ELYSION 〜永遠のサンクチュアリ〜 (ベネ!さんのレビュー) 評価:9 
▼ タイトル ELYSION 〜永遠のサンクチュアリ〜
▼ ブランド テリオス
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2000/08/10
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium133 MHz / MMX Pentium200 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB
▼ 音源 PCM/MIDI
▼ 備考 音楽:樋口 秀樹

<ストーリー>
 ヴェネツィアにほど近いアドリア海の孤島。
 島に建つ壮麗な洋館では、世界各地から非合法な手段によって集められたメイド達に囲まれ、一人の老人(テオ・パドリーノ)が悠然たる日々を過ごしていた。
 葛城遼一(主人公)は、老人の主治医としてそんな孤島の屋敷に招かれた。 内科医としてメイドたちへの命令権を与えられると同時に、彼女らの健康管理を一任される。
 老人の真意が読めぬまま、葛城はメイドたちとの19世紀さながらに様式化された奇妙な生活へ入ってゆく……。


<ゲーム概要>
 シナリオはマルチストーリー、マルチエンディングを採用。
 プレイヤーに「何度でもプレイしたい」と想わせる様々な展開が用意されている。


<ヒロイン紹介>
大原 魅麗
 東京の中堅総合商社の社長令嬢。
 裕福な家庭で、ごく普通の女の子として育つ。
 素直で前向きな性格。

クリスティ・マクレイン
 幼い頃、家族と共にアイルランドから移民してニューヨークに定住。
 一家は製薬事業に携わり、ある新薬の開発に成功したことから財を成す。
ジェーン・ロッセリーニ
 シチリア島の観光地の村で伸び伸びと育つ。
 無類のハリウッド好きで、自らを「ジェーン」と名乗っている。
ディアナ・ハーディ
 イングランド貴族の家に生まれる。
 一家はかつて、数々の事業を取り仕切る富豪であったが、現在は没落の一途を辿っている。
マリア・パドリーノ
 パドリーノの孫娘。
 普段はヴェネツィアの別宅に両親と住んでいるが、時たま島へ遊びにくる。


<まず一言>
 これを買おうかなと思っている人は、グラフィックに文句などあろうはずもないですから、
 気になるとすれば、システムやスト−リー、あとHさでしょう(^^;


<システム>
 Ctrlキーでメッセージ飛ばせます。
 メッセージの読み返し機能はありません。 
 ですので、飛ばすときには注意しましょう。
 移動はShiftキーで速度アップです。
 キーボードではだるいので、パッドでやれば非常に楽です。
 しかし、この移動は…猟奇の檻シリーズのあれですね(^^; ちょっと懐かしかったです。
 古き良き時代とエリュシオンの持つ懐古性がマッチしました。
 まぁ、システムとしては古いんですけど(笑


<音楽・音声>
 音声は、主要部分にはついてます。
 むろんHシーンには必ず(^^;
 主要4キャラとサブキャラがいますが、雑誌で紹介されていた副メイドの4人(ナスターシャ・サリー・ハイネ・ルシア)は攻略できません。
 あるのは立ちポーズだけです。
 Hシーンはおろか、グラフィックすらありません。
 その代わりに他のサブキャラが4人います(マリアお嬢含む)。
 副メイド4人にキャラ萌えして、「なんだ…ダメなのか」と思ったあなた・・・
 しか〜〜し!! クリアーした後には、そんなことはどうでもいい事に気づくでしょう(笑。


<シナリオ>
 内容…濃いです。 本格派のミステリーの匂いが感じられます。
 臓器移植、菌類、免疫不全、免疫抑制剤…
 全ての謎は全てのエンドを見たあとに解き明かされます。
 それから考えさせてくれもします。
 民族問題、宗教、哲学…
 特にテオ・パドリーノの「人間は平等ではない。それは神の視点から見た平等だ〜」は名言だと思いました(^^;

 シナリオですが、主要4キャラだけと思ってはいけません。
 それ以外のものは、位置付けとしては、おまけシナリオなのでしょうが、厚みがあります。
 むしろ本当の語り口は、主要4キャラを解いた後からだと言っても過言ではありません。
 私は後編をやって初めてやってよかったと思えるゲームになりました。


<Hシーン>
 鬼畜シーンを見たいのならば実は非常に簡単に見れます。
 7日目に専属メイドを4人のうちから選ばず、パーティーに出席すれば、いとも簡単に4人の凌辱シーンが見られます。
 その点でお手軽です(^^;
 4人のシナリオのHシーンは裸と半脱ぎの二回がありますが、本来的にはストーリーの本道を追っかけるものであるといっていいでしょう。

 いえ、質は悪くありません。 少し、アッサリしている感がありますが。
 文章量もそれ程、少ないわけではありませんので。
 無論Hシーンはボイスつきです(^^;
 ですが、鬼畜好きな人は尚更、後半のシナリオをやってほしいです。


<プレイ雑記>
 私は、はじめ、放置プレー(やらずに放置しておく事♪)が続きました。
 あまりに大作すぎて…胸焼け(ぽっ
 で、とりあえず所要4キャラだけ頑張ってクリアーしようと試みました。
 まぁ、RPGの大作をやるようなものです。
 4キャラのシナリオはそれぞれが過去を背負っていて、面白かったです。
 そのキャラの背景から、しっかり考えられている証拠ですね。評価できます。
 実際、キャラ立ちがしっかりとしてます。
 しかし、ここまでではただの大作扱いだったんですが…

以下
ネタばれ

改行
改行
改行
改行
改行


<シナリオ後半>
 マリアの凌辱はなかなか良かったです。
 恥ずかしがるいたいけな少女を可愛がりましょう。

 フローリィシナリオは謎解きです。 今までの謎がフローリィがコアとなって明かされます。
 特筆すべきは声でしょうか(^^;
 この方は相変わらず綺麗な声をされてます
 (螺旋回廊 水代葵 参照・・・ついでに買いましょう♪)

 鬼畜属性の人。 お待たせいたしました。
 メインディッシュはシナリオ後半です(^^;
 後半のシナリオは、すごいものがあります>マナ編とヘレナ編
 そういうのに弱い方も、グラフィックがないので安心です。 ちっ(笑。
 特に庭師のゲオハルト君は、死体遺棄、死体損壊、死体愛好、人種偏見と縦横無尽の大活躍です(^^;
 おまけに、彼は危機レベルAの病原菌まで保有しております。
 品性の愚劣さにおいて、彼は無敵の存在です(^^;

 彼は逃げ出そうとして殺されたメイドを、数年に渡って部屋におき、弄んでおりました。
 更にその部屋に、海辺で拾った、うら若き女性まで住まわせております>マナ
 しかもこの女性、すさまじく悲惨な過去をしょっております。
 出身はコソボ自治州・・・ヽ(´Д`)ノ

 ある日、それまで親切だった隣人に目の前で両親を殺され、妹と共に強姦されます。
 姉は自分達のために水を汲みにいこうとした井戸の周りの地雷原で、両足をもがれました。
 マナは地雷原で助けにもいけず、姉もそれをわかっていて助けを呼ばず、姉はそのまま死んでいきます。
 弟は爆撃で右腕を残して(?)吹っ飛ばされます。
 その後、マナはどうにか難民として船に乗り込みますが、それも難破します(T_T)
 で、上記のゲオハルトという人に拾われます(T△T)
 で、この人、白人以外の人間には人種偏見で、マナは月のものが来ると、雨の日であろうと外におっぽり出されます。
 シャワーなど浴びさせてもらおうはずがありません。

 彼女の境遇は、日本人には決してわからない不幸さでしょうし、これほど不幸になりえるはずもありません。
 最近、17歳の少年達が自分を見失って暴れまわっていますが、彼らがいかに甘ちゃんであるかが良くわかります。
 彼女に比べれば、不幸の範疇に入ろうはずもありません。
 マナシナリオをやって、本当の不幸を知りましょう(^^;
 きっと胃の附にずーーんと来るものがあるでしょう。


ベネ!さんより一言:「大作であるが、ただの大作にあらず…。 やるべき一品。」
おすすめキャラ:マナ&フローリー!
TITANSから一言:「横田先生ばんざい!」










  なかない猫    評価: 6 
▼ タイトル なかない猫
▼ ブランド ばった
▼ ジャンル サイコサスペンスADV
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2000/07/07
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium133 MHz / PentiumMMX200 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32MB MB / 64MB MB
▼ 音源 CD−DA
▼ ボイス なし


<ストーリー>
 ある日、直樹(主人公)は忘れていた記憶を夢でみる。
 自分が義姉に促され両親を殺してしまう夢…。
 それは、直樹を心の中に逃げ込ませるのに十分だった。
 学園で出会う「心の傷」を持つヒロインたち。
 彼女たちにと接するうちに、直樹は様々な影響を受けていく。
 そんな直樹の前に現れたひとりの男。
 彼は言う「夢の中の少女の事を知っているかい?」と。
 ヒロインたちの「心の傷」と自ら持つ「心の傷」を共に乗り越えていくことが出来るのだろうか・・・。
 交錯する夢と現実の狭間で、直樹自身が求めるものは? 


<ストーリー概要>
 水面に浮かぶ月のように、少年の前へ現れた少女。そして、少年は幼い頃の記憶に翻弄される。 
 少女は微笑む「こっちの世界は楽しいよ…。」と。 
 現実と夢の世界を描いた「ばった」第1弾!! サイコサスペンスアドベンチャーゲーム!!
 

<システム>
 メッセージスキップあり
 回想シーンはCG鑑賞・Hシーン鑑賞・音楽鑑賞と一通りそろってます^^;


<CG>
 CGは綺麗ですね。
 原画は
ほつみあき氏。
 ロリィーな感じのヒロインたちがなかなか
ストライクっぽいです^^;
 ただ・・・枚数がすくなさすぎる!


<感想>
 ストーリーが物足りない(説明のしすぎでつじつまが合わなくなっている)です。

 湿り気のあるサスペンスタッチはかなり好みです。
 また、背徳H好きなら買いです。
 義母ムリヤリ(非主人公)・義叔母ムリヤリ・ちび娘合意+ムリヤリなどなど。


おすすめキャラ:「綾音」
TITANSから一言:「螺旋回廊には遠くおよばない・・・」










  SilentDuel  (ちょびんさんのレビュー 編集:TITANS)   評価: 5 
▼ タイトル SilentDuel
▼ ブランド スクランブルハウス
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \ 8,800
▼ 発売日 1999/10/08
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium100 MHz / Pentium200 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB

<感想>
 「なかない猫」の別ブランドの作品。
 懐かしくなったのでリプレイ。
 線の細い美麗なCGがツボです。
 猟奇連続殺人+陵辱に大満足。
 中古でならやすくなっているでしょうからダメモトで買ってもお買い得だと思います。


おすすめキャラ:
TITANSから一言:「どんな作品だったっけ?^^;」











  特別授業   MMさんのレビュー)       評価: 3
▼ タイトル 特別授業
▼ ブランド BISHOP
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 2000/08/04
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium166 MHz / MMXPentium233 MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 64 MB
▼ 解像度 / 色数 640*480・65536色
▼ 音源 CD-DA、WAV
▼ ボイス 女性のみあり
▼ 備考 アドバンスド多汁システム搭載

【CG鑑賞モード】 あり
【メッセージスキップ】 あり
【BGM観賞モード】 あり


<ストーリー>
 厳格な規律で有名なお嬢様学園に、ある男が臨時講師として赴任する。 
 彼は、表面的には真面目な講師を装ってはいたが、その内実は異常性愛者だった。
 それまで、教壇を追われて定職に就いていなかったのも、かつて教え子に手を出したのが原因だった。
 その彼の目的はただ一つ。可憐な女子校生の肉体を思うがままに弄び、その快楽に溺れた表情を楽しむことだった。
 今、彼の鬼畜な凌辱授業の幕が開く…。


<ヒロイン紹介>
桜野みのり
 責任感が強く行動的で、教師からもクラスメイトからも信頼されているクラスのリーダー的存在である。

桜野真緒
 みのりの妹。姉と同じく純粋であるが、姉より若干人見知りする傾向がある。特に、男性に対してはまだ免疫が無い。

美園秋穂
 物静かで恥ずかしがり屋、内向的な女学生。読書好きが高じて図書委員として図書室の主と化している

西条ゆかり
 地域の名士の娘。 プライドは高いが、実際に才能豊かでなんでもそつなくこなす。
 また、現状に甘んじる事無く自身を高める努力を惜しまない努力家で、口にしたことは必ず実行する有限実行の人である。

新川夏希
 バスケットボールの選手として非常に将来有望で、その筋では有名人。
 細かいことにはこだわらない大雑把な性格だが、いつでもどこでも元気である。


<システム>
 重め。


<音楽・音声>
 エンディングに音声無し。キャラの初登場でも音声無し。
 Hシーンのみ音声…


<感想>
 前作の引きずっていざプレイ〜
 …ダメ…
 1回目のプレイは闇雲に人を探しまわるしかなく、人の現在位置が表示される2回目以降のプレイでも何がフラグになってるのかわからないのできつい…
 脱がしクリックははじめは良いが、反応は同じで、覚えたらそこをクリックするだけ…
 まあ、それは良いとして、前作に感じたシナリオのパワーがまったくないのがとても痛い。
 メインにあるシナリオなんかも当然無く。 それも痛い。
 ただ女の子を追かけまわしてイタスだけだが、その部分も弱いし…
 ご自慢の調節機能も使いにくい。
 あと2ヶ月あったら生まれ変わっただろうという惜しいゲームとも言える。


おすすめキャラ:「聞かないで〜〜」
TITANSから一言:「次回作に期待してしまおう・・・」











  いなおり   評価: 6
▼ タイトル いなおり
▼ ブランド ruf
▼ 対応OS Win95/Win98/Win2000
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 2000/08/25
▼ 必須CPU / 推奨 Pentium133MHz MHz / 166MHz MHz
▼ 必要メモリ容量 / 推奨 32 MB / 48 MB
▼ 解像度 / 色数 640*480・フルカラー
▼ 音源 PCM
▼ ボイス 女性のみフルボイス
▼ DirectX DirectX6.1以上
▼ 備考 音楽:TEAM-MINAKO

<ストーリー>
 主人公は旅先で知り合った鷲場弥生(やよいちゃん)と別れて別の列車に乗った。
 旅行から帰ってきて待っていたのは、祖父さんの訃報と遺言状だった。
 遺言には『遺産として、鷲場家の全財産を相続させる。その条件として、鷲場家の女性いずれかと結婚し、他のものと一緒にこの屋敷で暮らすこと、云々』と書かれていた。
 さあ、主人公はどう行動するのか?


<ヒロイン紹介>
鷲場 弥生 【わしば やよい】
 鷲場家の長女。
 実は真奈鹿の亡夫、司人の連れ子。 唯一の「普通人」。

鷲場 魅虎 【わしば みとら】
 真奈鹿の妹。 秀才肌のくせにドジなミコちゃん25歳、女策士。

鷲場真奈鹿 【わしば まなか】
 静かなる鷲場屋敷の支配者。
 年齢不詳の和洋折衷女主人。

鷲場 皐月 【わしば さつき】
 真奈鹿の娘。双子(愛衣)の姉。
 絵に描いた洋風の令嬢。

鷲場 愛衣 【わしば めい】
 真奈鹿の娘。 双子(皐月)の妹。
 絵に描いた和風の令嬢。 難攻不落の処女。

一部「-Will- [Guilty & SweetBasil & ru'f ]の画像を使用しています。
素材の著作権は「Will」に帰属します。これらの素材等の他への転載を禁止します。



<システム>
 なんで、Hシーン観賞モードがないんだ!?
 ゲーム形式としてはこれはMAP移動方式でその場所にいる人とお話しして話しを進めていく・・・んで、行く場所にはそのいる人のCGが表示してあると・・・
 まあ、どこでどのヒロインがいるか?が表示してあるので、攻略はそんなに難しくないかも・・・親切だね。

 んで、売りのひとつだろうインジケータシステム・・・
 ま〜「大砲マーク」があってHシーン突入できる場面になったら押して、Hシーンに突入するんだけど・・・これって必要だったのかな?


<音楽・音声>
音楽・・・特記なし。
音声・・・割といいんでないかな?^^;


<総合評価>
 ruf作品・・・中身は大吟醸。
 はたして、これを rufブランドで出すべきだったのかと今でも思う作品・・・明るい! 明るすぎる!
 今まで ruf といったら、「螺旋回廊」とか「贖罪の教室」とか暗いというか重いシナリオ&Hシーンだったのだが・・・
 明るいH(まーやってることは陵辱&鬼畜“っぽい”なのだが、いかんせん軽いノリでHやってる)為、Hさが伝わってこない・・・
 しかも、Hシーンは多いのだが、シーンが短いため盛り上がりに欠ける。
 売りのひとつでもある、複数プレイも期待ほどではなかった・・・(少なかったし)

 が、Hシーン以外のとこでは面白かったよ・・・特にミコちゃん25歳が^^;
 (ってこれはエロゲーなんだが・・・)
 サクサクH系だな〜〜・・・


おすすめキャラ:「ミコちゃん25歳^^;」
TITANSから一言:「出すブランド間違ってるよ・・・」










 トレス・マリアス 〜3人の聖処女〜   (Raiさんのレビュー)     評価: 8 
▼ タイトル トレス・マリアス 〜3人の聖処女〜
▼ ブランド にくきゅう
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2000/08/25
▼ 音源 CD-DA
▼ ボイス 一部あり

【CG鑑賞モード】     あり
【Hシーン観賞モード】  あり
【BGM観賞モード】   あり
【メッセージスキップ】  あり


<シナリオ>
 孤島にある教会が舞台。町で開業医を営む主人公の青年のもとに、ある日、教会のシスターから、『見習いシスターの容態がおかしくなったので、診察に来て欲しい』という依頼が来る。
 さっそく、看護婦と共に島へやってきた主人公だが、あまりに奇妙なヒロイン達の症状に、とまどいを隠せない。
 調べていくうちに、性について知っている沙月のみ症状が現れていないことに気づいた。
 しかし、性および肉欲については、教義で厳しく禁じられているはずである。 幸い、彼女たちの『性』に対する興味は旺盛のようだ。
 主人公はそれに乗じ、診察の名の下にヒロイン達の性感を開発し、ついでに、性教育もやってあげよう……と決意する。


<ゲーム概要>
 『ヒロイン達へのイタズラ』と、『謎解き』が、ゲームのメインとなっています。

 1日を昼・夕・夜の3パートに分けて行動します。
 各パートで少女たちに診察を行うことが出来ますが、病気の進行が進んでしまった場合、夕・夜は診察できないこともあります。
 症状の改善を図りながら、診察を行うことになります。

 また、夕・夜は、モンスターが襲ってきます。
 物理的攻撃、精神的攻撃、アイテム攻撃、逃走を駆使して対処するわけですが、オート・バトルも用意されています。
 と言うか、オート・バトルで十分です。
 この戦闘は蛇足以上のものはありません(^_^;)。

 Hシーンには音声が入っています。
 個人的には気に入っています(^_^;)。
 メッセージ自体もプル・ダウン・メニューからスキップできますので、サクサク進めようと思えばサクサク進みますが、未読のメッセージもスキップしてくれますので、ちょっと注意が必要です。

 CGやHシーンの回想はエンディングを迎えなくてもチャージされてゆきますので、大量のセーブデータ領域(100カ所)を駆使しながら、イベントだけ拾ってゆく、と言うことも比較的簡単に出来ます。

 ゲーム時間は約2ヶ月間。
 まともにやると、1プレイ、数時間かかります。


<ヒロイン紹介>
篠塚 真琴
 ショートヘアの見習いシスター。
 髪型が表すとおり、積極的で快活な少女。
 病気の症状は彼女が一番重いです。

神楽坂 沙月
 とても内気で大人しい少女。
 男性に免疫が全くなく、主人公にすらうち解けない。
 逆にシスターには「妙な」意味でうち解けている。 この辺が病気に関係する?

叶 梨々花
 くりくりヘアの女の子。 名は体を表すではないが、少女、ではなく女の子(笑)。
 マスコット的存在で、真琴とは仲良し。
 トレードマークは、いつも抱えたぬいぐるみ。


<システム>
 上記参照^^; CGモード・回想モード・BGM鑑賞モード・メッセージスキップ有り
 セーブ数は100・・・システム的にはいいんではないかと・・・


<音楽・音声>
音楽・・・そんなもんか・・・
音声・・・一部ってのがくやまれる! 声優さんは上手いんでないかな?


<総評>
 ゲーム的にはAVGです。
 移動し、会話を繰り返し、アイテムを入手し、適時必要な場所で使い、お話を進めてゆく……。
 そして、3人の少女を診察する時は、調教系SLGになります。
 まったく性知識がない少女たちに、様々な快楽を教えつつ、いろいろと診察を……。

 しかし、少女に性教育を施せるようになるには、序盤にあるイベントをこなす必要があります。
 このイベントをこなせないと、いつまで経っても性教育が出来ません。
 非常に辛いことになるでしょう(笑)。

 個人的には音声も合っていると思えますし、メッセージ自体もかなりつっこんだ内容もあったりして、私は気に入っています(笑)。
 CG量も多いと思いますが、いかんせん調教系としては調教自体がそれほど豊富ではないことと(つぼは心得ていますが(^_^;))、調教のレベルが2段階しかないのが悲しいですね。
 AVGパート自体はゲームとして十分過不足無いものかと思いますが、蛇足的な戦闘シーンが大いに邪魔です。

 面倒くさい部分もありますが、購入して「当たり」だったと思います。
 秋葉原では価格下がり、放出品的な扱いをしているお店もありますが(^_^;)。
 なんででしょうね(^_^;)。


おすすめキャラ:神楽坂 沙月
TITANSより一言:「攻略どっかないかな?」