ドキドキしすたぁパラダイス    (とっぷがんさんのレビュー 評価: 8 
▼ タイトル ドキドキしすたぁパラダイス
サーチ:

オリジナル特典なら Getchu.com
▼ ブランド light
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2003/02/14
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり(但し、修正パッチが必要です)
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読・未読判定あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり(ホイールマウス対応)
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  60個(他にクイックセーブ&ロードもあり)
【 エンディング数 】  33個


<あらすじ>
 主人公は両親の海外転勤でひとり日本に残された少年。
 従姉妹のところに住み込むことにするが、なんとその少女たちは全員美少女でさらに主人公が初恋のひとだと言う…!
 ある夏休み、一つのレストラン「Corretto」を舞台に、空前の規模で引き起こされるドタバタストーリーとエロ萌えシーンの数々!
 果たして主人公は一体誰と、どんな結末を迎えるのか…?


<キャラクター>
藤之宮 雪奈 CV:長崎 みなみ
 おっとりしていてぼけぼけでドジで泣き虫な長女。
 すぐいじけて人の気を引こうとする。
 料理は全然できない上に、皿洗いをしていても食器をすぐ割ってしまうのでやらせてもらえない。
 そんな彼女でも一応、マネージャーとしてCorrettoをきりもりしているらしいのだが…

藤之宮 瑞葉 CV:歌織
 主人公とはいつも喧嘩ばかりしている。
 だけれども、素直になれないだけで主人公のことが好き。
 他の姉妹が主人公に次々に抱かれるのを見て、たまりかねた彼女もついに…。
 Correttoではウエイトレスを担当していて、看板娘として元気に走り回っている。

藤之宮 ひな CV:金田 まひる
 天然で明るく、甘えん坊な少女。
 主人公のことが大好きで、「おにいちゃーん」と慕っている。
 すぐに抱きついてくる癖があり、主人公に抱かれることも好き。
 一家のマスコット的存在で、しゃべりがたどたどしい。

藤之宮 蛍 CV:YUKI
 身体の弱い少女。
 だけれども家事はうまく、料理の腕は絶品。
 Correttoでは軽食とケーキを出しているが、そのケーキの味には遠方から客がつくほどの人気。
 万事控え目な性格だが、主人公が好きという気持ちは誰にも負けない為、おずおずと主人公にアタック。

宮川 郁子 CV:草柳 順子
 『宮川フードサービス』会長の一人娘。
 現在、父親が病気のため、代わりに会長として、グループ経営のファミリーレストラン
 『フォルテシモ』を経営している。
 常に妄想爆発娘のため、よく主人公を相手にひとりで妄想を始めて、勝手に盛り上がる癖がある。

葉山 由香里 CV:鳩野 比奈
 宮川家の分家筋にあたる『葉山家』の次女。
 沙由理という姉がいる。
 優しく、温和な人柄だが、時折儚げな笑顔を浮かべることがある。
 何よりも郁子を優先し、現在は『フォルテシモ』で郁子の右腕として働いている。


このホームページはightより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はightに帰属します。



<購入動機>
 割と重めのシナリオのゲームプレイが続いたので、軽いタッチの純愛系ゲームがやりたくなりました。
 lightは私的に『僕と、僕らの夏』で実績があり、今回はファミレスを舞台とした姉妹どんぶり(^^)
 という事で、『Piaキ○ロ』のノリを期待して購入に踏み切りました。
 (声優さんも、まさに『Piaキ○ロ2』を彷彿させる陣容です)
 ただ、発売直前にOHPからダウンロードして聴いた主題歌に少し不安を覚えつつ……(-_-;)


<音楽>
 『ソネ コウタロウ』さん。
 PCM音源。
 音楽鑑賞モードは全部で14曲。ボリュームの割に少な目。
 可もなく不可もなくといったところ。
 但し、OP曲『ドキ2しすたぁパラダイス』は破壊力抜群。


<音声>
 いわゆる、イエローテイル系の声優陣。
 ベテランが多いので、安心して聞いていられます。
 中でも、ハマリ度がビカ一だったのは、金田まひるさん。
 えぇ、えぇ、脳みそが溶けますとも……(/o\)


<システム>
 上記参照、要修正ファイルです。
 3月23日時点の変更点は、
 ・シーンリプレイ機能を追加。(タイトル画面から選択可能)
 ・文章自動送り機能(オートモード)を追加。
 ・既読文章の音声再生機能を追加。
 ・・・・・最初かっらつけとちゅ〜〜ねん!


<原画・CG>
 原画は『泉まひる』さん。
 キャラクターの『目』に特徴があります。
 長方形というか……(^_^;) 好みが分かれるところかも。
 CGは全体的にキャラクターの特徴は一貫していて、特に違和感は感じませんでした。
 塗りも綺麗だと思います。

 「CG観賞モード」は、雪奈:43、瑞葉:43、ひな:43、蛍:44、その他:12の合計185です。
 「シーン回想モード」は、雪奈:96、瑞葉:94、ひな:95、蛍:97、その他:14の合計396です。
 但し、「シーン回想モード」は修正パッチを当てなければメニューに表示されません。
 ちなみに私は、「CG観賞モード」は100%ですが、「シーン回想モード」は97%です。
 思いつくことはすべてプレイしましたが、埋まりません……(/o\)


<感想>
【ゲーム到着〜インスト】
 さ〜て、誰から攻略しよっかなー(^^)
 やっぱり、年の順で雪奈からかなー、いや、逆に若い蛍からかなー。
 いやいや、最初はわざと優柔不断で敢えてバッドエンドという手も…。
 とりあえず、それなりにヤル気。

【開始直後】
 ゲーム開始3分経過。
 このゲーム……攻略不要ですか?(-_-;)
 何と、最初からハーレム状態の設定です。
 更には、「どき2」「エロ2」という2つのパラメータが…
 ひょっとして……調教ゲーですか?(^_^;)
 かくして私は、明るく軽いタッチの純愛系ゲームをやるつもりで、明るくソフトなタッチの調教ゲームをやることになりました…。

【ゲーム序盤】
 ゲーム期間は約9日間。
 この間にお目当てのコのパラメータを上げてイベントを起こしていきます。
 一日の流れは、昼休み(昼の調教)⇒就寝前の運動(^_^;)(夜の調教)の繰返しです。
 途中、強制イベントも入ります。
 (でもこのゲーム、2月に発売されたのに、イベントは夏向けなんですよねぇ(^_^;)
 調教メニューは、デフォルトで「愛撫」「フェラ」「SEX」の3つです。
 以後、パラメータが上昇するにつれて「アナル責め」「バイブ」「風呂」「風呂H」「アナルSEX」「ハードSEX」と、メニューが増えていきます。
 9日目のパラメータの状況によって、エンディングが分岐します。
 藤之宮四姉妹のエンディングは、それぞれに「ノーマルED」「トゥルーED」「ダークED」の3通りが用意されています。
 ちなみに私は、雪奈⇒瑞葉⇒ひな⇒蛍の順でやりましたが、雪奈のときに「もしや?」と感じ、瑞葉のときにそれを確信したことがあります。
 それは……このゲームにシナリオを求めちゃいけないということです。
 基本的に私はシナリオ重視ですが、ここまでシナリオがハチャメチャだと、怒るよりも一種の清清しさを覚えます(^_^;)
 まぁ、いくつかの「トゥルーED」では、それなりのストーリーなんですが。
 それと、このゲームに登場するキャラは皆『巨乳系』です。

【ゲーム中盤】
 藤之宮四姉妹の他に、ライバルファミレスの二人も攻略対象となっています。
 ただ、意地悪なことに、目当ての娘ONLYプレイでは攻略できません。
 エンディングは、それぞれに「トゥルーED」「ダークED」の2通りが用意されています。
 まぁ、こちらは「箸休め」みたいなものでしょう。

【ゲーム終盤】
 ここからが本領というか、四姉妹から2人チョイスして3Pモードがあります。
 組合せは、4人BOX買い(^^)で6通りです。
 シチュエーションはネタバレになるので書きませんが、およそ一般的に思いつくものはだいたい入っていると言って良いでしょう。
 エンディングは、「バカ系」「まじめ系」「ダーク系」が不規則に用意されています。
 もう、ここまでくると、脳みそが沸騰すること請合いです(^_^;)
 ただ、「瑞葉&蛍」シナリオは、このゲーム唯一のまとも路線でした。

【追加シナリオ】
 特定のEDを見ると、新たなシナリオが追加されます。
 EDの直後に「START」から始めると、強制的に追加シナリオが起動します。
 一度追加シナリオをプレイした後は、「START」から選択できるようになります。
 おもに「ダーク系」シナリオです。

【アナザーストーリー】
 lightのゲームの特徴ですが、所定の記述文をコーディングすることにより、ユーザーがシナリオを作ることができます。
 作ったシナリオはlightのOHPに登録して、他のユーザーがダウンロードすることができます。
 私も試しにやってみましたが、結構面白いです。(登録はしてませんが)


<お気に入りのキャラ>
キャラ名 雪奈 瑞葉 ひな 郁子 由香里
性格 10 けなげな蛍
萌え 10 10
CUP 年の功
声優 10 まひるマンセー
えっちぃ 10
合計 43 39 48 44 36 42
 と、言う事で、『ひな』です(^^)


<10点満点での総合評価>
シナリオ 求めちゃいけない
原画 賛否両論?
CG
キャラ 製作サイドの術中に
音声 まひるたん・・・
音楽
システム オートは欲しかった
萌え
エロ
ボリューム 総プレイ時間30時間
合計 82
 と、言う事で、『8点』です(^^)


<最後に一言>
 開始直後はどうなることかと思いましたが、シナリオに耐性ができれば結構楽しめます。
 一気にやるよりも、空いた時間に気晴らしするつもりでプレイするのが一番いい楽しみ方かもしれません。
 思わぬ拾い物だったかも(^-^)ノ











  MISSION OF MURDER   (ラブリーダックさんのレビュー)    評価: 6 
▼ タイトル MISSION OF MURDER
サーチ:
▼ ブランド ミンク
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/12/13
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読・既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  60個
【 エンディング数 】  1個?(各ヒロインの後日談があります)


<ストーリー>
 主人公「D」(本名不詳)は「暗」と「明」が同居する大都会「摩天都市」に暮らす一流の「ハンター」(殺し屋)
 彼は常に悪党で殺害が困難な相手しか殺さない。

 そんな彼のもとに「ボディガード」の依頼が舞い込む。
 依頼者は「新名 つばさ」と言う20歳の女性。

 畑違いの依頼に、最初は断ろうとした「D」だったが・・・


<登場人物>
「D」(本名はED近くで明かされる)
 一流の「ハンター」だが世間には正体を知られていない。
 自らの「過去」を清算する目的でこの街にやってきた。
 「神眼」の力を持つ赤目の持ち主(世界に一人らしい)。

「新名 つばさ」
 「D」にボディガードの依頼をして以来、一緒に住む事になったヒロイン。
 実は彼女の出生には重大な秘密が・・・。

「朝霧 棗」
 フリーの殺し屋で腕は一流。
 一度「D」に負けて以来彼に好意をよせている。

「久間 さやか」
 1章のヒロイン。
 一緒に画廊をやっていた母を殺した男を殺害してくれる様依頼してきた。
 絵の好きな18歳の少女。

「響 鈴音」
 2章のヒロイン。
 デビューと共にブレイクしたバンドのボーカルだったが、悪徳プロデューサーにだまされて解散に追いやられたため、殺害を依頼してくる。

「水無月 遥」
 3章のヒロイン。
 教会で孤児院を開いているシスターだが、その子供を影で人身売買をしている宗教団体に殺されてしまい、その教祖の殺害を依頼してくる。

「園部 眞由美」
 4章のヒロイン。
 以前政治家を目指していた父を陥れ自殺に追いやり、今また自分の住む施設の土地を横取りしようとしている悪徳政治家を殺害する様依頼してきた。

「遼子&あずみ」
 5章のヒロイン。
 自分の名誉のために違法な人体実験を続ける医師のもとに、研究材料として監禁されている自分自身を殺す様依頼してくる。


このホームページはミンクより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はミンクに帰属します。



<はじめに>
 「泣きゲー」と同率首位なぐらい「ハードボイルド」が好きな私としては評価が若干辛くなるかも・・・。


<音楽・音声>
 雰囲気にあった良質のBGMでした。
 ただ、ダンジョンと戦闘中にかかる曲は聴いている時間が長くなるので、徐々にうるさく感じるようになりました。

 声優さんの演技は「可も無く不可も無く」です。


<感想>
 まず全体の流れとしては、プロローグの章がと、1〜5章のそれぞれ独立した依頼達成のための章があり、最後にクライマックスの最終章がきます。
 各章の間に全体のストーリーを進める「インターミッション」が入っています。

 あえて依頼達成ゲームとストーリーを分けたのは正解だった様に感じます。
 この方がストーリーがすんなり理解しやすかったです。

 次にゲーム(1〜5章)の基本的な進め方ですが、ターゲットの身辺を調査するADVパート、敵地に乗り込んでの戦闘(ダンジョン内でのカードバトル)、ヒロインとのHと言う感じです。
 ADVパートはマップ移動になっていますが、移動場所は多くありませんので、総当りをしても大した苦痛にはならず、詰まる事はないと思います。
 その間にRPGの様に戦闘で貯めたお金で装備を強化していきます。
 そして敵地に乗り込んでいって、ボスキャラを倒して終わりと内容は単純明快です。
 難易度も低い設定なので、誰でも気軽に遊べると思います。
 エロとCGも平均レベルはクリアしていると思います。

 と、ここまでが客観的なレビューで、いよいよ私的なストーリーレビューに入る前に少し前置きをしますが、私は「泣きゲー」と同率首位なぐらい「ハードボイルド」と「SF」については「ヲタク」を自負しています。
 そのため、ここからは「あぁ〜そう言う見方もあるのネ」と読んでください。
 さらに、ほとんど「ネタバレ」になりますから嫌な方は見ないで下さいね^^;

 さて、ネタバレても良い方だけ残りましたね!それでは・・・(ネタバレ&きつめの言葉^^;)
 私の考える「ハードボイルド」と「SF」の共通した最低条件は「現実を逸脱しない事」と「技術考証がしっかりしている事」の2点です。
 この物語の骨子は「神眼」と「魔眼」をめぐる「超能力」の戦いになっています。
 ここに逃げ込んだ段階でこれはただの「おとぎ話」に陥ています。
 それまでの雰囲気も設定も全て台無しです。

 生まれながらの宿命から「神眼」を継承した主人公が、それを手に入れられなかった実の兄が「魔眼」の持ち主である「つばさ」を使って世界を滅ぼそうとしているのを阻止するストーリー・・・・。
 「なんじゃこりゃ!」
 客をなめんのも、たいがいにせいよ!だったら最初から「ファンタジー」にしとけ!!
 「いかにも」な紹介で販売してるくせに!!!

 もともと「地雷」じゃないかとは思っていましたが、まさかこう言うタイプだとは思ってもみませんでした・・・・。

 (ネタバレ&きつめの言葉終わり)


<10点満点での総合評価>
 客観的に見れば6点
 でも個人的には3〜4点!


おすすめキャラ:朝霧 棗
最後に一言:「“J○RO”を呼べ!!」