朱−Aka− (ベネ!さんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | 朱−Aka− | |
▼ ブランド | ねこねこソフト | |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP | |
▼ ジャンル | ビジュアルノベル | |
▼ メディア | DVD-ROM&CD-ROM / DVD-ROM | |
▼ 定価 | \8.800 / \6.800 | |
▼ 発売日 | 2003/06/13 | |
【CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 セーブ数 】 | 60個 |
<キャラクター紹介&ストーリー>
■第一章
ヒロイン アラミス【Arrems】
ルタの眷属。
幼い頃に授かった特殊な力を有する。
控え目で内気な大人しい性格。
主人公のカダンとは兄妹のように育った。
その彼が、常に傍にいる事が唯一の心の支え。
主人公 カダン【Cadn】
アラミスを守護する者。自らの意志で守護者の道を選んだ。
性格は冷静沈着で、ヒロインを護る事が自分の存在価値だと思っている。
●一章ストーリー概要
ルタの眷属として、アラミスに与えられたのは記憶を消す力。
その行為を哀しく思うヒロインだが、それが眷属としての義務だと諭す、守護者の主人公。
そしていつしか二人は、様々な人達との出会いによって、その行為自身に疑問を持ち始めるのだが…。
■第二章
ヒロイン チュチュ【Chu-Chu】
明るく元気な性格の持ち主。
ただ少々ドジな部分がある。ポンコツ。
訳あって幼馴染の主人公に連れられて旅しているが、本人も詳しい理由は知らないらしい。
主人公 ターサ【Tlths】
盗賊。チュチュとは幼馴染の関係。
訳あって二人共に放浪の旅をしている。
おっちょこちょいなヒロインのことを、時々、叱ったりからかったりするが、基本的には面倒見のいい性格。
●二章ストーリー概要
街から街へと砂漠を旅する二人。
生きてゆく為に立ち寄る先々で盗みを働く盗賊だが、明るい性格のチュチュのおかげで、
それなりに幸せに暮らす毎日。
しかし、その為に安住の地を得ることは出来ず、いつしか二人は静かに暮らせることを願うようになってきた。
■第三章
ヒロイン ファウ【Fou】
街唯一の薬師。皆に頼りにされている。
ふんわりしていて温和だが、こうと決めたら譲らない意志の強さも見せる。
何事も放っておけない性格から主人公を助け、その面倒を見ることになる。
主人公 ウェズ【Wazsub】
西方からの旅人。行き倒れた所を助けられ、以後ヒロインの世話になる。
寡黙で果断。口数は少ないが、言いたいことははっきり言う性格。
●三章ストーリー概要
旅の途中、砂漠で行き倒れた主人公のウェズ。
そんな彼を偶然助けたのは街に住む薬師の娘ファウだった。
ウェズは救われた返礼に彼女の仕事を手伝い、ファウもまた徐々に彼を受け入れてゆく。
そんな穏やかな日常の中で、彼はファウが身に帯びている、ある物に気付く。
■第四章
ヒロイン ルタ
…・・・・・・・・・。
このホームページはねこねこソフトより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はねこねこソフトに帰属します。
<システム>
修正ファイルが出ています。
初回版だけで、通常版にはこの不具合は解決されております。
対応早いですね^^;
後、ファーストプレイでは、アラミスの音声が消えています。
しかしクリア後、もう一度はじめる時に、ON/OFFの設定が出来ます(何故?
<音楽>
音楽は、これ単体でも十分いける作品です。
まぁ個人的には、銀色ほど光ってませんが、シックで聞けるものが多いです。
だが、初回版のサントラには全曲収録されてなくて…(´・ω・`)
<感想>
評価はむずかしいですね。
人それぞれに評価がかなり分かれると思います。
とりあえず言える事は、エロ目的の人は買うなと^^;
このゲームはそういうゲームではありません。
んで、萌え目的の人も、ちと除外。
このゲームを気に入る人は、純粋にシナリオを楽しみたい人だけかと。
しかも、エンディングまで一本道(各章に続くが)で、選択肢はありますが、分岐もせず、攻略性は皆無です。
これは、本当にシナリオをゆっくり楽しみたい人のためのゲームです。
このゲーム、エンディングまで、かなりの時間がかかります。
で、同じような展開があって、少しずつ、シナリオが進んでいくという感じです。
せっかちな人にもお勧めしませんね(^_^;)
シナリオ性は、抜群です…ちょっと飽き易いですが^^;
なぜルタの眷属が存在するのか?、なぜ還す者や守護者が存在するのか?
そこらへんの謎が解明されていく過程が楽しいですね。
伝説の初まりは、誰にでもわかるようなものからだった…という、そこらへんの謎を知りたい方はどうぞ、最後までプレイしてください。
最後には涙がほろり…。
それから、本当に楽しみたいと思ったら、『銀色完全版』をやっておいた方がいいかもしれません。
銀色と朱色がどう関わるかは、秘密ですけど♪
<10点満点の評価>
8点
練られたシナリオ、ゲーム展開を盛り上げる音楽、大作と言っていい作品です。
ただ…まぁ…最後のオチは納得いかないかな?
で…おまけシナリオは良いですね^^;
ねこねこ歴代ユーザーはかいだと思います。
おすすめキャラ:アラミス
最後に一言:「雰囲気に浸ってください。」
青と蒼のしずく (たろんなーどさんのレビュー) | 評価: 6.5 |
▼ タイトル | 青と蒼のしずく-a calling from tears- | |
▼ ブランド | Lass | |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP | |
▼ ジャンル | 水没世界恋愛アドベンチャー | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | \8.800 | |
▼ 発売日 | 2003/04/25 | |
【CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | なし | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別なし) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 セーブ数 】 | 50個+クイックセーブ1個 | |
【 エンディング数 】 | 15個(バッドエンド含む) |
<あ・ら・す・じ>
沈み行く世界。現代から少しだけ進んだ未来。
科学の進歩が人類の明るい未来を約束するはずだった世界に突然起こった謎の海面上昇。
突然かつ全世界規模の海面上昇に人類は打つ手も無くただ、今までの生活が飲み込まれていくのを眺めるのみだった。
それはある日突然、海面上昇の速度が鈍化してからも変わらなかった。
ゆっくりとした速度で進む海の侵食に人類は打つ手を持たず、ただ、それを受け入れることしか出来ずにいた。
それから十数年。
自然の残る小さな町「綿津見」市もいつしか海に面した街になっていた。
溺れかけた世界で世界が海に帰ろうとする中、多くの人がその運命に自らをゆだねて過ごしていた。
そしてそんな街に生きる若者達の恋物語はいかな結末を迎えるのだろうか。
<キャラクター紹介>
岬 愛夏(みさき まなつ) CV:小日向 陽
運動神経抜群で格闘技を得意にする主人公の幼馴染。
その技の破壊力は陣地を超越している。
直情型で口より先に手が出るタイプだが、最近は料理などをしたりと女の子らしい行動も修行中。
鳴時 果(なるとき このみ) CV:常盤 もも
両親の再婚で主人公の義妹になる少女。
一見清楚で可憐なお嬢様で、転校してすぐに学園のアイドルとしての地位を確立する。
とはいえ、実はかなり強気な性格で主人公にはかなり冷たい態度をとる。
深町 璃音(ふかまち りね) CV:上村 遼
主人公の学校の図書委員。
吃音症のためにあまり喋ることは好まない物静かな性格。
人と話すのは苦手でおどおどしているが、その反面、感情的な一面を持つ。
白柳 綾乃(しらなぎ あやの) CV:内池 琉風
学校の屋上で出会う、かなり「天然」な少女。
間延びした喋り方と常任の理解の範疇を超える発想・言動で周りを振り回すことも多い。
その反面、好きなことに関しては相当行動的でアクティブな面がある。
ルゥ(MI-FHX16) CV:常盤 もも
学園にデータ収集のために編入されたサポートロイド(人型ロボット)。
無愛想ではあるが、感情らしきものを確かに持ち合わせている。
標準語と関西弁の入り混じった妙な口調と、頭から伸びるアンテナが特徴的。
千神 奈々子(ちかみ ななこ)<攻略不可> CV:常盤 もも
物静かでおとなしめな主人公のクラスメイト。
男子生徒と喋るのがやや苦手で、いつも照れたような表情を見せる。
引っ込み思案な彼女には好きな人がいるようだが?
佐倉 秋人(さくら あきと) 主人公:リネーム不可
無気力・無関心と言うわけではないが、ボーっとすることに至上の喜びを得るキャラクター。
特にヒロッチョや愛夏と行動を共にしていることが多く、二人のバトルの際は中継役を務める。
このホームページはLassより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はLassに帰属します。
<音声>
メインキャラのみフルボイス。キャスティングは上記の通り。
全体的にいえば悪くないと思います。
Hシーンなんかも気合入ってましたし、日常のギャグシーンは演技過多とも言えるほどの充実っぷり。
ただギャグシーンとHシーンに比べたら、シリアスなシーンではちょっとあってないかな…、と感じることもありました。
<音楽>
全26曲。OP、EDにはボーカル曲有り。
OP「タイヤと恋心」(Vo.美安花)、ED「Sky High」(Vo.ancy)OPは一昔前のポップス風、EDは極まっとうなバラード曲。
EDの歌い手さんは上手いですが、OPは…まぁ、昔のアイドルソングっぽいって言えばいいのかも^^;
まぁ、結構ムービーがいい出来なのでその辺はポイントアップ。
音楽自体はごくごくノーマルなBGM。
耳に残ることは無かったですが、邪魔することも無く…つまりは悪くないってことですね^^;
日常シーンやキャラクターのテーマ曲が全体的にBGMとしてはノリが良すぎるくらいのも普通にコメディメインな作品としてはむしろ好感触。
<システム周り>(ver.1.00)
修正ファイルがあります。音の抜けや誤字・シナリオ修正がメインのようですが…。
また、私の環境では問題なかったですが、インストーラーにも不具合があるようです。
詳しくはLassオフィシャルHPを参照してください。
基本はオーソドックスな選択肢型AVG。まれに縦横両方向のノベルパートが挿入されます。
プレイアビリティは上記の通り+次選択肢までのスキップも搭載。
スキップが既読・未読を判別してくれないのを除けばかなり使いやすいと思います。
ノーマルな設定だとちょっと変わった操作方法のキーボード配置(Skipが「shift+→」だったり)ですが、ファンクションキーにも各種操作を割り振れるのでキーボード操作もいい感じです。
ついでにゲームパッドにも対応してます。いや、使いませんでしたが^^;
総じて操作性は文句なし。
ただ…ただ…スキップに既読・未読の判別とシーン回想だけ追加してくれれば満点でした。
それ以外ではメッセージウインドウの使い方にかなり工夫が見られます。
同時に台詞がある場合ウインドウが左右に分割したり、相手の台詞をさえぎって台詞が入る場合は、半透明のメッセージウインドウをもうひとつ重ねて台詞を乗せたりというデュアルウインドウシステムは、大仰な名前ほどの派手さは無いものの、掛け合い漫才的会話メインなこの作品にはぴったりなシステムで、かなりいい感じです。
そういった台詞が重なっていたりする場面でも、読み返し時は別々に音声の再生が出来たりとメッセージ周りのつくりのよさが目立ちますね。
<CG>
原画は萩原音泉氏、霧生紫苑氏。
正面のときと横向きのときでキャラクターが別人に見えるような気もしますが、それに目をつぶれば比較的悪くないと思います。
個人的には少し目の変化に引っ張られて顔全体が変わりすぎとも見えますが、まぁ、コメディ部分ではオーバーアクションの一環として十分補完効果があります。
そのせいか、シリアス部分では今ひとつな感も有りますが…。
CG枚数は各キャラ10〜15枚程度(差分含まず)。
絵自体や塗りはいい感じなんですが、構図が微妙なものも合ったりするのが微妙。
背景も塗りはノーマルなれど電車で向こうの車両が別に揺れていたり景色が流れていったり、雨もアニメーションしたりと見せ方にはかなり気合が入ってますね…いい感じですね^^;
それ以外では愛夏の技が入るときにカットインCGが入ったりというあたりも、コメディの見せ方を良く心得ていると思います。
<Hシーン>
各キャラ2〜3回程度。
ノーマルH、夢オチ、バッドエンドの陵辱系(一部キャラのみ)という構成ですね。
Hシーンはかなり頑張っていると思います。
純愛ノーマルだけかと思いきや陵辱系もあったり、声優さんの演技もかなり頑張られているのかフェラシーンのチュパ音もあったりと、Hメインでないにしてはかなり頑張っている部類に入りますね。
そういう意味で実用性も結構あります。
<感想>
…とりあえず攻略不可のキャラを背表紙にしないで(つД`)
や、まぁ、本編とは関係ないですけど、奈々子さん攻略できないのはちょっと…。
攻略できないのはまぁいいですが、出来るかのようなパッケージデザインは止めましょうよ…。
え〜、いきなりファーストプレイで狙ってて玉砕しましたとも…。
シナリオについては比較的オーソドックスな展開を見せますが、ひとつ残念なのは沈み行く世界と言うギミックがあまり使われていないこと。
せっかくのおいしい素材ではありますが、それが効果的に使われていたのはルゥシナリオだけだったような気がします。
テキストについても前半のコミカルな部分はちょっとヒロッチョのキャラに頼りすぎている感はありますが、それを十分に補って余りあるメッセージウインドウ、カットインCGなどの使い方で笑えるテキストの見せ方と言うものは感じました。
反面、後半のシリアスな部分はやや書き込み不足に感じる部分もありますが、最低限のラインは抑えているので、むしろシリアスな部分を冗長にしてしまうよりはいいのではないかと。
全体的に、キャラ立ちとテンポの良さに依存したギャグを見せるために特化されているイメージがありますね。
そういうのが好きな人ならいい感じだと思います。
バッドエンド関連は意外にダークな展開もあったりしますが、そのおかげで陵辱シーンもあることですし、逆説的に言えばシリアス部分の書き込みがシンプルな分、ハッピーエンドをより引き立てるために必要なスパイスとして考えれば、これもまたシナリオ構成の妙と言えましょう。
<10点満点での総合評価>
6.5点
「誰にでもお勧め」ではないですが、想像以上の良作。
キャラクターで笑いをとるお笑い系が好きならお勧めします。
おすすめキャラ:千神 奈々子(涙)、攻略キャラでは深町璃音
最後に一言:「個人的にはまさに「マイナーな良作」でした。
こういうのに巡り会えるとうれしいですね〜。」
白い蛇の夜 (うまのふんさんのレビュー) | 評価: 8.5 |
▼ タイトル | 白い蛇の夜 | |
▼ ブランド | 鱚(きす) | |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP | |
▼ ジャンル | 困惑恥辱系調教シミュレーション | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | \8.800 | |
▼ 発売日 | 2003/04/25 | |
【CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 エンディング数 】 | 10個 |
<ストーリー>
主人公・誠一は「根っからのスケベ」という要素を除けば、ごく普通の平凡な学生。
毎月買っているエロ本のためにコンビニに出掛けた誠一は、幼なじみである恋の姿を見つけ、後を付けて行くことにした。
そんな『恋』はというと、とある「匂い」を追っていた…。
それは、恋のような特殊な能力を持つ者にしか判らない「匂い」。
世の裏に潜み、人に取り憑く「妖(アヤカシ)」。
恋の家は、代々そんな妖を退治するという「退魔士」の家系だった。
「あれは・・・・・・なんだ?」
恋を見失いかけていた誠一が、やっと辿り着いた先で見たものは…。
炎の舞う戦いの中、幻影のような、巨大な白い蛇に襲われる恋の姿。
思わず身を挺して恋を突き飛ばす誠一。恋を救うことは出来た。
だが代償として妖は誠一の身体に憑依しようとしてくる。
『童貞のまま死ねるかぁ!』
なんと誠一は、持って産まれた煩悩と性欲の限り抵抗し、妖の力を跳ね返すと、自分の身体をその精神の元に取り返したのだ。
――と、事態は無事に収まったかのように見えたが、妖は誠一の中から完全には追い出されてはいなかった。
昼は誠一、夜は妖の存在「シガネ」に支配されるようになった誠一の身体。
そして、シガネは力を取り戻すために誠一の命を盾に、誠一が大切にしている女性達へと毒牙を伸ばし始める…。
果たして誠一は……そして彼女達の運命は……。
<キャラクター紹介>
神代 恋(かみしろ れん) CV:金田まひる
誠一と同じクラスの幼なじみで小学校からの腐れ縁。
成績優秀、運動神経抜群、性格も素直でクラスの人気者。
誠一とはいつもなんかしらでケンカしているが、周囲からはケンカするほど仲がいいと言われるような関係。
誠一が浮気性である事が彼女にとっては許せないらしい。
氷上 霧柄(ひかみ きりえ) CV:日向裕羅
人間と妖の存在のハーフ。
両親は行方不明。誠一の家の近所の神社に預けられた。
神社の厳格な神主に育てられたため、強い精神力を持っている反面、感情の起伏が少なない。
普段は理知的で冷静なのだが、恋や誠一の前では感情的な一面を見せる。
天崎 伊万里(あまさき いまり) CV:北都南
誠一の母親の再婚相手の連れ子。
年齢は誠一と一緒だが、誠一の方が数ヶ月早く生まれているので妹となっている。
思春期という多感な時期に兄妹になったので、兄妹というより男女としての意識が強い。
元気で明るい性格だと思われがちだが、本当は気弱で引っ込み思案。
天崎 誠一(あまさき せいいち)
見た目も性格もいたって普通。
が、根っからのスケベでいつも女性の尻ばかり追いかけている。
運悪く妖「シガネ」と恋の戦いに巻き込まれ、恋を助けるためにシガネに憑依されてしまう。
シガネ
誠一の精神に乗り移った白蛇姿の妖。
恋との戦いに深手を負い、倒される寸前に誠一に不完全ながら憑依する。
身体を支配出来る夜の時間を使い、誠一が気になっている少女たちをうまく仕向けて陵辱し、精気を吸い取り自分の傷を回復しようと目論んでいる。
このホームページは鱚(きす)より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は鱚(きす)に帰属します。
<システム>…7点
テキストが縦書きです。別に見難いって事は無かったです。
回想は調教項目ごとに見やすくまとまっていて、下にそのときのサムネイルとそのシーンの台詞の一部が表示されます。
システム的なバグは余り感じなかったです。
ただ、「座位で繋がった〜」とあるのにCGは正常位だったりとか、そういうミスはかなり多かったりします。
<音声・音楽>…8点
音楽については普通。
BGMとしては丁寧に良く出来ているんじゃないかと思います。
音声に関しては声優さんが熱演してされています。
特に恋役の金田まひるサンが凄過ぎます!
「もはや人外の…言葉すら為さぬ言葉を漏らす恋。」
「喘ぎ、許しを請う恋を〜」
「胎内から指を引き抜くと、名残惜しそうにする恋。」
「一際、大きな声をあげると〜」
というテキストの説明にも喘ぎ声を出しています。
それだけでイッちゃいそうなくらいエロエロです(o゜▽゜)o
…ただし、それは夜の調教パート時のみの話で、昼の時はかなりテキトーっぽいですが…。
<グラフィック>…6点
ヒロイン自体もそうなんだけど、キャラクターデザインがセレン系っぽいので、ああいうのが嫌じゃなかったら全然問題ないと思います。
アニメ系って言うか…塗りもそんな感じ。
ただ、その中で精液はかなり質感のある描き方がされていて、特に調教終了後に息絶え絶えになりながら、精液を体中に振り掛けられたCGはめちゃくちゃエロいです。
でもひとつだけ言っておきます。
調教が進むと触手を出すことが出来るのですが、魔法少女アイとかメタモルファンタジーとかに比べると、お話にならないくらい駄目駄目な触手です。
…ウインナーですか、それ^^;?
<テキスト>…9点
…最高。特に恋!
純粋にテキストのみの評価でいくなら『ローデビル』に次ぐほどの出来だと思ってます。
普通の抜きゲーでも喘ぎ声なんかは適当だったり、声優さんに任せてたりするのですが、このゲーム、喘ぎ声に普通の台詞以上にヒロインの感情の揺らめきを伝えてくれます。
甘く蕩けていたり、良すぎて悲鳴がかすれてたり、息が詰って咳き込んだり、屈伏した雌犬のように鳴いたり、鳴きながら許しを乞うたり…。
上でも書きましたがそれを声優さんたちが熱演するのです。
いやー良かった良かった^^;
<感想>
主人公(?)はアヤカシである「シガネ」に体を乗っ取られ、知らぬ間に昼の間しか動けないようになってます。
この昼パート、あらゆる部分で適当です。スキップしてオッケー。
あくまで本番は夜パート、調教・エロです!
その夜パートは、そんな主人公を救うためにヒロインの3人が体を差し出すので、思う存分シガネたんで弄びます。
…何度でも繰り返しますが、エロエロです!
「困惑恥辱系調教シミュレーションゲーム」と銘打たれてますが、要するにイタイ系抜きの調教ゲーだと思ってください。
シガネたんは調教の天才です。
ヒロイン達は最初は主人公(?)の為に仕方なく、体を差し出すのですが、長年生きてきたシガネたんのテクニックでめろめろにされ、丁度いいところで焦らされて「お願い、もっとしてぇ!」と鳴きます。卑語つきで。
その繰り返し^^;
私は特にアナルスキーでもフェラスキーでも無いのですが、そのアナルやフェラでここまでエロく作れるとは思いませんでした。
実際ここまで調教パートが凄いんだから、昼パートや好感度分岐の部分ももう少し丁寧に作って欲しかったなと。
…そこまで出来てたら神レベルのゲームとなってたかも。
とにかく、今のところ今年で一番の「エロ」ゲームです。
<10点満点での総合評価>
8.5点。
思い入れ入ってるから8点に加点^^;
おすすめキャラ:恋
最後に一言:「次回も期待してます。」