未来はぼくらの手のなかに (あとさんのレビュー) | 評価: 6 |
▼ タイトル | 未来はぼくらの手のなかに |
▼ ブランド | シェイプシフター |
▼ 対応OS | Win95/98/2000/Me |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2001/02/16 |
【CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | なし |
【 BGM観賞モード 】 | なし |
【 メッセージスキップ 】 | あり(未読既読判定なし) |
【 メッセージ履歴機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 10 |
【 エンディング数 】 | 4 |
<ストーリー>
私立七美学園は伝統ある学校で、付き物の不思議な話も幾つもある。
大運動会・学園祭を前にしたある満月の日、主人公はドジで天然な上級生の少女と知り合い、彼女が不思議な話の一つである「旧校舎の十三階段の呪い」を体験するのを目の当たりにしてしまう。
その日以降、学園祭が近づくにつれ、学園内に不思議なことが次々に起こる。
主人公とヒロインたちは「七美学園怪奇探偵団」を結成し、学園の不思議を調べ始めるのだった。
<ゲーム内容>
ほのぼの学園純愛アドベンチャーゲーム。
謎解きを期待してはいけません。謎は勝手に解明されちゃいます^^;
「多数決システム」を取り入れたと書いてありますが、余程ひねくれモノで無い限り、「どこが多数決だったの?」という結果に終わる、よくわからないシステムがあります。
<システム>
上記のほか、随時セーブ&ロード、画面切り替え、フォント指定ぐらいしかついていません。
システムは前作「翼のはためき」のものをそのまま使ったのかもしれません。
スキップの既読未読判定、読み返し機能、表示速度調整機能はつけて欲しかったですねぇ。
2001年の作品でこの程度のシステムでは、ユーザーに貶されて当然かもしれません。
なお、フルインストールすれば起動時CD不要です。(要HDD容量123MB。)
<キャラクター紹介>
●朝比奈日向子
七美学園3年生。運動神経0の天然ボケ娘。一度眠ると梃子でも起きない。
トロい性格を直すため、「形から入るため」髪の毛を切ったばかり。
●霧野きらら
七美学園2年生。勉強も運動もこなす優等生。男性に対して潔癖気味。
実は可愛いものが大好きで、押しに弱い。自分の可愛い名前にコンプレックスを抱いている。
●若宮千世・万葉
七美学園2年生。一卵性双生児。クラスのマスコット的存在。
明るく楽しい性格で、何にでも興味を持ち、何にでもクビを突っ込む。
●氷島奈緒美
ファミレス「アリスダイナ」のウェイトレス。
●花村椿
主人公、きらら、千世、万葉の担任。歴史教師で七美学園の卒業生。
ナイスバディの美人。かなり趣味に走った性格の持ち主。
<音楽・音声>
鑑賞モードが無いので、全体で何曲あるのかは定かではありませんが、曲数は多くありません。
サントラが欲しくなるほどではありませんが、ゲームによく合った良作です。
音声は無し。
<グラフィック>
原画はケンスケ氏と黒木雅弘氏。
作画が安定してません。ケンスケ氏は本職がグラフィッカーで、原画は初めてらしいのですが、イベントCGより立ちグラフィックの方が見栄えがいいというのは、エロゲーとして如何なものか。(立ちグラフィックも誉められたものではないが・・・。)
厳しいかもしれませんが、原画だけ取り上げれば、同人レベル。
(ま〜OHP行って頂いて実際の目で確認して頂ければ)
ただ、双子(ちーはー)のCGは出来が悪くなく、そこそこ萌えられました。
総CG枚数54枚。(パターン違いはCG鑑賞に登録されません)
うちエッチCGは15枚。
<感想>
前作「翼のはためき」と逆に、テキストは良いいものの、グラフィックがゲームの足を引っ張っています。
テキストは読み応えのある大作ではありませんが、何気ない日常の表現が上手い良作です。
欲を言えば、主人公と各ヒロイン、1対1のイベントをもう少し充実させた方が説得力があったと思います。
期待して買った訳ではないので、思わぬ拾いモノといった感じの良作でした。
<Hシーン>
純愛ものならこの程度かと。
H突入とともに主人公の人格が変わるようなこともないです。
エッチCGも15枚しかありませんし、汁気もほとんどありません。
全員処女で痛がります^^;
逆に、初めて同士の初々しさが描かれていてよかったかなって感じです。
ただ、Hに突入させるストーリー展開がやや強引で、もう少し攻略期間を長く設定して、ラブラブな時期を設定した方がよかったような気がします。
<10点満点での評価>
6点。
いい作品ですが、正直8,800円と言われると・・・。
グラフィックとシステムが足を引っ張ってます。
「エロゲー」としてはお勧めできませんが、テキストは良いので、学園・純愛モノが好きな方のみどうぞ。
おすすめキャラ:若宮千世・万葉。双子の片方に彼氏が出来たら、こんな感じなのかなぁ?
最後に一言:「きっと、制作費が無かったんだろうなぁ…。テキストがいいだけに、惜しい作品です。」
めいでん☆ブリーダー (タケ・ユタカさんのレビュー) | 評価: 6 |
▼ タイトル | めいでん☆ブリーダー |
▼ ブランド | TEATIME |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2002/03/21 |
【CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | なし |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり |
【 メッセージ履歴機能 】 | なし |
【 オートモード 】 | なし |
【 セーブ数 】 | 10 |
<ストーリー>
ふぅ……ようやく辿り着いたな。
ここがメイデンの聖地、メイデンシティーか。
親に勘当され、家を飛び出し、ここに至るまで苦節半年間……感動もひとしおってもんだ。
旅に出た途端、追い剥ぎに身包みを剥がされるわ、樹海に迷い込んで死にかけるわ、途中で熱病にかかって三途の河を渡りかけるわ……。
とにかく!
俺は何とか、五体満足に目的地についたんだ!
そうさ、俺は一流のブリーダーになるまで
諦める訳にはいかない! 天下を取ってやる!
※ビミョ〜に本編とずれてるような^^;
<ヒロイン紹介>
サクラ(アルル種) CV:立田恵美
素直で従順な性格で、人を疑うことを知らない純情タイプ。
人懐っこい性格が仔犬を想像させる。
育成難度はその性格からか易しいとされる。
初心者を始め、多くの人々から愛されるスタンダードタイプ。
能力も平均しているので癖もなく育成し易い。
フォルテ(ベーオ種) CV:三上裕子
我侭で自由奔放な性格で、外見通りに言動も幼め。
他のメイデンに比べて歌唱能力に優れる。
一般的に人気のある種だが、育成難易度はやや高い。
可愛らしい外見と子悪魔のような言動が一部のマニアの心をくすぐる。
シルバ(シフ種) CV:長根文緒
普段は飄々としているが、怒らせると怖い性格。
潜在的に舞踏の技術に優れている。
育成難度は凶暴な性格のためか難しいとされる。
上級者向き。
カグヤ(ディー種) CV:浅海譲
メイデンの中でも希少種とされ、その実態は明らかになっていない。
神秘的な雰囲気を持つ。
育成難度は不明だが、あらゆる面で潜在的な能力を有しているらしく、手間はあまり掛からないとされる。
ルナール CV:乃田あす実
メイデンショップ『エル』に勤めるお姉さん。
主人公とは親戚の間柄で、小さい頃は一緒に遊んだりもした。
新しくメイデンを育てる場合、彼女の斡旋を受けることになる。
エミィ CV:HARUKA
メイデンが芸を披露する『メイデンホール』の司会を勤める少女。
彼女自身ブリーダーでもある。
ルナールに心酔しており、近づく男には容赦をしない。
気が短く乱暴で、コロコロと表情を変化させる元気っ娘。
このホームページはTEATIMEより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はTEATIMEに帰属します。
<システム>
上記参照の他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
BGM・ボイスのon/offのほか、音量を5段階から調節可。
メッセージスピードを3段階から調節可。
通常インストールは約400MB。フルインストール(約1GB)しても起動時CD必要。
ノートPCでもプレイできるようになったみたいですが、必要スペックには注意。
さみしいシステムですね…スキップはSPACEキーだし^^;
セーブは1日の始めにしかできません。シーン鑑賞がついてないなら常時セーブが基本でしょうに〜。
しかもセーブ数少なすぎヽ(`Д´)ノ
<音楽/音声>
音楽は全11曲+主題歌・エンディング歌あり。
やり込みゲーだからってこともあるんですが、どのBGMもやたらと耳に残ってます^^
聞けば「あ、『めいでん☆』の曲だな」とわかるくらい。
音声は女性のみ一部ボイスあり。
フルボイスじゃないのが残念。
<ゲームシステム>
まず4種類のメイデンたちの中から好みのタイプを1人選んで、自分の「娘」にします。
その後、朝〜夜12コマのスケジュールを決めて、メイデンの体力・ストレスとのバランスを取りながら運動させたり、芸を覚えさせたりします。
踊り・歌・芝居などのスキルを伸ばすと、舞台で芸を披露したとき高得点を稼げて多くの資金を得られます。
育てたメイデンを売却して、さらに資金を得ることも可能。
こうして娘たちを育てていくうちに主人公は「ブリーダー」として成長していき、いずれはトップブリーダーとして有名になることがゲームの目的です。
エンディングは寿命エンド、売却後ハッピーエンド、真エンド(結婚エンド)など。
愛玩用のHのスキルを伸ばすとHエンドになります^^;
メーカーのHPに攻略が載っているのでCG回収も安心^^:
<感想>
アニメ絵と3DCGの融合で特徴のあるTEATIMEさんの3作目のゲーム。
内容はメイデンと呼ばれる動物耳・シッポのついている女の子を娘として育成しつつ、時には教え込んだ芸を披露して資金を稼ぎ、時には飼い主の特権でハァハァするSLG。
通常画面は箱庭風の3Dビューの自宅で、デフォルメされたメイデンたちが与えた指示通りにチョコマカと動き回るのが楽しいです。
「まじかる☆アンティーク」で感じたのと同種の楽しさというか、育成SLGとしてのデキはなかなかのものだと思います。
どうも使いにくいというか殺風景なシステムが不親切な印象ですが、プレイに慣れると時間を忘れてハマる中毒性もあり。
メイデンは生後約3ヶ月(概念上1ヶ月が20日なので60日)経過すると寿命で死亡してしまうという、えらくシビアな設定がついているので、女の子1人あたりにかける時間は意外と短いです。
シナリオ的には、意味深なセリフを言うキャラがいたり、なにやら深い設定があるような気もするのですが、実際プレイしている分にはひたすらメイデンとの生活を楽しむだけであっという間に季節が過ぎていき、別れを迎えてしまいます。
だから設定はあまり深く考えるな(突っ込むな)ということなんだと思いました^^;
育てたメイデンが死ぬ(具体的には消滅する)描写はけっこう鬱。
ただし、もうじき寿命のはずのメイデンを売り飛ばすと、なぜかその後も長いこと生きているかのような微妙に矛盾したエンディングを迎えたりするので(^^;)、最初のうちは売り飛ばして金に換えるのが正しいようです。
高得点を稼げるコンボを使えば、3〜4人目くらいのメイデンでトップブリーダーになって真エンドを迎えることが可能。
なので、難易度はそれほど高くないと思われます。
真エンドを迎えたとしてもセーブデータを引き継いでエンドレスプレイが可能なため、CG回収に困るということもありません。
18禁ゲーとしての実用性ですが、これは微妙です。
まず「調教」と銘うっているわりに、調教でHシーンが出るのはパラメーターが一定レベルに達した時のみで、しかもメイデン1人につき4シーン程度という少なさです。
他のHシーンも各メイデンは冒頭&エンディングの2シーンのみで、サブキャラ合わせても全部で28シーン(十分??)。
CGの使い回しがあってもいいから、シーン数がもう少しあったらという不満が残ります。
で、内容は完全に普通のHシーンなんです。
固定CG&ごく一般的な長さのテキスト(卑語なし、フェラ音は微妙にあり)に、シチュエーションもこれはと思えるものがない。
冒頭とエンディングのHのみCGアニメが付いていますが、これまでのTEATIME作品で見られたアングル変更等の特徴がないため、本当にただの「3DCGを使ったHシーン」になっています。
シーン鑑賞が付いていないのも、人によって大きくマイナスになるんじゃないでしょうか。
それでもこのブランド特有のキャラの可愛さと時々はさまれるイベントCG自体の美しさは一級品なので、買う価値がないかといわれれば全くそんなことはない、好みが合えば買っていいといえる作品だと思います。
<総合評価>
6点。
個人的には十分楽しめたので7点つけてもいいけど、育成・調教というわりにHシーンが少ないのでマイナス1点。
おすすめキャラ:う〜ん…いないなぁ。
最後に一言:「このブランドはロリやスレンダー体型に執着でもあるのか(;´Д`)」
めもりある。 (analystさんのレビュー) | 評価: 4 |
▼ タイトル | めもりある。 |
▼ ブランド | ベルダ |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me/XP |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8.800 |
▼ 発売日 | 2002/02/08 |
<概要>
女の子と同棲生活を送りながら、神隠し事件を解決するゲーム。
<画力>・・・7
とりあえず、一枚絵の出来はなかなかだと思います。
少々デッサンの崩れが気になるところはありましたが、まあそれほど問題はないでしょう
塗りも丁寧に塗っており、気になる部分はありませんでした。
エッチシーンでときどき入るアニメの出来はいまいちです。
かなり短い間隔でループしているアニメで、動きもぎこちないです。
この程度のものだったら、入れない方が良かったようにも思います。
このゲームでは、テキストで焦点になっている部分をズームアップしたりします。
たとえば、キスをしているときは口元がアップになったりします。
しかし、本当になんの工夫もなく拡大するだけで、ドットがよく見えます。
そんなことだったら、やらない方がマシでした。
精液描写は薄すぎです。もうちょっと粘度が欲しいところです。
風呂に浮いた精液はなかなか良かったですが、顔に付いてないので、あまり意味がありませんでした^^;
<ストーリー>・・・3
一応、学校の近所で頻発している神隠しを解決するというのが大筋になっていますが、これがまた面白くないです。
超自然的な力が原因になっており、一応いろいろと説明がくっついていますが、納得できるものでもなく、内容があまりにも稚拙です。
一体何がやりたかったのか、さっぱり理解できません。
これだったら、甘い同棲生活のみをかいて、ただのラブコメにしてくれた方がはるかにマシだったろうにと思います。
テキストも出来が良くありません。特にキャラの台詞回しが不自然です。
おそらくは、キャラの個性を表現しようとして、各キャラに特徴的なしゃべり方をさせているのでしょうが、邪魔です。
それによってキャラに魅力が出ているわけでもなく、普通のしゃべり方にしてくれて方が良かったと思います。
<音楽・音声>・・・5
音楽は特に可もなく不可もなく。特徴のない音楽です。
音声はそれなりにキャラには適合しています。
しかし、それほど演技が上手いとも感じませんでした。
台詞がちょっと変なこともあり、ぎこちないしゃべり方になってしまっています。
やはり、印象には残りませんでした。
気になった点が一つだけ。
女の子達は「おち○ぽ」だの「おま○こ」だの結構言ってくれるんですが、音声ではこの単語が丸ごと消されてます。
いくらなんでもそりゃないんじゃないかと・・・。
<システム>・・・4
特にバグはないようですが、機能的にはあまり揃っているとはいえません。
スキップは未既読管理なし、バックログ参照もありません。
もっとも、ほとんど一本道のゲームなのでなくてもそれほど困りませんが・・・。
シーン回想はありますが、ビデオで撮ったものを後で見ているという設定になっているので、画面の周りテレビのものと思われる枠があります。
そんなところに凝らなくても、と思いました。
このゲームは一番はじめにどちらのヒロインと同棲するかを決定しますが、この時点ですでにエンディングが決定しているという恐ろしく潔い仕様です。
要するに二つしかエンディングがありません。
これはあまりといえばあまりなのではないかと・・・。
ゲーム途中の選択肢なんて、いったい何の意味があるのか分かりません。
場所を選択して、誰かに会うという部分もありますが、これなんてエッチのためのスキルと道具を獲得するためのものとしか思えません。
ストーリーに全然関わってきませんし。
全体的に非常に中途半端です。
なんだか、本当はもっと複雑なゲームになるはずだったのに、結局できなくて、その残骸だけが残ってしまったという印象を受けました。
<実用度>・・・5
ヒロイン二人のから一人を選択し、そのヒロインと同棲して、少しずつ開発していくというコンセプトはありがちではありますが、良かったと思います。
しかし、そういったコンセプトを前面に押し出した宣伝をしている割には、エッチシーンの量が圧倒的に不足しています。
この設定であれば、少しずつ開発されて、ハードなプレイも受け入れられるようになる様子が過不足無くかけるはずです。
「ナイトライフ発展システム」と大仰な名前が付けられていますが、発展などほとんどしません。
内容的には、体位3種類、フェラチオ、縛り、オナニー程度です。
フェラチオも描写はそれなりだと思いますが、顔射ができるわけでもなく、これ一つで使えるほどのものでもありません。
あと裸で外出して、お散歩できるというものがありますが、これもちょっとお散歩したら、すぐに家に帰ってからエッチするというかなりヘタレたものです。
その他の女の子にもエッチシーンはあります。
お話の関係上、淫乱状態になっていますが、特に変わったエッチをするわけでもなく、それほど興奮もしませんでした。
唯一、魅春が麗奈におしっこを飲ませるシーンだけは良かったですが^^;
上手くできていれば実用度に貢献したであろうアニメの出来もいまいち。
やはり、ない方が良かったように思います。
<総合評価>
4点
エロもストーリーもシステムもアニメも、すべてがすべて、あまりにも中途半端なゲームです。
開発者としては、いろいろとやりたいことがあったのかもしれませんが、これでは・・・。
あまり高みを狙わず、素直に同棲シミュレーションにしてしまって、エロに特化してしまった方が良かったように思います。
おすすめキャラ:水森魅春・宮舞千鶴…昼は淑女、夜は娼婦という設定は良かったです。
MAID iN HEAVEN (analystさんのレビュー) | 評価: 7.5 |
▼ タイトル | MAID iN HEAVEN 〜愛という名の欲望 |
▼ ブランド | PIL |
▼ 対応OS | Win95/98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,500 |
▼ 発売日 | 1998/12/18 |
<概要>
メイド好きの主人公のもとへ押し掛けてきた巨乳メイドを調教するゲーム。
<画力>・・・6
それほどうまいわけではないんですが、なかなか魅力的な絵です。
なんというか、女の子の柔らかさがつたわってくる絵です。
ただ、塗りはあまりうまくないです。
もう少し何とかならなかったのかと思いました。
それから、精液がほとんどありません。いくら顔射してもさっぱりかかってません。
テキストでは相当かかっているようなんですが、全然、絵に反映されていません。
残念なことです。
<ストーリー>・・・8
バカとしかいいようがないです^^;
主人公も主人公なら、なぎさもなぎさ、出てくる人物みんな頭がおかしいです(といっても登場人物は少ないですが)。
いや、いい意味でですよ^^;
かなり笑わせてくれます。
<音楽・音声>・・・−
残念ながら、私はこのゲームの音楽を評価する資格を持っていません。
というのも、初回版をもっていないからです。
したがって、あの『メイドさんロックンロール』のフルコーラスと『メイドさんブルース』を聞いていません。
ということで、この項目は評価不能です。
音声はないです。
<システム>・・・7
ゲームは思いっきり『あゆみちゃん物語』のパ○リです。
SM系のアイテムを入手するためには、一度なぎさを気絶させなければいけないところまでそっくり。
『あゆみちゃん物語』では、絵にかなり不満があったので、私としてはこちらの方が好きです。
パク○がいいかどうかは別として。(ま〜最近は「2」や、似たような作品ばかりですが・・・。)
シーン回想はないんですが、このゲームの場合必要ないでしょう。
何しろ、ゲーム中のほとんどがエッチシーンですので^^;
不満な点としては、「巨乳メイド」などという不届き千万なフォルダを作ることと、瞬時に最小化することが難しいことが挙げられます。
家族と一緒に住んでいるユーザーのことを考慮してもらいたかったところです。
まあ、最小化はExcelかWordあたりを同時に立ち上げておけば、何とかなりますが。
<実用度>・・・8
何しろ、やることが調教だけで、しかも数がかなり多いので使えます。
内容もかなりいいですね。一般的な調教はすべてあるといっていいでしょう。
特に評価できるところは、おしっこが多いことです。
お風呂はもちろんこと、夜のお散歩では2カ所、日曜日に1カ所でしれくれます。
最初は嫌がっていながら、最終的にはしないと物足りなくなったりして、いい感じです^^;
当然のことながら、アナル調教もあります。
いきなり突っ込もうとして、失敗し、その後は少しずつ調教することが出来ます。
少しずつ開発されていくなぎさがgoodです^^;
残念なことが一つ…画力の所でも触れましたが、精液描写が弱すぎです。
テキストでは顔射しまくっているのに、CGには全然それが反映されません。
非常に残念です。せっかくの顔射も魅力半減です。
絵でもう少し頑張ってくれれば、永遠に使えるものになったかもしれないのに、残念です。
<総合評価>
7.5点
テキストのバカさ加減と、実用度の高さが良いです。
ただCGがもう少し良ければ…。
まあ、繊細な絵ではゲームのイメージに合わないとは思いますが。
おすすめキャラ:なぎさ…巨乳メイドではなく、微乳メイドならさらに良かったんですが…。
TITANSより一言:「巨乳がいいんだいヽ(´Д`)ノ (魂の叫び)」