はじめてがいっぱい     (タケ・ユタカさんのレビュー) 評価: 4 
▼ タイトル はじめてがいっぱい〜メイドっ娘αβ〜
サーチ:

オリジナル特典なら Getchu.com
▼ ブランド ブラックベリーズ
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \5,000
▼ 発売日 2003/04/25
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】    あり
【 セーブ数 】    クイック5個+オート15個+セルフ15個
【 エンディング数 】    4個


<ストーリー>
 ある朝突然、主人公のもとに2人のメイドさんが押しかけてきた。
 話を聞いてみると、メイドロイド社からやって来た2体の試作型メイドロイドだという。
 なんと、彼女たちのモニター試験期間中、主人公がご主人様として世話を受けるように選ばれたという。

 果たして、モニター期間の一週間は、天国か、それとも地獄か・・・・・・?


<ヒロイン紹介>
 T-134α(アルファ) CV:籐野らん
 メイドロイド社の試作型メイドロイドお試し版。
 おっとりした丁寧口調で話すが、緩みきった表情でわかる通り、幼児並の思考力でほとんど役に立たない。
 ひんぱんに暴走し、緊急停止モードに入るのが困りもの。
 体型は巨乳で、感度も良好。ショートカットのヘアスタイル。

 T-134β(ベータ) CV:蓮香
 αと同じ、メイドロイド社の試作型メイドロイド。
 さ行とた行の発音が「しゅ」「ちゅ」となる幼児チックな喋り方。
 口やかましく生意気な性格だが、やることはα並にドジ。
 髪型はロングのストレートで、かなりのロリータ体型。
 ホルムアルデヒドちゃんという名前の人形をいつも抱えている。


このホームページはブラックベリーズより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はブラックベリーズに帰属します。



<システム>
 その他、ウィンドウ(800×600)/フルスクリーン表示選択可。
 BGM・SE・ボイスの音量を自由に調節可。
 メッセージ速度・オートプレイの待ち時間を自由に調節化。
 メッセージフレームon/off可。
 フルインストール(要180MB)すれば起動時CD不要。

 総CG枚数は22枚。差分は多分なし。…って、少なすぎだろ(--;
 CG鑑賞モードでは見たいCGをクリックすると、そのCGが使われていたイベントを3クリック分ほど再生します。
 シーン回想を付けず、こういう機能をつける意図がさっぱりわからん。


<音楽/音声>
 音楽は主題歌を含めて全11曲。いちおう付いているなぁと思えるくらい。
 ちなみにOPテーマのタイトルは、「はじめてがいぱ〜い」。
 スタッフは2ちゃんねらーか(--;

 音声はヒロイン2人のみボイスあり。
 α役の籐野さんは萌えボイス認定声優さんなので、たとえHシーンの演技が大人しくても可(ぉ
 まあ、フェラシーンが上手くないというだけで、他は普通に上手いと思うのですが。

 一方、β役の人は声が合っていません。
 下手ではないですが、あまりに声質が普通すぎて、「〜でちゅ」とか「〜ちまちぇん」とか喋るロリっ子とイメージが違いすぎ。
 もっとも、本当の設定を知れば、一応は納得がいくとも思えるのですが…。

 SE:特筆するものはなし。殴る音とか^^;


<感想>
 自称「三代続いたプータローの家系」の主人公が、ドジでHなお仕置きが大好きなメイドロイド2人と、1週間だけ一緒に暮らすADV。
 以上、といっていいくらいストーリーはありません^^;

 メイドロイド2人は試作型ということで、メイドとしては全くの役立たず。
 とりあえず何かミスをしてお仕置きを受けるように設定されています。
 ストーリーは、彼女たちが巻き起こすドタバタに主人公が巻き込まれ…という形で進行。
 登場人物は主人公とメイドロイド2人以外、全く出てきません。

 コンプまでにかかる時間は、わりと丁寧にテキストを追っていっても、せいぜい1時間半くらい。
 ゲーム期間は1週間と説明されていますが、実感としてはおそらく1、2日が妥当なところです。
 ボリュームなさすぎヽ(;´Д`)ノ
 90分5000えん… _| ̄|○ ピ ン サ ロ か よ

 このゲームの場合、HCGが20枚以下で、シーン数も10シーンに満たず。
 ミドルプライスゲーとはいえ、手がかかっていなさすぎ、とても食い足りないといった内容でした。

 もっとも、個々のイベント・Hシーンに関しては、けっこう好印象なのです。
 やや尺が短いかな、という気もしますが、エロセリフの長さや卑語の使い方はいい感じ。
 特にメイドのαなんかは感度良好な体質のため、Hシーンのノリも良いです。
 一部Hシーン内容にドジョウで擬似触手といったちょっと特殊なものもありましたが、おおむねノーマル。
 不満はフィニッシュCGが全くなかったことくらいです。

 このゲームで不思議に思ったのは、なぜ全体のボリュームをこんなあっさりとしたものにしたかということ。
 もう少し長くできるんじゃないかと思うんですが。
 実質1、2日で終わらせるところが、潔いというか何というか…^^;
 CGもなし、ストーリーも皆無では、ほとんどの人が地雷扱いですよ?
 もしかして、途中で作るの諦めた?とか^^;
 数少ない美麗CGも、ガンガン連発するより、出し惜しみした方がもっと効果的に使えたのではと思います。
 まー結局CG枚数が変わらなければ、今度は「ダラダラしすぎだ」と叩かれるんでしょうけど<だったら書くなよ

 せっかく用意した立ちCG・表情パターンも勿体ない。
 立ちCGに目パチ口パクがあり、しかも口パクとボイスがシンクロしている点など、おっこれはと思わされるものがあるだけに、なおさらです。


<総合評価>
 4点。
 いや、それ以下でもどうとでも評価してください。


おすすめキャラ:α
最後に一言:「ミドルプライスってのはボリュームなしの理由にならない(−д-)y─┛~~」











  淫肉乱舞〜美肉を喰らえ〜     評価: 7.5 
▼ タイトル 淫肉乱舞〜美肉を喰らえ〜
サーチ:
▼ ブランド メルロー
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/04/25
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし


<ストーリー>
 遭難し、死を覚悟した俺だった。
 まさかこんな事になるとは思いもしなかった。
 山奥に建つ"淫願寺"の一室。俺は彼女…艶如さんに看病されていた。
 その看護とは想像を絶する快楽看護。
 気の緩みで勃起したチ●ポをいきなり艶如さんはフェラチオし始めた。
 「どうぞ、私にお任せください…」
 激しい吸引。高まる興奮。
 俺は、艶如さんのテクニックに翻弄され射精した。

 「地震のせいで山を降りる事も連絡を取る事も出来ない寺にいたほうが安全です」と聞かされた俺は、ここにとどまり下山の機会を待つことに…。
 そして、朝な夕なに繰り返される快楽看護「オナニーはいけません。したくなったら私たちが……」と俺に催促とも取れる言葉を投げかける。

 何故、彼女がそんなことを言ったのか?
 すべてが謎。すべてが疑問…

 そして目の前に現れた無根老師……
 助けてもらったお礼に何かお返しがしたいという俺に「ここに伝わる勾玉を探して欲しい……」と告げ、深々と頭を下げる。
 俺は、勾玉を探す事を約束した。
 そして…


<登場人物>
性霊士 艶如(えんにょ)
 淫願寺の性霊士。遭難した秀哉の世話係。
 性格は優しく誠実。
 頭脳明晰で、淫願寺の誰からも慕われている。
 メインヒロイン。

性霊士 蕊如(ずいにょ)
 性格は明るくおっちょこちょい。
 可愛らしいお下げ髪のクリクリ目玉の女の子。
 秀哉のことをヒデ様と慕っている。
 ロリ担当。

性霊士 小陰如(しょういんにょ)
 山を駆け巡り体を鍛えている。
 修行に一切の妥協を許さず自らを厳しく律し常に体を鍛えている。
 僧衣はほとんどまとわず、いつも少林寺拳法風の胴着を着ている。
 気性は激しいが面倒見は淫願寺でも一番。
 M女担当。

性霊士 大陰如(だいいんにょ)
 年齢は不詳。長い黒髪の絶世の美女。
 物静かで怪しげな雰囲気を漂わせている。
 淫願寺の性霊士の中で最も位が高く、いつも優しく微笑み、3人のお姉さん的役割を果たしている。
 <ネタバレ>フタナリ<ネタバレ終わり>

性霊士 麗淫(れいいん)
 元淫願寺の性霊士「邪根」の最期の弟子。
 淫願寺に挑戦状を送りつけ、邪根の復讐を誓う。
 元は重要なキャラだと思うけど、影は薄いはシナリオ上必要なんだろうけど、別にいなくても・・・という不幸なキャラ。


このホームページはメルローより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はメルローに帰属します。



<購入理由>
 ブランドデフォルト買い。
 ここのエロ第一主義には好感が持てます^^;
 しかし・・・CDを入れてからのランチャー画面から"起動”を選んだあと、「モジュール"crsys.exe”のアドレス0045983Dでアドレス00007B2Cに対する書き込み違反が起きました」と出て起動することが出来ません。
 10%のところでとまってしまいます。
 アンスト後スキャンディスク実行、再度のインストでも駄目でした。
 MeからXPへ以降後、「闇調教SIN」も出来なかったけど・・・。
 ビジネスソフト・一般ゲーム・美少女ゲームで唯一プレイ出来ないブランド状態です。
 常駐ソフトが原因なのか?・・・HDDには残る作品なんだけどなー(つД`)

 結局、押入れからこれだけの為にMeマシン引っ張りだしてプレイするはめに・・・。


<システム>
 上記参照^^;
 CG観賞モード BGM観賞モード Hシーン観賞モード メッセージスキップ 有り
 この手のソフトには必須か^^;!? オートモードも搭載
 メッセージスキップが未読も飛ばすのと、解除がめんどくさいのを除けば合格点か・・・。
 
 が!相変わらずというか、進歩してないというか・・・。
 シーン観賞モードで、そのシーン表示が相変わらず「艶如 その@」という表示な点。
 わからんて!
 サモネイルにしてくれとは言わないから、せめて・・・せめて、どういうシュチュエーションだったかを書いてくれ。
 お願いしますよm(_)m・・・ほんと。


<音楽・音声>
 音楽:う〜ん・・・可もなく、不可もなく・・・
 気になるような良い曲もなかったが、気にさわるような曲もなかった。
 シーンには合っているように思う。

 音声:ありがとうございますm(_)m
 声優さん今回も頑張ってくれています!
 Hシーン・チュパ音なんか特に良いです。
 隠語率○%とかを謳っているソフトがありますが、これは「隠語のないエロ音声なんてエロ音声じゃない!」と言わんばかりにほとんど全てのHシーン時に隠語があります。
 「おま○こ・・・蕊如のおま○こに・・・ヒデ様のたくましいチ○ポ入れてズボズボして〜。チ○ポ汁出して〜。」と絶叫しまくります。
 “しらふ”では出来ないようなセリフです。さすがプロ!
 頭が下がる思いで、声優さんの苦労が計り知れます(つД`)
 僕たちの為にありがとう声優さん&音響監督さん&ライターさん!

 しかも消し方もX−GUNに上手いために、ほとんど素通しです。
 (もう実姉妹の意味は実姉妹とのSEXという箇所にしか見受けられない出来)
 ありがとう音響製作さん!

 さらに今回ブランド初の日常会話時にも音声が!
 おおー着実に成長しております!
 (次はシステムの番か?)

 SE:ありがとうございますm(_)m
 これも音声と相まって相乗効果を出しているのではないかと^^;
 射精音は変だけどね^^;


<Hシーン>
 やはり大陰如様。<ネタバレ>フタナリです。
 主人公とチ○ポ握り合って同時手コキするわ、主人公に咥えさせるわ、後述の亀頭返しを実戦(実践でなくあえて実戦と書く)させるためにアナルSEXに突入するわ、だけど説明がなく謎の人物だわでやりたい放題です。

 <ネタバレ終わり>
 スカトロ系もなく、同意上でのSEXですので、SM苦手って人でも安心です(本当か^^?

 当然今回もホモシーン完備!
 ドキッ!男だらけの右手・左手・お口・お尻攻撃!もあります♪

 しかしキャラ萌えがH興奮度をアップさせるということはありません。
 キャラ設定というか、シナリオがエロに追いついていないのです。
 艶如は世界一の名器だそうで、数の子天井・イソギンチャクなどの名器と呼ばれる要素を全て持っているそうです。
 なんと分かりやすい説明なのでしょう^^;
 んで、艶如をいかせるには、気力、体力、持って生まれた力、そして鍛錬&技術(亀頭返しなる大技)などありとあらゆる要素を持ってないと駄目だそうです。
 (今までいかせられるのは大陰如様だけだった・・・)
 これもなんて分かりやすい説明なのでしょう^^;
 っていいのかこんな説明で!ヽ(`Д´#)ノ
 考えてくれよ(つД`)


<感想>
 これぞエロゲー!ハラショ〜〜!
 もっとはっきり言ってしまえば抜きゲー!
 ま、このブランドにはゲーム性を求めているんじゃーなくてエロを求めているんだから良いんだけどね^^;
 コンセプトがエロとはっきり打ち出しており、内容もその通りなメーカーの姿勢には好感が持てます。
 コンセプトがエロなのか、ゲーム性なのか、シナリオ読ませ系なのかはっきりしていない(もしくは、わからない)ゲームが多い中で、非常に分かりやすいです。

 で、シナリオですが・・・。
 これって続編出るんですか?
 これはプロローグで「淫肉乱舞2」で敵との戦いになるんですか?
 結構です、とっとと別のシナリオで出してください。
 なんですか?あの終わり方は?
 <ネタバレ>
 気持ちを確かめ合った主人公と艶如。
 次の日艶如と共に結界の見まわりに・・・。
 山小屋発見(おれはてっきりこの山小屋でラブラブHシーンになるのかと・・・)。
 しかし、そこに現れる敵!なすすべのない主人公!
 艶如「ここは下がっていてください」
 ・・・・・・・・・・・。
 敵「なかなかやるな。だが今日はほんの挨拶だ。次はこうはいかないぞ。」
 主人公「来るなら着てみろ!艶如は俺が守る」
 エンディング・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 コメントの書きようがありません。

 <ネタバレ終わり>
 
 つまりやね、エロ(音声)というファンタジスタをシナリオ(世界観・シナリオ展開・キャラ設定)、システムなどがサポートしきれていないために、十分に機能していないんですな。


<おまけCD>
 ブラボ〜〜!!
 こちらも内容はエロです^^;
 ただ・・・言ってることは卑語・隠語満載で良いのですが・・・シナリオが・・・(つД`)
 ドラマCDと言っている以上、もうすこしシナリオに気を使って欲しかった。
 おまけCDといえどもシナリオなんですよ。


<10点満点での評価>
 7.5点
 ま、シナリオに対しては期待していませんが、ファンタジーにするのなら、世界観・設定をきちんと説明すべきです。
 分かりにく〜て、シナリオに入り込めません(エロ第一だから仕方がないけど^^;)
 なんの意味があるのか、どういう目的なのか、説明されてません。
 ((゚ o゚;)もしかしてEVAみたく謎が謎を呼び・・・ってこと狙っているのでは!?計算・・・のはずないか・・・。)
 しかも毎回毎回あのエンディングはどうにかならんでしょうか?
 ライターさん自信があのエンディングで納得しているのでしょうか?
 周りは納得しているのでしょうか?おかしいとは思わないのでしょうか?
 それとも本当に“淫肉乱舞2”を発売する気なんでしょうか?

 あとシステム周りの改善を求めます。
 メインマシンでプレイ出来ないのこのブランドだけですよ。わかってます?


おすすめキャラ:艶如
最後に一言:「なんでプレイ出来ないんだろうな〜・・・。」












  デミウルゴスの娘     (くるとたんくさんのレビュー) 評価: 8 
▼ タイトル デミウルゴスの娘
サーチ:
▼ ブランド catwalk
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/02/28
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】    なし
【 セーブ数 】    30個
【 エンディング数 】    14個


<ストーリー>
 交通事故により意識不明となった半年後──夢枕に巫女が立った。
 「これを預かって下さい」──彼女が俺に手渡したのは、白木の鞘に入った懐刀。

 「この懐刀が失われると、この国に大いなる災いがもたらされます」

 その言葉を残して、巫女は消えた。
 翌朝、奇跡的に目を覚ました俺の手に、しっかりと握られた懐刀。
 退院後──家に帰った俺の前に、ふわふわと漂う巫女さんがあらわれた。

 彼女の名は、玉依姫(たまよりひめ)──
 記憶を無くした正体不明の存在。

 しかも、彼女は、俺だけに見え、俺だけが触れられる巫女さんだった!!
 俺だけに尽くしてくれる巫女さんとの、甘い生活が始まるかと思った・・・ところが!

 時を同じくして、俺の周囲に不気味な者たちの影が見え隠れし始める
 俺の命を狙う謎の修道女と黒服の男たち。
 生命の危機に、俺は玉依姫の懐刀で他人の心を“斬る”力を得てしまった!

果たして、俺が得たデミウルゴスの力とは?
その力で、俺は、家族や大切な人の命を守る事が出来るのだろうか!?


<ヒロイン紹介>
玉依姫 (たまよりひめ) CV 涼森 ちさと
 主人公の前に突然あらわれた謎の巫女。
 その姿を見る事ができるのは主人公だけで、他人には不可視の、まるで幽霊のような存在。
 記憶を失っており、自分の名前しか思い出せない。
 「殿方とは、そのようにお感じになるのですか?」

息長 風香 (おきながふうか) CV 南 菜実
 主人公のクラスに入ってきた季節外れの転校生。
 山奥から出てきたためか、都会の学生生活に妙な憧れを持っている。
 その大半は、勘違いなのだが・・・。
 都会の食べ物に興味があり、特に麺類には目がない。
 「ゴメンね。あたしには時間がないの・・・」

志波 唯 (しば ゆい) CV 櫻 レオナ
 主人公、最愛の妹。
 母、真理の代わりに家事全般を完全にこなしている。
 料理の腕前はプロ級。
 胸が小さい事を気にしている。
 「お兄ちゃんは、頭で恋をしようとしているんだよ」

イーリス CV 田中 美智
 街に突然あらわれた教会に住む修道女。
 手足のようにナイフを振るう。
 日本には、“何か”を探しに来たらしいのだが・・・。
 「お前は嫌いだ。まるで、この国そのものだから」

大神 冴子 (おおがみ さえこ) CV 天天
 主人公が入院していた病院の女医。
 専門は脳神経外科で、主人公の担当医となる。
 病院では、院長を凌ぐ権力を持つ。
 主人公に、異様なまでの関心を見せる。
 「服を脱ぎたまえ。そう、下もだ」


このホームページはcatwalkより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はcatwalkに帰属します。



<購入理由>
 とりあえず、巫女さんが出てくるゲームなので買いました^^;
 4人中2人が巫女で、もう1人はシスターなので満足です。


<音楽・音声>
 音楽:ゲームの雰囲気を壊すことなく盛り上げてくれています。
 曲数こそ多くはないものの場面に合っており充分です。
 OP・EDのヴァイオリンがとても良いです。

 音声:女性のみフルボイス。ただし、女性でも一部のキャラにはありません。
 特に違和感は無く聴けました。


<感想>
 オーソドックスな選択式のADVゲームですが、選択肢もそんなに多くはなく意外と短いです。
 ただエンディングは、BADも含めて全体的なボリュームの割には結構あります。
 ザッピングシステムとまではいきませんが、各シナリオともそれぞれに関連しているシナリオがあるので、特に後半の方の作りなんかは上手いなぁと思いました。
 きちんとイベントの整合性が破綻せずにとれているので、全部終わってみるとあの時のはこれがそうなのかと、納得ができるところは好感が持てます。
 また、4人を攻略?するとエピローグが2つ追加されるのですが、1つはプロローグの前の話なのでエピローグと言うのかな?

 CG等に関しても綺麗です。
 ただ、立ち絵とイベントでの差がちょっと気になりましたが、許容範囲ではないかと。

 シナリオは唯とイーリス、風香と玉依姫がそれぞれに関ってきます。
 気になったのは(ネタバレ)唯シナリオのEDの1つに氷川と唯が結婚するのがあるのですが、この2人は双子の兄妹という設定なのに良いのかなぁと・・・。(ネタバレ終了)
 さすがに色々とまずいのではと思ったりしました^^;
 あと、イーリスと風香のEDパターンが少ないことには納得いかないです!

 上記の点の他に難点を挙げれば、ボリューム不足かと。
 かと言って説明不足という訳では無いです。
 必要十分なんですが・・・なんと言うか・・・何か物足りないなぁと感じてしまいます(微妙)。
 実際、やり始めてから既読スキップを使って2日で全キャラクリアしました。
 多分、早い人だと1日で終わるかと・・・ADVとしては短いです。

 あと、個人的なことですが、せっかく巫女とシスターがいるのに肝心なところでは全部脱いでしまいます。
 「せっかくなんだから着たままにしようよー」と思うのは私だけでしょうか^^?
 (一応、玉依姫には着たままのがありますけど、風香が脱いじゃう(つД`)

 全体的にはシナリオ・キャラともに良く、十分に楽しめるゲームです。
 話としても日本神話の一部を取り入れたりクローンや脳の話と小難しいのがありますが、そういったものが苦にならない方や好きな方にはお勧めです。
 ファンディスクに期待したいところです。(とりあえず買いです^^;)

 
<10点満点での総合評価>
 8点
 コストパフォーマンス(8.800円)を言われると自信がありませんが・・・。

 攻略可能なキャラが4人いるのですが、唯→イーリス→玉依姫→風香の順番が分かりやすくて良いかも。


おすすめキャラ:イーリス&風香
最後に一言:「巫女好きなら買いです。」