犠母姉妹SLG      評価: 9 
▼ タイトル 犠母姉妹SLG
サーチ:

オリジナル特典なら Getchu.com
▼ ブランド SelenADVANCE
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM /DVD-ROM
▼ 定価 \3,980 / \8.800
▼ 発売日 2003/05/16
【CG観賞モード 】  なし
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】    あり
【 セーブ数 】    無限(クイックセーブあり)
【 エンディング数 】    4個


<ストーリー>
 ひなびた温泉街の老舗旅館「明石屋」。
 半年前に他界した主人「明石正慶」の後を継ぎ、後妻であった「明石奈津子」が女将として明石屋を切り盛りしている。
 そんな時、5年前に出奔した正慶の息子「明石慶一」が正慶の遺言を携え、明石屋に戻ってきた。
 遺言の内容は「全財産を慶一に譲渡する」。
 これを盾に慶一は明石屋売却を迫ったが、正慶の遺した旅館を続けたい奈津子はそれを拒絶する。
 ならばと慶一は、旅館売却を見送る代わりに奈津子の身体を要求した。
 元々奈津子に対して邪な想いを寄せていた慶一は、窮した奈津子を半ば強引に手篭めにする。
 さらには奈津子の娘であり、慶一の義理の妹である「明石由梨」にまでその毒牙にかかり、淫猥な調教に晒され凌辱の荒らしに飲み込まれていく・・・・・・。


<キャラクター>
明石 奈津子(あかい なつこ)
 明石屋女将。
 娘二人を抱えて、明石屋に住み込みで勤めはじめたのが縁で、慶一の父である正慶の後妻となる。
 正慶が他界した後は、女将として名実ともに明石屋を切り盛りしている。

明石 由梨(あかい ゆり)
 奈津子の娘で長女。
 慶一が奈津子をレイプしようとした場面を目撃してから、慶一から距離を置くようになる。
 突然戻ってきた慶一に疑念を抱いている。


このホームページはSelenADVANCEより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はSelenADVANCEに帰属します。



<購入理由>
 メーカーデフォルト買いだから。
 さらに声優さんとして北都南おね〜さんと岩田由貴さんが出演!
 (海原エレナお姉様が出演されてないのは残念だけど、2人しかキャラがいないのでしょうがない)
 さらには定価3.980円!
 これで買わずにいられますか!(買わずにはいられない!)


<システム>
 上記参照・・・なんの問題もありません。
 CD−ROM版の場合、HDD容量は約240MB。
 HDDにやさしい容量となっております^^;
 プレイ時CD必須。

 で、この作品には犠母姉妹とのカップリングDVDがあり、そちらは・・・
 1.DVDレスプレイ(起動時にDVD-ROMを入れておかなくても動作)
 2.CD版比2.5倍の音質の「ハイクオリティ・ボイス」(犠母姉妹・犠母姉妹SLG共に)
 3.特別サウンドトラック同梱
 4.CD-ROM版犠母姉妹をお持ちの場合、犠母姉妹のイベント・エンディング等全シーンを回想することが出来るようになります。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・。
 な・なんですと〜〜!
 I'veファンは3.が問題だと思いますが、私にとっては4.が・・4.が・・・(つД`)
 (ナイトメアの時も全てのイベントが見れるファンディスク出してたな〜・・・)
 買ったからには全てのシーンが見たいが・・・ここって難しいのよね・・・。


<音楽・音声>
 BGMはI'veが担当。
 ここは同人時代からI'veだったけど・・・、なんかエロシーンになると俄然力を発揮するような^^;
 盛り上げる盛り上げる^^;

 音声は・・・ありがとうございますm(_)m
 この実力派声優さんを起用し続けていくかぎりついて行きます!
 (今でもメーカーデフォ買いですが^^;)
 北都南さん、岩田由貴さん(海原エレナお姉様が出演されてないのは残念だけど、2人しかキャラがいないのでしょうがない)
 この声優陣でTITANSが買わないだろうか?いや買わないはずがない!(反語、試験に出るよ^^;)
 
 実力もさることながら、キャラのイメージぴったし!
 (南おね〜さん(´Д`*)ハァハァ、岩田さん上手いな〜♪)
 重ねてありがとうございます。
 ちゅぱ音もあるよ・上手いよ・使えるよ(何に?) 


<感想>
 >犠母姉妹エントリーハガキ集計でトップとなった明石由梨と、次点かつ非常にご要望の多かった明石奈津子
 >の2キャラクターを調教出来る調教SLGと致しました。(SelenADVANCEHPより)
 な作品・・・。TITANSは明石奈津子に投票したのだが2%差で敗れてしまった・・・。
 しかしselenの英断により次点の明石奈津子も交えての調教!これで南おね〜さんの声も聞ける(o゜▽゜)o
 (犠母姉妹テレカ発売日午前中に中央郵便で出したのに当たらなかった・・・当選はフライング組みか〜ヽ(´Д`)ノ )
 発売日が待ち遠しい作品でした。
 selenお得意のテキストマトリックスシステム復活ですしね^^;

 そして、あ・あとイベント3つ!
 セレンゲーでここまでフルコンプに近づいているのは初めてだ(o゜▽゜)o
 >いままでのSLGに比べ、難易度はかなり低めです。(SelenADVANCEHPより)
 いいんです、今までが難しかったんです。
 だって・・・だってエロシーンが見れないエロゲーなんて(つД`)
 頑張るぞ〜〜!!

 で、感想ですが、とても3.980円とは思えない出来!
 犠母姉妹の設定を利用している&CG自体は少ない(細かな差分はそこそこあるけどね)を考慮しても、H時テキストとボイスが上手く補っており満足出来る作品となっております。

 またHシ−ン(といってもHシーンしかないが^^;)も、コスプレ半脱ぎベースで、和服・制服・ブルマ・バニーガール・Hランジェリー・スクール水着・ネコ耳・ボンテージ・ナース服・チャイナ服・裸エプロン・ウェイトレス服(特にイイー)など様々!
 ビバコスプレ!ハラショー半脱ぎ!
 (あ!今回スカトロ画像がなかったね・・・アナル調教・アナルSEXはきちんとあったのに・・・)

 内容も調教シュミレーションですから当然陵辱物です。
 前作の犠母姉妹にあった、あ〜んなことやこ〜んなことやっといてなぜエンディングがほのぼのエンド?ということもなく、きっちりと堕とし終わった後のその後のHシーンが書かれているところも改善されており良かったです。


<10点満点での評価>
 9点
 コストパフォーマンスを考えればこれくらいいくでしょう^^;
 (ま、ほぼ定価通りの値段で売られてましたが^^;)
 4.800円でも5.800円でも買いますけどね。


おすすめキャラ:みんな、みんな、みんな大好きだ〜♪(と言っても2人しかおらんが^^;
最後に一言:「次は“兄嫁SLG”希望^^;」











  パロスペシャル!〜王位争奪編〜    (たろんなーどさんのレビュー) 評価: 2.5 
▼ タイトル パロスペシャル!〜王位争奪編〜
サーチ:
▼ ブランド オムニ舎
▼ 対応OS Win95/98/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/03/30
【CG観賞モード 】  なし
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  10個
【 エンディング数 】  6個


<あ・ら・す・じ>
 戦闘機のパイロットである主人公の配属されている軍事基地「アンダークラウン」では、毎年恒例の軍事祭典が行われていました。
 そのプログラムの中に組み入れられている次期女王フィアナ殿下の基地視察の一日警護に抜擢された主人公。
 憧れのフィアナ殿下の近くにいられて、少し舞い上がっていました。
 軽い足取りでフィアナ殿下を地下の司令室まで案内した時、指令室内に突然、警報が鳴り響きます。
 混乱する司令室で外敵からの防護機能「封印モード」が作動し、司令室エリア一帯は地下に沈んでしまいます。
 そして地下に沈んだ司令室に謎の敵からのメッセージ。
 「フィアナ殿下。あなたを幽閉させていただきます」がディスプレイに表示されます。
 封印モードは一度作動してしまう簡単には解除できないもので、司令室一帯は文字通り地下に封印されてしまうのです。

 外部からの救助を待っても、2ヶ月は閉じこめられてしまいます。
 封印モード下の司令部エリアはシェルターとしても機能するため、食料や生活空間は確保されていますが、次期女王であるフィアナ殿下は、一週間後に予定されている夏至の王族会議で女王に名乗りを上げないと、王位を継承することができません。
 封印された司令部エリアに残っているのは、主人公以外には女性司令官の鏑木操、オペレーターのエルとナイン。
 そしてフィアナ殿下と、女性だけで構成された親衛隊のオパールと、女性ばかりです。
 果たして主人公は一週間以内に脱出路を見つけ、フィアナ殿下を王族会議に出席させることができるのでしょうか?
 そして謎の敵の正体は?


<キャラクター紹介>
ラベル・コーウェン(主人公・名前変更不可)
 どこかで見たような人その1。月に向かって「ここはいいところだぞ〜」と叫ぶ。
 エースの呼び声高い戦闘機パイロットで階級は二尉。(自衛隊?)
 女性的な容貌にややコンプレックスがある。

メルフィアーナ・ソル・パルディア(フィアナ)
 どこかで見たような人その2。一週間後に王族会議を控えた次期女王殿下。
 育ちのよさゆえ少しずれた部分もあるが、国民や軍部には絶大な支持を受けている。

ナイン・エンジェル
 どこかで見たような人その3。決め台詞は「あなたは死なないわ……。私が守るもの……」
 言うまでもなく、無口で無表情。元情報部に所属していた腕利きのオペレーター。

エルシオーネ(エル)・ビアンノ
 どこかで聞いたこのあるような気がする名前人。
 士官学校より実施研修の一環として基地に派遣されている。
 基地内ではオペレーターを務める。ロリ担当。

鏑木 操
 どこかで見たような気がする人その4&どこかで聞いたこのあるような気がする名前の人。
 実力あるエリート士官で、アンバークラウン基地司令。
 おちゃらけたところもあるが仕事はきちんとこなす。
 主人公ラベルとはかつて恋人同士だった。

オパール・グランディエ
 とさかみたいな髪型がちょっと気になるフィアナの親衛隊隊長。
 名門の出でお堅い性格。
 常にフィアナのことを第一に考え、今回の騒動でもフィアナを国王にすべく奔走する。


このホームページはオムニ舎より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はオムニ舎に帰属します。



<システム周り>(ver.1.00)
 いちおー、ノーマルな選択肢型のAVGです。
 システム周りは大変に寂しいです。素晴らしいまでに「なし」が並んだ上記を参照のこと(つД`)

 唯一装備しているスキップ機能も遅い上に画面効果がスキップされないのでパフォーマンスは微妙です。
 発動はCtrlキー押しっぱなしだし…。
 それ以外では一応、CGモードの代わりにゲームクリア後、『さて本ゲームには特別にCGモードというものがございません。そこで「あるだけマシ」というものでしかありませんが、インチキCGモードを設置しました。この後、このままスタッフロールにいくか、CGモードにいくかの選択肢があります。「CGモードにいく」を選ばれると、このルートで見たであろうCGの連続再生モードにいきます。ユーザー様にはここでセーブして頂ければ、CGモードとしての使用が(一応)可能です。』
 というメッセージが出て、CGを鑑賞することができるようになっているのですが…なんだかなー。

 とりあえず、バグも無いです。
 素晴らしい!と、一応フォローしておきましょう。
 なってないっぽいですが…。


<音楽・音声>
 全11曲。ボーカル曲は無し。
 全体として、BGMとしてはやや自己主張が強すぎる感があります。
 お約束感あふれるところはゲームの雰囲気に合っていますが、なんか必要以上に耳につく感じがして、少し場面に対して強すぎるかな、という感じがします。

 ちなみに音声はありません。


<CG>
 微妙。かなり微妙。とても微妙。
 原画は周由基氏。そんなに癖は無いですが、あえて言うなら目が少し特徴的です。
 構図的にイベント絵やHシーンの構図が、主人公メインな感じなのが少し特徴的です。
 なんか主人公が目立ちすぎてる感がありました。
 やはりエロゲーですからヒロインメインの構図にして欲しいと、少し思ったりしました。
 ただ時折入るギャグ絵は結構いい感じです。好きですね。

 背景は3D絵。これも中々いいと思います。


<Hシーン>
 各キャラ2回程度。
 構図が微妙(主人公メイン?な絵多し)、テキストも短めかつ薄いので実用度はほぼ皆無かと思います。
 ほとんど和姦ですが一部例外(妊婦プレーなど)もあり。


<感想>
 えーと。この作品自体ネタですか?
 …いや、まじめに…。
 とりあえず、「お髭のガンダム」を見てなかった人は微妙にわからないネタが多いかと思われます。
 とはいえ、このレヴューを書いてる当人もコンシューマーのゲームでしか知らなかったりするわけですが^^;
 逆に言えば、その程度の知識でもわかってしまうほど元ネタの侵食率が高いわけで、やっぱりネタゲーですね。

 しかしシナリオとテキストに関しては、意外にパロディネタも控えめで、シナリオ・テキストとも極ノーマルにまとまっていると思います。
 話自体は「良くある話」にしか過ぎませんが、テンポが良いのでそう感じる部分もあるかと思います。

 ゲーム期間は一週間で、1プレー2時間前後と短めですが、シナリオ的イベントやテキストの流れが良いのでヤマ無し、オチ無し、イミ無しの割には(失礼^^;)読むのが苦痛にならないことは好感触です。
 ただ共通ルートが多いので、繰り返しプレーはやや苦痛かも知れません…。スキップも遅いですしね。

 また共通ルートが多く、しかもわかりにくい選択肢の為、狙ってエンドに行くのが難しいところはマイナスです。
 エンディング以外はほぼ展開が一緒なので最後になって攻略失敗に気付く→再プレー→また失敗→鬱、と言う感じの4Hitコンボを食らうことも。
 SAVE&LOADで乗り切ろうにもセーブが10個は少なく感じてしまいます。


<10点満点での総合評価>
 …2.5点
 まぁ、唯一の売りはパロディ部分くらいなんで^^;
 …ああ、だからパロスペシャルなのか…。
 意味わからないタイトルだなーと思っていましたが…。


おすすめキャラ:あえていうならオパール
最後に一言:「次行ってみよー!」











  はるみ荘物語     (たろんなーどさんのレビュー)  評価: 4 
▼ タイトル はるみ荘物語
サーチ:
▼ ブランド スタジオねこぱんち
▼ 対応OS win98/Me/2000
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/04/26
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】    なし
【 セーブ数 】  12個
【 エンディング数 】  8個


<あ・ら・す・じ>
 主人公、田川浩平は、先輩からとあるバイトを斡旋してもらう。
 そのバイトとは、古ぼけたアパートを取り壊すので、住人たちを自分から出て行くように仕向けるという仕事だった。
 アパートの管理人に成りすまし、住人追い出し工作を始めた主人公。
 しかし住人たちは全員女性ばかり。
 主人公はとりあえず彼女達と親しくなろうとするのだが……。


<キャラクター紹介>
田川 浩平(主人公・名前変更不可)
 「はるみ荘」の管理人として赴任する。
 しかし、実際のところははるみ荘の住人を追い出すために画策する。

森下 佑香(もりした ゆか)
 ちょっと内向的で人見知り。
 定期的に出かけたりしているが、何をしているかは周りに話したがらない。

片瀬 梗子(かたせ きょうこ)
 娘のあゆみと二人暮し。
 育ちが良いのか、そこはかとなく上品さが漂っている。
 なによりも娘の事を一番と思っている。 

片瀬 あゆみ(かたせ あゆみ)
 母の梗子と二人暮し。
 活発で人見知りせず、だれとでも打ち解けれる性格。
 主人公ともすぐ打ち解ける。

宮前 あい(みやまえ あい)
 勝気な女の子。
 男をバカにしている所がある。
 主人公をあまり快くおもっていない模様。

鈴本 英里(すずもと えいり)
 清楚な感じの女の子。
 主人公を色々と世話してくれる。
 近々引っ越す為、追い出さなくていい唯一の住人。


このホームページはスタジオねこぱんちより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はスタジオねこぱんちに帰属します。



<音声>
 キャラクターにもよりますが、演技力に関しては問題は無いです。
 Hシーンもがんばってると思います。
 ただし、下でも書いていますが音楽との音量調整がダメダメなんで聞き取り難いのが残念無念。


<音楽>
 全9曲。ボーカル曲はありません。
 ゲーム音楽では私の一押しな「Pain」のK・Kunishima氏ですね。
 相変わらず物寂しい感じが全体に漂う感は、個人的には結構好きです。
 しかし、ゲームの雰囲気にはちょっと合ってないかもしれません。
 「Pain」とはちがって暗い感じのゲームではないので…。

 ただ、それをさしひいても、BGMとしてのデキはいいと思います。
 ただし、音量が微妙です。
 ボリュームコントロールでかなり小さくしても声を消してしまうくらいの音のバランスの悪さがせっかくのBGMの良さを消してしまっていますね。…残念。


<システム周り>(ver.1.00)
 オーソドックスな場所選択&選択肢型アドベンチャーです。
 もちろんSTUDIOねこぱんちですのでバグは標準装備!
 しかし、今回はそんなに大きいものは無く、一部スクリプトエラーくらいです。
 修正ファイルのご用意をお願いいたします。

 基本的には住人の弱みと言うか秘密を握って、それをネタに強請ってヤっちゃうか、口説いて彼女にするか、と言う感じで、各キャラごとに陵辱・純愛の各ルートに分岐することになっています。
 が、しかし…各住人の秘密を握るのにほかの住人に堂々と聞くのはいかがなものかと思います。
 むしろ主人公、相当挙動不審なのでは?
 これで怪しまれないのは相当無理があるような…。


<CG>
 原画は沙亭☆杏氏。
 やや癖のある絵柄ですが、それさえ気にならなければ原画、塗りとも問題ありません。
 特にロリキャラのヤバさには定評があります^^;
 あゆみ…○学生ですか!?胸、無いですし…。
 年上系も(個人的には)問題なし。
 というか、個人的にはこの人の絵は年上系の方が好きです。
 ロリキャラとそれ以外で乳首の形が違うのもこだわりを感じて良いと思います。


<Hシーン>
 各キャラ純愛系1・2程度。陵辱系が1〜5回ってとこです。
 シチュエーションもアナルからSM、縛りにラブラブHまで、かなり多くあります。
 ただ、一つ一つのシーンはやや薄い&短い感があるのが残念です。

 陵辱系のルートでも無理矢理なのにすぐ堕ちるのは個人的にはちとマイナス。
 テキストが今ひとつなこともあり、実用性は絵と声優さんの頑張りにかかっているかと。

 Hな効果音は無し。
 声優さんは人にもよりますが、わりと頑張っているのではないかと。

 シチュエーションは結構いいのが多いんですよね〜♪
 例えば(ネタバレ)
 あゆみシナリオであゆみのことを好きな友達にやらせちゃうのとか、きちんとハーレム、親子丼ルートも用意してあるところとか^^;
 (ネタバレ終わり)
 
 それだけにテキストが…なのは残念(つД`)


<感想>
 …背景が「ひいらぎ荘〜同じ屋根の下で〜」とそっくり同じなのは「大人の事情」ってヤツですか?
 というか、ストーリーもパク…いや、なんでもないです。
 …ですから、欠点も「ひいらぎ荘」と同じなんです。
 つまり、シナリオ及びテキストが弱い、ってことなんです。
 特に主人公をはじめとするキャラクターのお馬鹿っぷりにはどうにもコメントしようが無いですね。
 他の住人に堂々と住人の秘密を聞いて回る主人公、廊下で主人公とぶつかった瞬間「恋の花咲くこともある〜♪」な佑香etc.とお馬鹿さんなキャラクターてんこもり!
 やってることは背徳的なのになぜか笑えてしまうキャラクター造形とそれをパワーアップさせるような謎テキスト。
 簡単かつあっさり見つかってしまう秘密であっさりヤられてしまう各住人。
 中にはそれすらなく、いきなり無理矢理ヤられてしまうやつもいますが…。

 純愛ルートでも同様。何で好きになったかの理由が↑の佑香みたいな感じなのだから後は推して知るべし。
 (ちなみに、主人公、このシチュエーションをわざわざ狙ってドアの後ろに隠れていたらしい…馬鹿?)
 唐突に始まり、唐突に展開するシナリオは説得力は無いです。
 しかし、ひたすら無駄にありがちなパターンを説得力も表現力も無いテキストで書かれると、なぜか笑えるという不思議時空。
 バカゲーですか?との問いに、ことシナリオとテキストだけで言えば「YES」か「はい」かの二択でしか答を選べません。


<10点満点での総合評価>
 4点
 地雷風味の良作(どんな評価だ…)
 なので、真の地雷愛好家にはお勧めできません。
 そして普通にゲームを楽しみたい方にも…。


おすすめキャラ:森下佑花…彼女の純愛ルートはかなり笑えました^^;
最後に一言:「このゲームで2002年4月26日(GW)戦線に挑んだSTUDIOねこぱんちは“漢”です。」