ひいらぎ荘〜同じ屋根の下で〜    (analystさんのレビュー)    評価: 5 
▼ タイトル ひいらぎ荘〜同じ屋根の下で〜
▼ ブランド PiAS
▼ 対応OS Win95/Win98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 1999/01/22


<概要>
 何でも屋の主人公は、ひいらぎ荘の住人を追い出す依頼を受ける。
 住人の悩みを解決し、円満にひいらぎ荘から追い出し、その過程でエッチもしてしまおうというゲーム。


<画力>・・・
 原画はいいですね。
 ロリ系の女の子達が非常にプリティで、特に香織や綾の微乳っぷりはナイスです。
 美佐子さんのような年上系もなかなかです。

 塗りはどーもいただけないです。
 せっかくの原画を殺してしまっているという印象が強いです。

 それから、精液がたくさんかかっているんですが、全然精液に見えません。
 描写が下手すぎです…残念なことです。


<ストーリー>・・・
 ストーリーはかなりご都合主義。
 ひいらぎ荘の住人とやりまくっているのに、何のトラブルも起こらないというのは、さすがに無理があるでしょう。
 しかも、内3人は処女を奪っているわけですから。

 それから、主人公の心情の変化も無理があります。
 そんな簡単に女のために、というふうになるような主人公には見えませんでした。

 テキストも稚拙で、読んでて退屈になってくる文章でした。


<音楽・音声>・・・
 まあ、それなりな音楽です。

 音声がないのは、寂しい限りでした。


<システム>・・・
 まず、不満な点として、ウィンドウモードが無いことが挙げられます。
 ウィンドウモード付けるくらい大した手間とは思えませんが…。
 やはり、ウィンドウモードかフルスクリーンモードかの選択権はユーザーに欲しいところです。

 それから回想モードがありません。
 まあ、エッチシーンの数自体、大してないので、セーブデータで何とかなりますが。

 ゲームとしては一昔前の一本道ゲームであまり面白いとは言えません。
 とりあえず、2日もあればコンプリートできます。


<実用度>・・・
 CGは結構な数があり、1回のエッチシーンで5,6枚使用しています。
 しかし、テキストが全然駄目で、あまり使えません。
 描写が下手な上、すぐに終わってしまいます。

 アナルに入れるのもありましたが、やはり描写が弱すぎて使えませんでした。
 いくつかのエッチシーンをはしごしてやっと、という感じでした。


<総合評価>・・・
 とりあえず、野々原幹原画ということで、中古で買ってきたものですが、楽しめませんでした。
 まず、塗りが駄目で、せっかくの原画を活かしきれていません。
 シナリオは最初から期待していませんでしたが、最悪、エッチシーンは大丈夫だろうと思っていました。
 しかし、テキストの稚拙さのおかげでこちらも駄目でした。


おすすめキャラ:笹塚香織
     ロリです。胸なんてほとんど膨らんでいません^^;
     お風呂上がりに主人公に裸を見られたシーンなんて、ホント素晴らしい体型をしています。
     寡黙で笑顔を見せてくれず、悩みが解決した時にやっと見せてくれる笑顔が非常にキュートでした。











  はじめてのおいしゃさん      (analystさんのレビュー) 評価: 7 
▼ タイトル はじめてのおいしゃさん
▼ ブランド ZERO
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \5,800
▼ 発売日 2002/04/26


<概要>
 ロリ双子姉妹とやりまくるゲーム。


<画力>・・・
 キャラデザは素晴らしいの一言!まさにロリの鑑。
 膨らみかけの胸や、虫さされのような乳首が何とも素晴らしいです。
 と、以前書いたことをそのまま書いてますが、もう少し、前作と差別化して欲しかったと思います。
 これだけ短いスパンで出てるわけですから、ほとんど同じキャラデザでやられてしまうと、さすがに飽きがきます。
 塗りは前作を凌駕していますが…。

 仕方がないとはいえ、CG枚数はいささか不足気味。
 3Pルートでのソーププレイや直腸触診のときなど、ここを立ち絵で進めてどーする、と思ってしまいました。
 立ち絵すらなく、背景のみでエッチシーンが進行するシーンも多く、ちょっとフラストレーションが溜まりました。

 今回はおしっこにモザイクがかかっていません。
 しかし、おしっこ描写はあまり上手くなく、あんまりおしっこには見えない出来でした。
 また、おしっこのシーン自体が少ないです。

 精液描写も前作からほとんど変わらず、生クリームのような小綺麗な精液です。
 顔射もあまり多くなく、どうもいまいちでした。


<ストーリー>・・・
 あってないようなストーリーは前作通りですが、どうにも読んでて疲れるテキストでした。
 とりあえず、主人公が嫌すぎです!
 エッチ一直線ではなく、関係ない蘊蓄を毎回毎回してくれます。
 しかも、それが全然面白くないです。
 エアコンが壊れた→じゃあエッチしよう、というあまりにも欲望に忠実だった前作の主人公の方がずっと良かったです。

 キャラデザと同じく、双子姉妹の性格が前作と全く同じなのも問題でしょう。
 一方はおとなしく料理が上手で、一方は小悪魔的で運動するのが大好き、と前作と一体どこが変わったのでしょうか。
 キャラを変えたわけですから、キャラの性格も違うものにしてもらいたかったものです。


<音楽・音声>・・・
 音楽はBGMとして十分なクオリティを保っています。
 主題歌もやはりゲームの雰囲気によくあっています。
 やはり、歌唱力はいまいちですが…。

 音声はまいなのほうはいいんですが、ゆうなの方はいくら何でもトロすぎです。
 さすがに聞いてて苛ついてしまい、飛ばしてしまうことが多かったです。
 いくらトロいといっても限度があります。
 まあ、喘ぎ声がラリったような声じゃなくなったのは評価できますが。

<システム>・・・
 バグはないようです。

 システムはビジュアルアーツ系のいつものシステム。
 未既読管理有りのスキップ、ホイール対応のメッセージ履歴参照、シーン回想等備えており、ストレスを感じません。
 また、オートモードもありますし、女の子のメッセージ表示を消すことができたりと便利です。
 今回から前の選択肢に戻る機能が付き、攻略するのに便利になりました。

 ゲームの難易度は低いですが、相変わらず選択肢とその後の展開の関係が分かりません。
 まあ、そういうゲームだと割り切ればいいんですが…。
 おかげで、コンプリートするためにはメモを取っておく必要があります。
 もっとも、とっとと攻略情報に頼ってしまった方がよいとは思いますが…。


<実用度>・・・
 思ったよりは使えませんでした。
 問題はテキストとエッチのバリエーションのなさでしょう。

 まず、テキストですが、いまいちエロティシズムが漂ってきません。
 どうも、エロよりも、萌えを狙いすぎている嫌いがあります。
 まいなやゆうなの可愛らしさは伝わってくるのに、モノがピクリとも反応しないようなシーンがたくさんありました。

 エッチのバリエーションの少なさは深刻です。
 大部分のエッチシーンは普通にセックスしているだけです。
 もちろん、普通のセックスとはいえ、コスプレはしているわけですし、コスプレの種類はかなり豊富です。
 しかし、それはほとんど絵だけの違いでしかありません。
 テキストにそのコスプレならではというものがありません。
 これではいくらコスプレの種類が多くても、飽きが来てしまいます。

 前作、処女喪失シーンがなかったことへのユーザからの不満が大きかったことを考慮してか、今回は処女喪失シーンがやたらたくさんあります。
 しかし、多いからといって、内容が変わるかといえば、そんなことはなく、ほぼすべてが同じような流れ。
 最初はちょっと痛がるけど、すぐに気持ちよくなって、イッてしまうというやつです。
 処女喪失シーンなんて一つで十分だから、その分を他のシーンにまわして欲しかったというのが正直なところです。

 アナル方面も少なくなってしまいました。
 いきなり最初からお尻の穴で検温するシーンがあり、これは期待できるかと思いましたが、その後はほとんど使うことがありませんでした。
 一応あったのが、ゆうなに一つだけ。
 これも普通のアナルセックスで、描写もいまいちでした。

 おしっこも大幅減。
 その少ないおしっこシーンも使い方に問題があり、実用度に貢献していません。

 最も不満だったのが、病院ならではシチュエーションがほとんどなかったことです。
 せいぜい、お尻の穴での検温とクスコでの内診程度です。
 内診自体、中の様子を詳しく描写してくれませんし、羞恥プレイとしてもいまいち。
 聴診器での診察も何度かありますが、結局すぐに普通の愛撫に移行してしまいます。
 一体全体、なんのために病院を舞台に選んだのか理解に苦しみます。

 3Pルートは良かったと思います。
 他のルートとは違い、エッチシーンもバリエーションに富んでいました。
 このルートでの処女喪失シーンは、ゆうながまいなに見られながらということで、なかなか良かったです。
 他にもソーププレイやダブルフェラ、媚薬を間違って飲んでしまい、感じまくりイキまくってしまう等他のルートにはない濃さがありました。
 この濃度を他のエッチシーンでも保ってくれれば、高実用度になっただろうと思います。


<総合評価>・・・7
 最大の問題点は前作との差異がほとんど認められないということでしょう。
 キャラ造形、コスプレ中心のエッチ、萌えゼリフ等々、あまりにも前作を意識しすぎた嫌いがあります。
 もう少し、期間をおいて発売されていれば、あるいは新鮮な気持ちでプレイできたかもしれません。
 しかし、これだけ短いスパンで発売されてしまうと、まったく同じゲームをやっているような印象しか受けません。

 さらにはゲーム期間が短くなった上、処女喪失シーンを無理矢理入れているので、エッチの発展性も無くなってしまいました。
 「はじめてのおるすばん」を持っていれば、こちらは必要ないと感じてしまいました。


おすすめキャラ:朝倉まいな
     どちらかというと、まいなちゃんでしょうか。
     エッチにも非常に積極的で、背伸びしたところが非常に好感が持てました。
     と、前作と同じ感想しか出てこないほど、代わり映えのしないキャラ造形というのはどーなんでしょうか。











  けがれた英雄〜邪淫聖女狩〜    (うまのふんさんのレビュー)  評価: 8 
▼ タイトル けがれた英雄〜邪淫聖女狩〜
▼ ブランド CLOCKUP
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM3枚組
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/09/13


<システム>
 まずはクロックアップのサイトから、5MB修正パッチを当ててください。
 当てないと見れない回想があるようです。
 インストールのCD切り替え時にイジェクトボタンで取り出すと、青画面エラー表示になります。

 かなりのスペックを要求され、「推奨環境」は…、
 Pentium3 1.0GHz相当のCPU。(1ギガ!)
 256MB以上のメモリ。(256MB以上のメモリって…。)
 …それは重いでしょうね。

 そもそもメッセージウインドウが出たり入ったりするのは、何とかならなかったのでしょうか? 
 スキップ(既読なし)が鬱陶くてしかたがありません。
 ボタンスキップもそのたびに途切れます。
 自動送り機能(AUTOモード?)で音声時は止まりますが、テキストのみの時はスキップされてしまいます。

 セーブファイルは日時のみ表示。
 ゲームオーバーになった時「最新の選択肢」にロードすると、スタート画面の選択画面に飛んでしまいます。
 意味無く…全部ひっくるめて要するに駄目駄目です。

 回想は68。かなりボリュームがあります。
 それどころか回想にないHシーンも2つ(以上?)あります。


<音声・音楽>
 河合春華・大波こなみ・夏野向日葵・木葉楓・海原エレナ・北都南・長崎みなみ・比未子・
 北条明日香・秋月桃子・春野萌・野神奈々・薫娘・武島あや・ダイナマイト亜美 (以上敬称略)

 めちゃめちゃ気合入ってます。
 しかも卑語を言いまくりでかなり嬉しいです。
 音楽はCD-DAで、わりとハードでいい感じ。


<シナリオ・テキスト>
 シナリオ、そもそも企画段階から間違ってないでしょうか?
 主人公が元騎士の神父→復讐の元勇者→魔物→復讐の元勇者と、ころころ変わるので何をやっているのかわかりません。
 ただ状況に巻き込まれてるだけです…元勇者、意志弱すぎ。
 破綻してるのか作りかけなのか知りませんが壊れすぎです。

 ……それにしても、突込みどころが多すぎる。
 なにしろデフォルト名が、
 ○神父「アンデルセン」
 ○元勇者「ヒデオ」
 ○首輪少女「クビワン」
 ……ていうか突っ込んで欲しがってるだろ…あんたら^^;

 でもまあ、テキストはエロエロなので、エロシチュを楽しむゲーム
 と割り切ってしまえば問題無いのですが^^;

 ちなみに各シナリオ担当者の略歴。
 ■青匣新力さん …多分メイン。
 「発情カルテ」「注射器2」(爆乳ゲー)のシナリオ担当。
 ■ゴードンさん …Dopamineという触手&卑語絶叫系の小説サイトの管理人。
 ■山本五番さん …紅梅茶屋というロリ巨乳系の小説サイトの管理人。
 「めぐみの裏日記」が有名。
 ■はやさかうたねさん …同人屋サン。CERAMIC HEARTというふたなり系の小説サイトの管理人。

 …ネットの作家サンをターゲットにしたのはいいけど…。
 どうしてそういう濃いとこの人ばっかり選ぶかな…^^;
 まあ嬉しいけど。


<CG>
 原画家サンは2人で、好みの判れるところでしょうけど私は好きです。
 特に不満は無し。
 全CGは421。
 女の子が汁まみれになったり、鞭の跡がついたり細かく表情が変わったりと、かなり手が込んでて良いです^^;


<感想>
 首輪通信のかけなしサンが社長になって、同人や各サイトから人材を引っ張り出してきたクロックアップの第一弾。
 ゲームデザインは×です。
 説明を見る限りではプレイヤーは、「復讐の為に昼は結界を壊して、夜に国を襲う」と思うのですけど、そうすると作り掛けみたいな手を抜いたエンドにたどり着きます。
 どうも他のエンドをみる限り、「女の娘の好感値を上げて夜這いをかけられる事」が目的としか思えません。
 それで復讐をあっさり諦める主人公…。
 ………。

 いや、これはこういう受け取り方をした私のほうが間違ってるのかもしれません。
 ここは「爆乳の女の子にパイズリされたり、魔法でふたなりにしたり、貧乳の子を無理矢理巨乳にしたり、触手で嬲り者にしたり、ぐちゃぐちゃに輪姦させたり、卑語を言わせたり、気の強い、誇り高い女の子の身も心も屈服させたりする」ゲームだと割り切るべきでしょう。

 まあ〜、とにかくエロエロです。
 一つ一つのシーンがやたら濃くて、ボリュームがあって、シチュエションがめちゃくちゃ豊富です。
 とくに卑語の凄さでは今年一番ではないでしょうか^^;
 有名声優をたくさん使って、そのほとんどに正気とは思えないような言葉を言わせてます。
 「フタナリチ○ポまたイクぅーっ!
  イキっぱなしのメスチ○ポから射精るぅぅぅっ!!」
 「それにスゴイ匂い…色も形も最悪だわ。
  あんなに青筋が浮いて、逞しく節くれだってるので何度も貫かれたら…私…」
 「あ、あぁぁっ! イ、イクッ!!ウンチ漏らしながらお尻でイっちゃうぅ〜〜っ!!」
 …もっとたくさんあるんですが、…良く考え付くなと思いますよ、うん。

 ふたなり好き、触手好き、爆乳、魔乳好き、輪姦好き、汁ゲーマニア、お姫様属性、ネコミミスキー、そして卑語スキーといった特殊属性を極めたゲーム(?)です。
 ネットの作家サンに依頼して…というやり方は決して間違ってないと思うので、あとはまともな基本ストーリーとまともなシステムの次回作に期待します。


<10点満点での総合評価>
 8点
 システムとゲームデザインの駄目さはともかくとしてやっぱエロが一番です。
 それ以外の方(シナリオやゲーム性等)目当ての方は回避が妥当です。


おすすめキャラ:ユーナ
     大剣背負った見習騎士イイ! ユーナルートが無いのが大変残念。
最後に一言:「しかし『実姉妹』よりヤバメなんですけど…これ。」











  CRAVE×10(クレイブテン)    (左京民さんのレビュー)    評価: 5 
▼ タイトル CRAVE×10(クレイブテン)
▼ ブランド ちぇりーそふと
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM4枚組み
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/09/27
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 エンディング観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  40個+クイック1
【 エンド数 】  11個(バッドエンド含めず)


<最初に>
 本格的陵辱ゲーム初体験! ちぇりーの新作に挑戦!
 純愛スキーは脱皮するのか? それとも閉じこもるのか?
 張り切ってレビューします!


<システム>
 上記参照^^;
 ちなみに「一つ先の選択肢にすすむ」というシステムがあります。使い方が思いつかないですが…。
 間違って選ぶと話がすっ飛びます。
 当然ながら、それまでのメッセージはすべて既読となるので、使用の際は気をつけてください。


<音楽>
 ボーカル曲は一曲づつ、OPとEDにかかります。
 かっこいい曲ですね〜。最高ですね^^;

 BGMは前作「SKY」よりもクオリティが落ちているかな?
 最良とまではいきませんね。

 声優は…すいません、チェックしきれませんでした。
 ほとんどの方は及第点で、すばらしい演技です。
 やはりちょい役(主人公のヤラレ役ですね)の声には?印です。
 主人公以外の全員がフルボイスで、みなさん気合は入ってます。
 にしても、隠語が凄いですね^^;


<ストーリー>
 白峯家は、ある片田舎の裕福な一族で、その町は分家をあわせほとんど白峯の親族が暮らしていました。
 可愛い従姉妹達も、その親族の一員です。
 主人公は、そこの当主として20歳を機会に「儀式」を受けます。
 その夜、主人公に一人の少女が現れ、主人公に言葉を残します。
 「10人の処女を狩れ」と…。

 少女の出会いと時を同じくして、主人公に不思議な感覚が芽生えます。
 それは女性を陵辱しつくしたいという願望でした。
 果たしてその少女は、何を主人公に伝えたかったのでしょう?
 そして、従姉妹達の運命は…。


<キャラクター>
白峯 ?? (名前のみ変更可能)
 容姿端麗、頭脳優秀、家柄良し、お金持ちと、いろいろ天から授かりまくりの主人公です。
 非常に艶福家らしく、親戚がたくさんいます。
 従姉妹が10人いて、みんな美人ぞろい、おまけにみな主人公を慕っています。
 もうご都合主義な設定なのですが、「儀式」を境に見境なく女性をレイプするナイスガイ(笑)に変貌します。
 先祖がある有名な人物で、それはプレイするとわかるでしょう。
 自分のレイプ願望に、強い恐れと疑問を抱きます。
 通常版?の彼は、お約束設定どおり、朴念仁君です。

篠原 葵 (しのはら あおい)
 主人公の従妹。隣の家に住んでいて、主人公を朝起こしに行ったり、朝食を作ったりします。
 甘党で、作るものはなんでも甘くしちゃう技を持ってます。
 主人公への呼称:お兄ちゃん

橘 和真 (たちばな かずま)
 主人公の従妹で、葵の隣に住んでいます。
 葵とは異母姉妹で、とても仲が良いです。
 PCをいつも持っている秀才キャラです。
 主人公への呼称:アナタ

古舘 千歳 (ふるだて ちとせ)
 主人公の従妹。
 白峯女学校に通っていて、家は茶道の家元。
 大和撫子の礼儀正しい子^^;
 主人公への呼称:お兄様

大道寺 水子 (だいどうじ みずこ)
 主人公の従妹。
 千歳と同じ学校に通っていて、家はお寺。
 そのくせアメリカかぶれ^^; 自称:「シンディ」
 主人公への呼称:ブラザー

御神 永遠 (みかみ とわ)
 主人公の従姉。シス○リのようにみんな妹じゃなくて従姉妹。
 父親は白峯の一族ではなく、民俗学者のようです。
 主人公への呼称:貴方

森永 くるみ (もりなが くるみ)
 主人公の従妹。非常に問題のある設定^^;
 その1:家が大企業。しかも製菓業(ストレートすぎ)
 その2:無毛、ロ、ねずみ (敬遠…)
 主人公への呼称:おにいちゃん

矢吹 ひよこ (やぶき ひよこ)
 主人公の従妹。両親の事故で主人公の家にひきとられました。
 本家からの援助を断り、バイトで生計をたてていて、家は主人公の家の庭の掘っ立て小屋(元犬小屋)。
 主人公への呼称:兄ちゃん

一柳 ナナ (いちやなぎ なな)
 主人公の従妹。
 病弱な体で、学校に行っていません。
 うさぎのぬいぐるみ「ラビ」をいつも持ち歩いています。
 主人公への呼称:「おにいちゃま」 (黙)

葉山 睦美 (はやま むつみ)
 主人公の従姉。幼い頃よく遊んだらしいです。
 なぜかおしゃぶりをくわえていて、レギュラー「まぼちゃん」の今回の所有者^^;
 主人公への呼称:イトコ殿

飛鳥 宴 (あすか えん)
 主人公の従姉。
 鎖手錠、眼帯とかなりキテレツな格好をしています。
 なぜかヘビを多数飼っています。
 主人公への呼称:お前

 サブキャラはいっぱいいますよ、主要キャラから主人公のオカズキャラまで(涙)
 いちいち書ききれないので主人公とヒロインだけ書いておきます。
 従姉もいるんですよね、なかなか面白い設定ですね^^;
 彼女達は主人公にベタ惚れで、主人公が自分を犯そうが構わない状態です。
 なぜ陵辱になるかは… ストーリー展開を見ればわかります。
 しかし、主人公はきっと和姦で10人の処女を狩れたでしょうね、モテモテですから^^;
 (僕としてはそっちのほうが面白そう…)

 前作にはあった眼パチアニメはなくなりました。


<感想>
 ちぇりーそふとさんの大型陵辱ゲーム…。
 本来なら回避するのですが、「純愛陵辱」なるわけのわからないタイトルに興味を持ち購入、プレイを初めました。
 従姉妹が10人ね…某ゲームにクリソツなのは気にしない、気にしない^^;
 しかし、キャラが多いから分岐点が豊富ですね、楽しみ〜^^;
 おや? なんか選択肢が…。
 最初から攻略できないキャラがいるのかな、どうやら…。
 名前は伏せておきますね☆

 キャラ分岐によるストーリー展開は五パターン、すなわち二人一組です。
 その二人に関してはストーリーがほとんど同じです。
 しかし、シナリオに厚みがありますね、これはいい!
 陵辱というと、単なる犯罪なのですが(当たり前ですが^^;)その理由というのが、勝手な自己完結ではなく、大きなテーマに基づいています。
 ヒロインがなぜ十人で、なぜ犯さなければならないのか、そしてその背景とは?
 徐々に徐々にわかる仕組みになって、面白いで。

 シナリオの元ネタは日本中世でしょうね、興味をそそるところを引っ張ってきています。
 確かにこの人をモチーフにすれば陵辱だろうが殺人だろうが可能です(怖!)
 ストーリー展開ごとにその謎へのアプローチが変わっていきます。
 文学、科学、過去… とまあいろいろな見方をしていますね^^;
 惜しむらくは途中で設定が読めてしまうと、面白さが半減してしまうことですね。
 設定に関して、固有名詞が出てきてしまうと、ゲームに身が入らないんですよね。

 もうひとつ、ハーレムシナリオがオマケ以下の出来であることが…(いつも言ってますね)。
 真の鬼畜とは、ハーレムの王であることなのだよ!(純愛スキーだろう、俺は…)

 しかし、陵辱と調教シーンを引き抜くとこのゲーム純愛に化けます。
 とにかく主人公にベタ惚れのヒロイン達と、あれこれ苦労して愛を深めます。
 そして、なぜか犯して一人のヒロインがクリアとなります。
 実はHシーンだけ陵辱、調教の純愛ゲームじゃないの?


<Hシーン>
 数が多いです。一人を除き1キャラ5シーンはあります。
 有象無象(失礼)に関しては、10シーン以上はあるでしょうね。
 ヒロインに対しての陵辱は1つで、あとは引き継ぎ後の調教が4シーンです。
 嫌→感→落→壊の四段階ですね^^;
 最後の段階では立ちキャラの眼から生気が抜けています。
 そのあたりよく描かれていると思いました。

 Hシーンの位置ですが、純愛物と同じくヒロインは最後に1つ。
 あとはムラムラした主人公に犯されてしまうヤラレキャラとのHが2回ほど…。
 ああ、OPにも一回あります^^;

 調教は引継ぎシステムによって行われるのですが、一人4シーン。
 1プレイでは3つしか回収できないのでセーブ/ロードでかき集めることになります。
 中身はエロいでしょうね、多分…。
 ごめんなさい! キツすぎでHシーンあまり見ていないんです、ご容赦をm(_)m
 一番多いのが調教、その次が強姦です。和姦は2シーンでしたね。
 あと同意の強姦?も1シーンありました。


<10点満点での点数>
 シナリオは面白いです、興味深いテーマです。
 陵辱シーンさえなければ満点を挙げてもいいですね。
 純愛作品であれば、かなり面白いミステリー作品になったでしょう。
 Hが無駄だ、と思ってしまった罰当たりの僕でした。
 ということで、点数は半分の5点
 陵辱OKな方とのクロスレビューで、本当の評価を判断していただきたいですね。


<最後に一言>
 純愛スキーなら「お勧めできません」、鬼畜な貴方には「お試し」でしょう。
 両方可能な人になら「絶対にお勧めです」としておきます。

 …心を洗ってきます…(滅)


おすすめキャラ:大道寺 水子
TITANSより一言:「私は7〜7.5くらいはあっても良いんで、鬼畜スキー側からレビューでも書きますね^^;」