Stitch -掛け違えたボタン-     (うまのふんさんのレビュー) 評価: 7 
▼ タイトル Stitch -掛け違えたボタン-
サーチ:

オリジナル特典なら Getchu.com
▼ ブランド aias
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ ジャンル モデル調教アドベンチャー
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8.800
▼ 発売日 2002/12/20
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(速度調節付)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】    あり


<ストーリー>
 主人公高瀬直己は、ティーン専門のアパレルメーカー『teen nie'n』のオーナー兼メインデザイナー。
 現在は一点物の少女服の制作に情熱をかたむけている。
 しかし、新進気鋭のデザイナーとして尊敬を集める直己の本性は、彼が自らデザインした服で着飾らせた無垢な少女を凌辱し、弄ぶことに悦びを感じるサディストであった。

 別荘地で出会う朗らかな少女・渚、冷めた瞳を持つ少女モデル・琳、打算で近づく妖艶な美女・西条朱緒、陵辱の協力者である綾。
 華やかなアパレル業界を舞台に、主人公の黒い欲望が動き出す…。


<キャラクター紹介>
水見 渚
 主人公が八ヶ岳の別荘地で知り合った子。父親不在。母親は仕事で多忙なため、祖母に育てられる。
 明るく、活発であるが、ちょっと寂しがりや。別荘に避暑にきていたとき、迷子になり主人公に保護される。
 その後、主人公の店のモデルをやることになる。

八重樫 琳
 「teen nie'n」の専属モデル。おっとりした物腰と人見知りする性格。生まれは中流家庭。
 ゴシックロリータ系がメインのモデルだが、そのことで普通の生活のギャップを感じている。

西条 朱緒
 大手アパレルメーカー「AXi」の敏腕プロデューサー。主人公とはファッションショーを関して知り合う。
 主人公のブランドを「AXi」の系列に入れようと干渉してくる。
 体を使って、主人公を陥落しようとするが、逆に主人公に奴隷にされてしまう。

高瀬 こづえ
 主人公の父親が再婚したため、妹となった。
 突然のことに困惑しているため、主人公にどう接したらいいのかわからないでいる。固い表情はそのため。
 主人公に頼まれて、ティーン向けのモデルをやっている。
 主人公も最初は手を出す気はなかったが、琳を調教しているところを目撃され、やむなく奴隷に。

深井 綾
 フリーのカメラマン。「teen nie'n」の広告スチールを請け負っている。
 主人公とは長い付き合いで、セックスフレンド。


このホームページはaiasより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はaiasに帰属します。



<うまのふんさん風キャラクター紹介&シナリオ展開>
水見 渚(Cv.皆附 由衣)
 シナリオ・MIT
 露出調教シナリオ。ENDは成功か失敗かのどちらかです。
 調教シーンそのものはきちんとしてますが、愛のカケラも無いです。

八重樫 琳(Cv.御華 咲丘)
 シナリオ・HARE
 ゴスロリM調教シナリオ。バッドエンドはありません。
 女の子を玩具にする感覚が味わえていい感じです。
 DEEP系の被虐系を抜きにしてそのままADVにしたようなシナリオです。

深井 綾(Cv.春日 りか)
 シナリオ・MIT
 SM調教シナリオ。なぜか寝取られ入ってます^^;
 この娘は状況次第でSにもMにもなります。
 他のシナリオでは悪役としか言いようのないビッチですが、このシナリオ読むとちょっと萌えます^^;

高瀬 こづえ(Cv.立風 薫)
 シナリオ・MIT
 被虐系調教シナリオ。綾波系キャラにイタイことえおします^^;
 個人的に合いませんでした。属性違いもあるけど…「調教師が途中で悩むなよ!」と言いたいですね。

西条 朱緒(Cv.夏野 ひまわり)
 シナリオ・おくとぱす
 催眠シナリオ。
 おそらく一番気合が入ってるシナリオで、手いしエロい^^;
 こちらが催眠かけられてるような気持ちにります。
 このゲームが2チャンネルのメーカースレですらほとんど話題にならずに催眠スレのみで話題になったのも頷けるってものです。


<システム>…5点
 抜きゲーなのであまり手間がかかっていません。
 というかしょぼい感じさえします。
 なにより、全ての回想が登録されません。
 特にCGを使いまわしてテキストを変えたシーンが良く抜けています。
 オープニングのHシーンが登録されないってのはまずいのでは?
 で、セーブファイルで代用しようとしても20では少なすぎます。
 細かい設定も出来ません。2000年以前のゲームの様です。
 でも手放しモードは速度調節付で完備されてます。
 さすが抜きゲー?


<音声・音楽>…6点
 音楽は悪くない。特に良いってほどでもないけど…。
 つまりは普通、可もなく不可もなく…。

 音声は…まあまあかな。


<グラフィック>…6点
 抜きゲーとしての標準は保ってると思います。
 原画家サンは2人なんですけど、意外と違和感を感じませんでした。

 ノーマルHシーンのCGは平均レベルです。
 縛りや露出調教シーンや輪姦シーンは気合入ってますね^^;


<感想>
 主人公は過去のトラウマから少女を調教することでしか、真に満足できなくなったとオープニングで告白します。
 自分からペドをカミングアウトするなんて…すごいぞ主人公!
 なのに攻略ロリが二人しかいないのはどういうわけだ(血涙)!
 まあ、エロかったからいいけど^^;
 しかしバッドエンドに攻略ロリが“おとなになる”ってのがあって笑わせてもらいました^^;
 (ぼんきゅぼんなスタイルバツグン女性になっるのにね〜^^;)

 メガストア誌上でライターを応募して、それぞれのパートを任せるという企画から始まったこのゲーム。
 ネット作家からライターを集めた「汚れた英雄」と、ある意味よく似たゲームであると言えます。
 テキストの質はどちらも良いのですが、「汚れた英雄」の方がはるかに面白かったし、売れてます。
 この二つの差っていうのは、キャラクターデザインの差だと思ってます。

 最初にあるていどのキャラデザが決まっていた「汚れた英雄」は、シチュを無理に詰め込んだためにシナリオが破綻してましたが、それでもプレイして楽しかったです。
 「Stitch」は破綻はしてないんだけど、どうも挿絵つきのネット小説を読んでるような感じで、「汚れた英雄」ほどキャラクターが生きてない気がするのです。
 企画自体は正しいものだったと思うので、第2,3段を用意してほしいと思ってます。

 厳しいことも書きましたがHシーンのボリュームもあり、お買い得の抜きげーだと思います。
 特に催眠Hスキーなら絶対刈っといたほうがいいです。
 ロリ調教もとくに琳の方はしっかりしてるのでお勧めです。


<10点満点の評価>
 7点
 理由はエロいから^^;
 18禁だしね^^;


おすすめキャラ:…調教に染まってる感じがやらしくて良い
最後に一言:「やっぱちょっとキャラが弱いかも…。」











  Blaze of Destiny     (TORTEさんのレビュー) 評価: 4.5 
▼ タイトル Blaze of Destiny
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オリジナル特典なら Getchu.com
▼ ブランド タリスマン
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ ジャンル シミュレーション・ロールプレイング
▼ メディア CD-ROM 3枚組
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/04/11
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(音声リピートなし)
【 選択肢リターン機能 】  そもそも選択肢ないでつ(つД`)
【 オートモード 】    なし
【 セーブ数 】    10個
【 エンディング数 】    1個


<ストーリー>
 主人公ディーンは、ディウェイン王国騎士養成学校を卒業したばかりの騎士。
 ある日、姉を迎えに教会に行った帰り、王国に弓引く反乱軍のリーダーレナと出会い、彼の運命の歯車がゆっくりと動き出す。
 王国の周りで暗躍する魔法使い達。死を賭け、民衆を救うべく戦う反乱軍。
 激化していく反乱軍と王国の戦闘の中で、自分が進むべき道に迷いが生じていく。
 そんな中、無実の罪で牢に捕らえられたディーンは王国の現状を目にし、涙した。
 本当の敵に気づいたとき、青年は一人の戦士として歴史の表舞台に登場する。
 激しい戦いの中、仲間達との友情と愛を育んでいくディーン。
 数々の出会いと別れが、ディーンを最高の勇者へと育ててゆく。

 次第に、動乱の時代へと移り変わっていくディヴィイン王国。
 建国以来の戦いの中、ディーンは兄を見て、何を残すのか・・・・・・。
 彼の運命が輝くとき、真の戦いの幕が開く。


このホームページはタリスマンより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はタリスマンに帰属します。



<ゲームシステム>
 ゲームシステムはクォータービューのシミュレーションRPG です。
 ご存知の方は「キャッスルファンタジア」だと思えば、間違いありません。
 面クリア型のシミュレーションRPG で、幕間にシナリオが入り、時折Hシーンが入る仕組みです。


<操作システム>
 操作システムの完成度は低めで、細かい処までは作り込まれていません。
 しかし、プレイに支障を来すほどではありません。
 修正ファイルが出ていますので、必ずパッチを当てましょう。
 最新版でも、ある場面でCTRL キーを押しながらクリック連打すると、パレットアニメーションが無限ループに入るというバグ見つけちゃいましたが…。


<音楽・音声>
 音楽は「どこにでもあるファンタジーRPG風な音楽」で、かつ「出来の悪い」という形容詞がつきます。
 まぁ水準以下。

 音声は一部素人くさいですが、女性キャラは全般的に水準以上でした。


<原画>
 雰囲気のある絵柄で結構いいです。
 しかし「同じ人物が、絵によって別人に見える」という難点があります。
 あと、主人公キャラが猛烈に適当です(つД`)

 塗りに関しては水準なみ。
 ちょっと水準以下の時もあるかな。


<シナリオ>
 見るべき点なし。
 いわゆる「どこにでも転がっているファンタジーSLG 向けシナリオ」
 まぁ「ライターさん、そういうのが好きなんですね」ってことで、そっとしておいてあげましょう。

 Hシーンはどうかというと、これがまた取って付けたような出来で、実用性は0。
 日常会話についても、ほとんど恋愛ムードなし。
 ヒロイン連中のシナリオは、エロゲとして考えると、「捨て鉢」という言葉がピッタリ来るような、泣ける物に仕上がっています(つД`)


<キャラ>
 シナリオシーンで書きましたが、各キャラを掘り下げるようなシナリオになっていないので、どのヒロインもキャラが立っていません。

 一番キャラが立っているのは、登場シーンの多い「主人公の姉」…。
 ていうかですね、私このキャラ目当てで、このソフト買ったんです、実は…。
 当然「実は義姉で攻略可能」と思うじゃないですか、エロゲーなんだし。
 でも、そんなことは全然なくて、もう裏切りの大空(by エリア88)ですよ。
 なんとライバルキャラとくっつくという駄目っぷり(つД`)
 こんなんエロゲーじゃないやい(つД`)

 まぁ、全般的にキャラの練り込みたりません。
 エロゲー以前に、ギャルゲーにもなっていないという素晴らしきフィッツカラルド。


<感想>
 えっと、SLG としては、そこそこ出来ていますので、SLG 好きな方には良いかと思います。
 ただエロゲー、ギャルゲーとしては、問題外の更に外なので、期待しないように。
 まさに萌えない使えない作品(つД`)



<10点満点での総合評価>
シナリオ SLG 関連部分で5、エロゲー部分は0
CG 原画が好みじゃなければ、パスした方が無難かも
音声
音楽
システム 戦闘はそこそこ楽しめます
エロ
合計 4.5


おすすめキャラ:猫耳双子魔導士
最後に一言:「せめてソリアが誰ともくっつかなければ、妄想くらいできるのに…
        他のキャラとくっつけるのはあんまりだよう(つД`)」











  PrincessPlay     (たろんなーどさんのレビュー) 評価: 2 
▼ タイトル PrincessPlay
サーチ:

オリジナル特典なら Getchu.com
▼ ブランド スタジオねこぱんち
▼ 対応OS Win98/2000/Me
▼ ジャンル 調教SLG+AVG
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8.800
▼ 発売日 2000/09/23
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  なし
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 セーブ数 】    3個


<ストーリー>
 イプシア領の統括責任者を命ぜられて幾ばくかの時が過ぎた。
 このゲームの主人公(テンツァ)は、イプシア国(現在は大国エゾラント王国の植民地である)の第3王子。
 ある日消息不明となっていたエゾラント国のお姫様(オフェーリア)を救出することになる…。
 しかしエゾラントからの迎いの使者は、姫の引き取りを拒むのであった…。


<ゲーム内容>
 王女オフェーリアの調教を依頼されたプレイヤーは、期限の2ヶ月間の間に完全な雌奴隷としてお姫様を調教しなくてはなりません。
 数々のテクニックを駆使して可愛い王女を陵辱しまくります。
 オフェーリアに対して愛情を持って接するか、ひたすら陵辱するかはプレイヤーの選択次第。
 また、身の回りを世話をしてくるメイドさんと結ばれる事も可能です。

 エンディングはゲーム中の選択によって複数のパターンを用意しています。
 何故、王女の調教を依頼されたのか?依頼者の目的は何か?
 数々の謎は複数回プレイしないと全て解き明かされません。

 戦乱の世の中で、運命にもて遊ばれるテンツァとオフェーリア。
 単なる陵辱ゲームではない、複雑なシナリオをお楽しみください。


<キャラクター紹介>
オフェーリア
 エゾラント王国の超わがままなお姫様。
 プレイヤーに救出され、なぜか調教される事になる…。

プリム
 プレイヤー付きのメイドさん。
 ゲーム内では身の回りの世話だけでなく、夜のお相手、オフェーリアの調教についてのアドバイスもしてくれる。

アーシア
 エゾラント王国内の侯主の娘。
 幼い頃から王宮に上がり、オフェーリアの学友として一緒に育てられた。
 また、剣士としての訓練を受けており、現在はオフェーリアの護衛兼付き人でもある。


このホームページはスタジオねこぱんちより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はスタジオねこぱんちに帰属します。



<最初に>
 私が「地雷踏み」に目覚めちゃった(笑)作品だったりします。
 もともとコンシューマでも地雷収集は好きだったんですし、それ以前のエロゲーの地雷もそれなりに楽しんではいたんですが、この地雷のすさまじさにくらくらして、今ではすっかり地雷愛好家&ねこぱんち信者に…。

 なので、個人的な思い入れなら8点くらいつけたいゲームなんですけど…。
 流石にそれはちょっと、と言うことで、客観的なレビューを。


<音声>
 音声はありません。


<音楽>
 全19曲。
 単品で聞いてい見ると全体的に静かで物悲しい雰囲気が漂っていて中々いい感じだと思います。
 もっとも、このゲームをプレイしているときにゆったり音楽に耳を傾けることは余りありませんでしたが…。
 とはいえ、プレイの邪魔になるでもなく、いい感じのBGMだと思います。


<システム周り>(ver.1.00)
 修正ファイルがあります。
 普通でしたら、ここで是非当てましょう、となるわけですが、このゲームの場合楽しみ方が二つあります。
 というか、二つしかありません。
 「地雷」として楽しむか、「画集」として楽しむかです。
 「画集」として楽しむと言う方は修正ファイルを当てましょう。
 「地雷」として楽しむ方は修正ファイルをDLするページの謝罪なんだか開き直ってるんだか良く分からない説明に頭を抱えつつ、あえてそのままプレイしましょう。
 でないと、このゲームの真髄は味わえません。
 無論、私たろんなーど的には後者をお勧めいたしますので、ここでは修正ファイルを当てない場合のシステムについてご説明いたします。

 それではまずインストール。
 とりあえずCDを入れてください。
 「自動起動」はONで。
 読み込んでいますが、インストーラーが立ち上がりません。
 ちなみにインストールは不要です。
 勝手にファイルを作ってインストールするというウィルス並の繁殖力を持っております。

 そんなこんなでゲームを立ち上げます。
 勝手にメッセージスピードを決定されますが、仕様です。
 CPUのパワーにあわせて最適なメッセージスピードが決定されます。
 しかも、読む人が遅い人でも安心なスローなペースで…。
 と言うかなんか、実はパッケージの動作環境はかなりホラ吹いてます。
 以下オフィシャルHPより。
 >「パッ ケージに表記されている動作環境と、実際の動作環境では著しい違いが有ります。
 >パッケージではPentium以上となっておりますが、厳密にはCeleron466MHz以上になります。
 >ただこれも最低ラインであり、快適にお遊びいただくには、PentiumV600MHz相当になると思われます」
 メッセージスピードが5倍速以下ですとのんびり屋さん以外にはちょっときついですね。
 ちなみに修正ファイルを使用してプレイすればメッセージスピードが選択できるようになります。

 ちなみにペンWなら修正ファイルが無くてもかなり快適にプレイできます。
 しかしいずれにせよ、パッケージの動作環境が嘘だという事実は覆らないわけですが…。

 ところで、このタイトル画面からず〜っと漂ってる(動き回ってる)人魂みたいなのは何なんでしょう?
 地雷つかまされたプレイヤーの恨みの念ですか?
 というか、こんなところで無駄にスペックを使わないで下さい。 

 ゲーム内容はごくアブノーマルな(笑)調教シュミレーション。
 10種類のステータスを管理しつつイベントをこなしてゆく調教シュミレーションですが、最初のうちは「雑談」しか選べません。
 で、ゲームの進行に合わせてコマンドを増やしていって、調教してゆくわけですが、一回のコマンド選択で普通にステータスが全体の30%くらい上下するのでステータス管理なんて出来ません。
 しかも、SAVE&LOADでまったく同じステータスで全く同じコマンドを入力してもたまに違う結果が出るため、イベントを埋めるのには半端なく根気が要ります。
 つーか、すみません。コンプしてません。
 …というか出来ません。そんな気力もありません。時間というのは貴重なものですから…。

 ちなみに、修正ファイルを当てないバージョンだと、ゲームを終了するときにしかセーブできないという更なる苦しみが待ち受けています。
 そしてロード時は再起動…面倒くさいよう…(つД`)
 や、修正ファイルを当てれば終了しないでのSAVE&LOADも出来るようになりますが…。
 (それが普通なのですか…)
 ま、修正ファイルを当てたところで、調教パートの理不尽なまでの難易度は変わらないんですけどね。

 で、プレイアビリティなんですが、上記の通り、何もなし。
 スキップも無し。CG鑑賞モードだけはありますが、CG鑑賞モードはスライドショー。
 しかも勝手にどんどん進んでゆくというよく分からないつくり。
 というわけで、CG目当てなら修正ファイルをどうぞ。
 一応使えるサムネイル式のCGモードに差し替えられます。
 相変わらずちょっと変ですが…。


<CG>
 作品紹介のゲーム画面のサンプルCGで自分のところのタイトルロゴを紹介するセンスってどうなんでしょうね?
 それはさておき、原画は鈴乃巧夜氏。
 はっきりいって、原画、塗りとも素晴らしい出来です。
 肉感のある体もそうですし、CGごとの出来のばらつきもほとんど無いです。
 アングルもエロいですし、枚数も中々。
 これだけに買っても良いほどです。
 しかし、あまりに素晴らしい出来故にこのゲームに特攻して痛い目を見た方も多いのではないかと…(苦笑)

 背景もまぁ、悪くないですね。怪しい人魂を除いては。
 メッセージウインドウがカラフルに色を変えてゆくのも、見難くは無いですし凝ってると言えば凝っていますが、だからそれより軽くしましょうよ。


<Hシーン>
 上にも書いたようにCGは素晴らしいです。
 シチュエーションもノーマル、アナルに縛りに3P、SM、ローションプレイetc.etc.といろいろそろっていて良い感じです。
 がしかし、いかんせんテキストがいまいちという言葉では表せないくらいはずしすぎていて、思わず脱力してしまいます。
 「ひっ姫様!!(感激!涙)」(まんまゲーム中より)
 いや、何がいいたいのか良く分からないんですけど…。
 というか、()のなかに心情描写から感情表現、見ている第三者の台詞まで何でも入れるのはやめましょう。
 訳がわかりません。

 ボイスも無いですし、Hシーンの実用性に関してはCGだけが頼りです。


<感想>
 このゲーム説明書は葉書大の紙切れ一枚です。
 操作方法はゲーム内にあるそうです。
 と、ここで、「オンラインマニュアルかぁ」思ったそこのあなた!
 あなたはSTUDIOねこぱんちの真の実力を知りません。
 オンラインマニュアルなんてなく、不安にまみれたまま「ニューエントリー」でスタート。
 さて、プレイしていきなり主人公が歌いだします。
 「メッセージが止まったら♪、ボタンを押すんだぁ〜♪スペース♪・リターン♪・マウスクリックぅ〜♪」

 …ああ、そこの方逃げない逃げない。
 このノリについていけないとこのゲームはプレイできませんよ?

 で、いきなり壮大っぽいストーリー(パッケージには「歴史の裏で活躍した一人の若者のドラマを通し、史実に隠された真実を探る云々」とかいてある)にオチがついたところで、ヒロイン、オフェーリア姫の登場です。

 で、何で地方の領主と姫様が「五目焼きそば」や「ロースト穴鰻」について語りますか?
 多分、シナリオライターさんの考える壮大な歴史ドラマと言うのはその辺だったんでしょう。
 調教の「食事」でも「五目焼きそば」や「コッペパン」、「鰻重」といった、とても調教とは思えない言葉が飛び交います。
 しかも、「美味○んぼ」のような解説付で。

 ちなみに、しょっぱなのネタで「GAME OVER…いきなりのゲームオーバーじゃプレーヤが怒りますわ!」
 (原文ママ)
 とか突っ込みがありますが、多分、ここで終わっていた方がまだ何ぼか平和だったと思われる方もいらっしゃるのではないかと。

 つまり、このゲームは脱力系会話と最悪なシステムをこらえつつCGを埋めてゆくというゲームです(違う)
 しかもCGは強制スライドショー(修正ファイルが無い場合)

 「バグのSTUDIOねこぱんち」の名を天下に喧伝した世紀の怪作ですね。


<10点満点での総合評価>
 多分普通に考えれば2点。
 CGは十分実用に耐えうる出来ですし、地雷フェチには意外に楽しめる出来だったりもする。
 とはいえ、普通に考えればメガトン級の核地雷。


<最後に一言>
 パッケージ裏の『開封後は、出来るだけ早くお召し上がりください。人目につかない場所に保管し、監禁後は出来るだけ早く調教してあげてください。』『獲れたて直送!深いコクとまろみ豊かなおいしさの姫遊びをお楽しみください。』『妥協を許さない本物の迫力!生意気な姫様は、こんなにも調教されました。』…訴えていいですか?
 まあ、こういう誇張270%な煽り文句は結構好きですがね。


おすすめキャラ:五目焼きそば…チャーシューは縁が紅くないといけないらしい。