ぼくのむしかご    (hiraさんのレビュー) 評価: 7 
▼ タイトル ぼくのむしかご
サーチ:
▼ ブランド アーカムプロダクツ / チーム暗黒媒体
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/03/21
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  あり
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  −
【 エンディング数 】  − 白木END 桜井END 高山END ハーレムEND×2
    BADEND多数


<ストーリー> 
 主人公:屋敷秋彦はいじめられていた。
 率先していじめをおこなう三人組に、人がほとんど寄り付かない屋上に呼び出されては、殴られ、蹴られ、金を脅し取られる日々。

 些細な偶然から憧れの人、白木由梨奈と一緒に下校することになり、会話の中で自分以外の人間は虫や蛇などが嫌いだということを知る。

 「虫達の力を借りれば、あいつらに復讐することができるかもしれない」
 彼は、虫達の力を借りて復讐を始める。
 そして、その行為はだんだんとエスカレートしていくのだった……。


このホームページはアーカムプロダクツ / チーム暗黒媒体より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はアーカムプロダクツ / チーム暗黒媒体に帰属します。



<システム>
 いじめられっこが爬虫類や昆虫を使っていじめっこに復讐する陵辱アドベンチャー。
 テキストの分岐でストーリーの展開とエンディングが変化するオーソドックスなタイプ。
 機能は親切設計でCG観賞、シーン観賞、メッセージスキップなど基本的なモノの他にHシーンを自動的に繰り返す機能も付いています。

 ただ要修正ファイル
 一部設定で落ちることが確認されています。


<音楽・主題歌・音声>
 音楽は暗めの曲が多い。まあ内容が暗めだから必然的。
 主題歌は一昔前の感じ。B級っぽさがでてる^^;
 声優は良いです。いじめのシーンや陵辱シーンなど臨場感あります。


<感想>
 このメーカー特有の暗さとバカっぽさが見事に融合しています。
 復讐や陵辱など陰湿な部分がバカな会話やズレたキャラクターによって軽くなっています。
 内容的には結構、深い心理描写とかあって、ホロリとくるシーンもあります。

 シナリオは陰湿なイジメッコ達への復讐がメイン。
 女の子が散々いじめた相手に逆に虐められちゃうのは興奮します。
 暴力女が縛られて、剥き出しのお尻を叩きまくられちゃったり、タカビーお嬢様が浣腸されて泣きながら許しを乞うシーンとか^^;

 でもイジメッコ達がすぐ堕ちちゃうのはイマイチ。
 逆に虐めてたときより性奴隷になった方が全然幸せそうだし^^;
 イメージの陰湿さよりは淡白な感じがしました。
 媚薬を使ってHするので最終的に全部和姦。(使った時点で違うがシーンは合意^^;?)
 鬼畜な部分は結構薄いですね。

 前回の「悪だくみシリーズ」よりシステムやグラフィックスが格段に良くなりました。
 ともかくユーザーを意識した親切設計!
 小奇麗な画面も健在で、粗があまり無く、良くまとまっています。
 キャラクターも目をパチパチしたり、Hシーンの一部がアニメーションしたり、細かいところも改良されています。

 残念なのは、やはりイマイチ淡白なところ。
 復讐が簡単に終わってしまうのでつまらないですね。
 イジメッコ達がすぐ奴隷に順応して、幸せになっちゃうから復讐している感じがしません。
 その点「悪だくみ」のほうが、理不尽な理由で、しつこく陵辱していくので興奮しました^^;

 冒頭の主人公へのイジメシーンが強烈なので、もっと精神的にイジメッコ達を追い詰めて欲しかったですね。
 原画家さんが2人いるみたいで、絵柄が違う義母や義妹、ペットショップの店員など取って付けたようなキャラ達を削ってメインのキャラを充実して欲しかったです。


<10点満点での総合評価>
 7点
 よくまとまってるし、システムも親切だし、狙いもいいけど、爆発力が短いのが残念な作品。
 興奮するシーンはすごくいいけどボリュームが少ないのが難点です。


<お気に入りのキャラ>
 高山華月
 暴力好きのイジメッコ。主人公を痛めつけるのが大好き。
 巨乳でパイパン、ナースやメイドのコスプレが好きというメチャクチャな設定。
 オツムは非常に軽くて、そのバカッぷりはシナリオ全編を通して楽しめる。
 一度奴隷に堕ちると主人公に心底惚れてしまい、忠実な下僕になる。
 危険度では全登場人物の中で最も高く、選択肢を間違えるとあっという間にBADENDに連れ込む血の匂いのする女。











  らいむいろ戦奇譚    (みやさんのレビュー) 評価: 6 
▼ タイトル らいむいろ戦奇譚
サーチ:
▼ ブランド エルフ
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM & DVD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/12/13
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50個
【 エンディング数 】  11個


<ストーリー> 
 明治37年(1904年)。
 文明開化によって急速に国力を高める大日本帝国と、東洋へその覇権を及ぼそうとする帝政ロシアが戦端を開いた。
 後の世に言う『日露戦争』である。
 戦いは世界各国の予想をくつがえし日本軍優勢で進む。しかし、大国ロシアの力は緒戦の敗北があってもなお圧倒的であった。
 大日本帝国陸軍の前にたちふさがる世界屈指の大要塞――旅順要塞。
 バルチック艦隊を始めとしたロシア軍の増援も着々と近づきつつある。
 敵の増援が到着する前に、陸海における重要拠点である旅順要塞を陥とさなければ日本軍の勝利はない。
 しかし、旅順要塞の攻略は遅々として進まなかった。
 難攻不落の旅順要塞――その背後には人智を超えた悪魔の力が潜んでいたのである。

 日本軍が旅順要塞攻略に苦戦しているのと時を同じくして、北海道の大地に一人の青年が足を踏み入れた。
 馬飼新太郎。かつてロシアに駐在していた元外交官である。
 新設校の『天乃原女学院』へ教師として赴任した新太郎。そんな彼を五人の愛らしい娘たちが迎える。
 個性的な娘たちに圧倒される新太郎であったが、学校が始まることを心から喜ぶ姿を見て、教師としての使命感を胸に燃え上がらせる。
 この娘たちと素晴らしい学校を作り上げていこう、と。
 しかし、五人の娘たちには新太郎の知らない秘密の使命があった。
 彼女たちの使命。それは旅順要塞に潜む謎の軍団を壊滅すること――
 突然の敵の襲来。
 特務戦艦『天乃原』の発進。
 そして五人の娘たちの力――礼武(らいむ)の覚醒。
 否応なく事態にのみこまれていく新太郎は、五人の教え子たちと共に旅順要塞を目指すこととなる。
 楽しい学校生活の一方で、過酷な戦いに若い身を投じる教え子たち。
 新太郎はその姿に何を思うのであろうか。
 そして、新太郎は学校を――教え子たちの笑顔を守ることができるのであろうか。


このホームページはエルフより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はエルフに帰属します。



<システム>
 システム面についてはさすが大手!問題ありません。
 ただ・・・フルインストール2.2G、標準1.9G…わかったよ!フルインストールすればいいんだろ!


<音楽・音声>
 声は別にいいんだけど…メディアミックス化するからって、そんなに無理に声優さんに歌わさなくたって…。
 音楽は良いですね。改めて聞こうとは思いませんが^^;


<感想>
 Hシーン・各ヒロインにつき5パターンありますが、好感度が高いときと低いときで微妙に変わるだけなので、ほぼ3パターンといっていいと思います。
 途中の足りないHシーンは須美、九鬼様、ソフィアが担当していて、少ない訳ではありませんが・・・。
 シーン自体が短めで、あまり満足できるようなものではないように思われます。
 まぁ最初からあまり期待はしていませんでしたが^^;

 誰もが皆わかるようにこのゲームは当然、某○クラ大戦のパソゲー老舗によるパクりです!
 (しかもあかほりさんを使うところ、一応合法的なパクりなんでしょうか?)
 そしてその実態は...!
 やはりパクリものの域をでないような出来になっています(つД`)

 全てのパートにおいてサク○大戦の二流ものとなっています。
 特に戦術パートなど単なる色合わせで、単なる暇つぶしの域を越えていない代物です。
 まぁ、エロゲーで戦術パートに凝り過ぎすのもどうだろうと思うし、製作側も同じようなことを考えた結果なんだとは思いますが・・・。
 だったらもっと手間がかからないものにしろよ!!って思うのはわがままでしょうか?
 一応一度クリアした後は前回と同じ戦闘成績でスキップできるようになってはいますが、2回目をプレイしようという気力が続くかどうか・・・。

 ストーリーは本家(アニメ)のように1話ずつの構成で進んでいき、全13話になっています。
 後は各話ごとにちょっとした導入部(ヒロイン以外のHシーンがここであります)、その後授業シュミレーション、マップ選択、最後にその話のメインアドベンチャーパート、戦闘、その話のヒロインとのイベントというのが大体の流れとなっています。
 普段の授業内容を決めることによって、キャラ好感度を調節できるようになっていますが、一人のキャラに偏った授業日程にすると、いきなり途中の話がとばされてしまいます。
 戦術シュミレーションは適当なのに、授業シュミレーションは本格的?

 本家よりも良いところ(または匹敵するところ)は必殺技(?)シーンのCG動画と、キャラ設定でしょうか。
 こちらはもともとエロゲーであることから、サク○よりもエロゲーらしいキャラ設定になっているような感じがしました。
 (サクラのように、「大○(主人公)なしで各ヒロインで話をつくるということができない」と言えばいいのでしょうか?)
 そしてCG動画。かなり気合入ってます。

 最後にストーリーに関してですが、各キャラの悩みや過去をそれぞれの話で明らかにされていき、それを主人公が癒し・励まし(犯っ)ていくという、これまた本家と同じ王道モノです。
 エンディングでは、あからさまな続編が出ることを匂わせて終わってるんですが本当に2がでるんでしょうか?
 そして人同士の戦争(しかも日露戦争)という、善悪はっきりしないような題材をサクラのようなほぼ勧善懲悪的なゲームにはめ込んでいるのに無理を感じました。
 特にラストで‐戦争はまだ終わっていない‐とかいわれても、じゃあ今からロシアの一般兵士を殺しに行くのか?ってな感じを受けます。
 国のために!という戦争当時の設定と、もろギャルゲーのキャラとのギャップが気になります。
 
 システム的には各話からやりなおせるとか、サクラにはないようなありがたいとこは多いんですが...。


<10点満点での総合評価>
 六点
 頑張れ、エルフ!どうこういってゲームは全部持ってるぞ!
 (らいむはもうアンインストしたけど・・・)


おすすめキャラ:黒田綸子
最後に一言:「こんなに売り出してていいんだろうか?アニメになるわ、ラジオはやるわ...。
        ほんとに第2のサク○やね・・・。」











  とらいあんぐるハート3   (氷室さん&MMさんのレビュー) 評価: 6〜9 
▼ タイトル とらいあんぐるハート3
サーチ:
▼ ブランド JANIS(ジャニス)
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2000/12/08
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  20個+オートセーブ10個
【 エンディング数 】  −


氷室さんのレビュー
<システム>
 誰がどこにいるのかわかっちゃうシステム(DDWS)により、キャラクターの居場所が表示されるので、目当てのヒロインや気になるキャラクターに効率良く逢う事が出来ます。
 普通にプレイしていれば望みのヒロインのシナリオに入れるでしょう。
 また、万が一選択肢に失敗しても、「なのはのエンディング講座」によってどこでミスを犯したのかわかります。
 会話の選択肢には時間制限システムが設けられており、一定時間が過ぎると選択肢の数が増えたりもします。


<シナリオ>
 主人公、高町恭也は私立風芽丘の三年生。亡き父の教えた「小太刀二刀・御神流」の師範代。
 妹の美由希に御神流を教えて、共に鍛え合っている。舞台は前作、前々作と同じ海鳴の喫茶店、「翠屋」。
 メインシナリオはフィアッセと美由希(フィアッセシナリオは美由希シナリオクリアの後)。
 2人のシナリオは密接に関連しており、「守りたいもの、ありますか」のサブタイトルの通り、誰かを守るために戦う、ということを最も強くうち出したシナリオとなっています。

 個人的には那美シナリオが好きですね。他のヒロインとは最初から一つ屋根の下で一緒に暮らしているので、新鮮味がないというか(笑)。


<音楽・音声>
 両方とも合格点です…が、特に印象には残っていません。
 1・2のテーマソングは良くも悪くも強烈に耳に残るものでした。
 個人的には、「君と出会えた季節」がお気に入りです。


<感想>
 とらハ2とは随分テイストが異なる作品になっています。
 ヒロインと結ばれた後の生活を丁寧に描くのがとらハシリーズの特色なわけですが、3ではそれほどこだわってはいないようです。
 作風も「萌え」が「燃え」になった、というか…。少年漫画のようなストーリー展開・演出です。

 とらハ名物・ヒロインとの甘々なシナリオは薄くなったような気がします。
 一因として、無愛想な剣士である主人公に感情移入しにくい、という点があります。
 どうも何を考えているのか良く解からない、というか。

 どうも辛口になってしまいましたが、総合的にみてバランスが取れた、優れた作品だと思います。
 ただちょっと小さくまとまりすぎた…という印象がありますね。


<10点満点での評価>
 惜しい8点!
 とらハシリーズの伝統が失われている点がちょっと減点。


おすすめキャラ:フィアッセ・クリステラ、神咲那美
最後に一言:「なのはは攻略できませんよ(笑)。リリちゃでHシーンは出てきます。」






MMさんのレビュー
<ストーリー>
 舞台は、海と山のほど近い町「海鳴」。
 主人公・高町恭也は、その海鳴の市内にある「私立風芽丘学園」の三年生。
 喫茶店を営む母・桃子と妹・なのは、美由希、と一緒に暮らしている。
 忙しいながらも家族思いな母に支えられ、恭也と美由希は、かつて恭也の父が師範をしていた武道「小太刀二刀・御神流」を学び、自宅の道場で、互いに武の道を進んでいた。
 春先の柔らかな海鳴に、今、強く激しい風が吹く。


<システム>
 1,2よりややパワーアップ。二回目からは少しうざったく感じる。
 画面効果もシャットアウト。


<音楽・音声>
 主人公以外ほぼフル音声。
 1,2のキャラもしゃべるが時折話さない人も登場→気にかかる。


<感想>
 新規のプレイはおすすめしません^^;
 1,2とやってきて3の人ならおすすめできます。
 登場人物はまあ、夜の人、特殊な人、病気の人、俺の人と人外が多いんですが、1,2と培ってきた世界観のお陰で違和感はありません。
 むしろ、現代モノのファンタジーとしては完成しつつある世界観です。
 故に1,2をやってる人向けでしょうね。 無論やってなくても面白いのでは?
 システムもいつもの3部構成で1で全員の中から2人2部で1人に絞られ3部で結ばれる。
 ゲームの難易度は簡単です。 1,2,3の中で隠しキャラも含めいちばん簡単でしょう。
 ま、純愛系のゲームとしてはHシーンのシチュエーションも多いですし、ほのぼのとした人間関係などはある意味純愛系の中でも一番です。
 特に他の男から奪うとか、他の人と…っていうのが無いので幸せな分リアリティにかけますしね。
 登場人物の中で男は主人公のみ(実際はいますけどね)と言った印象が強く残りました。
 あ、気をつけないといけないのはかーさんは本当にかーさんで、妹は本当に妹です(爆^^;


<10点満点での総合評価>
 1,2未プレイ プレイ済み


TITANSから一言:「私は未購入です^^;だって1も2もやってないも〜〜ん!しかし、声優陣豪華!!」