Review

＜音楽・音声＞
　音楽は普通ですね･･･特に書くことはありません。そんな出来です＾＾；
　ただ･･･もうちょっとパターンが欲しかったですね。

　音声は無しです。残念。

＜感想＞
　エウシュリーのデビュー作のダンジョンRPGです。
　戦闘システムはFFのような感じで、ゲージが溜まると行動が可能になるやつです。
　戦闘で得た経験値をステータスに割り振ることで成長していき、ステータスの平均でレベルが決まります。
　エンカウント率が少し高めなためサクサクと進むわけではないですが、それほどイライラはしませんでした。
　あとなぜかHをしても経験値がもらえます＾＾；（相手の精気を吸うような感じ？）

　CGも綺麗でワタシ的には好きなタッチです。
　なかなか良くできた作品だと思います。
　ただこのゲームは目的ゲーにはなりえません。
　そこまでのＨ度はあく、遊べてそこそこＨ、そんなの微妙すぎ～（？）な作品です。
　でもH度は普通のRPGよりは高いと思います。

　少し気になったのはストーリーがわかりにくいということです。
　これは続編の戦女神Ⅱで明らかになるものが、かなりあるためです。
　ストーリーをこれだけで理解するのは無理です＾＾
　（ストーリー自体は悪くはありませんが･･･最初からⅡ発売予定だったのでしょうか？）
　気に入ったのならそちらもやってみるといいかもしれません。

＜１０点満点での総合評価＞
　通常では６点と言ったとこですね。
　ＲＰＧ好きな方には７点あげれます。

おすすめキャラ：レヴィア
最後に一言：「ただの目的ゲーは買う気がしないという方は買っても損はしないと思います。」

＜ストーリー＞
　戦国時代。各地に大名が割拠し、時代は戦と野望の支配する形となる。
　そんな世にある大名家の長男として主人公東条景勝は誕生する。
　偉大なる父親東条景綱の元、知勇兼備の大器と呼ばれ育つも、元服の式の際、国を揺るがす騒動に巻き込まれることになる。
　式の祝賀で盛り上がる中、父、景綱が何者かに謀殺され、元服を迎えると同時に家督も継ぐことになる東条景勝。
　しばらくは叔父の東条俊為が後見人となり取り仕切るが、悪政の為国は乱れ荒れてゆく。
　主人公、景勝は妻を娶ったのを境にある決断をするのだった。

このホームページはRUNEより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はRUNEに帰属します。

高坂さんのレビュー
＜音楽・音声＞
　戦国というテーマに合うカンジの結構いい曲だと思います。

　音声は女性キャラのみフルボイス。
　演技とかは上手くて良かったです＾＾；

＜感想＞
　修正パッチがあります。アップデートしておきましょう。

　開始時に武将の中から一人を選びますが基本的にストーリーは一本道。
　そのかわり武将の数だけストーリーがあるのであまり気になりません。
　ゲームの流れはアドベンチャーパートと戦闘パートの繰り返しです。
　戦略物らしくアドベンチャー部分で軍議などをしていき、状況に応じて発生する戦闘をクリアすることでゲームが進んで行きます。

　ストーリーについては戦国の武将がそれぞれの信念に従い戦を繰り広げるというカンジです。
　結構熱い話とかあるので好きな人はハマると思います。
　ただ、話の本筋にヒロインがほとんど絡んできません。
　まぁ戦国物ですからしょうがないといえばしょうがないですが…。
　よってヒロインの出番は開始と終了を除けばほぼ｢室｣のシーン。
　…早い話がヤッちゃう、ってことです。
　（ストレートすぎ！…そうなると話の上でのヒロインの存在意義が薄いな～ってのが少し残念。）

　戦闘については、まぁまぁでしょうか。戦闘自体は簡単なんですが、勝負はちと厳しいかな。
　カードバトルなんですがハメパターンとかが存在します。
　それと長期戦になることが結構あるので、数をこなすと戦闘ウザくなります。
　電撃戦狙うと大抵相手の物量に押し負けるのも問題点。

　ちょっとここまでマイナスっぽい書き方になってしまいましたが、絵とかＨシーンとかが良いです。すごく＾＾；
　むしろこの絵がなかったら前述の理由から駄作と言い切ります（ﾏﾃ
　好みは分かれるかもしれませんが買って損は無いかと(フルインストールでＣＤいらないしｗ

＜１０点満点での総合評価＞
　８点。ちょっと甘いかも＾＾；

おすすめキャラ：奈結　咲都
最後に一言：「絵がよければ多少に眼を潰れると言ういい例＜注：褒め言葉です。」

ぱっちさんのレビュー
＜音楽・音声＞
　女性のみ音声があります。上手いか下手かはよくわかりません（すいません
　音楽はバリエーションが少ないと感じました。

＜感想＞
　戦国時代の関東地方を描いた作品です。
　「景勝」の名を持つ5人の武将が登場し、統一の覇者を目指すというものです。
　それぞれに複雑な事情を持っていて、ストーリーがいい感じです。
　戦闘システムも良く考えられていて楽しかったです。
　戦闘の難易度は少し難しいくらいかな･･･でもコツをつかめばかなりサクサクと進みます。
　５人の主人公を操れるし、ヒロインも多いので飽きなかったです。（最後の辺がさすがに少し飽きましたが＾＾；）

　H度は普通程度でほとんどが和姦ですね。
　（戦国時代ということでもっと酷いシーンがあると思ってましたが・・・）
　女の子はＣＧ・ストーリー共GOODでした。特に双子ちゃんがいいです！

　各ストーリーは短めで、4時間もあればクリア出来ます（７回もやるので調度良い長さです）
　バッドエンドはありません。
　
　ただ、戦闘で負けるとやり直し、選択肢がないので一直線っていうところは少し考えさせれるかも。
　ま～主人公を増やすことでそれを補ってるのでしょうけどね。
　
　気をつけて欲しいのは修正ファイルをダウンロードしないとプレイできないということ！！
　普通に落ちます！エラー多発！とんでもないバグの数でした。
　パッチ当てれば大丈夫そうですが＾＾；

＜１０点満点での総合評価＞
　８点。
　ハッピーエンドばっかってのと選択肢がないのが少し不満です。

おすすめキャラ：双子ちゃんが気に入った～～～～です（これは萌え？）
最後に一言：「悪く書きすぎた気もしますが佳作ってとこですね。（それほど悪くないよ）
　　　　　　　　買っても損はしないでしょう。」」

戦女神II　　　（ぱっちさん＆かまいたちさんのレビュー）　　　

評価：　７～８　

▼ タイトル

戦女神II～失われし記憶への鎮魂歌～

▼ ブランド

エウシュリー

▼ 対応OS

Win98/Me/2000/XP

▼ メディア

CD-ROM

▼ 定価

\8,800

▼ 発売日

2002/10/25

▼ 購入

/ オリジナル特典なら Getchu.com

　あり

【ＣＧ観賞モード】

【シーン観賞モード】

　あり

【ＢＧＭ観賞モード】

　あり

【メッセージスキップ】

　あり（未読・既読判別なし）

【メッセージ履歴機能】

　あり（音声リピート付き）

【選択肢リターン機能】

　なし

【オートモード】

　あり（２１段階の速度調節が可能）

【ヒント機能】

　なし

【セーブ数】

　１００個（サムネイル表示・整頓機能付き）

【エンディング数】

　２個

＜ストーリー＞
　前作「戦女神」の続編です。
　故郷のレウィニア神権国に帰ったセリカはレウィニアの水の巫女から「魔人封鎖地」を見て来て欲しいと頼まれます。
　古の七魔人の封印が解かれたという噂が…。
　その背後には一人の青年の暗躍があったのです。
　彼の目的は…？

このホームページはエウシュリーより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はエウシュリーに帰属します。

ぱっちさんのレビュー
＜音楽・音声＞
　女性キャラのみあります。
　音楽も少しグレードアップかな・・・。

＜感想＞
　前作よりもかなりいい出来になっています。（ストーリーが好きかも）
　戦闘は前作では主人公一人だったのが、今回は５人のパーティーで行動します。
　難易度も高すぎず低すぎず･･･2回目プレイにはデータが持ち越されますが、ストーリがほとんど一緒なのでやる気に影響が＾＾；
　一応敵の強さも2倍、3倍･･･と調節可。
　覚える戦闘スキルが多いのと、ボスがメチャ強いのとでレベル上げが必要です。
　レベル上げが嫌いな人にはそこがネックですね。
　レベルやステータスの上昇は前回通り、スキルは使えば使うほどあがるタイプです。

　H度は前回よりも上がったように思います。
　ただ前回はストーリーを進めれば自然とHシーンが発生しましたが、今回はちょっと違います。
　好感度があってレベルが上がったり、選択肢で上昇します。
　好感度によってＨシーンが発生します。
　ですから一回目のクリアですべてのＨシーンを埋めるのは少し難しいですね。
　要はレベルを上げれば全て（一部を除く）コンプリートできますがそれにはレベル上げが・・・。
　それなら２回プレイした方が早いし、いいでしょう。

＜１０点満点での総合評価＞
　通常では７点と言ったとこですね。
　ＲＰＧ好きな方には８点あげれます。
　

おすすめキャラ：マリーニャええの～
最後に一言：「攻撃魔法が使えんのよ・・・召還魔法強すぎ・・・戦士も強すぎ・・・。
　　　　　　　　最後は攻撃魔法なんて使いません。」

かまいたちさんのレビュー
　始めに断っておかなくてはならないのですが、私はシリーズ前作をプレイしてません。
　それどころか購入特典のビジュアルノベル「風蝶草の微笑」すら後回しにして本作をプレイしました。
　それでも話に置いていかれることなく進めることができたのは、至るところで回想めいた会話が交されていたからでしょう。

　予備知識として、
　●主人公セリカ＝シルフィルは「神殺し」。
　●遥か昔に大女神アストライアの肉体を奪って今日に至る。
　●Ｈ（性魔術）によって、その不死の肉体を維持している。
　●維持できなくなれば、封じ込められているアストライアにその肉体を奪い返される。
　●そのために、使徒と呼ばれる「昼はメイド・夜は性奴隷（！）」の、おにゃのこ４人を連れている。
　これだけ知っときゃ十分です。

　それでも心配なら・・・
　同梱されている「戦女神～風蝶草の微笑～」をプレイしてから本作をプレイしましょう。
　これはシリーズ前作の「戦女神」を完全ビジュアルノベル化したものです。
　選択肢はありませんが、Ｈシーンには音声も付いているので楽しめるかと。

　という訳で「前作を購入しなきゃ楽しめない」というゲームではありません。
　「前作をプレイしていればさらに楽しめる」ゲーム、ですね。
　・・・ＲＰＧ好きであることが絶対条件ですが（＠＠；

＜システム＞
　機能は充実。「ホントにこれ、ＲＰＧか？」って思いました。
　いま主流のＡＶＧならほぼ満点の出来でしょうね。
　戦闘中以外なら、選択肢があろうがどの場所にいようが「いつでもセーブ」が可能です。
　フルインストール1.4Ｇ程？でＣＤレス起動も可能です。
　私はキーボード派ですが、ゲームパッドにも対応しているそうです。
　至れり尽せりとはこのことか・・・ヽ( ´￢`)ﾉ

　しかし良いトコばかりじゃありません。
　先ず、ＡＤＶパートの部分での移動方法に不満があります。
　例えば屋敷内での移動。必ず玄関に戻らないと他の場所に行けません。
　寝室から、地下室・・・果ては屋外の道具屋に高速ワープ！とはいかないのです。
　また、ＲＰＧ部分と共通して、コマンドのレスポンスが悪いように感じました。
　装備ウィンドウなどを開いた時、コマンドが現れるまでにほんの少し“間”があるんですよ。
　「はやくクリックさせろよ！」と、ちょっとイラつく時があったりなかったり。
　あ、オート戦闘モードも欲しかったな。インターフェイスにも改善の余地ありかな。
　とりあえず・・・
　もっと楽をさせてくれ！！ヽ（`Д´）ﾉ（へたれゲーマーの叫び

　なんにせよシステム的には「コンシューマゲームと同じ感覚では少々辛い」というのが事実です（＠＠；
　ただし、１８禁ゲームのＲＰＧとしては過去最高の出来であることも付け加えて置きます。

＜シナリオ＞
　かなり壮大な中世ヨーロッパ風のファンタジー系ストーリーで、１２章に分かれています。
　壮大すぎてまとめ上げ切れてないような感も受けますが、それもそのはず。
　どうやら後半部分でカットしたイベントが結構あるらしいです。
　とは言っても話自体が破綻してるわけでもないので許容範囲内かと。

　つーか、カットしてもボリュームがあり過ぎます。
　なんせメーカーさん曰く「平均プレイ時間５０時間以上」ですから・・・（＠＠；
　「幻燐の姫将軍」で指摘されていた「イベントの発生が同じ場所に偏り過ぎている」という欠点も、今作品では解消されており、さまざまな場所で色んなイベントが発生します。

＜ＣＧ・Ｈシーン＞
　原画は「幻燐の姫将軍」と同じく、鳩月つみきさん。
　肉感のある絵で、塗りも綺麗でした。
　ＣＧは３７３枚と、凄まじい枚数です。

　Ｈシーンも、入浴シーンなどを含めると７８！！　とんでもない数です。
　・・・全部使ったりしたら涸れちゃうよ（＠＠；
　「本編（ＲＰＧ部分）で煮詰まったらＨシーンで気分転換」できて、かなり助かりました。
　Ｈの時の効果音も充実。ピチャ音、フェラ音もばっちり。“パンパン音”は好みが分かれるかも？
　オートモードとの組み合わせで、アレにも集中できます。

　ただし激エロかというと・・・私的にはそうでもありませんでした。
　主人公セリカが関わっていないＨは総じて尺が短かった気もします。
　鬼畜・触手といった私的にピンポイントな属性Ｈもあったんですけどね。

　激エロでなかった原因として「主人公セリカ自身がＨに対して淡白」という点も挙げられます。
　興を削ぐというか何というか・・・まぁキャラの設定上、仕方ないのかな。
　そもそも某鬼畜王みたいな性格だったら話自体にも支障が出るでしょうし。

　激エロ目当て・各属性目当てで買うと不満が生じるでしょう、とだけは言っておきます（＠＠；

＜音楽・音声＞
　ＯＰ曲は日向ぽこさんという女性が歌っておられる「魂の記憶」。
　ロック調の曲で、かなりお気に入りです。
　ＯＰへの導入、演出も合格点でしょう。

　残念ながら音声はおにゃのこのみ。
　しかし、登場するおにゃのこだけでもかなりの人数です。
　「この上、野郎キャラにまで音声付けてられっかよ！」ってのがメーカーさんの本音でしょうか。

　当然の如く、声優さん１人１人が二役も三役もこなされています。
　だからといって違和感を感じるかというと、そうでもありませんでした。
　つーか、私がそれに気付いたのはエンディングのスタッフロールを見てからでした・・・（＠＠；
　演技もそうですが、戦闘中にも声付きだったので音声に関しては問題ないかと。

＜総評＞
　「何だよコレ！カネ返せ！ヽ（`Д´）ﾉｳﾜｧｧｧﾝ」と叫びたくなるゲームが多い昨今。
　大満足です。
　他を圧倒するボリュームでお腹いっぱいです。
　個性的で魅力たっぷりのおにゃのこ達で胸もいっぱいです。

　序盤～中盤はレヴィア・サリアに(;´Д`)ﾊｧﾊｧ
　終盤はレシェンテ・ハイシェラに(;´Д`)ﾊｧﾊｧ
　いや～、忙しかったなぁ。（何に？

　アイテム合成、隠しキャラ、隠しダンジョン、レベル・アイテム引継ぎシステムなど、２周目以降のプレイに耐えうる「やり込み要素」も十二分に詰まっています。

　（ネタばれ）
　戦闘に負けたら「問答無用でＧＡＭＥＯＶＥＲ」っていうのは勘弁・・・。
　おにゃのこだけで行動するシナリオがあるんだから「負けたら陵辱」が欲しかった。
　第７章のシャウア公爵邸とかドムスギア城でのイベント戦闘なら間違いなく可能だったのになぁ。

　だってイベント会話で敵が「うへへ、負けたら分かってるんだろうな？」とか言ってるんですよ！？
　女囚人を犯してる現場に踏み込んで発生するイベント戦闘なんですよ！？

　鬼畜属性のあるエロゲーマーなら期待しちまうだろうがっっ！！！！ヽ(Ｔ□Ｔ)ﾉ（血涙
　・・・ええ。私はわざと負けましたよ（＠＠；
　（ネタばれ終わり）

　まぁ色々と不満点も挙げさせてもらいましたが、どれも些細な問題ばかりかと。
　あまりにも完成度が高いので、ついわがままを言いたくなってしまうんです。
　是非、続編を作って欲しいですね・・・もちろん鬼畜シーンを大盛りにして、ですが（＠＠；
　物語が壮大だけに、戦女神シリーズだけでエウシュリーさんはあと１０年戦えそうな予感。

＜１０点満点での総合評価＞
　８点。
　満足度からすれば最高点をつけたい所ですが、やはり１０点というのは特別であるべきかと。
　減点理由は、先ずシステムで－１点。
　激エロではなかったので、さらに－１点です。

おすすめキャラ：レヴィア　レシェンテ　ハイシェラ　サリア
最後に一言：「ＲＰＧ好きであれば価格以上の満足感を得られるでしょう。最後は攻撃魔法なんて使いません。」