きみにおくる翼     (たろんなーどさんのレビュー) 評価: 5 
▼ タイトル きみにおくる翼
サーチ:

オリジナル特典なら Getchu.com
▼ ブランド MilkyKiss
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ ジャンル 少年時代を懐かしむアドベンチャー
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8.800
▼ 発売日 2003/05/30
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】    あり
【 セーブ数 】    200個+クイックセーブ8個
【 エンディング数 】    7個+α(BADEND含む)


<あ・ら・す・じ>
 時は大正時代。主人公は義理の妹と共に母の田舎へと引っ越すことになる。
 そこで出会う新たな友人たちとの交流。しかしある日、妹が病に倒れてしまう。
 妹が漏らしたつぶやき「お空を飛んでみたい」その呟きをかなえるために、主人公は立った一葉の写真を元に「翼」を作ることを決意するのだった。


<キャラクター紹介>
柿崎 一雄(かきざき かずお)主人公・リネーム不可
 父親の死によって母の故郷に来ることになった少年。
 優柔不断で決断力に欠ける一面もあり、自分でもそのことは自覚している。

朝倉 未亜(あさくら みあ)CV:鳩乃 比奈
 主人公の義理の妹。
 病弱で体が弱いため、室内で過ごすことが多く、そのため主人公のことを頼りにしている。

梅乃 紅羽(うめの くう)CV:鵜乃瀬 朱香
 草原で鳥と戯れていることの多い少女。
 この村屈指の名家の出だが、事故により片目の視力を失う。
 主人公とは母親筋の親戚にあたる。

城前寺 琥々(じょうぜんじ ここ)CV:金田 まひる
 この村にすむ華族の娘で、主人公とは同級生にあたる。
 おっとりとした性格で主人公と双子の姉瑠々のことを慕っていて、一緒に行動することが多い。

城前寺 瑠々(じょうぜんじ るる)CV:北都 南
 琥々の双子の姉。気の強い性格で、行動もやや強引なため優柔不断な主人公はついしたがってしまう。
 主人公に対しては口が悪くぽんぽんと悪口が速射砲のように飛び出してくる。

十河 雪奈(そごう ゆきな)CV:榎津 まお
 村でも有名な変人発明家の娘。
 父親のことを嫌っているが工作や発明を得意とし、周りからは「蛙の子は蛙」と見られている。

椎原 楓(しいはら かえで)CV:楠 鈴音
 城前寺家のメイド。
 瑠々と琥々の面倒を見ており、お菓子作りなども得意な万能メイドさん。

朝倉 香織(あさくら かおり)CV:乃田 あす実
 主人公の父親と再婚して今は母親にあたる女性。
 夫を亡くしたため実家のほうに戻ってくることになる。

三原 志乃(みはら しの)CV:児玉 さとみ
 主人公たちの通う学校の先生。
 診療所の遠いここでは医者のようなこともやっている。


このホームページはMilkyKissより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はMilkyKissに帰属します。



<音声>
 キャストは上記の通り。女性のみフルボイス。
 錚錚(そうそう)たるメンバーで、配役、演技力共に問題なく違和感も無いと思います。
 …まぁ、私は声優さんに詳しくないので一部名前を知らない人もいますが…(失礼!)
 全体的に面子は豪華なんではないでしょうか。


<音楽>
 全24曲、うちボーカル曲は1曲、「FLY IN THE WAY」(Vo.矢部美佳)きわめてノーマルにBGMしており、いい出来だと思います。
 あえて難をあげるならば、主題歌、BGM共に普通にポップス色が強く、あまり「大正時代の田舎」と言う感じは無いような気がしました。


<システム周り>(ver.1.00)
 一応修正ファイルがあります。
 が、困った不具合といえば一箇所の選択肢でロードするとウインドウが消えるというものだけですし、なによりこの修正ファイルを当てるとセーブデータが消えてしまうらしいので当てませんでした…。
 とはいえ、それ以外に不具合は無し。
 機能に関しても必要なものは、ほとんどそろっており、特に使い勝手も悪くないかと思います。
 相対的に言って、システム周りは文句なし!と言うことで…。
 むしろ修正ファイルのほうが怖い^^;

 ゲーム自体は極ノーマルな選択肢型AVG。
 選択肢が分かり難いところもあり、はずせない選択肢も多いので、このスタイルのゲームにしてはやや難易度は高めだと思います。
 とはいえ、これはこれでいいのではないかと…。


<CG>
 原画は水城たくや氏。
 顔の輪郭がやや特徴的ですが、それ以外は目の大きいロリ系の絵として問題は無いのです。
 むしろこの系列につき物のフリルなんかは気合入ってると思いますし^^;
 塗りも問題ないとですし、丁寧だと思います。


<Hシーン>
 ま、Hシーンには期待しないで下さいと言うことで…。
 言うまでも無く純愛ノーマルHで変わったプレーがあるはずも無く、シーン自体もかなり短いです。
 とあるキャラは前戯すら省略されているのか、脱衣→Hというなんとも直線的な流れ。
 質・量共にこれに関しては声優さんの頑張りだけが頼りです。


<感想>
 とりあえず、この題字が微妙に呪いでもかかってそうに見えるのは私だけなんですかね(苦笑)
 一応白い羽が舞ったり、中が空の色になってたりしますが、どうにもこのフォントは…。
 ま、ゲームの内容自体とは関係ないんですけど、第一印象ってのは結構大事だと思います。

 で、内容についてなんですが、まぁ、共同でなにかを作っていくというジュヴナイルものの王道的内容となっています。
 シナリオとテキストに関してですが…う〜ん、素材は悪くないと思うんですが、なんだか今ひとつな感が否めません。
 このことに関しては、イベントの取捨選択に有るのではないでしょうか?
 上記したようにシナリオプロット事態は決して悪くないと思うのですが、書くべきところを書き込まず、ストーリー上でそれ程書くべきとは思えないような部分にテキストが費やされているように感じます。
 その為、ボリュームの割にはやや冗長に感じる部分もあり、そして話のメリハリが弱くなってしまう為、やや平板に感じてしまうときもありました。

 特に恋愛描写に関しては壊滅的に薄く、好きになってゆく過程とか、ほとんどのシナリオで消去されているような気もします。
 もっとも、実際の恋愛なんてぇのはそういうものですがね…。
 とはいえ、フィクションとして説得力を持たせ、なおかつプレイヤーに対してヒロインとなるべきキャラクターに好意を持たせるような動機付けを持たないというのは、この手のゲームの性質上少し問題で有るとも言えます。

 シナリオそのものは決して悪くないと思うのですが、唯一気になる点といえば、主人公の行動力の無さと流されやすさですかね。
 「翼」を作ろうとみんなで誓い合った次の日、設計している間、設計者(雪奈)以外の人間で泳ぎに出かけるとか、なんていうか、言い出しっぺがそれでいいのか?と言う疑問がふつふつと…。
 また、言うまでも無く様々な問題が共同作業の間に出てくるわけなんですが、それに関しても主人公はほとんど解決出来ません。
 かといって、強烈なリーダシップを発揮するかと言うとそうでもなく、実際の作業でもとても率先しているようには見えない。
 要するに一言で言うならば、キャラクターそのものに「翼」を完成させようという意志が感じられないってことなんですね。
 主人公の妹の為…ってのはその程度のものなのだろうか、と思う部分もありました。

 まぁ、とはいえ「へたれな主人公」(自分でも「へたれ」と言う自覚があるのが救いがたい…)にも利点はあるものでして、瑠々(CV:北都南)なんぞには「クズ」だの「バカ」だの「脳味噌膿んでる」だの言いたい放題言われてしまう訳で、ま、何がいいたいのかといえば北都南ボイスに思いっっっきり罵倒されたいという特殊なシュミの方にはかなりお勧めできるわけです。
 …私は違いますよ?


<10点満点での総合評価>
 5点かな?
 システムやらボイスやらで加点。
 シナリオは個人的には今ひとつ感が強かったです。


おすすめキャラ:城前寺 瑠々…しつこいようだが、私にソノ気はありません…よね?
最後に一言:「う〜む、勧めにくいゲームですね。地雷ではないと思いますけど…。」











  BM0    (ラブリーダックさんのレビュー) 評価: 4 
▼ タイトル BM0 残酷な夜に彼女の叫びは誰にも聞こえない。
サーチ:
▼ ブランド rouge
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/02/21
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  なし(ただしオートモードの速度調整で代用可能)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンディング数 】  3個 (その他バッドエンド多数)


<ストーリー>
 近未来の東京「夢の島」跡
 その地下に人知れず存在する暗黒街・・・
 人はその場を「ブラックマーケット」と呼んだ。
 そこには夜毎全ての行為が許される「持てる者」達が、その欲求を満たすために「持たざる者」を買いに集まる。


<登場人物>
貴島 愁
 主人公(名前変更不可)。
 「BM」の掃除屋(主に死体処理)をしている。
 掟を破り行方不明の妹「真理亜」を捜しに行く。

真理亜 CV:金田まひる
 18歳の学生で主人公の妹。
 主人公の元から家出をして行方不明になる。

樹里 CV:白井綾乃
 25歳の警部補で主人公の姉。
 クールでドライな性格。
 警官として「BM」に近づこうとする。

里奈 CV:桃華ちゃん
 20歳の大学生で主人公の妹。
 明るい性格で何かと兄である主人公を気にかける。

上月エリカ CV:おぼれ谷リアス
 ジャーナリスト。
 身分を隠して「BM」を探ろうとする。

ハリー CV:藤澤暁
 賞金稼ぎ。
 「BM」に遊びに来てそのまま居着く。
 関西弁(と言うよりもベタな大阪弁)のブチキレ女。


このホームページはrougeより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はrougeに帰属します。



<音楽・音声>
 音楽はあまり印象に残りませんでした。
 雰囲気に合わせてほとんどが暗い曲調です。

 ボイスは女性のみです。
 しっかし、内容からして当たり前ではあるのですが、「あえぎ声」よりも「悲鳴」(と言うより断末魔の絶叫)の方が多いとは・・・(つД`)


<感想>
 某日rougeのHPで「みんめい」氏の絵を見かけました。
 「こっ!この組み合わせはっ!」
 そうです!私は好きですが、世間的には「ちょ〜長い上にゲームじゃない」ことから不評だったノベル物「DoNoR」を生んだ組み合わせだったのです!

 おまけに設定も前作と同じく「近未来の東京」で「ハードボイルド」っぽさも漂っている〜!(〜〜)←(すでに思考停止中)
 あえてこう来ると言う事はきっと「DoNoR」にゲーム性を加えた「名作」を狙っているに違いない!!(〜0〜)←(完璧に舞い上がっている)

 普段の冷静な私ならココで気づくべきだったのです。
 「シナリオライター」さんが違うことに・・・。
 「旅に出ます。捜さないで下さい・・・(つД`)」

 うぁぁっ!これではレビューにならないので頭を冷やして帰ってきました。
 ここからは冷静に行きます。

 まずCGですが「みんめい」氏の描く女性はいつも「胸にメロンでも入れてるのか?」と言う爆乳がほとんどです。
 今でこそ見慣れましたが、初めては結構インパクトがありました。
 塗りもいつも通り丁寧です。
 今回一つ気づいたんですが、氏の絵はいつもは「Hシーン」の背景が、異次元空間に浮んでいる様に(SF野郎の表現じゃナイな・・・)描いて無かったのですが、本作ではきっちり描いてありました。
 個人的には、この方が好きです。

 次にHシーンですが、9割は「レイプ」(それも殺すつもりの・・・)ですので、属性に合わない方はご遠慮下さい。
 (↑それなら最初から買ってねーヨ!)
 内容が内容だけにシチュエーションは豊富ですが、全て殺すつもりでしている為、そう言う意味では「ワンパターン」とも言えるかもしれません。
 しかし「殺し方」(死に様)はいろんなパターンが有り、そこに「こだわり?」が感じられました。

 最後にシナリオに入りますが、今回は(今回も?)ネタバレなしに書けませんので、嫌な方は見ないで下さい。
 その前に言っておきますが、私はこのストーリーは「駄作」だと思っています。
 その根拠をこれから書きますから、「否定的な意見」に嫌悪感を感じる人も見ない方が良いと思います。
 それと伏字になる前に言っておきますが、この作品に「救い」はありません。
 ある意味「全てバッドエンド」とも言えます。

 (ネタバレ)
 そもそもこのストーリーの出発点は、「行方不明の妹を掟を破っても捜しに行く兄の心情」に有ると思うのですが、なんとこの主人公は「妹が見つからない」ために「BM」に帰ってきてしまうのです!
 (一応「仲間」に捕まった形は取っていますが・・・)
 「それじゃぁ何にもならんだろう!」
 そりゃあんたじゃ誰も守れんわな・・・・。
 案の定主人公の「姉妹達」はどのEDでも全員殺されます。
 当たり前です!主人公はもともと「掟を破ったために姉妹を危険に晒す」ことを自覚していたのですから・・・。
 
 当初の設定が完全に否定されてしまったわけです!
 これ以降まともな展開が期待できるはずも ありません!

 (ネタバレ終わり)

 はっきり言ってこの作品は「救いが無い」こと自体が必然のストーリーであって、これは「この場」の管理者のTITANS氏が愛して止まない「螺旋回廊」(1作目だよ(^^))を冒涜するかの行為だと断言します!

 当然「泣きゲー命」を公言する私は、もともとストーリーがダメダメな作品は「評価外」なので、こんな下らん作品を買ってしまった自分に「遺憾の意を表します」(つД`)


<10点満点での総合評価>
 作品全体は4点(地雷か・・・)。
 エロはのみ評価は7点


おすすめキャラ:「里奈」(なんぼなんでも可哀想すぎるやろ・・・)
最後に一言:「勘弁して〜な〜」











  One and Only    (高坂さんのレビュー) 評価: 6 
▼ タイトル One and Only
サーチ:
▼ ブランド シリウス
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,500
▼ 発売日 2002/12/27
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  15個
【 エンディング数 】  13個(BAD含む)


<ストーリー>
 主人公・三科政彰はモテモテだった。
 が、誰一人の申し入れも受けようとはしかなかった。
 それは幼い頃、突然の事件のせいで遠くにいってしまった幼馴染との約束があったからだ。

 「わたしは必ずこの街にもどってくるから…」

 それから10数年の間、政彰は彼女が戻ってくる日を毎日毎日待ちつづけていた。
 そして卒業を控えた寒いある日の朝、玄関を開けるとそこに彼女は居た。
 昔のままの笑顔のまま、彼女はこの街に戻ってきたのだ。
 「あの三科政彰の幼い頃からの思い人が街に帰ってきたらしい」
 この噂はあっという間に町中の女の子たちに知れ渡ることとなった。
 こうして彼女たちが我こそはと政彰の争奪戦を開始するのだった。

 この恋の争奪戦の勝者は一体誰なのか…。


<登場人物>
高柳まゆ(たかやなぎまゆ)
 ヒロイン。やさしい性格。
 かなりおっとりしている。恋愛などには、かなり鈍感。
 主人公のことは昔から好き。
 だが、しばらく振りなので、主人公にはもう彼女がいるんじゃないかなどと勝手に思っている。

浅井満帆子(あさいみほこ)
 となりの町からハンサムの噂を聞きつけてやってきた。
 かなりミーハーで、自己中心的な女の子。

三科千穂(みしなちほ)
 政彰の妹。
 面倒見がいいので女友達に人気がある。
 かなりサバサバとした性格。

多岐本菜摘(たきもとなつみ)
 まゆのバイト先「喫茶・フェルマータ」の店長代理。
 性格は明るく、なにかと政彰にちょっかいをかける。

御形美也乃(ごぎょうみやの)
 まゆのご学友。
 まゆの事が大好き。
 何かとまゆの面倒を見る。
 政彰とは敵対的な関係?

姫(ひめ)
 何故かいつも人探している女の子。
 真面目に人探ししているようだが、
 世間ずれしているせいで、とても自力ではみつかりそうもない。


このホームページはシリウスより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はシリウスに帰属します。



<音楽・音声>
 音楽は可もなく不可もなく。
 一番のお気に入りはメニュー画面で流れる曲ですが、ノりがよすぎて本編で使われることがないのが残念。

 音声は女性キャラ(モブ除く)のみフルボイスで全体的にイイカンジです。
 しかし、ヒロインの中に棒読み綾波系キャラがいるんですが、クリティカルヒットに下手で聞いてて冷めます。


<システム面>
 Visual Art'sの関連会社なのでベースとなるソフトはご存知の方も多いかと。
 そんなカンジでADVゲームとして特に不自由を感じさせないシステムとなっています。
 ただ、このゲーム、初期状態だと読み込みがタルくてやってられません。
 画面切り替えの設定をオフにするだけでグッと快適さがあがったりします^^;


<感想>
 SIRIUSの贈る純愛ADVゲーム、と銘打ってはありますが。
 純愛ゲームに必須であるシナリオが全く駄目ということをまず挙げておきます。

 ゲームは10数年を経て主人公が思い続けたヒロイン「まゆ」が帰ってくる場面から始まります。
 もてもて君(死語)な主人公はどれだけ告白されても、いつか戻るまゆのために誰とも付き合わずに生きてきた、という設定です。
 なのに・・・・・・。
 この主人公、ゲーム本編では他のヒロインに対してさっくりと折れます。
 主人公が待っただけの時間を覆すようなイベントは特にあるでもなく、新しい女と数日話して一回(最多で4回)喰っただけで簡単にまゆから乗り換えます。
 ある意味エロゲー主人公の鑑!(偏見?
 しかし・・・ま〜・・・個人的にはきんつば(和菓子)の味に感動してヒロイン乗り換えなんていうパターンがバカっぽくて好きですが^^;

 とまぁ、ここまでけなしっぱなしなんですが、実はすごい見せ場があります。
 それはHシーン!
 たいてい純愛ゲームは、テキトーな内容で濡れ場も薄い、という感じなんのですが・・・。
 このゲームは違うます!
 学園純愛モノと名の付いた作品にしては半分以上が他に類を見ないぐらい濃いです!
 特に超ハッピーエンドの時の「まゆ」ルートのシーンでは、「破瓜の1発⇒体位を変えて1発⇒口に1発⇒風呂場で1発⇒更に風呂場でもう1発」とゆー計5発パターンで、めまぐるしい勢いでヤリまくってます。
 てか、主人公処女相手にソコまでやっていいのか^^;?
 ちなみにほぼ全キャラにフェラないしはパイズリ(キャラによっては両方)があるのでその辺好きな人にとってはポイント高いかも。

 他には親友との薔薇ENDとか実妹のヒ○キデザインな通販下着公開とかいらんとこに心血注がれてる作品です。


<10点満点での総合評価>
 Hシーンは8点
 シナリオは4点
 総合的に言えば6点


おすすめキャラ:見た目だけなら魔女っ子モードの若菜、声考を慮するならすなお嬢。
最後に一言:「このソフト目指す方向間違ってませんか?いろんな意味で。」