マージ〜MARGINAL〜 (zaku2さんのレビュー) | 評価: 4 |
▼ タイトル | マージ〜MARGINAL〜 | |
▼ ブランド | アクトレス | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | \8,800 | |
▼ 発売日 | 2003/01/24 | |
【CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(既読・未読判定あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 60個 | |
【 エンディング数 】 | 5個 |
<ストーリー>
『おじいさんが僕に残したたった一つのモノ』
主人公は幼い頃に両親を亡くして、今まで一人で生きてきた。
そして祖父からある遺産を受け取ることになった。
それは山奥にある白い瀟洒な洋館。
「私たち…長い…長い間、お待ちしてましたのよ…」
洋館を訪れた主人公は、メイドとして使えるという5人の女性と出会う。
しかし、この館は無人でここ何年も訪れた人はいないと聞いてきた。
不思議に思いながらも主人公はここで生活をして行く。
やがて主人公を付けねらう“敵”の存在を知ることになる。
祖父が託した願い「お前には権利がある…繋ぐか…それとも断ち切るか…」
物語は、主人公の意思とは別に意外な方向へ進んでいくのであった…。
<システム>
上記参照。
そんなに重くなく、動作不良とかの不備は特に有りません。
インストールすればCDレスでプレイ出来るのは好印象かと^^;
メッセージスキップ、読み返しも使いやすく、鑑賞モード系ももお決まりなものは揃っています。
ですが、最大の問題は選択肢がないとセーブ出来ないという点です。
序盤は良いんですよ。選択肢とか移動場面たくさんありますから。
ですが、各ヒロインへのルート進行が決まった中盤以降はまったくセーブできなくなり、かなり辛いです。
何でこんな中途半端なものにしたのかものすごく不思議です。
そのくせセーブ数は60とたくさんあるし・・・。
(いや贅沢なのは分かっていますが・・・やはりどこでもセーブが良いです(つД`))
<音楽・音声>
BGMが22曲、ボーカル曲はOPとEDの2曲。クオリティはかなり高いと思います。
雰囲気を壊さない西洋中世的で綺麗なメロディーが多く、聞き心地がいいです
ボーカル曲はOPの方がかなり良いですね^^;
ただ、効果音といったものはほとんどないので、臨場感に欠けます。
途中戦闘シーンなるものに入るのですが、そのせいで全然盛り上がりません。
音声は女性のみフルボイスで、可も無く不可も無く。
演技力、キャライメージ共に特筆するところはありません。
<グラフィック>
背景は綺麗で良い感じです。館とか植物とか良く描けてますし、人物絵も綺麗です。
原画はPhononさん。新人さんでしょうか?
アメリアのようなお姉さま系から、このはのようなロリ系まで上手く描き分けられます。
ですが立ち絵のパターンが少なく、物足りなさを感じずにはいられません。
イベントCGは全部101枚。全体的に良くかけてるんですが・・・綺麗系の絵にありがちの・・・エッチCGに関しては薄いです。
期待はできないかと(つД`)
<シナリオ・感想>
シナリオは「久遠の絆」なんかを手がけた小林且典さん。
結構ディープな話を描ける人なんですが、今回はそれほどでもなかったと思います。
当然ですがマージがメインヒロインで、他の4人のサブヒロイン(ファムとフィンはセット)を攻略しないと進めません。
メインルートで、他ルートで張っておいた伏線を解き明かす形です。
難易度はぬるいです。目当てのヒロインのいる場所に移動すればいいだけです^^;
ですが、一回でも他のヒロインのとこに行っちゃうと、ほぼバッドルート直行なため、同時攻略はできません。
中身は何においても純愛のシナリオです。
序盤はとにかく主人公にゾッコンで個性的なメイドたちが悶えさせてくれます(o゜▽゜)o
アメリアの中盤以降での変わりっぷりも萌えるでしょう。
・・・と言いたいところですが、単純にそういうわけではありません。
下記の主人公について読んで頂ければおわかりになると思いますが・・・。
終盤は精霊やら悪霊やらが絡んで、ちょっとシリアスになってきます。
それをヒロインと一緒に立ち向かう、といった感じ・・・てゆーか流れが「とらは」と似てないでしょうか?
さて最大の問題点は主人公。
エロゲーの主人公のくせに、必要以上にウブでお子ちゃまで、ゲームのよさを台無しにしてくれます。
プレイヤーとしてはキレドコロが満載です。
例えば初日にファムを除く4人のメイドと一緒に寝るというイベントがあるのですが、主人公はうろたえるだけで何もしません。
結局普通に添い寝です・・・o( ̄ ^  ̄ o)
「おいおい、男だったらここで5Pだろ!?」と思わず叫びたくなります。
悪霊に取り付かれて主人公とヒロインの性欲が暴発するというイベントでも、この少年は「こんな形でエッチなことは出来ない」と無駄に自制心を働かせて何も起こりません・・・。
なにやってるんだこの野郎!?(←魂の叫び)
確かにそのジェントルマンシップは立派です。現実にそんな紳士がいたら尊敬しますよ。
でもこれはエロゲーですよ!?エロゲーにおいて奥手はむしろ罪でしょう。
と、こんな感じの主人公ですか、おかげでエロ以外でのヒロインとの会話もどうにも受身で、だらしなくヒロインの魅力を半減させます。
せっかくキャラクターはよかったのにな〜・・・。
数少ないエロも手抜きです。
描写も薄いし、立ち絵や他のCGに比べてとたんにレベルが下がるし、入れたら即終わるし、中にはCGが無く文章だけなんていう酷いのもあります。
コンシューマ発売を前提にしているためでしょうか?そうやって○○みたいに消費者を食いものにするのはやめて欲しいものですね(←毒)
<10点満点での総合評価>
18禁作品としてなら4点。
それ抜きでも6点。
ちょっと、というかかなり期待外れです。
長く待ったんですけどね^^;
<最後に一言>
メーカーによると「物語として面白く、かつエッチも満載♪可愛いメイドさん達による心からのご奉仕をユーザーさんに堪能してもらいます」だそうです。
信じると痛い目にあうので注意しましょう。
おすすめキャラ:フィン&ファム。
二人ともうまく話を引っ張ってくれて主人公の情けなさをカバーしてくれます。
モエかん (あとさんのレビュー) | 評価: 8 |
▼ タイトル | モエかん | |
▼ ブランド | ケロQ | |
▼ 対応OS | Win98/Me/2000/XP | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | \8,800 | |
▼ 発売日 | 2003/01/31 | |
【CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | なし | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | あり | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 128個(他にクイックセーブ&ロードもあり) | |
【 エンディング数 】 | 9個(バッドエンド除く) |
<ストーリー>
11月も押し迫ったある日。
主人公である神崎貴広 (萌えっ娘カンパニー係長、萌えっ娘島メイド育成所所長)は、
秘書霧島香織とともに、リニア・実相寺冬葉・朝霧かずさ・鈴希というメイド達に出会う。
5人の女子達との華やかな生活の中で、それぞれが持つ神崎貴広との様々な関係と過去、
萌えっ娘カンパニーの陰謀が明らかになっていく。
最後に神崎貴広の頬をなでるのは、孤独な風か…、優しく暖かい手か…、
血にまみれた冷たい手か…、それとも……。
<キャラクター紹介>
●神崎貴広
主人公。元情報部最強部隊(Pixies)のリーダー。
たった一人で一国を相手に出来る実力を持つ「Nursary Cryme」の称号を与えられた男。
10年前のある作戦でNursary Crymeの力を失い、Pixiesを解散させた。
その後左遷され、萌えっ娘島の所長となっている。
●リニア (CV:成瀬未亜)
古い世代のアンドロイド。
廃棄寸前のところを貴広の元部下「隷」に助けられ、萌えっ娘島にやってきた。
頭から生えているリニアハンドがかなりプリティ。
非常によい子で下ネタはまったくダメ。
●霧島香織 (CV:カンザキカナリ)
非常に有能な秘書。主人公が赴任する前から萌えっ娘島で秘書をやっている。
…と考えると30前後の年齢のはずだが、外見は幼女。
話し方も「でちゅ」をはじめとした幼児言葉。
●実相寺冬葉 (CV:ダイナマイト☆亜美)
絵本マニアの図書館司書。天然系。
特殊な味覚を持ち、同時に特殊な能力(プレゼント生成、治癒能力)を持つ。
自分を犠牲にしても他人を助けようとする。
●朝霧かずさ (CV:乃田あす実)
商品管理部監察室粛清部隊(Alice In Chains)所属のメイド。
主人公の警護のために萌えっ娘島に来たが、警護を断られたたシェフをしている。
かなりぶっ飛んだ性格。マイ包丁の手入れに余念が無い。
●鈴希 (CV:永瀬江美弥)
夜中に館内を徘徊する謎の少女。無口で無愛想。たこ焼きが好物らしい。
真性のつるぺたロリータ少女。
<ゲームシステム>
典型的な選択分岐式のアドベンチャーゲーム。
基本的には攻略したいヒロインを追っかけていればOKです。
前半は共通シナリオで、12月5日あたりから個別シナリオに入ります。
純愛モノですが、一部ヒロインには陵辱(調教)シナリオもあります。
<システム>
差分ファイルが配布されています。特定環境でトラブルが発生するようです。
一応ダウンロードしておくと安心です。
上記のほか、音声/効果音/BGMのON/OFF&ボリューム設定、
テキスト表示/画面効果の速度切り替え、全画面/ウインドウズ画面の切り替えが可能です。
機能としては十分なんですが、メッセージスキップがポップアップメニューとCtrlキーでしかできないので操作性が悪いです。
速度も画面効果や立ちキャラ表示のため、低速の部類に入るのではないでしょうか。
また、オートモード時の音声と音声の間が長く、ストレスが溜まりました。
<グラフィック>
キャラデザインはSCA−自氏ですが、原画は2C=がろあ〜氏・基4%氏も担当しています。
で、ここまで甘○キャラでいいんでしょうか??
まぁ、SCA−自氏も○露氏の絵が好きと言っているのでいいのかなぁ。
デフォルメキャラの使い方が上手く、非常に効果的です。
総CG数502枚ですが、表情違いが多く、実際は300枚程度でしょうか。
<音声>
キャラボイスも萌え萌えです。皆さん、いい仕事してますね!
ただ、冬葉の声が鼻にかかりすぎかなぁという気がしました。
萌えキャラ的な声を意識したのかも知れませんが、ちょっと気になったッス。
<感想>
「ケロQ」というか、SCA−自氏渾身の作品です。
前評判に違わず、萌えと燃えの融合した良作にしあがっています。
良作ではありますが、細かい点を突付けば、言いたい事が山ほど出てきます。
メインストーリーであるリニアシナリオ以外は、プロットが活かしきれていません。
さすがにリニアシナリオは、萌えも燃えもかなり堪能できましたが、その他のシナリオでは、今ひとつ燃えられませんでした。
(ネタバレ)
一国と対峙できる能力と設定されたNursary Crymeも思いのほかショボく、情報部の一流エージェントだったという割には、対応が後手に回りまくり。
かずさ&鈴希シナリオは、まるっきりパラレルワールドだしなぁ。
霧島シナリオは、伏線も無いのに投げっぱなしで、なんだそりゃって感じだし…。
また、リニアと冬葉には調教シナリオがあるんですが、主人公まったく人格変わっちゃってるし…。
冬葉シナリオでは調教期間が短すぎるため、堕ちるのが唐突過ぎの感が否めません。
(ネタバレ終わり)
それとネーミングが安直すぎます。
PixiesもAlice In ChainsもNine Inch Nailsもいいバンドですが、まんまゲーム内で使うのはどうかと。
(N Girlsって元ネタあるのかな?)
あ、Jesus&Mary Chainもイギリスのバンドでしたね。
散々、文句を言いましたけど、萌えも燃えも十分堪能できる作品に仕上がっています。
<Hシーン>
純愛らぶらぶ系と鬼畜調教系両方揃ってます。ここら辺のサービスはさすがです。
ただし、コンシューマ移植前提の作品ですので、本編でのHは唐突&他の行為に差し替え可能なシュチュエーションとなっております。
その点に目をつぶれば、十分及第点の出来かと。
<10点満点での点数>
8点
良作ですが、ストーリー上の欠点が少なくありません。
ネタ的には大傑作に仕上がる可能性を秘めた作品でしたが、仕上げが今ひとつで傑作になれなかった良作といったところでしょうか。
おすすめキャラ:
最後に一言:
おすすめキャラ:かずさ…キャラ的に一番プリティなのではなかろうか。
最後に一言:「コンシューマ移植かぁ…。最近多いよなぁ。
行殺新選組 ふれっしゅ (あとさんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | 行殺新選組 ふれっしゅ | |
▼ ブランド | ライアーソフト | |
▼ 対応OS | Win95/98/2000/Me/XP | |
▼ メディア | CD-ROM | |
▼ 定価 | \6,800 | |
▼ 発売日 | 2002/08/02 | |
【CG観賞モード 】 | あり | |
【 シーン観賞モード 】 | あり | |
【 BGM観賞モード 】 | あり | |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読・既読判別あり) | |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり | |
【 選択肢リターン機能 】 | なし | |
【 オートモード 】 | なし | |
【 ヒント機能 】 | なし | |
【 セーブ数 】 | 100個 | |
【 エンディング数 】 | 21or22個(EXシナリオ含む。) |
<ストーリー>
江戸時代の終焉を予感させる幕末の混乱期。
幕府転覆を目指す悪のキンノーが跳梁跋扈する京の町に、敢然と『誠』の一文字を旗に掲げた新選組。
今日も今日とてキンノーを斬り、京の町を守るために戦います。
しかし、旗揚げしたばかりの彼女達には、お金もなければ世間の目も冷たいものです。
新選組に入隊したばかりの主人公は、この逆境を克服しつつ、悪を斬り、また悪を斬り、たまには息抜きで温泉にも行ったりしつつ、いずれ訪れる晴れ舞台、『池田屋事件』で勝利を収めるべく新選組は奮闘を続けます。
果たして、新選組は迫り来る戊辰戦争に勝利を収められるのか?
そして、何より重要な問題、新米隊士の想いはヒロインに届いてくれるのか!?
<キャラクター>
●近藤勇子 (CV:歌織)
のほほんと、時としてぼんやりと、かなりの確率で危なっかしい感じの新選組局長。
組なのに局長とはこれいかに?
江戸、試衛館の道場主から本物の武士になることを夢見て、京にのぼってきた。
こんなんでも人望は厚いが、性癖に問題アリ。
●土方歳恵 (CV:かわしまりの)
新選組の鬼の副長とおそれられ、影の支配者とも噂される冷酷な美人。
新選組を強くするために、敵と同じ数の味方に切腹を申しつけているという噂。
それすらも囁こうものなら、どこから隊規の名を借りて腹を切らされるかわかったものじゃない。
●沖田鈴音 (CV:YUKI)
その剣の腕は隊内にかなうものなし、日本最強とも噂される美少女剣士。
最大の敵は自らの身体を蝕む病魔で、目下の敵は黒い猫。
体調が優れないと、その口から血を吐く。都合が悪くなっても吐く。
ついでに「お兄ちゃん」とかも言ったりする^^;
●原田沙乃 (CV:綾瀬まゆ)
永倉とともに新選組の実働部隊を担うミニマムな少女。
十文字槍の長さと身長のアンバランスさがたまらないと(´Д`*)ハァハァしたりすると、サックリ刺されたりするあたり、乙女心は複雑怪奇。
●永倉新 (CV:金田まひる)
新選組の斬り込み隊長。大木槌、永倉ハンマーを軽々と振り回す剛の者。
超重兵器を担いで先陣を切っていく。さすがにスピードが乗ってくるとカーブが切れないらしい。
それとも、性格的に曲がれないという可能性もあったり。
●カモミール芹沢 (CV:長崎みなみ)
水戸藩出身。主要幹部では、彼女だけが京都で一緒になったメンバー。
そのため、ちょっと周囲から浮いていて寂しそうな横顔もちらり。
その寂しさをまぎらわせるため、酒を飲んで大暴れするのは、果たして愛嬌の範疇か!?
●藤堂平 (CV:草柳順子)
『ふれっしゅ』から参加の新メンバー。でも、江戸、試衛館からの仲間だったり。
なんで出てこないんですか、というお問い合わせをいちばんいただいた人物をモデルにしているあたり、順風満帆にはいかないかも。
●斉藤はじめ (CV:草柳順子)
笑顔がなぜかかわいい、主人公と同日入社、じゃない、入隊の新米隊士。
割と無礼者な主人公の行動にもよくつきあってくれるのに、実はけっこう剣の実力はあったりして、こういうタイプがいちばん、始末に負えないかもしれない。
●伊藤甲子 (CV:歌織)
池田屋事件の後に入ってきて、参謀の地位をゲットした知性派のクールビューティー……、じゃないかもしれない。
とりあえず、S気質満載な外見のあたり、予想通り、先任の副長殿との相性は最悪。
●おまち (CV:長崎みなみ)
すでに逃げも隠れもできない汚れキャラ……、いや失敬、狂言回し……^^;
ゴホン…とにかくかわいくて元気で、ちょっと以上に周りが見えていないゴーイングなお嬢さん。
島田に目をつけたあたりで、人物眼の底はしれてたり。
<ゲームシステム>
「まぁ、こんなのもアリかな」という感じのソフト。
「人斬り美少女あどべんちゃ〜」ゲームらしいです。
基本的には選択分岐式のアドベンチャーゲームなのですが、ミニゲームで取得するパラメーターも攻略に関係します。
ミニゲームは「キンノーFIGHT」というカードゲームと「押し借りクイズ」というクイズがあります。
カードゲームの難易度は低め。パラメーター調整の難易度は高めです。
クイズの難易度は高めで、出題傾向がかなりマニアックです。
自分の得意分野であっても手こずるでしょう。
「答えが間違っている」という指摘もありましたが、
私には、どの答えが違っているかさえも判りません。
<システム>
上記のほか、音声/効果音/BGM/画面効果のON/OFF、全画面/ウインドウズ画面の切り替え、
SKIPの未読、既読切り替え、バックログ中の音声再生機能がついています。
SKIPは豪快で、瞬時に次の選択肢まで飛びます。
操作性は快適で不満はありません。
<グラフィック>
原画は八雲剣豪氏。萌え絵系ですね。
非常に可愛らしい感じの絵に仕上がっています。
立ちグラフィックは無く、キャラの顔グラフィックがディスプレイ狭しと暴れまくります。
ここらへんは行殺☆新撰組と変わっていませんね^^;
<音声・音楽>
歌織さん、長崎みなみさんといった有名どころ・中堅どころが演じており、違和感無くプレイできました。
皆さん、いい仕事してらっしゃいます^^;
BGMは和風に仕上げてあり、雰囲気にマッチしていました。
<感想>
ライアーソフトのゲームですから、洒落の判らない人間はやらないほうが無難でしょう^^;
特に新撰組原理主義者や坂本龍馬原理主義者はやっちゃダメです。
また、新撰組のことを全く知らないと全然楽しめません。
芹沢鴨や伊藤甲子太郎が何者であるかぐらい知っている事が前提です。
あまり知らなくてもそれなりに楽しめますが、知っていればより楽しめます。
テキストのテンポが良く、それなりに長いシナリオでも中だるみせずにエンドまでプレイできました。
ただ、特殊エンドを見るためにはパラメーター調整が不可避なんですが、キンノーFIGHTでのパラメーター調整は非常に大変でした。
<エロ>
どちらかといえばバカゲーに分類されるであろう、このゲーム。
その中でエロをどう評価するのがいいんでしょうか…。
一応、つるぺた、めがねっ娘&病弱、エッチなおねいさん、妖しいおねいさんやM系まで、一通り揃っているので、どの属性の方もそれなりに楽しめることでしょう。
薄からず、濃からず。実用性はあるともいえる…無いともいえる微妙なラインですな。
<総合評価>
7点
当然、バカゲーとしての評価です^^;
おすすめキャラ:藤堂平…「ま、しょうがないか。」って、流されすぎ。
最後に一言:「士道不覚悟、切腹よ♪」