ挙がってないようですが…マシン環境のせいかな?


<音楽・音声>
 音楽ですが…普通かな?
 ゲームの雰囲気を壊すような音楽はなかったし、盛り上げるような音楽もなかったです。
 まぁ音声(とくにちゅぱ音)の方が凄かったのであまり気になりませんでした。

 音声ですが…素晴らしい!
 あえぎ声も良かったのですが、特にキス&フェラ時のちゅぱ音が非常に良いです。
 ええ〜エロゲーなんですから、エロシーン時の演技が上手くないとね^^;
 まあ理由は下のちゅぱ音にて説明を。

 ちゅぱ音…ありがとうございますm(_)m
 非常に素晴らしいです!

 私は出演された声優さんを応援します。
 演技指導された監督さん、ここまでやらせたメーカーの人を応援します。
 うれしいじゃーありませんか(o゜▽゜)o
 当初知らない声優さんの方が多かったのですが(ふ・不覚…すいませんでした)これからは覚えておきます!
 フェラの特徴もキャラ(声優さん)ごとに違い(当然と言えば当然ですけど)、キャラごとの特徴付けが出来ていたと思います。

 SEですが…思いっきり変です!
 まずは主人公村越の射精音!
 刃物で切り付けぐさりと刺し、えぐっているようなSEです。
 他の人の射精はまともなのになぜ主人公だけ変なのでしょう?
 違和感ありありでせっかくのメインのシーンなのに、せっかく高まった感情が、我に返ってしまい萎えてしまいます。
 デバックの方…おかしいとは思わなかったのでしょうか?
 次に手コキ音!
 カンフー映画で刀とか槍とかが空を切っている音です。
 ビュンビュン言ってます…。
 シュコシュコ(…表現が難しい)とかこするような音が普通じゃーないでしょうか?
 それとも笑いを狙ってるのでしょうか?
 実用性重視作品で笑いはいらないですよ…。


<感想>
 “P/ECE”なんて持ってないし、買おうとも思ってなかったので、ここのメーカーさんの作品は回避してたのですが…。
 (だって買っても“P/ECE”持ってないんで、そのソフトの魅力の何分の1かは体験できないんで、なんか損した気分になるんです)
 すいません…杞憂でした。“P/ECE”なんて関係ないです!
 エロゲーとして良い出来でした!

  奴隷モノや調教モノとかで、あっさりと堕ちてしまい、「なんじゃこのシナリオは!?ライター出て来い!」と言いたくなる様な展開が多い中、…そうか…催眠術で堕とす方法があったか…。
 う〜ん…一応説得力はあるな^^;
 催眠術を使い、従順で好意を寄せてくれているヒロインに仕立て、好き勝手に陵辱。
 唾液のませたり、フェラチオマシーンとして口淫を楽しんだり、処女だろうがお構いなく、騎乗位体制で腰をがんがん動かせたり…。
 また意識はあるが、催眠術によって村越君の命令からは逃れられず、心の中では嫌がりながらも、口や腰が勝手に…。
 素晴らしい使い方をしてくれます!

 各ヒロイン別のシナリオはそう長くはないのですが、無駄な時間稼ぎのシーンはなく、テンポよくエロシーンが連続するため、ボリューム不足という感じはしませんでした。
 社会人に優しいエロゲーですね^^;


<おまけシナリオ>
 この作品には一定のエンディングを迎えることによってプレイ出来る2シナリオと、“P/ECE”ゲームクリア後のパスワード(システムの欄参照)を入れることによってプレイ出来る5シナリオがあります。

 前者はの1つは北川あやの幼馴染で好きあってるユウからの寝取られ視点。
 これは良いですね^^;
 同じCG使ってるんですが、やはり視点が違うだけで結構新鮮味があり、面白いです。
 もう1つは催眠術を利用したエロエロ大運動会!
 作中では「事故はいいけど事件は起こすな」と言われていた村越君ですが、おまけともなるとエロ発想大爆発!
 全裸短距離走、挿入手押し車リレー、挿入ムカデ競争等、色々やってくれます^^;

 また後者の5シナリオは、新キャラによる学園生活を描いています。
 当然村越によって催眠術をかけられ、Hや見世物にされているのですが…。

 おまけまで気を使っている良い作品でした(o゜▽゜)o


おすすめキャラ:倉沢母娘…エロォォーー!
          矢野みどり…人間性に惚れた!
真のおすすめキャラ:村越進太&Mr.K…Mr.Kさん催眠導入機下さい。駄目なら例のお礼で良いですm(_)m
最後に一言:「おまけまや“P/ECE”にまで気を使って、何故効果音に気を使わないのだろう?」









  蟲使い     (くるとたんくさんのレビュー)  評価: 7.5 
▼ タイトル 蟲使い
▼ ブランド ブラックサイク
▼ ジャンル ピクチュアノベル
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/06/27
▼ 購入 
/ オリジナル特典なら Getchu.com
 あり
【CG観賞モード 】
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  60個
【 エンディング数 】  1個



<ストーリー>
 主人公は『蟲使い』の末裔、志藤 蓮(しどう れん)。
 『蟲使い』とは、人に知られぬ異生物「蟲」を育成し操るという異能力を持つ一族で、蟲を使った謀略や暗殺など闇の仕事を稼業とし、いにしえより日本の裏社会で暗躍してきた集団である。
 だがある事件を契機に幼い蓮を残して一族は壊滅、蓮は現存する最後の『蟲使い』として、闇の仕事を稼業に生きている。

 ある時、蓮のもとに1件の誘拐依頼が持ち込まれる。
 ターゲットは、軍需産業の暗部に深い関わりがあるといわれる「神武」グループ総帥のひとり娘、「神武美弥香」。
 期日までに彼女を誘拐し、引き渡すようにとの依頼だ。
 やっかいなことに、美弥香は戦闘エキスパートの女性で構成されたシークレットガード部隊によって常に警護されているらしい。
 7人のガード全員を倒さなければ、誘拐は不可能という面倒な仕事だ。
 一方で「神武」の名は「蟲使い」一族壊滅に何らかの関係があるとの情報も耳に入ってくる。

 蓮はガードたちを倒し、令嬢の誘拐を実行するべく、蓮は行動を開始する…。


このホームページはブラックサイクより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はブラックサイクに帰属します。



<音楽・音声>
 音楽はその場の雰囲気にあったもの結構多いので良かったと思います。

 音声はやや聞き取りづらい時もありましたが、隠語しゃべりまくりです^^;


<CG>
 絵はきちんと描かれていましたし、綺麗でした。
 塗りも十分ですし、十分合格レベルだと思います。
 またCG枚数も充分あります。
 この辺はオフィシャルHPで確認して見てください。
 これで購入検討か見送りか分かれるでしょう。
 (触手CGばかりですから^^;)

 ただ、ややイベント数が物足りず、CGを拝む機会が…。


<感想>
 触手好きの触手好きによる触手好きの為のゲーム。
 (スライムも有^^;)
 全36シーンのうち27シーンが触手等異性物です。
 CGにいたっては圧倒的で、当然のように種類も豊富ですが、グロテスクな場面やシーンもそれなりにありますので注意が必要です。
 これでもか、と言うくらい触手が描かれていますので触手が好きな人には良いと思います。
 その為触手が駄目な人は…まぁ興味も示さないでしょう^^;

 気になった点として、まず戦闘。
 特にラスボスに言えるのですが、まともにやったら勝てません!
 こちらが攻撃・防御UP、相手の攻撃・防御DOWN等あらゆる手段を使っても勝てませんでした。
 (6回くらい連続で負けました(つД`))
 戦闘中にセーブしてクリティカルでるまでロード、という方法でなんとかクリア。
 ラスボス戦は2週目以降のEASYモードでも苦労します。
 デバック部隊は何をやっていたのでしょう?
 ここら辺のバランスをどうにかして欲しかったですね。

 またシナリオというかゲームの展開で、ガード達を蟲を使って襲うのですが、使う蟲によっては(と言うかほとんど)ガード達はたいてい壊れてしまいます。
 まぁ、それだけのことはされているのですが^^;
 しかし、後半出てくる時は何故かみんなちゃんとしています。
 壊れ具合によるシナリオ展開の違いがあれば良かったと思います。

 シナリオは一族壊滅の謎や、その裏にある神武家の人間関係とかなかなか面白かったです。
 難しいでしょうけど、できれば、ガード達用のシナリオも欲しかったですね。

 Hシーンの数にやや不満はあるものの、その分一つが長めなので数を気にしなければ良いとは思います。
 (一人平均4つ)
 多少気になる点はありますけど、十分に満足できるゲームでした。


<10点満点での総合評価>
 7.5点
 グロテスクなところあるにので−0.5点
 触手が嫌いな人には0点^^;


おすすめキャラ:風ノ宮紫愛…過去シーンのみ
          佐々原 唯…何たって袴だし!
最後に一言:「触手・異性物好きならやりましょう!」