AZの烙印(アーツェットのらくいん)   (タケ・ユタカさんのレビュー)    評価: 8.5 
▼ タイトル AZの烙印(アーツェットのらくいん)
▼ ブランド ぴよぴよ組
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/05/31
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読未読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 セーブ数 】  20個


<ストーリー>
 奴隷になった‥‥‥ただ、生きるために。
 それは大きな戦争ではなかった。大国と小国の競り合いだ。
 余り時間もかからずに小国は、大国に吸収される。よくある事だ。
 主人公キルツは、この小国の兵士として戦争に出ていた。
 彼が生き残ることが出来たのは、運が良かったと言うべきだろう。
 だが、その後、奴隷として大国の首都に連れて行かれる事まで含めると運が良かったとは言い難い。
 さらに、奴隷の証として、『AZの烙印』を首に押されたことは、彼にとっては最悪の出来事だと言ってよかった。
 それは、彼の目の前で脱走を試みた仲間の奴隷が一瞬で灰になったことが、すべてを物語っている。
 奴隷市場で、競りに賭けられたキルツは、何故か、その日の最高値として見事に競り落とされた。
 女性向けの娼館の女主人、エルフのクレージュによって。
 そしてキルツは次の日から、娼館で働くために、屋敷の雑務全般を行っているミレーから、性技のすべてを仕込まれることになる。
 教育が終了すると、いよいよキルツも店に出ることになった。
 その課程で出会うさまざまな女性たち‥‥‥彼女たちの心を掴むとき、キルツの新しい未来が始まる。


<キャラクター紹介>
キルツ
 本編の主人公。
 首に『AZの烙印』を押された奴隷。
 性格は暗いが前向きな考え方持っていて、環境の変化にはすぐ対応できる強さを持つ。

クレージュ
 エルフ。最高級娼館の女主人。
 キルツを最高値で買い取った張本人。
 人との関わり合いを持つ変わり者で、なぜかかなりの財をなしている。
 キルツを最高値で落札した理由は「それだけの価値があるから」と言ってはいるが…。

ミレー
 娼館の雑務全般を担当する。
 寡黙で無感情。従順な性格で、主人であるクレージュの命令でキルツに性技を仕込む。
 この国で生まれ育ったにも関わらず、なぜか彼女の首にも『AZの烙印』が刻まれている。

フィクス
 先輩奴隷。
 元は貴族だったが、敗戦で奴隷となった。もちろん『AZの烙印』が刻まれている。
 美形で女性の扱いになれているが、プライドが高く性格にも癖あり。
 内面はまだまだ子供で、扱いやすくもあるがタチも悪い。

エレナ
 娼館の上客。
 高飛車なお嬢様で、可憐な容姿とは裏腹に、実は極度のサディスト。
 立場上ストレスが溜まることが多く、それを解消するため、娼館にやってきている。
 プレイは恥辱系や打撃系など、過激なものが多い。
 途中からはキルツに感化され、次第にMにも興味を持ち始めていく。

リリィ
 エレナの友人。
 おっとりとした容姿と性格をしていて、常に優しい笑みを絶やさない。
 が、そこはエレナの友人、笑顔のままキルツの恥辱にもだえる姿を見て楽しむ。

ギギ
 ネコ族の獣人。その中でもかなりレアな存在らしい。
 本来、獣人たちは人間との関わり合いを好まないが、厚遇を約束されたため、進んで保護される道を選んだ。
 文化の違いからか、度々トラブルを起こすが、殺人や放火以外のほとんどは特権により責任を免除されている。
 性格は明るく、いたって元気な女の子。

ノーラ
 戦災未亡人。夫の死を悲観して自殺しようとしたところをキルツに助けられる。
 そのキルツが夫に似ていたことから、娼館に通うことになる。
 マゾヒスト気味で、相手に尽くしたりなぶられたりすることに快感を覚える。
 亡夫の趣味でもあったらしい。性格はかなり悲観的で、すぐに自殺をしたがる困った女性。


このホームページはぴよぴよ組より一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はぴよぴよ組に帰属します。



<システム>
 上記参照のほか、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 BGM・SE・音声のボリューム調節可。
 メッセージのスピードを自由に調節可。
 再表示した既読メッセージの音声を再生可。
 オートプレイが遅くて使い物にならないことを除けば、とても軽快なシステムです。
 フルインストール(要480MB)すれば起動時CD不要。


<音楽/音声>
 音楽:全6曲!少なすぎっす。
    わりといい機材使ってるみたいだから、もうちょっと作ってくれてもね〜。

 音声:女性のみフルボイス。
    キャストは公表されてませんが、わかりますよ・・・実力派声優陣!!


<感想>
 Hなセリフがとばしている受けH中心の目的ゲーです。
 ジャンルは調教モノっぽく見えますが、選択肢(時限式もあり)を選んでいくオーソドックスなマルチエンド式のADVです。

 主人公は娼館で働く奴隷(お客様には絶対服従)なので、お金持ちの女性に好きなように遊ばれます。
 受けといってもソフトなものはなく、ほぼSMです^^;
 つまり鞭でビシバシ叩かれ、ローソクをポタポタ垂らされ、ヒールでグリグリ踏まれます(^^)
 たいてい主人公はそのSMプレイだけでイッちゃうものですから、最初はあまり楽しめないかも。
 でも、見ているうちに己の中のM性が開花してくるハズ(?)です(笑
 もっとも、お客の中にも「いじめて〜」「奉仕させて〜」とリクエストしてくる女性がいますが^^;
 またSMプレイばかりでもなく、メイドさんとのHをはじめとしてノーマルHも豊富です。

 シナリオはどん底主人公のわりにそれほど暗くなく、ほのぼのとしたテイストもあります。
 バッドエンドも多いですが、ヒロイン別にハッピーエンドあり。
 ただ、どれもえらくあっさり目に描かれているのは残念です。
 ぶっちゃけ目的ゲーらしくそれほど深いシナリオにはなっていません(−−;
 キャラを立てる描写もHシーンにおいてのみ存在するといっていいでしょう。

 原画の神宮寺りおさんの描く絵は、とても美しいとは思うのですが・・・
 ギリギリアニメ絵というか、アニメ絵に慣れた人にはこれがイヤっていう人もいるかもと思える絵柄ではあります。
 いや、私は全然OKですが^^;
 総CG枚数はパターン違い含めて156枚。
 ただ、ムチの傷を1つずつ分けて登録したりするので、パターン違いはメチャ多いです。
 その代わり(?)1回のHシーンに使われるCGは比較的多いと思います。
 もちろんCGの使い回しも多いですが^^;

 ところで、このゲームには特に実用性を高めている要素があります。
 連呼されるチ○ポ・オチ○チンとかキ○タマとかの卑語にピー音が全く入っていないのです^^;
 (オマ○コはピー音入ってますが、ほとんど一瞬なので無いのと同じ)
 これが聞きなれた声優さんから発せられることで威力はMAXまでUP↑↑。
 もちろんフェラ音もバッチリです(ただ、エレナとギギは個人的にはもう少し・・・という感じ?)。
 モザイクもやや薄め。男性器は特に輪郭がハッキリしてます。
 卑語については「実姉妹」などと比べれば大人しい方ですが、使いどころを知っているというか何というか(笑

 とにかくセリフが聞いてて楽しいです(^^)。
 エロいっつうか(いやエロはもう十分なのですが)、なんか笑えます。
 例えばサディストお姫様・エレナは、
 「すごいね、チンポからいやらしい汁が溢れているよ。チンポをしごくたびに、あははははははっ!!」
 「ほらっ、イキなさい!『イク』って言いながら、チンポから精液を出すのよっ!ほら、ほらっ!ほらぁっ!」
 「ムチで叩かれて、チンポがヒクヒクしてるじゃない。そんなにいいのかい、この変態っ!」
 「ほら、ほらっ!キンタマがなぶられるのが気持ちいいんでしょっ!?ほらっ!」
 「あはははははははっ!!チンポがヒクヒクして、チンポ汁がこぼれてきたじゃないの」
 「よく、恥ずかしげもなく、そんなにチンポから噴き出せるもんだ。あはははははははっ!」
 てな感じのセリフを実に楽しそうに喋ってくれて、何ともほほ笑ましいかぎり(?)です。

 ただエレナのHシーンは全部で30シーン近くあるのですが、他のキャラが3シーン、5シーンとかいうのはバランス配分的にどうだったかと。
 2人以上出てくるシーンは両方の回想に登録されるというのも(ハーレムなんて全員の回想ですよ)、ちとセコい感じがしました。
 シーンの長さはほどよく長くて、実用性は十分です。


<総合評価>
 8.5点。
 受けHの代表作とよべる良質な目的ゲーかと。
 CGを見て大丈夫そうだと思ったら、迷わず買って損はなし。
 ただし、ホントにエロばっかですよ^^;


おすすめキャラ:エレナとノーラ。ノーラは声優さん買いですね。
最後に一言:「当分HDに残留決定!」











  サイキッカー美々    (analystさんのレビュー)  評価: 5 
▼ タイトル サイキッカー美々
▼ ブランド 創美研究所
▼ 対応OS Win98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM版
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/07/05


<概要>
 突然エスパ…もとい、サイキッカーになった美々の能力を伸ばすゲーム。


<画力>・・・6
 原画はそれほど魅力的でもなく、特に美々のキャラデザはちと気に入りませんでした。
 ただ、それでもここの塗りは卓越しており、十分に見せる絵となっています。

 非常に気になったのが、主人公です。
 目なしキャラなんですが、怖いですヽ(´Д`)ノ
 エッチシーンで主人公の顔がでてくると、萎えてしまいます。
 目なしにするくらいなら、主人公の顔がでないような構図にすればいいと思うのですが…。

 CG枚数は閲覧モードに登録されるもので65枚。
 これだけでも少ないわけですが、なんと、バリエーション違いも1枚として登録されてしまっているため、実質的には50枚程度しかありません。
 いくら何でも少なすぎです。

 精液描写は上々。
 黄色味がかった精液で、粘度も質感もばっちり!
 なのに、精液が当たる瞬間にテレポートしてしまうという設定がたたり、顔射が非常に少ないです。
 いくら何でもそりゃないんじゃないかと…。


<ストーリー>・・・5
 パチモン第3弾ということで、今回もギャグっぽい導入から、シリアスなエンドと、ほぼ今までのパターンを踏襲しています。

 しかし、真相が分かるルートはどこかで読んだような気、バリバリです。
 確かこのへんだったような気がします。
 さすがにこれはいけません。

 ボリュームも少な目で、すぐに終わってしまいます。
 もっとも、後述するようにスキップが貧弱なので、ボリュームが多かったら大変なことになっていたでしょうけど。

 テキストもいまいち魅力がありません。
 基本的に主人公の一人称視点で進んでいきますが、なぜか「である体」が多用されています。
 これが感情移入の点で大きな妨げとなっています。
 また、この文体のために、ギャグも上滑り。
 おそらく、笑うところなんだろうなと思いつつ、素のまま読んでいました。

 キャラの造形も魅力がありません。
 一番駄目なのが、主人公でしょう。
 外面的には真面目、実はむっつりスケベという設定になっていますが、どうにもキャラが掴み切れません。
 読んでいて、違和感を感じることが多かったです。
 女性陣のキャラにも、上手く書き切れていません。
 料理が超絶下手なヒロインというネタも今更感が強いです。
 美々がエロマンガ大好きというのは良かったのですが、あまり活かされていないように思いました。


<音楽・音声>・・・7
 音楽はなかなかです。
 ポップ調の音楽ですが、ほぼゲームの雰囲気に適合しています。
 まあ単独で聞きたくなるほどではありませんが…。

 音声はフルボイスではなく、今時珍しく、導入部分とエッチシーンのみ。
 一応、「はい」とか「おはよう」とかの声はでますが、少々寂しいものがありました。
 ただ、私は普段からエッチシーン以外はそれほど聞いていないので、これはこれで特に問題はありませんでした。

 声優の演技力はかなり高いので、安心して聞いていられます。
 キャラにもしっかりと適合しているといっていいでしょう。


<システム>・・・4
 バグはないようです。
 機能的には自動的にスキップしてくれる機能がないというのが最大のネックです。
 スキップするためにはマウスの両ボタン押しっぱなしか、Enter+Escしかありません。
 スピードも非常に遅く、異常なまでに疲れます。
 しかも、そんなこと、説明書にもreadmeにも書いてありませんでした。
 これを発見するまでは、Enterキーを連打するしかなく、もう死にたくなりました。
 さらに、当然のごとく未既読管理なんて付いちゃいません。
 いくら何でも、今時これはないでしょう?
 繰り返しプレイが必須で、しかも、同じルートを何度も見ることになるので、指が痛くなります。
 文鎮が2個必要かもしれません。

 他の機能は大体揃っています。
 戻せるページは8ページと少ないですが、メッセージ履歴もありますし、オートプレイといった機能もあります。
 シーン回想もしっかりあります。

 ゲームはエンディング直前まで1つのルートで、美々の超能力をどのように伸ばすかによってエンディングが分岐するというもの。
 難易度はそれほど高くはないのですが、上述したように、スキップが異常に貧弱なこともあり、とにかく疲れます。
 あと1枚CGが回収できませんが、このスキップの貧弱さでは試行錯誤する気にもなれず。


<実用度>・・・5
 それぞれのシーンはそれなりに濃いのですが、全体的にはいまいち実用度が高くありません。

 エッチシーンの数は全部で15。しかも、内2つは同じようなシーンで、実質14シーンしかありません。
 さすがに少なすぎますヽ(´Д`)ノ
 超能力の訓練をするという十分な名目があるわけですから、エッチシーンはいくら入れてもおかしくないはずです。
 それなのに、超能力の訓練は1つあたり3段階しかありません。

 1シーンの尺は長いというわけではありませんが、十分な長さはあるといっていいでしょう。
 エロテキストも十分な質を持っています。
 しかし、どうにも中途半端な終わり方をすることが多く、抜きどころに悩むことが多いです。

 内容的にはそれほど特殊なものはありません。
 普通のセックス、フェラ、パイズリ、3P程度です。
 一応、コスプレもありますが、やっていることはやはり普通です。
 まあ、それでもテキストはそれなりに良いので、十分な実用度はあるはずです。

 しかし、残念なことが一つ。
 私が認識するこのメーカーの最大の武器は卓越した精液描写です。
 質、量ともに問題なく、特に顔射されて、顔中を精液まみれにされた女の子は非常にそそります。
 にもかかわらず、精液がかかりそうになるとテレポートしてしまうという設定のため、顔射シーンが非常に少なくなってしまっています。
 顔射シーンはたった1シーンだけ!
 しかも、目隠しなんかしてやがります。非常にもったいないです。
 そのシーンは精液を顔につけたまま、2回戦に突入という最高のシチュエーションではあるんですが…。
 は〜…もったいない…。

 アナル関連もほとんどありませんでした。
 一応、お尻の穴を指で弄るぐらいはありますが、それ以上は進展しません。

 ということで、質、量ともに中途半端。
 特に顔射がほとんどなかったのは残念の極みでした。


<総合評価>・・・5
 とにかく、ボリュームがありません。
 8,800円が定価とは思えないほどのボリュームのなさ。
 おかげで、実用度もそれほどではありません。

 そして、スキップの貧弱さが最悪でした。
 これほど劣悪なシステムも久しぶりです。
 なんで、システムを退化させる必要があったのか、しかも一番重要なスキップをつけなかったのか、理解に苦しみます。


おすすめキャラ:なし
最後に一言:「絵的にもテキスト的にもそそられるキャラはいませんでした。」











  不確定世界の探偵紳士Hardcore!  (みやさんのレビュー)    評価: 6 
▼ タイトル 不確定世界の探偵紳士Hardcore!
▼ ブランド デジアニメ・コーポレイション
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2001/08/03
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり(あるけどないようなもの)
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(既読未読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 オートモード 】  あり
【 セーブ数 】  10個
【 エンディング数 】  good/bad


<ストーリー>
 ゲーム紹介
 日本に2人しかいないという、
 アイドラー・クラスAの称号を持つ主人公。

 道を歩けば銃撃戦に出会い、
 目の前の事故車からは憔悴の美少女が助けを求め、
 喫茶店でコーヒーを飲めば強盗が押し入り、
 事務所に戻れば瀕死の美少女が縛られている

 依頼なんて受けなくても、次々と事件が向こうから舞い込んでくる。
 運は極悪、腕は超一流。ヤツはものすごい数の事件を解決しているのだ。 


このホームページはデジアニメ・コーポレイションより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はデジアニメ・コーポレイションに帰属します。



<音楽・音声>
 音楽は・・・あまり良い出来とは言えないけど、ま〜こんなもんかな?
 音声は良かったですね^^;


<感想>
 一度DCで出た探偵紳士DASH!のリメイクなので、びっくりするほどのHシーンはないです。
 そのため、実用性はあまりないです。
 Hシーン目的で買うのはお勧めしません。
 ただし、ゲームを繰り返していると、ミントとのHシーンや、Hardocore!オリジナルキャラのHシーンなど、オリジナルの「不確定世界の探偵紳士」にはなかったようなものがあります。
 
 なお、Hardcoreを完クリしますと、オリジナルモードとして、前作「不確定世界の探偵紳士」がプレイできます。
 こちらは、音声がないですが、Hシーンはかなり多くなっています。

 プレイの感想としては、ただただ主人公の悪行双麻がかっこいい!…ミントがかわいい!というつくりになっています。
 まあ、「YU-NO」や、「DESIRE」、「EVE」からの菅野ファンは半義務的なプレイをお勧めします。
 続作に期待しましょう…続作の原画からはCARNELIAN氏となっております。

 シナリオ全体としては良くも悪くもまとまったゲームです。
 はっきり言って『不確定世界の探偵紳士』と全く一緒なので、シナリオについて知りたい方は前のレビューを見てください(別に手を抜いてるわけじゃないっすよ、決して(笑)。

 不確定との差!それはミントの奉仕が増えただけ!しかも増えたのはこれだけ!!ってな量!!
 ・・・全く、こんなゲームばっか作ってたらもう買わないぞ、管野よし○ろ&アー○ル!!
 digian0me見切ったほうがいいんじゃないか?
 …まあ、今回は一応頑張ってるとこは一部見せてるけど(声優さんのレベルが高いではある)。
 だけど、いまだにオープニングアニメーションはフルスクリーンで見れないんかい!!とまあ文句ばっかですが、相変わらずの管野節は生きていて、EVE系のゲームやったことがある人は親しみやすく結構楽しめます。(そうなんだよ、アーベ○のP○のエクソダスギル○ーだって他のゲーム会社が作ってたらもっと売れててもおかしくなかったはずなのに!…)


おすすめキャラ:やっぱりミント…
最後に一言:「菅野ファンなら買い!後はハードボイルドに飢えてる人にお勧め。」











  DESIRE 完全版    (みやさんのレビュー) 評価: 9 
▼ タイトル DESIRE 完全版
▼ ブランド シーズウェア
▼ 対応OS Win95/98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 1998/06/05
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  なし

 
<音楽・音声>
 音楽は、う〜ん・・・どうでしょう?可もなく不可もなくってとこでしょうか?
 音声は、Goodです!!実用性も高いです^^;


<感想>
 ストーリーがいいですね。
 三部構成となっていて、話しを進めていくうちに謎が深まっていき、最終的にそれが解き明かされるという形になっています。
 二人の主人公(三部目を合わせると三人になります)の視点によるマルチサイトを生かした作りになっていて、片方から見たら不思議な行動も、もう一方の主人公からみたらよくわかるようになっています。

 キャラは、メガネっ娘がいる!!ってのもあるし、男っぽい女の子ってのはいつまでたってもいいものですなぁ!
 と純情そうな娘、ロリっ娘もいて一通りそろってます^^;
 さすが大手なだけあって、アニメーションや、CGは丁寧です。音声もいいです。

 ただ唯一不満の残るところは、オリジナルは痛い系の終わり方だったのに、勝手にハッピーエンドに変更されている!!ってとこです。
 おいおい、あのラストの”To be continued Forever”で泣くんだろ!!
 そうしたい気持ちはわかるけど、やっちゃいけないよ、全く。
 これも原作者の菅野氏に対するけん制もあったのでしょうか?
 オリジナル版にはない、つけたしがラストにあって、それがこのゲームを完全版たらしめているらしいけど、フルアニメーションとはいえ、その部分は音声はないわ、つくりがとってつけたような雑な作りにになっているわ・・・本当にいらんよな、この部分…ヽ(´Д`)ノ


おすすめキャラ:「ティーナ」 











  EVE 〜burst error〜     (みやさんのレビュー) 評価: 10 
▼ タイトル EVE 〜burst error〜
▼ ブランド シーズウェア
▼ 対応OS Win95/98
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \7,800
▼ 発売日 1997/05/30
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】    なし
【 セーブ数 】    8個?


<音楽・音声>
 音楽・・・日にちが移動する時の音楽は大好きです^^;
 しかし、その他は…普通ですね。
 
 声優さんはうまいです。
 流石ですね^^;


<感想>
 まず最初に言っておかねばなりません。
 このゲーム18禁ゲームではありません。
 15禁ゲームです。
 よって、そういうシーンはありませんのでご注意願います。

 アドベンチャー形式のゲームとしては、自分(みやさん)が最高傑作におすゲームです!
 キャラはいいわ、伏線の張り方はうまいわ、小次郎はかっこいいわで、未だにC’swareがEVEの名を語ったようなゲームを一般向けやパソコン市場に出していまだに儲けてられるのがわかるような気がします。

 登場人物のストーリーの絡ませ方が非常にうまい。
 これの続作をうたっているLostOneのような、おざなりな絡ませ方ではなく、本当にキャラ一人として無駄なキャラがいなくて、一人抜けても話しが成り立ちません。

 ここ数年、視点を変えてプレイするゲームが一般化していますが、はっきりいってこの作品がさきがけです!! (自分の勉強不足かもしれませんので、もし、他に思い当たるゲームがあったら教えてください…といいつつDESIREを思いついてしまった…まあ、その時は不完全?だったからいいか)
 しかも、そのシステムを生かしきっている!!

 シナリオ自体はいわゆる痛い系と分類してもいいのかな?ってな感じです。
 二人の主人公のテンポのいいテキストで、飽きずに最後までプレイできます。
 まあ、このシナリオ担当者(元、剣乃よしひろ・現在菅野よしひろ・アーベル代表)の主人公はどれも似たようなノリですが^^;

 システム的にはマルチサイトはいいとして、アニメーションの使いまわし、ちょっとした事で進まなくなる、と不満要素はありますが、シナリオがそれを補って余りあるものとなっているのでOKでしょう^^;
 とりあえずやれ!ってことですね。


おすすめキャラ:桂木弥生
最後に一言:「ZEROからやった人(いるのか?)、是非、昔に戻れ!!