凌辱コンビニ    (タケ・ユタカさんのレビュー)    評価: 4 
▼ タイトル 凌辱コンビニ 〜店長やめてください〜
▼ ブランド spiel
▼ 対応OS Win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/09/13
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  なし
【 セーブ数 】  18+クイック1個


<ストーリー>
 主人公はコンビニの店長です。 
 このコンビニは、店の雰囲気が明るく、客の評判も高いと言われています。
 アルバイトの店員にも、店長は親切で丁寧だと、信頼されています。
 
 ある時、アルバイトの女の子たちは、チンピラ風の男達に因縁を付けられてしまいます。 
 そして女の子たちは、セクハラ紛いに体を触られてしまいます。
 主人公である店長は、女の子たちをかばってその場を切り抜けます。
 心配いらないと主人公は優しく笑いますが、嫌がらせは続いていきます。
 自らのミスで招いてしまった責任感で、女の子たちはされるがままです。
 
 しかしこのチンピラ、本当は主人公の手下でした。
 女の子たちを罠にはめるため、主人公の命令で動いていたのです。
 チンピラ以外にも、アルバイト仲間、ストーカーなど、女の子を罠にはめるため、主人公は様々な手を使います。
 そうとは知らない彼女たちは、徐々に主人公の策略にはまっていくのです


<キャラクター紹介>
佐島 利平(さじま りへい) 40歳・主人公(名前変更不可)
 普段は人の良さそうなコンビニの店長。
 だが、裏では女の子のいかがわしいビデオや写真を撮影して売りさばくという、もう一つの顔を持っている。
 ターゲットはおもにアルバイトの女の子たちで、他人を使って罠に陥れ、恥ずかしい写真や映像を手に入れる。
 しかし彼自身は自分が怪しまれないよう決して表舞台に現れず、新たな罠について考えをめぐらせている。
*↑最後のはウソです。
 実際は顔を隠して他人になりすまし、バイトの女の子を凌辱するというシーンが結構あります^^;

東海林 真琴(しょうじ まこと) CV:鳩野比奈
 学園のテニス部で汗を流す、元気な女の子。
 友人のピンチヒッターとしてコンビニで働くことになった。
 クラブが終わってからバイトに来るので、いつもお腹を空かせている。
 賞味期限の切れた弁当等をあげると、とても喜ぶ。

星野 由香里(ほしの ゆかり) CV:永瀬江美弥
 バイトの女の子3人の中では一番年上。
 友達とバンドを組んで活動しており、練習の無いときはフリーターとしてコンビニで働いている。
 気性のサッパリした付き合いやすいタイプで、仕事も文句を言わずこなしてくれる。

高槻 綾乃(たかつき あやの) CV:北都南
 妹の誕生日プレゼントを買うために、アルバイトを始めた。
 母子家庭で、母親が働いているため、家事は彼女と妹でこなしている。
 学校がアルバイトを禁止しているため、一度家へ帰ってからアルバイトに来る。

 その他、主人公の手下というか協力者としてチンピラが3人とバイトの男が1人。
 コートにマスクの変態ストーカーが1人います^^;


このホームページはspielより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はspielに帰属します。



<システム>
 上記参照の他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 音声・BGM・SEのボリューム調節可。
 フルインストール(要400MB)すれば起動時CD不要。


<音楽/音声>
 音楽:全15曲。
     実は主題歌・OPデモはかなりカッコよさげです。

 音声:実力派声優陣なんですが、テキストがイマイチそれを活かしきれていないような(−−;

 SE:Hな効果音等はなし。
   挿入音が時代劇で斬られるときの「ズビュッ!」なので萎え。


<ゲームシステム>
 オーソドックスな選択式ADV。
 選択肢によって女の子がコンビニを辞めないようにします。
 単なるCG・シーン分岐の選択肢もあり。
 わりと短めのお話なので、難易度はそれほど高くありません。
 由香里のCGが1枚だけ埋まらなかったけど(/。\)


<感想>
 コンビニで働く女の子3人を仲間を使って罠にかけ、凌辱していくADV。
 主人公のコンビニ店長は、凌辱シーンを裏ビデオとして売りさばくことでコンビニの経営資金を得ているようです。
 何でも各地のコンビニの輸送力を使って、ヤバくなったら女の子も売り飛ばすらしい^^;
 そうでもしなければコンビニの過当競争に生き残れないそうで、最近のコンビニ事情は大変なんだな〜と思う作品(ぉ

 このゲームは、すべてのシーンにおいて女の子が嫌がっているという完全な凌辱ゲームです。
 また、Hの途中でだんだん感じはじめるといったご都合な展開も全くありません^^;
 最初から最後まで犯される嫌悪感に打ち震え、“次第に快楽に堕ちていく”という過程はスポイルされて、最後は輪姦されて一気に壊れます。
 リアルで結構じゃないですか(ぉ
 要するに「女の子を凌辱する」ことだけを目的としているゲームであって、堕として奴隷にするとかは目的じゃないのです。

 ところで主人公は有能気取ってますが、実際は手下として使っているはずのチンピラにいいように利用されている小市民にも見えます。
 この人が完全なダークヒーローならまだストーリー的に楽しめたんですが・・・。
 うっかりミスして怯えるようじゃいけません。
 
 Hシーンは全22シーンありますが、どのシーンもシチュエーションはよくても女の子のセリフが「イヤッ」とか「ううッ」とかやたらに短いため、フルボイスの意味がない気がします。
 ライターさんはメルローあたりのゲームのHシーンを見習うように^^;
 せっかくの実力派声優陣がもったいなさすぎですヽ(´Д`)ノ
 っていうかぶっちゃけこのゲームをプレイした動機は“声買い”なので、この時点でやる気なくしました(/。\)
 
 CG総数もパターン違いなしで56枚と少なすぎ・・・。
 女の子のデザインも等身が低くて(4〜5等身くらいかな?)、ちょっと好みがわかれそうです。
 あ、ついでに書くとどの女の子も胸がAカップかBカップくらいで、しかもそろって処女です。

 個人的にあんまり評価できるところがないんですがね(^^;)
 まあ、唯一全エンドを見るとプレイできる裏シナリオはぶっとんでいて面白かったです。
 あるキャラの視点という前フリから、てっきりバイトの中島君あたりを主人公にするのかと思ったら・・・。
 本編のキャラとメチャクチャギャップあるけど、ちゃんとシナリオはリンクしてるんですね。
 これを読むと、なぜ本編のどのエンドでも佐島が(ネタばれ)殺される(ネタばれ終わり)のかわかりました。
 1個だけあるHシーンは別人が書いたように良かったです^^


<総合評価>
 5点。
 と思ったけどCGが少なすぎなので4点。


おすすめキャラ:東海林真琴
TITANSよりより一言:「南お姉さんが^^;」











  ミスティック・リポート     (タケ・ユタカさんのレビュー)    評価: 6 
▼ タイトル ミスティック・リポート〜恋の部活はチコクしない〜
▼ ブランド 裸足少女
▼ 対応OS Win95/98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \5,800
▼ 発売日 2002/09/06
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読判別可能)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 セーブ数 】  15個


<ストーリー>
 強い霊感の持ち主である主人公、由恵乃和志は新聞部の取材で、『学園七不思議』の真相を究明することになった。
 取材をすすめていく中で、和志と彼に同行するパートナーの女の子は科学や常識では決して説明できない、数々の超常現象を体験することになる。

 なぜかいつも取材先の心霊スポットでHな体験をする和志とパートナー。
 そして、2人に襲いかかる正体不明のモンスター。
 モンスターたちと繰り広げられる壮絶な超能力バトル!
 取材&モンスターとのバトルを通して、和志とパートナーの恋愛はヒートアップ?!
 そして、『学園七不思議』の裏に潜む”隠された真実”とは……??
 和志が書き記す学園新聞の記事は、いつしかこう呼ばれるようになった――『ミスティック・リポート』


<キャラクター紹介>
由恵乃 和志(ゆえの・かずし)
 主人公(名字・名前変更不可)。学校(高○)では新聞部に所属している。
 霊感があって、たまに霊が見えたりする以外は普通の学生。
 夢に不思議な少女が現れるようになってから、身の回りで不思議な事件が起きるようになる。
 性格はかなりぶっきらぼうでモテなさそうなくせに、ゲーム開始時からハーレム状態^^;

藍浦 由仁(あいうら・ゆに)
 主人公の義理の妹
 朝になると部屋に入ってきて、主人公が起きないと関節技をかけて起こそうとする。
 かといって乱暴なキャラではなく、むしろ人見知りで大人しく家庭的な性格。
 重度のブラコン^^;

にゃんコ
 主人公の父親が務めている研究機関が開発した猫耳お手伝いロボット
 主人公たちと一緒に暮らしている。にゃんコは愛称。
 ほとんど人間と変わらない物質で構成されており、主人公と同じ学校にも通っている。
 性格はマルチとセリオを足して2で割った感じ。髪型がセイラさんみたい^^

梨腕 しのぶ(なしもぎ・しのぶ)
 主人公の近所に住む幼馴染。
 陸上部所属で、ハードルの選手。
 主人公とはお互いの弱点をよく知っていて冗談を言い合う仲。
 実は主人公がかなり気になっているらしい。

紀三井 菜生(きみい・なお)
 最近主人公のクラスに入ってきた転校生。
 人懐っこい性格。主人公と並ぶ遅刻常習者でもある。
 初めから主人公に好意を持っている様子だが、そもそも引っ越してきたのには特別な理由がある。
 なかなか見事な触角キャラ^^

綾島 かなえ(あやしま・かなえ)
 主人公のクラス担任で、教師歴3年の数学教師。
 おっとりとした物腰とふわふわした雰囲気で生徒に人気。
 グラマーでかなりの爆乳の持ち主。
 主人公とは浅からぬ縁だったりする。

蔦 周音(つた・あまね)
 主人公の通う学校で怪奇研究会の会長をしているメガネっ娘。
 研究会といっても会員は彼女一人で、ゲリラ的活動をしている。
 理屈っぽい性格で、自分の名字が気に入らないらしく常に名前で呼ばせる。
 主人公の霊能力に興味津々で、会う度に怪奇研へ勧誘する。

風冬 ほづみ(ふうとう・ほづみ)
 品行方正、成績優秀、スポーツ万能なお嬢様にして主人公の通う学校の自治会長。
 霊や霊感に関しては強固な否定派で、周音とは自治会長という立場からも真っ向から対立している。
 彼女をパートナーに選ぶと意外な事実が・・・

 サブキャラで新聞部の部長(♂)ってのがいるんですが、あんな高○生はまずいないよ^^;
 イメージは30代くらいの新聞社の編集長です。


このホームページは裸足少女より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権は裸足少女に帰属します。



<システム>
 アップデートファイルがあります。

 上記参照の他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 BGM・ボイス・SEの音量を自由に調節可。
 ボイスが鳴っている間のBGMフェード機能あり。
 ウィンドウの濃度を調節可。フォントを10種類から選択可。アンチエリアス変更可。
 その他かなり細かい設定のきく、ほぼ完璧なシステムです。
 フルインストール(要610MB)すれば起動時CD不要。

 ただ、メッセージウィンドウの4隅に配置されたバックログ機能は、ボタンが小さすぎてちょっと使いにくかったです。


<音楽/音声>
 音楽:全18曲。量・質ともにかなり良好。
    恋愛ADV用からRPGの戦闘シーンまで幅広くとりそろえています。

 音声:女性のみフルボイス。
    一部キャラの演技がやる気なさげでしたが、おおむね良好。

 SE:Hな効果音等はなし。通常SEは豊富。


<ゲームシステム>
 ADVパート(といっても選択肢は1話のみ)にRPGパートが組み合わされたゲーム。全4話。
 RPGパートでは戦闘もあり、基本は霊力の飛ばし合いです。
 しかし、伸縮するゲージにタイミングを合わせて攻撃力が決まるシステムはいいかも。
 一度クリアすればRPGパートのマップ移動を省略可能。
 戦闘は(ネタばれ)負けなきゃいけないor絶対負ける(ネタばれ終わり)とかあるし、飛ばせなかったのかなぁ。

 難易度はあってなきが如しという奴です。
 7人全員クリアすればCG・回想は埋まります。


<感想>
 伝奇・転生系の学園恋愛ADV+RPG。
 内容は、秘められた前世を持つ主人公が霊能力者となって、学園を舞台に己に課せられた運命と戦うというもの。

 かなりベタなキャラ設定で、のっけからえらく古典的な展開が続きます。
 しかし、その後の非日常へのつなぎとしてはこれで良かったと思います。
 パートナーを選べばエンディングまで全4話ほぼ一直線ですから、プロローグで各キャラの特徴をつかむしかないですし^^;
 主人公は女性キャラの好意に対しいつも無関心な感じで、あまり印象良くないですね。

 RPG部分はコンシューマーには及ぶべくもないですが、よくできているのではないかと。
 不具合も全くないですし、システムが非常に優れているので遊びやすいゲームだと思います。
 ただシナリオは1回目こそワクワクしながらプレイできるものの、誰でクリアしても1回目のプレイで全部ネタバレされちゃうからねぇ・・・。

 合計で7回も遊ばせるにはとにかく作業が単調になりがちで、3回くらいクリアすれば飽きちゃいます^^;
 いちおう何とかコンプはしましたが^^;

 たいていのキャラは最初から主人公ラブなんですが、2話の段階で主人公に惚れる展開が不自然なキャラも一部います。
 そのへんは前世の因縁とかなんとかで上手いことお茶を濁しているようですが^^;
 なんといっても起きるイベントとか主人公のセリフ、パートナーのリアクションが98%くらい同じなのがいただけないです。

 ・・・・・もちろんストーリーは一本道ですし。
 5800円なので、これをシナリオさんの手抜きと評価するかは微妙ですが、せめてヒロイン別イベントを用意してくれればもっと遊べたのにな〜。
 トラビ○ランスさんみたいに中身なしCGなしでもいいから(失礼^^;)。

 あと、女性キャラが「由恵乃君」だの「和志」だのと、不自然なくらいセリフ中に名前を挟むのは萎え^^;
 別に主人公の名前を変更できなくても構わないですが、何度も繰り返されるとうざったく思っちまいますよ。

 最も残念なのがHシーンで、これが薄いにもほどがあるという奴で(/。\)
 ライターさんはこれを15禁か何かと勘違いしてるのではないかと小一時間(以下略
 まあ、ある部分は原画家さんは分かってらっしゃると思います(^^)。
 キッチリ各シーンに2枚、フィニッシュありで描いてますし。
 しかし、どの女の子とHしても挿入後3クリックで発射する主人公で、一体どうしろと??<何を

 1キャラ4シーンあっても入り方がこれまた全部おんなじだし、この上シーンが短すぎでは不満爆発。
 当然のことながらフェラ音だのなんだのとこだわる以前の問題で、どうもライターさんはストーリーを書くのに凝ったあげくHシーンのテキストは全然使えないものに仕上げてしまったみたいですね〜(/。\)

 CG枚数は登録されるのは105枚ですが、単なる背景+立ちCGもあったりして、実際はパターン違い込みで90枚くらい。
 パターン違いないと60〜70枚くらいとかなり少ないですね。


<総合評価>
 ごく客観的に見て6点くらい。
 キャラ萌えできればエロ薄でもいいって人なら7、8点でもいいでしょう。
 コストパフォーマンスがいいわりにしっかりしたシステムですし、音楽も燃えます。


おすすめキャラ:にゃんコ
        あの髪型はいいものだ!エンディングも綺麗におさまっている感じ。
最後に一言:「何か最近エロに関して似たようなことばっかり書いてる気がヽ(´Д`)ノ」











  魔女のお茶会   (ペニカさんのレビュー)    評価: 8 
▼ タイトル 魔女のお茶会
▼ ブランド FrontWing
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM4枚組み
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/09/27
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  100個
【 エンド数 】  5個


<ストーリー>
 「三人の若い魔法使いが人間世界へと降り立った‥‥」
 遥か遠い昔、魔法使いと人間はひとつの世界に共存していた。
 しかし考え方の違いから深まった溝は、いつしか越えられない物になってしまった。
 魔法使いの偉大な力を恐れた人間は魔女狩りを行い、彼らの存在をこの世から消そうとした。
 魔法使いは人間達に絶望し、逃げ場を求めた。
 その様子を見ていた神は魔法世界を作り上げ、魔法使い達を移住するように促した。
 こうして魔法使いは魔法世界に移り住み、人間との交流を絶った。
 人間は文明を、魔法使いたちは魔導の力をと、それぞれの道を歩みだす。

 それから数百年。
 魔法使い達は、もう一度人間達と平和に暮らせないかと考えた。
 そしてその掛け橋として、若い世代の魔法使いを人間界に修行に出すことにした。
 新しい世代同士で交流し、何か大切な物を得て帰ってくるのではないかと考えたからだ。
 こうして今年も、三人の若い魔法使いが人間界へと降り立った‥‥。
 エリート魔法使い二人。と、落ちこぼれ一人。


このホームページはFrontWingより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はFrontWingに帰属します。



<音楽・音声>
 とにかくキャラと声優のイメージがぴったり。加えて演技力も申し分なし。
 シナリオの良さと相乗効果を生んでいる。

 音楽は5つのエンディングそれぞれにヴォーカル曲が用意されている。
 手抜き感はまったくなく、それどころか5つともイイ!
 5つともイイといえるのは珍しいのでは?


<感想>
 シナリオ、声優、音楽、この三つがデフォルメキャラクターに見事にあてはまった作品。
 プレイするとだんだんお茶会の世界に引き込まれていくすばらしいの一言。
 5人ともストーリー、テキストがしっかりしていて手抜きは感じない。
 ありきたりな恋愛モノ、いいかげんなシナリオのゲームにがっくりしてた昨今(エロは薄くてもいいから)なにかよく練られた世界に浸りたかったときに、期待に応えてくれたゲーム。

 システムに関しては特に(必須を下回る)自分のパソコンでも問題なかった。
 参考までに自分のスペックは MMXPentiam200でメモリー160Mである。

 Hは各キャラクター1回。だから、ヤリゲーとは言えない。(萌えならオーケー?)
 しかし、エロイベント中の声優さんの熱演にはチョー萌え!

 デフォルメキャラクターを受け入れられない人や、ひたすらエロのみを期待する人、また濃ゆいエロとストーリ両立しないと我慢できない人にも向いていない作品。
 このあたりはOHPで確認して欲しい。

 ストーリーとキャラクターの個性が売り…ってゆうかそれがすべて。
 故に、賛否が分かれると思う。(もう分かれてるみたい・・・。)
 
 難易度はやさしいで、わりとサクサク進められる作品である。


おすすめキャラ: ニーとマナムとポチ
最後に一言:「性欲は満たされなかったけど、満足。ごちそーさま。」











  S.N.O.W    (あとさんのビュー)    評価: 5 
▼ タイトル S.N.O.W
▼ ブランド Xuse(ザウス)
▼ 対応OS Win95/98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2000/05/26
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判定なし)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  16
【 エンド数 】  8


<ストーリー>
 夭折した親友がプロデュースするはずだったアイドルユニット「S.N.O.W」。
 主人公(名前変更可)は、そのプロジェクトを引き継ぐことになった。
 一癖もふた癖もある4人のヒロイン達をなだめすかし、プロジェクトを成功に導けるか?
 また、ヒロイン達とのラブロマンスを実らせることができるか。


<キャラクター>
星野美香(CV:朝比奈優子)
 優等生タイプの正統派アイドル。
 責任感が強く、歌にこだわりを持っている。
 一生懸命さが空回りしてしまうという欠点もある。
 
千堂鈴鹿(CV:南雲涼)
 アイドル経験ありのセクシータイプ。
 アネゴ肌でS.N.O.Wの最年長にしてリーダー。
 社長、プロデューサーといったエライさんに不信感を抱いている。
 
笠原美里(CV:佐藤和美)
 ボーイッシュな外見の元気娘。
 歌は下手だが、ダンスは上手。
 能天気で物事を深く考えていない今時の少女。
 実家がフランス料理店で、甘い物を作るのが趣味。
 
高城雪菜(CV:高橋瑞恵)
 か弱い儚げな感じの少女。
 夭折した親友の義理の妹。親友の死後は主人公が面倒を見ている。 
 様々な出来事があったせいで、無関心、無感動を装っている。
 

<ゲームシステム>
 アイドル育成シュミレーション&アドベンチャーゲーム・・・なのかな??
 「S.N.O.W」プロデュース期のシュミレーションパートと、ソロプロデュース期のアドベンチャーパートに分かれます。
 難易度は低め。
 前半のシュミレーションパートも好感度を上げておけば楽勝ですし、後半のアドベンチャーパートも分岐は多いものの選択は難しくありません。


<システム>
 上記以外では、音声入切(BGM、SE、音声)、随時セーブ&ロード可能。
 強制全画面(640×480)表示。
 Ctrlキーの強制SKIPですが、遅めでイラつきます。

 2000年の作品にしては、今ひとつなシステムです。
 あとアイドル育成ゲームで、歌を4曲も入れていながら、BGM鑑賞モードを付けていないのは不思議としかいいようがありません。
 また、BGM鑑賞モードがない代わりに、音声再生モードがあります。
 なお、DirectXを使用していて、6.1以上が必要です。


<グラフィック>
 原画は藤原弓子さん。
 瞳が大きくてプレイ当初は違和感バリバリですが、不思議なもので、プレイ中には慣れました。
 どちらかといえば「萌えゲー」なんでしょうが、萌えられませんでした。
 塗りは今ひとつ。背景も今ひとつ。
 総合的に評価は低めですね〜。


<音楽・音声>
 アイドル育成ゲームなので、歌が4曲も入っています。
 それだけでもゴージャスな感じがします^^;
 上手下手はアイドルものなので気にしてはいけません^^;

 BGMはうざかったのでカットしてしまいました。
 そういう内容なんです。すいません。m(__)m

 音声はフルボイス。各キャラに合っていると思います。演技はまずまず。

 音源はCD−DA。
 ブンブンうるさいので、音質悪くてもWAVEにしてほしいなあ。
 

<感想>
 驚いたことに前半の育成パートは単なるプロローグです。
 ストーリーは連続しているんですが、後半の攻略には影響を及ぼしてません。
 前半部分が長いだけに、それが単なる作業だという事実はショックでした。
 育成シュミレーションも単純なもので、
 ただ単にゲームボリューム増やしてるだけなのかなと邪推してしまいました。
 せめて好感度のフラッグ判定ぐらいには反映させておいてほしかったです。


<Hシーン>
 各キャラ1回。HCG各3〜4枚。
 テキストの内容は普通ですが短め、総合的に薄めです。
 純愛ものだから、これはしょうがないでしょう。
 特定キャラのみ陵辱アリです(BADエンド直行ですが。)。


<10点満点での点数>
 5点
 色々試している感じはしますが、上手くまとまってないです。
 シナリオは悪くないんですけどね。
 ゲームシステムが前半と後半で断絶しているのは最悪です。
 一気にやる気を削がれてしまいました。


おすすめキャラ:鈴木由美 気が利く敏腕美人マネージャー。身の回りに一人ほしい。
最後に一言:「なんで由美さん(マネージャー)を攻略できないんだぁ!!」