ゆめくみ    (タケ・ユタカさんのレビュー)    評価: 7 
▼ タイトル ゆめくみ
▼ ブランド MEGAMI
▼ 対応OS Win95/98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 2002/09/13
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 セーブ数 】  いくらでも^^;(ファイル作成形式)


<ストーリー>
 父親の急死により、突然留学先から呼びもどされた主人公。
 彼は父親の跡目を無理やり継がされ、超巨大企業の会長に就任させられる。
 お飾り会長と呼ばせないため、日夜激務に精をだす主人公。
 けれど、さすがにオーバーワークでついにダウン!
 医者の勧めで1週間だけ夏休みをとることに。
 ひさしぶりにひとりでゆっくりくつろげる…
 と、胸を弾ませ個人所有の海辺の別荘へとむかう主人公。
 ところが別荘に着いたとたん、彼を出迎えたのは見知らぬふたりの少女。

 「うれしい! うふふ…やっと会えたわ、お兄さま!
 「はじめまして、お兄ちゃん。わぁ、やっと会えたぁ」

 「お兄さま?」 「お兄ちゃん?」
 ふたりの名前はゆめみくるみ
 なんとふたりは主人公の義妹で、休暇のあいだ“兄”の世話をするためやってきたのだという。
 どうやら父親が生前、家族にいっさい無断でふたりを勝手に養子縁組していたらしい。

 ずっと思慕を募らせていた“兄”とようやく対面できて、ゆめみくるみも大はしゃぎ。
 “兄”にご奉仕するのが自分たちの使命!
 …とばかりに大はりきりで迫ってきたり、無邪気にじゃれついてきたり。
 はたして主人公はふたりの誘惑に耐え、のんびり休暇を過ごせるのか…!?
 …って、そんなの無理に決まってる♪


<ヒロイン紹介>
 美郷ゆめみ(みさと・ゆめみ) CV:しまだかおり
 行動がてきぱきした、しっかり者のお姉ちゃん。
 意外と抜けている面もあるけど、とにかく前向きな女の子。
 考える前に行動するタイプでせっかちなせいか、足下(前方)不注意でよくぶつかったり転んだりする。
 努力家で活発で、喜怒哀楽がはっきりしていて、強がりで、いろんな意味でわかりやすい。
 身長145cm、3サイズは72・54・74
 主人公の呼び方「お兄さま」で、自分の呼び方は「あたし」。

 美郷くるみ(みさと・くるみ) CV:桜井薔子
 無邪気で素直で泣き虫な、ゆめみの妹。
 どこか頼りない雰囲気を漂わせつつ、やっぱりまだまだ頼りない。
 でも、いつまでもお姉ちゃんに頼っていてはダメだと思っていて、一生懸命努力するがんばり屋さん。
 ちまちましてて、危なかしい。
 身長131cm、3サイズは62・51・68
 主人公の呼び方は「お兄ちゃん」で、自分の呼び方は「わたし」。

 多田薫子(ただ・かおるこ) CV:南条幸江
 美郷グループで主人公のサポートをする美人秘書。
 今回の休暇はすべて彼女が手配によるもの。
 女好きの前会長(主人公の父親)に仕込まれたため、もちろんそちらの方もやり手。


このホームページはMEGAMIより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はMEGAMIに帰属します。



<システム>
 上記参照の他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 ボイス・BGMの音量調節可。
 既読メッセージの再表示がないのが残念。
 フルインストール(要300MB)すれば起動時CD不要。
 CG枚数はパターン違い込みで101枚です。


<音楽/音声>
 音楽は、全11曲。主題歌あり。
 「♪仲良く二人分け合いましょう、好きなものぜんぶ半分こして〜」
 そうですか^^;

 音声は、女性のみフルボイス。
 メインのロリ2人に秘書のナイスバディねーちゃん1人。
 ロリの姉の方は「多淫症候群」の主人公の人なので〜・・・上手いんですが、プレイした人には違和感が^^;
 妹の方は違和感なくロリです(?)。

 SEは、Hな効果音等はなし。


<ゲームシステム>
 オーソドックスな選択肢+マルチエンディングADV。
 総エンディング数は8。内容は恋人エンドや結婚エンド、Hエンドなど。
 姉を狙うか、妹を狙うか、どちらも狙うか(^^)で選ぶべき選択肢はわかりやすいので、難易度はそんなに高くありません。
 ちなみに秘書の薫子さんも攻略可。


<感想>
 大金持ちの主人公が、休暇中の別荘で7日間の間、義理の姉妹である幼女2人とHしまくるゲーム^^;
 <ストーリー>を見ればわかりますが、主人公の青年は大金持ちといってもイヤミのある性格ではなく、ごくノーマルな人物。
 (ノーマルで幼女に手を出すのかというツッコミはなしです^^;)
 なので、感情移入の対象としてはまずまずです。
 上で書き忘れましたが、名前変更も姓名ともに可。

 幼女2人はかなり不幸な経歴を持ってることが後でわかりますが、けなげに主人公に尽くしてくれるだけでなく、ちゃんと年相応の自己主張もするキャラになっています。
 特に破綻したところはなく綺麗にまとまっているストーリーで、お約束とほのぼのした萌えたっぷりの純愛ゲームです^^
 でもゲーム期間は実質1週間もないので、短さは不満の残るところかも。
 個人的にはこれくらいの長さが丁度いいんですけどね^^;

 私は「はじるす」も「はじいしゃ」もやったことないため、比べてどうこうと言えないのですが、少なくとも実用度の点において前2者にひけを取らない内容ではないかと思います^^
 Hのテーマは、“ご奉仕”でしょう^^;
 朝はフェラで起こされるのを基本として(^^;)、メイド服・ナース服・ネコ耳ウサ耳などにコスプレした2人にいたれりつくせりのサービスを受けられます。
 その他コスプレはレオタード・体操服(ブルマ)・水着(ビキニ&スクール)・裸エプロンなどなど。

 ちなみに、2人とも間違いなく処女です。
 なんといっても処女膜を破るHシーンがご大層に3パターンも用意されていますから、徹底してます^^;
 このロリっ娘2人を主人公の父親が養子にした理由はそもそもHな奉仕をさせるためだそうですが、肝心の奉仕をさせる前に父親が逝ってしまっため、主人公が処女のまま2人をいただくことができたということのようです。
 そうですか^^;

 もちろん処女喪失Hにかぎらず、Hシーンは合計40シーンほどあり豊富です。
 その中で秘書の薫子さんとのHは3個くらいですから、ほぼ完全なロリゲーといっていいでしょう。
 内容はすべて明るい雰囲気のラブラブHで、3Pもあります。

 Hシーンの長さは普通ですが、テキストはさわやかに卑語をはさみ(^^;)ひとつのセリフがわりと長めです。
 フェラシーンのちゅぱ音はゆめみには普通にあり、くるみにはほんの少しあるという感じ。
 フィニッシュCGはどのシーンにもバッチリあって、たっぷりとかかってます^^

 不満は薫子さんの出番が少ないことくらいかな^^;
 彼女がロリ2人に指導しながらのHシーンなど期待してたんですが(最低^^;?)、コンセプトが100%ロリであることは明らかなので仕方ないかも。
 どうでもいいですが、なんでCG回想は妹のくるみの方が先なんですかね?
 このゲームのメインヒロインは完全ロリ体型の彼女だというスタッフのメッセージなのか(;´Д`)


<総合評価>
 7点。
 まさにロリゲー初心者にはうってつけのゲームだと思います。
 エロ度的にも、私はそんなに・・・でしたが、属性のある方は十分すぎるくらいでしょう。


おすすめキャラ:美郷ゆめみ。ちょっとしっかりしすぎカモ(;´Д`)
TITANSよりより一言:「小さいすぎない?」











  D.U.O〜song for all〜     (ラブリーダックさんのレビュー)    評価: 6 
▼ タイトル D.U.O〜song for all〜
▼ ブランド ぱんだはうす
▼ 対応OS Win95/98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/04/26
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 セーブ数 】  50個
【 エンディング数 】  1


<システム>
 申し訳程度の選択肢とおまけ程度のマップ移動のゲームです。
 基本的には、ストーリーと時代設定を楽しむ「ノベルもの」だと思ってください。
 
 しかし、そうなると「マップ」がうっとうしい!はっきり言ってジャマです!
 せっかく「ドラマモード」(文字ウィンドウも消えます)でアニメ気分に浸ろうとしても、雰囲気ブチ壊しで、興ざめします。


<ストーリー>
 21世紀初頭、「アポトーシス・クライシス」と呼ばれる人間の免疫力が極度に低下する現象により、地球上の人類は五分の一まで激減した。
 残された人類は人口増加問題に頭を痛めなくてもよくなり、純粋に科学の発展に注力し再び繁栄を手に入れる。
 そして、22世紀を目前に控えた2099年、物語はその幕を開ける・・・


<キャラクター>
 非常にこまかな設定がされているため、全ては書ききれません。
 しかし、この作品は「時代背景」や「人物設定」を確認してから始めた方がより楽しめるので、マニュアルかホームページを先に参照するのをオススメします。
 
 
<音楽・音声>
 ボーカル曲、BGMともにGOODです!
 雰囲気にピッタリ合っていて自然に引き込まれます(ちょっと誉めすぎかな・・・)。
 さすが「音楽をテーマに」とうたっているだけの事はあります。
 私はこういう「メジャーにはなりえないが、作り手の気持ちが伝わってくる曲」が大好きです。

 声優さんもうまい方ばかりで安心してはまって行けます。
 ただ、文字ウィンドウで2画面に渡る長台詞の一部が声出ません(ドラマモードでは問題なし)。
 最初はバグかと思いましたが、こう言う仕様のようです。
 ぜひ、改善してほしい所です。

 
<感想>
 最初に言っておきます。
 これは「エロゲー」ではありません。
 「HシーンのあるSFアニメもどき」です。
 実用性(だから、何に?^^;)を求めて買うと地雷だと思うこと請け合いです。

 しかし「世界観」を把握したうえで、「この話見てみたいな」と思った方にはイチオシでっす!
 ただ、大風呂敷を広げすぎて書き込みが甘くなっている個所があるのはご愛嬌ということで・・・。
 (この辺は他メーカーだけどDoNoRはよかったな〜・・・長すぎてタルいけど^^;)


<10点満点での総合評価>
 6点
 私的にはハマリまくってからやったので8点^^;


おすすめキャラ:高梁 愛美(こう言うキャラ好きだわ〜)^^;
最後に一言:「EDは続編への伏線か?!」












  青春18ラヂオ   (ラブリーダックさんのレビュー)    評価: 4 
▼ タイトル 青春18ラヂオ
▼ ブランド アーク
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM4枚組み
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/03/29
【CG観賞モード 】  なし
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  15個+クイックセーブ
【 エンド数 】  1個


<システム>
 上記参照。
 内容は、全15章(長っ!)構成のADV+ボードゲームです。
 各章の前半は、台詞を選んで進めていくADVで、後半は、陣取りゲーム式のボードゲームになっています


<ストーリー>
 とある地方都市の小さなコミュニティラジオ局「青春18ラヂオ」・・・。
 そこには、小さな頃から一緒だった幼なじみの仲間がスタッフとして集まっていた。
 しかし財政難から、3ヵ月後のラジオ局閉鎖が決まってしまった。
 ディレクターである主人公は人気を取り戻すことでラジオ局を盛り返そうと、「大切な仲間達」と進みだす・・・。

 
<キャラクター>
柚木 優 CV:弥月 りん
  雑用兼パーソナリティ。
  幼い頃に父を亡くし、父の親友だった主人公の父親に引き取られ兄妹の様に育った。
  甘えん坊でおっちょこちょい、けれど誰よりも純粋で頑張り屋。
  本編のヒロインで、バスト96cm、Gカップの爆乳!(^^

三條 綾乃 CV:ふくみ
  パーソナリティ。
  当局のベテランパーソナリティで、副業でモデルもこなしている。
  気が強く負けず嫌い、けれど誰よりも努力家。

三條 綾瀬 CV:神田 るか
  記録、渉外、経理。
  綾乃の双子の妹。「何でも出来る姉」にコンプレックスを持っている。
  引っ込み思案で、いつもオドオドしている。

香澄 冬華 CV:MASAE
  構成、脚本担当。
  生まれつき体が弱く、皆とも距離を置こうとする。
  無口で、周囲からは冷たく見られる。

新田 まりも CV:日向 ほづみ
  雑用係り。
  「いくらなんでも、そりゃね〜だろ」と思うぐらいのおっちょこちょい。
  皆と同学年と言う設定だが、どうみても「ロ」はいってます^^;

 
<音楽・音声>
 音楽は「可も無く、不可も無く」といった感じです。
 ゲームの雰囲気には合っていたと思います。

 音声は男性キャラも含めた全員フルボイス(主人公を除く)。
 しかし、あまりにも録音が悪すぎます・・・。
 まるで、普通の部屋で安物のマイクを使って録ったようです。
 演技も失礼ながら「並」程度です。


<感想>
 一言「やっちまった 地雷だ・・・」

 みんなでぶつかりあったり、助け合ったりして「閉鎖」に立ち向かっていく、そんなシナリオを期待していたのに・・・。
 確かに、ぶつかってもいるし、助け合ってもいるんだけど・・・。
 それだけです、ただの日常なんです。普通なんです。
 閉鎖寸前の緊張感も無ければ、必死さも有りません。
 そんな普通な「閉鎖までの3ヶ月間の日常」を見せられても、おもしろくもナンともありません。

 そもそも、15話自体がバラバラでつなぎ合わせの感が否めません。
 話が飛んでいるというか、急展開というか・・・、まとまりがないですね。
 コンセプトはいいんですけどね。
 愛(Hあり)、友情(男女の友情Hあり^^;)、努力(局の存続へ向けて)、勝利(局の存続)・・・。
 ああ〜青春ストーリーなのにヽ(´Д`)ノ

 「感動、泣きゲー属性」の私としては、たとえキャラが結構好みだとしても、CGがそこそこ丁寧でも、Hシーンで汁が垂れてても、ボードゲームが適度な難易度でおもしろくても(ほ、褒めまくってるヨ^^;)、こんなシナリオでは評価する訳にはいきません。

 
<10点満点での総合評価>
 4点。
 全てCGとボードゲームの点数です。


おすすめキャラ:三條 綾乃
最後に一言:「パケには良いこと書いてあるのに・・・J○ROを呼べ!」











  いただきじゃんがりあん    (あとさんのビュー)    評価: 4 
▼ タイトル いただきじゃんがりあん
▼ ブランド すたじおみりす
▼ 対応OS Win95/98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 2000/11/10
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  4
【 エンド数 】  10


<ストーリー>
 親が経営するファミリーレストラン「じゃんがりあん」が経営危機に陥った。
 我が家の危機を救うには、可愛いウェイトレスを集めるのが一番の早道と考えた主人公は、色んな店のNo.1ウェイトレスのヘッドハンティングをはじめた。
 方法は主人公唯一の特技、麻雀。
 もちろん、勝ったら服を剥ぐのは、お約束^^;


<ゲーム内容>
 ファミレスH麻雀ゲーム。
 通常の脱衣麻雀は「麻雀に勝つ→服を脱ぐ→麻雀に勝つ→最後にH」ですが、このゲームは「麻雀に勝つ→半脱ぎ→選択肢→Hに突入」となっています。
 脱衣麻雀の大事な要素である「脱がしていく醍醐味」を味わえない以上、脱衣麻雀とは言えないのではないでしょうか。


<システム>
 バグの多さと対応のまずさで有名になったゲームです。
 修正ファイルは必須です。
 まあ、当てなければ当てないで、ルール無用の麻雀が楽しめるかもしれません。
 起動しない可能性やOSが壊れる事も覚悟しないといけませんが。(爆死)

 いやぁ、それにしても、システムなんにもついてないっス。
 画面モードの切り替えと音声入切、スキップぐらいです。
 スキップは会話部分を見事に全部ふっ飛ばします。
 テキスト表示はデフォルトだと凄く遅いので、クリック連打が欠かせません。
 セーブは各シナリオ終了後のみ、ロードはタイトル画面のみ。
 入力はマウスオンリー…麻雀なんだから、キーボード入力にも対応してほしかったッス。
 はっきり言って、ダメダメです。
 DOS時代のシステムでも、もうちょっとましだったんじゃないかなぁ。


<キャラクター>
佐藤鈴音(CV:藤咲かおり)
 主人公の妹。ファミレス「じゃんがりあん」のウエイトレス。
 気が弱く、主人公の言いなりになること多し。
 いかさま技は、「配牌交換」「一気通貫積込み」

芦屋美和(CV:綾川りの)
 主人公の幼馴染。レストラン「港屋レストラン」のウエイトレス。
 口より手が先に出るタイプ。
 いかさま技は、「一盃口積込み」「一発ツモ」

熊谷綾子(CV:青山ゆかり)
 食事処「浪漫亭」のウエイトレス。
 引っ込み思案のおとなしい少女。数日前遭った主人公に一目ぼれしていた。
 いかさま技は「嶺上開花」「三暗刻積込み」

太刀川マキ(CV:カンザキカナリ)
 鈴音の友人。ファミレス「Brand-Pierrot」のウエイトレス。
 何でもできる優秀な少女だが、自信過剰気味。
 いかさま技は「当たり牌取り消し」「混老頭積込み」

林檎姫(CV:みすみりす)
 謎の中国人(笑)。中華料理店「華蓮」のウエイトレス。
 「○○アル」を連発する、お約束の中国人キャラ。
 いかさま技は「飜牌積込み」「三元牌積込み」

西部由紀乃(CV:関和美)
 主人公の高校時代の先輩。喫茶店「PEARLs」フロアチーフ。
 高校時代は図書室の主で風紀委員という優等生キャラ。
 人当たりがキツイ。実は昔から主人公が好きだったというのは「お約束」。
 いかさま技は「ドラ積込み」「ドラ牌オープン」

櫓香織(CV:冴月まりあ)
 パプ「Queen」のバニーガール。
 パブで花嫁修業中。天然ボケのお嬢様。
 いかさま技は「三色同刻積込み」「海底模月」

河合ななえ(CV:春日日和)
 コスプレ喫茶「フェレット」のウエイトレス。
 ロリ体型のコスプレ娘。キャラになりきる危ない性格。
 いかさま技は「相手の手牌透視」「清一色積込み」


<グラフィック>
 原画は浅葉ゆう氏。各キャラは可愛く出来ています。
 イベントCGは45枚。(少なっ!!) しかし、CGコンプはかなり困難です。
 イベントCG以外にもデフォルメキャラを使ったグラフィック(原画:南向春風氏)があります。

 デフォルメキャラも可愛いとは思うのですが、「いたずら書き」と言われてもしょうがないレベルです。
 まあ、狙ったんでしょうけど、ちゃんと仕上げるべきだったと思います。
 なお、デフォルメキャラのグラフィックは、おまけモードに登録されません。


<音楽・音声>
 音声はフルボイス。各キャラにあった声優さんを使ってます。
 WAVEなので音質は良くないです。
 音声レベルが低いので、ボリュームを最大にしなければなりません。

 BGMはCD−DA。ゲームデータの入ったCDの他にMUSICDISKがあります。
 このCDを入れないとBGMは鳴りません。
 私はゲームクリアするまで、この事実に気が付きませんでした。(^^ゞ
 気付かない私が悪いんですけど、せめてマニュアルに書いておくべきでは??

 
<感想>
 麻雀ゲームなのに麻雀部分がイマイチ。
 無駄積もが多い、イーシャンテンで手が止まるなど、悪い部分で現実の麻雀そっくりです。
 CPUのルーティンも頭悪すぎ!あがる事を放棄しているとしか思えない。
 難しい麻雀にブランドデビュー作で挑戦した意欲は買いますが、ちゃんと仕上げる実力が伴っていなければ、どうしようもないです。
 

<Hシーン>
 CGはまずまず、テキストもそこそこ、音声もなかなか。
 しかし実用性はメチャメチャ低いです。
 なぜなら、再生機能なし、随時セーブ&ロードなし、麻雀に勝った後でないとHに突入できないというシステム。
 どう実用しろと???
 シーン鑑賞モードがついていたら、ちょっと違ったかもしれませんけど。
 

<10点満点での点数>
 4点。
 企画・原画はいいけど、システム・麻雀部分がダメダメ。
 修正ファイル最終版あてて4点だから、リアルタイムならもっと低い点数。
 

おすすめキャラ:特になし。
最後に一言:「システムがダメ。世間一般の評価どおりの作品でした。」











  結い橋     (Ginさんのレビュー)    評価: 7 
▼ タイトル 結い橋
▼ ブランド うぃんどみる
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/06/21
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 エンディング観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 選択肢リターン機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  99×6個
【 エンド数 】  5個


<主な登場人物>
高月未依(CV/桜井 ミウ)
 主人公の義理の妹です。
 ありがちですが、毎日主人公をあらゆる手段をつかって起こそうとします。
 (犬だったり、ボディプレスで主人公の腹の上にうまのりになったり、氷枕だったり…)

桜井知恵(CV/葉月 ミカ)
 主人公の幼馴染みで、未依の親友です。
 喫茶店『Oasis』(制服姿はメイド服)の一人娘で、マスターである父親と二人暮し。
 母親は物心つく前に家をでていて、生まれつき右脚に病気を抱えています。
 その為、いつも杖をついて歩いていますが、主人公を殴る武器でもあります。

有坂まつり(CV/ミルキーゆかり)
 現在、社に住んでいる当代の巫女さん。
 12年前、未依の母親が巫女の任期を終了したときに、入れ替わりでやって来ました。
 幼いながらも巫女さんとして『社』に住んでいます。
 すごく、ぽやぽやな言葉をしゃべり、私は聞いていて思わず萌えー!!と叫んでしまいました^^;

有坂詩奈(CV/日向 裕羅)
 まつりの実妹で、巫女の任期を終える姉を、故郷へ連れ戻すために来ました。
 無口で無愛想に加え○学生なみの体、そして適当なことを教えると、すぐにそれを鵜呑みにしてしまう傾向があります。


<音楽・音声>
 音楽はその場の雰囲気にあった曲なのですが。時々音が割れてしまう事があります。
 でもシステムメニューを出し再度ゲームに戻ると直ります。(不思議ですね〜?)
 あとVocalが2曲あります。

 音声はよかったです。
 特に末依の声には私はメロメロにされました。
 
<システム>
 上記参照。
 HDDが約1.8GBも使います…痛いヽ(´Д`)ノ


<感想>
 ゲーム期間は神社で開催されている祭りの間(12日間)。
 その間に特定のヒロインと親密を深めることでエンディングが変化するマルチエンディング型ADVです。
 が!クライマックスのシーンが限りなく酷似しているものがあり、問題かと…。

 以下ネタバレですので見たい方だけどうぞ…
 有坂姉妹のクライマックスシーンのことです。
 姉のまつりのクライマックスのシーンでは祭りが終わる最後の夜の時刻が23:59:59で止まってしまいます。
 あせったまつりは結界の様子を見に鳥居の方にダッシュしていき主人公もあとを追うわけです。
 そして、鳥居でまつりの妹の詩奈が結界を修復する社の柱(いわゆる生贄)になろうとしていることが発覚し、まつりは何とかしようとし、自分が妹の代わりに柱になることを決意し故郷に帰ろうと、社の中にある大岩(故郷とつながるゲートのような役割を果たしている)を使い故郷に帰ってしまいます。
 それを目のまえで見てしまった主人公は、まつりを連れ戻すべくなかに入ろうとしますが入れない。
 しかし、母親とその他の人の力によってなんとか入れるようになり(どうやって入れたかというと話が長くなってしまうのでそこらへんは省略)、そうしてまつりの故郷に入った主人公はまつりを見つけ、今度は主人公が柱になることで、姉妹を救い、自分には人にはない力があることを知り、その力をつかって三人とも無事に主人公の世界に帰ってきて、めでたしめでたしとなるのです。(この詩奈が最初に柱になり、その次にまつり、最後が主人公という順番がまったく同じ)


 Hシーンは純愛なのに濃いというこですかね。
 とくに姉妹どんぶりのエンドは驚愕ものです!
 こういう純愛系のやつはないもだと思っておりましたが・・・。
 良い、良い、良かですばい!!←理性が壊れた叫び。 
 それはまぁ姉妹仲良く主人公のをしゃぶり、姉と主人公が妹をいじくりまわし、今度は逆でやり、さいごは3人いっしょにしてしまうところは感涙ものでした。

 それにしても、未依はすごいのだ!
 なんてったって朝に裸エプロンで朝食を作っている姿はいいです。実にいいです最高でしたー。

 お勧めするのはまぁ、妹属性とロリなひとは萌え尽きる可能性があるかと思います。


<10点満点での総合評価>
 そうですねぇ、妹属性とロリなひとは8点ぐらい、そうでないひとも6点ぐらいあるのではないかと。
 間をとって7点にしときます。


おすすめキャラ: 未依、まつり、しいな。
最後に一言:「義妹ばんざーーーーーーーーーーーい!!」