夜勤雀棟   (ミルクさん&左京民さん&TITANSのレビュー)    評価: 4〜6 
▼ タイトル 夜勤雀棟
▼ ブランド ミンク
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \5,800
▼ 発売日 2002/07/26
【CG観賞モード 】  なし
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  なし
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 セーブ数 】  1個
【 エンディング数 】  1個

<概要>
 あの『夜勤病棟』のナース達が戻ってきました!
 鬼畜医師比良坂が、今度は彼女たちを相手に本格四人打ち麻雀で勝負!
 辱めを受け、悶える彼女たちの痴態を過激にアニメーション化
 原作の雰囲気をそのままに、さらに夜勤ワールドをパワーアップしています!


このホームページはミンクより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はミンクに帰属します。



ミルクさんのレビュー
<ゲームの流れ>
 いかさまなしの4人打ち麻雀です。
 脱がせる相手を最初に決めて、特定の回数(通常3回、ラスボス6回)あがればHシーン突入です。
 (脱がせる相手から直取りする必要もありませんし、点数も関係ありません)
 また、ネット対戦も出来ます


<Hシーン>
 Hシーンは、ムービー(音声)のみです。
 文章やCGはありません。
 正直、男性(親父の主人公)の声が入っているで萎えます。
 しかも、性格が変態なのでなおさらです。


<感想>
 ○ムービーシーンがスキップできないので、繰り返しやるのが面倒。
 ○半チャン1回で6回上がらないと、ラスボスが倒せない仕様なので麻雀初心者にはきついです。


<10点満点での総合評価>
 低価格を考慮して、6点
 夜勤病棟が好きで、なおかつ麻雀も好きならば買ってもいいかなというレベルです。


おすすめキャラ:藤沢亜子。
ミルクさんから一言:「ネット対戦はやっていませんので、点数に含まれておりません。」
TITANSより一言:「ミルクさん・・・感想2行ってのはちょっと・・・。」






TITANSのレビュー
<登場人物>
比良坂竜二(主人公)
 医療道具で女体実験をしたがる狂人医師。

神宮路成美(医局長)
 竜二の過去の被害者。
 竜二を「聖ユリアンナ病院」に招聘し、4人の看護婦の陵辱を依頼する。

七瀬恋(婦人科看護婦)
 誰にでもやさしくて明るく、献身的な女性。

藤沢亜子(薬局)
 おっとりとしたお嬢様。

児玉ひかる(小児科看護婦)
 元気で小生意気。

新城礼美(婦人科主任看護婦)
 プライドが高く潔癖症。


<感想>
 夜勤病棟シリーズ最新作!
 とくれば期待もいやがおうにも盛り上がる!?
 僕の恋(BY比良坂せんせ)
 ・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・。
 キャラクター麻雀ゲーム。
 (イカサマなしの4人打ち)
 それ以上でもそれ以下でもない。

 終わり・・・。
 (嘘・・・続くよ^^;)


<システム>
 上記参照の他・・・フルスクリーン/ウインドウサイズ選択可。
 メッセージスキップなし(ってメッセージ自体がないからね^^;)
 HDD必要量は約560MB。
 まほとんどがアニメーション部なんだけど・・・。
 ナースでロン(夜勤病棟特別盤)とは大違いだ^^;

 
<音楽・音声>
 音楽・・・あって無きが如し。評価低い。
 音声・・・あたり前だけど夜勤病棟の声優さんと一緒^^;
      この作品フルボイスで比良坂先生も音声入っているんですけど・・・。
      先生音声要りません!気に触る声で、
      ムカツキます。うざいです。
      無い方がいいよ・・・まったく・・・。


<感想 その2>
 脱衣麻雀!とくればTITANSだろう!って言われたので購入。
 (そうなのか^^;?)
 
 ああ〜レビューね・・・説明するの難しいね・・・だって麻雀だし^^;
 でもね麻雀部分に対しては大不満ですね。
 ま〜確かに前作夜勤病棟特別盤のナースでロンに比べたら4人打ちになったんでそれは評価出来るけど・・・。
 麻雀部分の操作性が酷い!
 メインのここが酷くてどうするんだよ!
 (ポン・カン・鳴くの止める時等の操作性ね)
  
 次〜、ルールについては「クイタン」「役の後付けあり」のありありルールやなしなしルール選べるんでいいんだけど、脱がすのも点数関係なく、相手より早く上がるってことな為、「役牌」・「リーチ」・「平和」のみであがるハメに・・・
 美しくない!
 大きい手とか綺麗な手とか関係ないもん。
 しかも相手、リーチしても当たり牌避けているのか分からない。
 危険牌バンバン出すし・・・
 は〜〜ヽ(´Д`)ノ

 
<Hシーン>
 凄いよHシーン・・・全部アニメなんだけど・・・。
 比良坂せんせ5秒くらいでフィニッシュ!
 「さらに今回はいつもより大きくしてます!」ばりの約1辺1cm×2cmのモザイク!
 使えません!逆に怒りが込み上げてきます。


<10点満点での総合評価>
 実売価格のコストパフォーマンスを考慮に入れても5点。
 それでも甘い採点だと思います。
 他にも良い脱衣麻雀はあります。
 私のHDDのはもう無いし^^;
 (今回良い部分の暖色系がなくて悪い部分の寒色系ばかりだね)


おすすめキャラ:七瀬 恋
最後に一言:「これからも夜勤病棟ともどもMINKをお願いします」ってエンディングで言ってたけど・・・
        夜勤病棟まだ続くの?原画家さんもいないし・・・もう無理が・・・。






左京民さんのレビュー
<音楽・音声>
 声はかわいいです。悲鳴が痛々しかった…。
 某主人公の声はいらないです、頼むから黙っていてください先生!
 BGMは普通でしたね


<脱衣>
 アニーメーションがバンバンに使ってありますね、豪華です。
 ヒロインごとに、上着→下着に→裸に→Hというパターンがあり、4人クリアすると裏シナリオでコスプレ打ちがあります。
 本番は裏シナリオですね、隠しキャラもいます。
 
 表シナリオのHは、自慰、小便、紐、浣腸?でした。
 辛い… 清純派にとって、便系のシーンは辛いです。
 関係ないですがプレイした日はカレーだったし… 泣きそうです…。

 裏シナリオのコスプレは、チャイナ、和服、女子高生、水着でした。
 半分脱いで本番というのが、お決まりのパターンです。
 目的ゲーとするならば、アニメーションの出来は万全だと思います。

 マシンの性能によりますが、性能が低いマシンだとアニメーションのところでフリーズすることもあるので大変でした。
 一つ一つのシーンが致命的に短いのは、かなり痛いところです
 モザイクも相当大きいですね、ここまでくると感心します。


<麻雀>
 さてこの作品の最大のウリ(僕的に)である麻雀です。
 脱衣よりもこっちを求めて買ってしまった僕でした。
 実も蓋も無いすばらしい打ち筋ですね、ドラは乗る、牌は来る、もう無敵状態です!
 設定を変更して、タンヤオをダブル役満にしたりすると、点数が跳ね上がります。
 もっとも、すぐに飽きましたが…。

 相手の思考パターンを変更できるのですが、リーチ重視にしてもバンバン鳴かれます。
 ヤオチュウ牌重視にしても、五ピンでロンされたりするし…。
 この設定変更には何か効果があったのでしょうか?
 フリテンであがれるのはびっくりしましたが、しっかりチョンボになりました…無念。


<点数>
 4点です。
 純愛ユーザーには、やっぱり悲鳴があると気持ちが高揚しません…。


おすすめキャラ:七瀬 恋…このキャラはシチュエーション的にもっとも普通でした。
最後に一言:「安くてお手軽です」
        純愛好きとしては、いささか無理があったようです。
        メーカーHPの体験版で我慢しましょう…。











  てんてこ温泉時代劇      (kskさんのレビュー) 評価: 7.5 
▼ タイトル てんてこ温泉時代劇〜亀屋〜
▼ ブランド Soleil
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/07/19
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別無し)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 セーブ数 】  32個
【 エンディング数 】  16個・・・くらい(すいませんm(_)m)


<システム>
 修正ファイル無しだとヤバイと「○ちゃんねる」で有名なゲームでした。
 お気を付けて。


<音楽・音声>
 まず、音楽から行きます。音楽はいいです。三味線鳴りまくりです。
 その他、変な楽器もかなり使ってます。
 じゃ、変な音楽のオンパレード?と思う方も居るやもしれませんが、んな事ぁ無いです。
 力の抜けたマヌケな曲もあり、ピアノソロの綺麗な曲もあり、演歌調の暑苦しい曲もあり、切ないオルゴール系の曲もありと、バリエーションが豊かですので、楽しめます。

 ただ、CD−DAだと音がブツブツ切れずに済んで良かったんですが、あいにくCD−DAじゃありません。
 (メーカー推奨のインストール形式でやると)CD−ROMから細かく読み込み、出力する形式になるのですが、なんかそれでも音が細かく途切れています。
 もったいないです。インストール先のスペック的には余裕のハズなのですが・・・。

 そして音声・・・音声は上手い方だと思っております。
 なんと表現したらいいのかわかりませんが、とにかく女性キャラ17人、悪くても及第点で、「うっわーヘタクソー」とか感じる事は、特にありませんでした。

 ・・・個人的には弥生ちゃん(というちっこい女の子)の声に参ってしまいました。
 思わず頭をナデナデしてあげたくなる可愛さです^^;
 声優さん、子供になりきってます。


<感想>
 「旅館の経営をシミュレーションするパート」と、「女の子のお尻を追いかけて選択肢を選んでいくADVパート」に分かれたゲーム、それがこのゲームの概要です。

 さて、経営パートですが、楽勝です。
 シミュレーションもへったくれもありません。
 ゴールデンパターンさえわかってしまえば、その繰り返しだけでで、鼻ほじっててもクリア出来ます。
 経営パートに関しては、期待しない方がいいです。
 変化も無いまま繰り返される経営パートは、気の短い人にはさぞかしかったるく感じられる事かと思われます。

 それよりこのゲームの要は、もうひとつのADVパートの方でしょう。
 女の子は計16人!
 亀屋(主人公・研太が経営する旅館)の女将さん、年増で酒飲みの女中さん、研太の許嫁(これも女中)、料理人のチャイナ双子娘、亀屋の新入り女中さん、桜の精、ライバル旅館の娘、剣術師範の娘、巫女さん、イギリス人の娘、隠れキリシタンの娘、謎多きご令嬢、空から降ってきた小娘、隠密、幼なじみの女の子と、以上こんなメンツだったかと思いますが、全員音声付きで、シナリオもエンドもちゃんと用意されてます。

 人数多い割にはちゃんと各シナリオ・各エンドは作り分けられており、同じルートの繰り返しばっかりでうんざりという事にはなりにくいかと思います。
 同時攻略も可能な様ですしね(1ゲームで10人くらいまでは行けたと思う)。
 かといって、まあひとりひとりが薄い分、浸るほどのシナリオも無いのですが、まあそこは「量」でカバー?
 なにしろ16人がかりですから、プレイヤーはかたっぱしから女の子の「味見」をしていく感じになります。

 こういう感じですから、エロも当然「質」より「量」で来てます。
 濃くはありませんが、なにしろ16人ですから「休む」ヒマもないかと(笑)。
 イラスト自体はアニメ絵調のあっさり風味で、時代背景に合わない色調を使いまくりですが、まあリアル過ぎても退く人も居るだろうとは思いますので、バランスは取れているかと思います。

 好き嫌いはプレイヤーさん次第ですんで、表紙を見て決めましょう。


おすすめキャラ: 弥生、千種、優衣、都、睦美、椛、ウェンディー、双子、宏美、紫乃、
          時雨、希美、菖蒲、更紗、お美代(好き←−→嫌い)
最後に一言:「本当は7点と言うべきなのでしょうが、「弥生」シナリオと「睦美」シナリオが好き♪
        そのふたつがあると7点は辛口の様な気がしてくるので。











  それは舞い散る桜のように    (Ginさん&左京民さんのレビュー)  評価: 7〜9 
▼ タイトル それは舞い散る桜のように
▼ ブランド BasiL
▼ 対応OS Win98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM版・DVD-ROM版
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/06/28・2002/08/09
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  なし
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  1〜∞(拡張セーブ可能なので)
【 エンディング数 】  6(真エンドがヒロイン全員攻略後あり)

 
<ストーリー>
 『幼いころ、親の都合で住み慣れた街から遠く離れた北の国へ移り住んだ主人公。
 しかし数年後、彼は進学に際して生まれ故郷にある学園を選んだ。
 ただ、なんとなく。その理由を聞かれたとき、彼はそう答えた。
 満開の染井吉野が起伏に富んだ街並をいろどる街、桜坂。
 幼いころの記憶はほとんど残っておらず、あらゆるものが真新しい景観。
 その中でただひとつ、懐かしさを覚える場所があった。
 二本の桜が寄りそうように並んだ小高い丘。
 しかし、そのひどく漠然とした懐かしさの中に混じる不安、焦燥、畏怖……。
 彼はその場になにか因縁めいたものを感じながらも、記憶の扉を開けることができなかった。


このホームページはBasiLより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はBasiLに帰属します。



Ginさんのレビュー
<音楽・音声>
 音楽・音声はともにかなり良かったですね。満足出来る出来栄えだと^^;
 音楽は思っていたよりも良く出来ていてゲームを盛り上げました。
 音声もみなさん上手です。男性声優人もキャラにマッチしておりゲームの盛り上げにかなり貢献しております。
 それにOPソング&OPムービーが特に良いですね。
 ゲームプレイ時の感情移入に約だっております。
 後、挿入歌もまずまずです^^;


<感想>
 さて感想ですが、まず一言・・・
 HD容量要チェックです!
 かなりHDを消費します(1.5Gぐらい)・・・痛いですう(シクシク)

 そして内容ですが・・・一言で言うなら挿入歌が終わってからの期間があっーーーーーーーーという間で短いです。
 ゲーム期間は一年間で最初は毎日なんですが、そのうち4〜5日おきとなり、最後の方では2ヶ月くらいぶっとびます。
 その時ヒロインとのその後の関わりの部分がすっぽりと抜けています。
 簡単に言うとヒロインと仲良くなり良い感じになっといて、いきなり主人公のことを忘れているということの経緯があやふやなままエンディングを迎えてしまうことです。「後はプレイヤーで考えてね♪」的なノリで、しばらくしたらいろんなHPでその後のショートストーリーが挙がっているのではないでしょうか^^;?ただやっぱ・・・納得いきませんでしたな(ぷんぷん)。

 最初はラヴコメ的で良かったのですが後半がしっかりしていないというか伝わってこないというか・・・そんなところがマイナスだと感じました。
 最初はギャグもあり面白かったのですが・・・。
 最後はみんな同じようなエンディングになっちゃうし・・・ヽ(´Д`)ノ

 肝心のHシーンはヒロイン一人あたり1〜3ぐらいです。
 しかぁぁぁぁぁぁぁも、薄いヽ(´Д`)ノ
 CG枚数は全部で110枚もあり、Hシーン時でも結構あります。
 普通人気原画家ともなれば枚数が少なく使いまわしが多いのですが・・・西又葵さん・・・頑張られました^^;
 が!しかしですよ!シナリオライターさんがその頑張りを半減させています。
 短いんです!描写がなってないんです!
 ・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・。
 ・・・。
 (ぼそっと)Hシ−ンカットして18禁なくしたほうが無難な出来だと・・・。
 出るなコンシューマ・・・。
(ぼそっと終わり)
 
 さらにエンディングは6個あるのですが、1個はすべてのヒロインのエンディングを見た後すぐ始まります。短いです。
 時間にして5分あるかないかですね。
 ゲームのなぞと言うかその後を話してくれるとおもいきや!。
 ・・・・良くわからないお話しでしたヽ(´Д`)ノ

 まぁゲーム自体のの長さは自分にぴったりでったんですがね^^;


<10点満点での総合評価>
 まぁ後半が良くなかったことがあるので7点と。


おすすめキャラ:森青葉(うおぉぉぉぉぉぉぉ妹萌えぇぇぇぇぇーーー)
Ginさんから一言:「まぁ、すべてやり終えるとかったるくなります。
           しかし、純愛・ラヴコメが好きな人にはお勧めですね。」






左京民さんのレビュー
<音楽>
 ボーカル曲はOP、END、あともう一曲あります。良くも悪くもない出来でした。
 キャラごとのBGMがなかなか良かったです。なかなか楽しめました。

 声優さんはいいですね、主人公以外はフルボイスでした。
 そのせいか、一人二役が多かったのが気になりました。


<ストーリー>
 主人公の桜井舞人は、北国で暮らしていました。
 そして受験を機会にして、少年期を過ごした桜坂市に住むことになります。
 その一年後、学園のプリンセス、明るい幼馴染、純粋無垢な隣人、
 気ままなクラスメイト、おっちょこちょいの先輩に囲まれて、恋愛嫌いの主人公にも何かが目覚め始めます。
 個性的な友人、教師に囲まれた主人公は、少年期を過ごしたこの町で何かを手に入れるのでしょうか。


<キャラクター>
桜井 舞人 (さくらい まいと)
 主人公。その言動と行動がすべてといっていいほど冗談につながるという
 ゲームの中にしか存在できないような性格の持ち主です。
 ニヒルかつハードボイルドな性格で硬派であると自称しています。
 もっとも、ご都合主義の設定なので、当然周りは女の子だらけです。
 なぜか恋愛沙汰を嫌い、そういった話題は常に諧謔的に受け流しています。

星崎 希望 (ほしざき のぞみ
 設定を考えた上で、おそらくメインヒロインです。
 主人公と同じクラスで、主人公のことを悪からず思っているようです。
 男子学生から絶大な人気を誇り、「プリンセス」の異名をとります。
 当然、仲良くすれば男子学生からの冷たい視線が降り注がれることでしょう。
 何かと親しい女性が多い主人公の様子に思いっきり妬いてくれるので、たまらないですね。

雪村 小町 (ゆきむら こまち)
 主人公の幼馴染、そのあとを追って、通っている学園に合格しました。
 一途に主人公のことを思い、主人公だけを追い続けているのですが
 肝心の主人公には本気だと思われていないようです。
 とってもおしゃべりです、声優さんがんばりましたね^^;
 このヒロインだけテキストが少し多いんじゃないかというくらいです。

八重樫 つばさ (やえがし つばさ)
 主人公の親友、主人公とは「マブダチ」の関係です。
 実は成績優秀な優等生だったりします。
 「恋愛否定組」と称し、主人公と同じように、恋愛沙汰を避けようとしています。

森 青葉 (もり あおば)
 主人公の隣の住民で、主人公より2つ年下のようです。
 父親が主人公を気に入って、よく一緒に遊んだりしているので主人公を「お兄ちゃん」と呼んで慕っています。
 ちなみに、おなじアパートの雪村小町は「お姉ちゃん」と呼よんでいます。

里見 こだま (さとみ こだま)
 主人公の学校の先輩で、文芸部の部員でもあります。
 見た目は非常に幼いのですが、本人は自分は大人の女であると思っているようです。
 説教好きで、よく主人公に話をするのですが、主人公にいいようにからかわれてしまっているようです。

 この5人が、攻略可能キャラです。非常に魅力的なメンバーです。
 さらにサブキャラを紹介します。

相楽 山彦 (さがら やまひこ)
 主人公のクラスメイトで、数少ない親友です。
 フェミニストで、女性に対しては非常に優しく接します。
 しかし、特定の恋人はいないようです。 
 恋愛を嫌う主人公に対しては、本気で心配しているようです。

牧島 麦兵衛 (まきしま むぎべえ)
 主人公の学校のサッカー部に所属する、期待の新人です。
 「マックス」の異名を持ちます。
 困ってる人間を見ると助けずにいられないという、いい性格です。
 雪村小町に片思いをしており、主人公に対しては敵意を前面に押し出します。

浅間 丈太郎 (あさま じょうたろう)
 主人公の学校の体育教師で、サッカー部顧問をしています。
 さらには、主人公の担任教師でもあります。
 体育会系熱血教師で、その性格は直情です。

谷川 浩輝 (たにかわ こうき)
 主人公の学校の保健教諭です。
 浅間丈太郎の学生時代の友人であるようです。
 言動、行動を踏まえて、まったく教師とは思えない人間ですが、時々人の心をつかむ発言をします。

佐伯 和人 (さえき かずと)
 主人公の母親の子供に当たります。まだ少年です。
 こちらは女性に対して積極的なようで、早くも数人の女性が彼のことを思っているようです。
 設定から考えて次回作の主人公でしょう、おそらく^^;

 男性キャラは、この5人が特に目だったキャラですね。
 牧島→小町シナリオ、谷川→こだまシナリオにてストーリーに絡んできます。

結城 ひかり (ゆうき ひかり)
 主人公の学校の文芸部の部長で、主人公に「あねさん」と呼ばれています。
 ストーリーの中で、非常にノリツッコミを使いこなす役どころのようです。
 里見こだまの親友で、いろいろと世話を焼いているようです。

佐竹・宇都宮 (さたけ・うつのみや)
 文芸部員の3年生です。
 脇役ですが、希望シナリオ、こだまシナリオでは、結構話に絡んできます。

芹沢 かぐら (せりざわ かぐら)
 森青葉と同じ学校に通い、彼女の親友でもあるようです。
 主人公と昔面識があり、そのころからずっと主人公を思っているようです。
 親友の森青葉の主人公に対しての恋心に遠慮をしてしまっています。

佐伯 和観 (さえき かずみ)
 和人の母親です。現在離婚しています(攻略は出来ないですよ、念のため)
 かなり破天荒な性格で、思い立ったら一直線、誰も寄せ付けません。
 主人公もこの女性に対しては、かなり神妙な態度で接触しています。

 攻略できない女性キャラは、このぐらいですね。
 長いストーリーのため、かなり脇役の出番が多いです。
 あとは、おそらく次回作のヒロインになるであろうぷちキャラ?の紹介です^^;
 この連中が攻略できたら、この作品の性質も変わったものとなったでしょう。

水無月 瑛 (みなづき えい)
 和人のガールフレンド、幼馴染でもあります
 かなり暴力的で、思ったより早く手が出るタイプです。
 星崎希望に憧れて、彼女のようになりたいと思っているようです。

恵美 椿 (えみ つばき)
 和人と同じ学校に行っています。
 人を避けるような態度で振舞っていて、和人に心配されています。

川原 瑞音 (かわはら みずね)
 和人のガールフレンドで、幼馴染その2(笑)
 典型的な大和撫子で、男性を立てた考え方をします。
 非常に大人びた性格です。

郁原 郁奈 (いくはら いくな)
 八重樫つばきの妹で、両親の離婚で別性になっています。
 「イクイク」というあだ名をつけられています。
 極度の方向音痴です。

 郁奈は、つばさシナリオで特に重要なポジションですが、その他のキャラは特にヒロイン別のシナリオで変化しません。
 次回作が発売されれば、間違いなくヒロインになるのでしょう^^;
 というか、そのために登場させたのだと思います。


<感想>
 この作品は3部作になっていますね。
 ・主人公とその仲間のラブコメ
 ・主人公の苦悩と絶望
 ・葛藤と幸せな結末

 まあ、ありきたりな組み立て方ですが、ともかく長いです。
 一応1年間がゲーム期間なので、結構覚悟してゲームに臨んだほうがいいですね。
 後半に一日おきが、一カ月おきの間隔になったりしてちょっとあっさりしていました。
 主人公の性格が、中盤から普通のヘタレ少年になってしまって、ありきたりな展開になってしまったのは残念です。
 やはり、序盤のラブコメ部分が、すばらしいものだと思います。

 シナリオ自体は、序盤だけなら素晴らしいものだと思います。
 全体を通すと、まあ普通といったところでしょうか。
 ただ、シナリオ全体に流れるコントのような流れが、非常に面白かったです。
 桜坂市→大○市でしょうね、笑い、ボケ、突っ込み満載のシナリオです。
 序盤は思いっきり笑わせてもらいましたし、後半の暗い展開でも、最後のところで微妙にお笑いになっていて、面白かったです。
 シナリオに好感触を持ったゲームは久しぶりです。
 主人公の設定が「恋愛に興味がない」という設定なので、序盤のうちは、かなり興味深いストーリーになりました。
 中盤からは恋に目覚めた普通の青少年ですね。

 画面効果は面白かったです。
 視点を変えて、机に立ったことを示してみたり、急なズームで、衝突を示したりしました。
 そこそこ楽しめました。


<Hシーン>
 はっきり言って少ないです、中盤にイベントがあります。
 テキストも特に目立ったところがなく、CGは綺麗でしたが、数が少ないのは残念です。
 設定上、かなり刹那的なHシーンが多かったように思います。
 特筆すべきは、下着が色っぽいです。
 なんかやたら気合が入ったデザインで、クオリティ高いですね^^;


<点数>
 ずらずらと書いてしまったのですが、このゲームは面白いです。
 某有名ソフトと酷似したシナリオだという話がありますが(^^;)、
 そんなことを抜きにしても楽しめるものだと思います。
 Hシーンが薄いことを差し引いても、9点です。
 下着のポイントがHシーンの薄さを解消しているかもしれません。


おすすめキャラ:星崎希望、雪村小町
Ginさんから一言:「 笑える作品です、いい意味で「お薦め」です。」