Hello Again (まーしーさんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | Hello Again |
▼ ブランド | アクティブ |
▼ 対応OS | Windows 95/98/NT4.0/2000 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2000/05/26 |
【CG観賞モード 】 | あり |
【 シーン観賞モード 】 | あり |
【 BGM観賞モード 】 | あり |
【 メッセージスキップ 】 | あり(既読・強制どちらでもOK) |
【 メッセージ履歴機能 】 | あり |
【 オートモード 】 | あり |
【 選択肢リターン機能 】 | あり |
【 セーブ数 】 | 10個(やや不便) |
【 エンディング数 】 | 6個(BADED一つ含む) |
<ストーリー>
6月も終わりにさしかかった頃。
退学処分を予告されたため、中途半端なこの時期に突然転校を余儀なくされた主人公・行平東吾(ゆきひらとうご)。
東吾は、たまたまDAの潜在値が高かったことと、学園案内のホームページで見かけた女子学生が気に入ったこと、なによりも他に受け入れ先がなかったという理由で、瀬戸際学園へ転入することになる。
ばたばたと引っ越しと転校の手続きを済ませ、学園に、そして学園の寮にやってきたのはいいけれど、学園では、転校してきたときよりも、もっとドタバタとして、奇妙な日常生活が待っていた。
東吾の学園生活は、どんなものになるのやら・・・
このホームページはアクティブより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はアクティブに帰属します。
<ゲーム概要>
ジャンルはADV。プレイヤーは文章読んで、選択肢を選ぶだけ。
もはやエロゲのグローバルスタンダード。
攻略可能キャラは6人。ただしその内の二人は、二人で一人という扱いなので実質的に攻略可能なキャラは五人と言っていいかも。
それと、なにやらこのゲームにはactiveの次回作や、前作の体験版が入っています。
はっきり言って要りません。
<システム>
特に不具合はナシ。一応このメーカーはエロゲの老舗メーカーですので^^;
セーブ数は10個。やや少ないですね・・・。
その他、基本的な機能に関しては大体揃っています。
ちなみにインストール容量は500MB程度。
<音楽・音声>
このゲームは全編にわたって音声が入ってます。
ヒロインはもちろんのこと、男のキャラおよび主人公にまで音声が入っています。
また、それら音声のあり/なしの設定も細かく出来ます。
私の場合は主人公の音声はナシでプレイしました。だって主人公の独り言うるさいんだもん^^;
キャラの声はそれぞれの雰囲気に合ってると思いますし、演技はうまい方なのではないかと。
音楽の出来ですが、それなりには・・・。
<絵>
絵はそこそこの出来。問題なし。
キャラもカワイイと思います。
18歳を過ぎた大人が2Dキャラに対して「カワイイ」などとぬかすのはいささか抵抗ありますが^^;
それはさておき、このゲーム、立ち絵の変化はほとんどなし。
その代わりに画面左にキャラの表情がウィンドウ表示されるというシステムをとっています。
見る人によっては手抜きと思うかもしれませんが、私はさほど気になりませんでした。
イベントCGの出来ですが、良い出来かと思われます。
立ち絵があまり良くないので余計に良い出来に見えます。
総CG数は60弱。はっきり言って少ないですヽ(´Д`)ノ
<シナリオ>
初回プレイ時間は3〜4時間。全キャラクリアまでに12〜3時間程度。
ボリュームはまずまずの量だと思います。
BeFゲーの倍はあるんじゃないでしょうか^^;
お話は基本的にコメディ。
ギャグやキャラ同士のやりとりが多く、読むのに苦労はしないでしょう。
また、時々プレイヤーの視点が主人公からヒロインや友人に移ったりするので、それぞれの心理描写が読み取りやすくなっています。この辺は好印象^^;
ただ、一部のシナリオの起承転結が個人的には不満。
特に物語の終盤、起承転結の結がイマイチ理解出来ませんでした。
いきなり過去の人間を召喚したり、明日が来なかったり・・・。
やりたい放題ってほどでもないんですが、説明不足、あるいは伏線が弱いですね。
お話全体としてはキャラが活かされていて、萌え要素を多分に含んでいるかと思います。
ちなみに泣きゲー要素は皆無でしょう。
選択肢の数はそこそこ用意されていて、そのほとんどの選択肢が分岐に影響します。
それでも難易度は低め。
メーカーサイトに完全な攻略が載っていますし。
<エロ>
1キャラにつき何回か容易されています。
病人と転入生は1回だけですが・・・。
エロCGは少なめ。
それでも純愛ゲーにしてはがんばってる方だと思います。
内容が一番濃かったのはメガネキャラ。
・・・こーもんをつかったプレイには正直ひきまくり。
個人的にはメガネは頑張らなくていいんだよ。
<感想>
総じて良いゲームだと思います。
ただ、磨き足りないって感じがどうしても残りますね。
要するに面白いけど完成度が高いとは言えないということです。
おすすめキャラ:宇佐美 詩帆
まーしーさんより一言:「体験版入れるために、ゲーム本編の容量削るってのは私は反対です。」
わがまま☆カラミティ (analystさんのレビュー) | 評価: 5 |
▼ タイトル | わがまま☆カラミティ |
▼ ブランド | RUNE |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 1999/11/19 |
<概要>
戦乱期に傭兵となり、お姫様のために軍隊を指揮して、大陸制覇を目指す戦術級ボードゲーム。
シミュレーションゲームではなく、ホントにボードゲームですね。
<画力>・・・8
絵はなかなか綺麗です。
キャラも大体の女の子が可愛く描かれており、一人くらいはお気に入りの女の子がいることでしょう。
RUNEにしては、巨乳系の女の子が多いのが、ちょっと残念^^;
塗りはちょっと淡い感じですが、肌の質感などはしっかり出ています。
精液がかかっているCGは少なめですが、なかなかの質感です。
カラミティが精液まみれになっている場面があるんですが、かなり興奮です。
と、かなり好みのCGなんですが、残念ながら、枚数が少ないです。
全部で57枚しかありません。あまりにも小粒すぎます。
<ストーリー>・・・4
ストーリーは無いも同然です。なにしろ、ボードゲームですので。
まあ、主人公がどのようにして仕官するかといった背景、ゲーム中にある条件を満たすとHができて、クリアすると二人は仲良く幸せに暮らしました、というのがごくあっさりとした文章で説明されます。
まぁ、規模の小さいゲームなので仕方が無いのですが、やはり寂しくはあります。
<音楽・音声>・・・5
まず、音声はありません。
しかし、それほど必要だったとも感じませんでした。
エッチシーンもそれほど長くありませんし・・・。
音楽はお姫様一人につき一曲です。
ま〜普通のBGMでしょう。
特に特徴はありません。
<システム>・・・7
システム面ですが、シーン回想モードが無いのが痛いです。
エッチシーンを見るためにはボードゲームをやらなくてはなりません。
が、エッチシーンの間が開きすぎてしまい、使うのが結構難しくなってしまっています。
一つ一つのエッチシーンはそれほど濃くも無く、長くも無いので、一つのエッチシーンだけではきついところです。
そのほかには不満な点はありませんでした。
ゲームは結構面白いです。
戦闘が完全に運任せで、かなりフラストレーションが溜まりますが、コンピューター側の思考ルーティンがかなり馬鹿なので、それなりにバランスの取れた難易度になっています。
たとえばプレーヤーを含めて4カ国で戦った場合、完全に運任せなので、勝率は25%になるはずですが、実際には7割以上あります。
あと、カラミティがいろいろとやってくれますが、あまり意味が無いような気がします。
蛮族とか発生させられると、かなりむかつきますが。
ゲーム自体簡単ですし、暇つぶしにはもってこいかもしれません。
<実用度>・・・5
まず、シーン回想モードが無いのが悔やまれます。
回想モードがあれば、もう少し使えたんですが・・・。
戦争ということで、捕虜や町の女の子にひどいことしそうですが、それほどでもありませんでした。
内容的にも、残念ながら普通なのが多いです。普通でないのも若干ありますが・・・。
たとえば、町の有力者の娘を素っ裸で晒し者にしたり、双子の女の子にダブルフェラさせたり、といったところです。
なかなか興奮しますね^^;
一番使えるのは、やはりカラミティです。
輪姦されて、精液にまみれになっているカラミティは素晴らしいです。
<総合評価>・・・5
ゲーム的にはなかなかですが、やはりCG枚数の少なさ、シーン回想モードがというのが痛いです。
もう少し規模を大きくして、ストーリー性をつけ、シーン回想モードをつければ、結構面白いゲームなったのではないかと思います。
おすすめキャラ: カラミティ。ロリロリです。
ゆかちゃん あ・そ・ぼ (analystさんのレビュー) | 評価: 7 |
▼ タイトル | ゆかちゃん あ・そ・ぼ |
▼ ブランド | スタジオねこぱんち |
▼ 対応OS | Win98/Me |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2001/07/13 |
<概要>
義理の従妹を調教するゲーム。
<画力>・・・5
キャラデザがどうにも好きになれません。
ゆかちゃんやその他の脇役の女の子も、思いっきりロリですが、さっぱり萌えません。
塗りは標準クラスでしょう。
イベントCGの多くで背景が描き込まれていないのはちょっと寂しい限りです。
精液はデフォルメしすぎているせいでしょうか、あまり精液っぽく見えません。
<ストーリー>・・・4
ストーリーらしきものはありません。
基本的に街を徘徊しながらアイテムを探し、ゆかちゃんを調教しまくるというものです。
このゲームにストーリー性を求める人も少ないでしょうし、これはこれで良いと思います。
<音楽・音声>・・・6
音楽は特筆すべき点はありません。
BGMとしては普通のレベルでしょう。
音声はゆかちゃんが特にミスマッチのように思いました。
あまりにも大人っぽすぎる声です。もっと可愛らしい声を出して欲しかったものです。
逆に一枝さんはかなりマッチしていました。
このゲームでは基本的にイベント時のみに声が出るようになっていますが、いくつかのイベントで音声が出ませんでした。
このへんもしっかりとつくっておいて欲しいものです。
<システム>・・・7
修正パッチをあて、Version 1.04でやりました。
この状態では特にバグらしきものは見あたりませんでした。
出た当初はかなりのバグが存在していたようですが・・・。
機能的には一般的なものは揃っています。
スキップは未既読管理無しです。
ゲームは街を動き回って、エッチ関係のアイテムやスキルを獲得していく今時珍しいタイプのゲームです。
ただ1時間毎に行動を決める必要がある割にはそれほどイベントが起きるわけでもなく、ちょっと退屈です。
大体の時間はアルバイトに精を出すことになってしまいますが、そうなるとイベントを見逃すことになってしまったり、少々バランスが悪いように思います。
イベントが少なすぎることが原因でしょう。
調教シーンではパラメーターが条件を満たせば、イベントシーンが見らるようです。
条件が難しいイベントが結構多く、ヌルゲーに浸りきった身にはきついものがありました。
面白いかというと、そうでもありません。
期間が長いこともあり、最後の方ではだれてしまいます。
エンディングも無駄に数が多いように思います。
条件もよくわかりません。
<実用度>・・・8
実用度は十分あります。
ゆかちゃんが思いっきりロリなんで、ソフト調教の時でも結構いいですが、ハード調教に入ってからがまた凄いです。
どう見ても小○生のゆかちゃんに、露出、放尿、拘束&放置プレイ、スパンキング、浣腸、そして、アナル調教、アナルセックスと素晴らしい調教のレパートリーで、それぞれの描写もしっかりしています。
アナル調教も指から始まり、アナルビーズとゆっくり調教していきます。
そして、このゲームでは処女のままアナル調教ができます。
処女を奪うかどうかは完全にプレイヤーの任意で、処女を奪わなくともアナル関連の調教が現れます。
素晴らしい!!!
しかし、処女であることを意識するのが1回だけというのは残念です。
処女のままアナル調教するときは、毎回処女でありながらアナルで感じてしまうことを意識して、羞恥に悶えて欲しいもんです。
他にもいくつか残念な点がありました。
まず、ゆかちゃんが悦んで精液を飲んでくれません。
顔射も嫌がります。どうもゆかちゃんは精液が嫌いなようです。
淫乱になってきたら、美味しく飲んでくれるといいんですが・・・。
それから、おしっこ関連もゆかちゃんが嫌がったり、主人公自体がどうも乗り気でなかったり…。
ゆかちゃんのおしっこぐらい、余裕で浴びんかい!
あと、調教最終段階ではゆかちゃんが壊れてしまうのがなんとも。
なんか主人公の性格が変わってますし、無理矢理やってしまうのもあります。
できればラブラブなまま調教を深化させてもらいたかったです。
ゆかちゃん以外では、使えるのは一枝さんぐらいでしょうか。
他は数も少ないし、ノーマルすぎてどうにもなりません。
<総合評価>・・・7
実用度は十分なくらいにあります。
絵さえ許容範囲であれば、十分に使える代物でしょう。
で、その絵が私にはきつかったです。
もっと萌えられる絵であれば、もっともっと使えたのに・・・。
何はともあれ、ロリでしかもアナル調教、処女のままアナルセックスというのは良いです。
さらにパワーアップさせたものをお願いしたいところです。
おすすめキャラ:杉村ゆか。キャラデザさえ良ければ・・・。
夢姿〜ゆめのすがた〜 (analystさんのレビュー) | 評価: 4 |
▼ タイトル | 夢姿〜ゆめのすがた〜 |
▼ ブランド | ケージ |
▼ 対応OS | Win98/2000/Me |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \8,800 |
▼ 発売日 | 2000/12/22 |
<概要>
迷い込んだ廃病院では治療の名を借りた陵辱が行われていた。
陵辱されている女の子を助けながら、廃病院の謎を解くゲーム。
<画力>・・・7
女の子達は特に魅力的というわけでもありませんが、まあ無難な線といえるでしょう。
塗りも平均以上です。
ただ、一枚絵が少なすぎます。全部で80枚ありません。ちょっと物足りないと思いました。
おかげでテキストでの描写と絵がかみ合っていない場面が多々見られました。
多々、というよりほとんどの場面で異なっていて、かなりの違和感を感じました。
精液描写なども標準レベルはクリアしています。
しかしテキストでは出ているはずなのに、全く絵に反映されていなかったりするのが非常に残念なところでした。
<ストーリー>・・・4
正直言って、意味不明です。
イベント毎の連結があまりにも唐突で、全く状況が把握できないままに、勝手に主人公が先走って、次のイベントに突入するという感じでした。
プレイヤーとしては置いてきぼりをくった感じです。
すべてのイベントがそんな感じです。
結局、最後まで意味が分からないまま読み進めなければなりませんでした。
陵辱されている女の子達も、要するに主人公がエッチすると助けることができるわけですが、一体どういう理屈で助けることができるのか、さっぱり分かりません。
状況説明も全くなく、陵辱されている女の子とを見つけると、エッチするかどうかの選択肢があり、エッチすると助けることができるますが、ここでもやはり、プレイヤーは置いてきぼりです。
主人公が勝手に納得して、女の子を助けてしまうって感じです。
全体として、練り込み不足です。
全体的な繋がりを考えず、個々独立したイベントが続いていくという印象です。
<音楽・音声>・・・7
残念ながら音声はなし。
今となっては、音声のないゲームはやはり寂しいですね。
何とか入れて欲しいものです。
音楽は私としては好きなタイプでした。
ゲームの雰囲気に合わせて暗めの音楽が多いんですが、BGMとしてだけでなく、音楽として聞いてもいいです。
歌の入っている曲もありますが、歌手もなかなかのレベルで聞くに耐えないということはありません。
<システム>・・・4
「檻の中のわたし」とまったく同じシステムを使っています。
要するに、回想モード無し、未既読管理無しのスキップ、バックログ参照無し、セーブデータ数は6つといいとこなしです。不親切極まりないです。
ゲーム自体も大して面白くないです。
病院内を徘徊して、陵辱されてる女の子を見つけてれば、いつの間にかクリアできます。
狂気ゲージというのもありますが、かなり余裕があるので、あまり駆け引きなど考えずにできます。
ゲームとしていまひとつです。
<実用度>・・・6
シチュエーション的には変態ばかりの病院なので、それなりに揃ってます。
アナル責めも当然ありますし、おしっこ漏らしてくれる子もいらっしゃいます。
まあ、ロリ系で出来るのが一人しかいないので、そこが残念ではありました。
が、あまり使えません。まず、回想シーンがないのは酷すぎです。
そうそう何度もやろうという気にならないゲームなので、一回クリアした後は回想シーンを使いたいもの。
それなのに、シーン回想がないというのは・・・。
それから、絵の所でも触れましたが、テキストと絵の齟齬がありすぎます。
私はそれほど気にしない方ですが、それでもかなり気になりました。
テキストではおしっこなんて出てないはずなのに、絵では出してたり、主人公一人で女の子を相手しているはずなのに、他の人間がいたりと、ちょっと酷すぎです。
気になってしまって、集中できませんでした。
<総合評価>・・・4
どうにも、やっつけ仕事という印象です。
ボリュームも少なく、また意味不明なストーリーやエッチシーンでの絵とテキストの齟齬など粗が多すぎます。
シナリオライターの独り善がりとしか思えませんでした。
いい加減、シーン回想ぐらい入れて欲しいものです。
それぞれのエッチシーンは完全に独立しているので、付けるのが難しいとは思えません。
おすすめキャラ:なし。ストーリーが意味不明でどうにもなりませでした。
ゆきのかなた (analystさん&TITANSのレビュー) | 評価: 4 |
▼ タイトル | ゆきのかなた |
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▼ ブランド | NULE |
▼ 対応OS | Win95/Win98 |
▼ メディア | CD-ROM |
▼ 定価 | \ 8,800 |
▼ 発売日 | 2000/03/17 |
analystさんのレビュー
<概要>
久しぶりに帰ってきた実家。
その周辺で起こる不可思議な事件に巻き込まれるビジュアルノベル。
<画力>・・・9
女の子達が非常に魅力的です。
設定では高校生(ソフ倫的には学院or学園の生徒)ですが、中学生ぐらいにしか見えません。
微乳好きな私としてはジャストフィット!
塗りもうまいです。精液もグッド。
ただ、通常シーンで背景が写真を取り込んだものになっているんですが、少々合わないという感じがしました。
<ストーリー>・・・5
ストーリーに破綻はありません。
が、完全に描写不足・説明不足で、今ひとつ魅力がありません。
骨ばかりで、肉のないストーリーという感じです。
情報量という点では主人公とプレーヤーにほとんど差はなく、主人公が自分だけ知っている情報を元に動いているという感じはありませんが、主人公とヒロインが惹かれ合う理由付けがあまりにも希薄です。
特にヒースや燕とは出会ったばかりで、それほど会話をしたわけではないのに、いつのまにやらお互い好きになっていて、かなり唐突な印象を受けます。
1週間という期間の短さもあり、展開が急すぎて、ついていけませんでした。
あと、スタッフルームに不確定性原理がストーリーの背景にあるといったことが書いてあり、そう言われればそうかなと納得できるとこもありましたが、うまく消化されているとは言い難いです。
超能力に科学的な根拠付けをしたいのならば、インチキでももう少し詳しく説明すべきでしょう。
結局、最後までカサフやネイチャーユーザーとはなんなのかよく分かりませんし、敵の組織がどういったもので、なんでカサフを捜しているのか理解不能でした。
<音楽・音声>・・・7
音楽はまあまあといったところでしょうか。
歌付きの曲も可もなく不可もなく。
音声がないというのは少々寂しいです。
全体的に短い話だし、効果音も全くなし、音声もなしではあまりにもあっさりしすぎでしょう。
<システム>・・・6
システムは物足りません。ノベルにはやはり巻き戻しは必須です。
それから、セーブが実質1カ所しか使えないというのも問題です。
クリア後に選択肢を増やすという形式のためそうしたんだと思いますが、他にやり方があったのではないかという気がします。
バグらしきものはありませんでした。
<実用度>・・・3
ハッキリ言って使えません。
強姦・輪姦シーンは女の子の状態などいっさいお構いなく、ただ入れて出すだけ、女の子は痛がるだけというのでは使いようがありません。
一方、主人公との和姦では、描写があまりにも淡泊。
女の子が処女ということもありますが、ほんの少し愛撫して、すぐに入れて、おしまい。
アスリエルに至ってはCG一枚で終わり。
やっぱり使えません。
ストーリー展開から考えれば、こうなってしまうのも、ある程度仕方ないという気もします。
しかし、いくら何でもこれでは・・・。
処女をもらうというシチュエーションもいいんですが、ある程度現実的にしようとすれば薄くなるのもわかります。
それならそれで、後日談で濃厚なラブラブエッチでも見せてくれればと思うんですが。
<総合評価>・・・4
ストーリーは魅力に欠け、実用度もないに等しいというのでは、絵だけのゲームと言われても仕方がないでしょう。
そのCG枚数にしても大して多いとは言えませんし。
おすすめキャラ:なし。絵ではとりあえずヒース。