D.C.   (雅樹さん&Ginさん&氷室さん&左京民さんのレビュー)  評価: 4〜10 
▼ タイトル D.C.〜ダ・カーポ〜
▼ ブランド circus
▼ 対応OS win98/Me/2000/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/06/28
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  なし
【 セーブ数 】  50(オートセーブが2個)
【 エンディング数 】  9

 
<ストーリー>
 1年中“枯れない桜”が咲き誇る初音島。
 そんな不思議な桜を研究する人間がいるかたわら、一般の方々はいたって平凡な生活を送っていた。
 桜が枯れないのが珍しくたって生活は変わらないのだ。

 そんな平凡な世界の中心に位置する風見学園に、なにもないところから和菓子を生み出す力と、他人の夢を見せられる力……。
 平凡とは程遠く、非凡にもほど遠い、2つのメルヘンな力を使う少年がいた。

 和菓子をこよなく愛する学園のアイドル、
 口うるさいくせに甘えん坊の妹、
 ぼけぼけ天然色の先輩に、
 夢の中に姿をあらわす騒々しい幼馴染、
 天然元気で“わんこ”と呼ばれる後輩。

 彼と彼女らが卒業間近の“学園”で出会うとき、ちょっとこそばゆいくらいが丁度よい、恋物語のはじまりはじまり。


このホームページはcircusより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はcircusに帰属します。



Ginさんのレビュー
<感想>
 さぁDCだぁーー久しぶりの萌えゲーだひゃっほおぃぃぃぃ。で、早速プレイ。
 だぁぁ・・・ふむふむ主人公は和菓子を作れる能力と他人の夢を覗き見できるのか(ほうほう。
 で、夢の少女が出てきて「約束を思い出して」といっている。(ふむふむ良さげな雰囲気じゃのう。)とそこで夢は終わる。
 で、妹に時計をかじらされる(?)。
 
 ゲーム期間は2月末あたりから長いシナリオだと5月の頭ぐらいかな(短いのだと3月の半ばあたり)。
 シナリオの中でも一際目をひかれたのが音夢のシナリオですかね。
 主人公の幼馴染、芳乃さくらとの主人公取り合いバトル(羨ましすぎるぜこんちきしょう!)が展開され、音夢と主人公がくっつくと、さくらは激怒+嫉妬し音夢に呪いのような力をかけてしまい(女って怖ぇぇぇぇ!)、音夢がどんどん衰弱していきます(うぅ、うぅ泣けてくらぁだね(T_T))。
 まぁ主人公が何とかしようとするのですが、音夢が元気になるために、どうすれば良いかさくら(なぜさくらかというとさくらにも不思議な力があるから)に聞くのですが、それがまた残酷な条件で「音夢をあきらめる」ということでした。
 でも主人公はなかなか答えを出すことができません。
 そしてずるずると音夢との距離をとることが出来ないままでしたが、さくらが一日音夢を貸してくれれば助けられるという誘いに乗ってしまいます。
 そして、音夢は回復にむかっていきましたが、主人公との記憶がまったくないというものでした。
 主人公は落胆します。そして思い出させようとしますが、見事に失敗します。
 しかし、最後の最後で思い出して主人公との思い出を語るところがジーンときましたね。

 そしてこの作品はなぁぁぁぁぁんといっても萌えゲーなんでそこはかとなく期待していました。
 そしたらわぉ!見事にやってくれました期待していた以上ですね。
 音声が全ヒロインいいかんじです。まぁ一部クリアしないと出ないキャラがいますがそこがまたいいですね。


<10点満点での総合評価>
 10点ですね。うんうん(^_^)


おすすめキャラ:朝倉音夢(こんな世話焼きな義妹は一家に一人欲しいですね)
Ginさんから一言:「みなさんもDCを是非PLAYしてみてください。萌えますから(多分)。」






雅樹さんのレビュー
<音楽・音声>
 tororoさんプロデュースの音楽は水夏の時から注目していましたが、今回も期待の通り・・・またはそれ以上に素晴らしいクオリティのものを聴かせて頂けました。
 初回版にはサントラがついてきたので、ついMDに落として通学途中に聴いてる程です(笑)。
 オープニングムービーとそのボーカル曲も「こそばゆい学園ADV」に相応しい出来だと思います。
 他にも挿入曲・BAD曲・ED曲と水夏の時よりボリュームが増えてますね。

 ヒロインの一人、音夢の声優・鳥居花音さんは前作のヒロインさやかさんとかけもちで驚きました。
 てゆーかさやかさんが登場した時点で爆発しましたが^^;)
 自分的にはメインヒロイン格のさくらの声が一番良かったと思います。
 「こ、これはロリ過ぎるんじゃありませんか?」とも思いましたがお嬢で慣れてたのでOKです^^;)


<感想>
 どうも主人公の純一は幼いころからお菓子を作り出したり他人の夢を見たりする能力があるようで・・・。
 そんな彼が桜の枯れない島、「初音島」で送る生活を描いた物語です。
 こちらのメーカーの作品には前作・前々作から楽しませて頂いてるのでシナリオにも大きく期待していたのですが、あまり「良かった〜!」とは思えませんでした。

 キャラの作りはとても良かったのですが、それをシナリオがいまいち活かしてなかったというか・・・。
 とくに新しい原画家igulさんの描くヒロインがメインのストーリーが唐突だったり、不自然だったり、微妙でした。

 立ち絵もちょっと・・・、七尾奈留さんの絵とバランスが取れてるようで取れてない・・・(はあ。)
 自分の中では水夏より少しクオリティが落ちた気がします・・・。

 システム自体は良くなったと思います。
 以前ウチのマシンで確認されてしまった強制終了が無くなったり、動作が軽くなったり。
 プログラマさんのスクリプタに対する情熱が憧れてしまうくらい伝わってきます。


<10点満点での総合評価>
 6点
 今回は体験版やアルキメデスのわすれものの時から期待していたので少々残念です。


おすすめキャラ:芳野さくら
   ただのロリかと思ったら、ちゃんとそれを裏付ける理由があったんですね・・・。
   セリフまわしが微妙に外人チックでイイ^^;)

雅樹さんから一言:「CIRCUS様、頑張ってくださ〜い!!igulさん、ファイト!」






氷室さんのレビュー
<シナリオ>
・朝倉音夢
 今作のメインヒロインにして、「義妹」。発売前からダントツの人気No.1です。
 With You(カクテルソフト)の伊藤乃絵美のように、長く愛されるヒロインになりそうです。
 主人公にかまいたがったり、くっつきたがったりと、これに萌えずにおられようか!ってな感じです。
 ストーリーは、前半は「義兄妹」の葛藤から脱け出して付き合い始めるまで、後半は音夢の病弱の秘密について展開されていきます。
 後半は「怠惰で淫らな性活」があるので、Hの方も問題無しです。
 病弱でもそっちの方は大丈夫みたいで(笑)。
 後半はもう少しエピソードがあってもよかったのではないかと思います。
 特に終盤は説明不足で消化不良をおこしそうです。
 音夢を最初に攻略した人は、(ネタバレ)音夢が何で生き返ったのか、すぐに呑み込めなかったのではないでしょうか。(ネタバレ終了)
 さくらシナリオをクリアした後だと理解しやすいのですが。
 K○Y作品じゃあるまいし、雰囲気を損なわない程度の説明はほしかったですね。

・芳野さくら
 音夢シナリオと対をなす存在です。
 枯れない桜の秘密や音夢の病弱についてなど、D.C.本編の核心に迫るストーリーが展開されます。
 何でさくらは小さなままなのか…などの説明が多少、欠けていたように思われます。

・白河ことり
 学園のアイドル。正統派ヒロインです。
 個人的には一番ツボにはまりました。人気も音夢に次ぐようです。
 主人公の2つの魔法(和菓子を生み出す能力、人の夢を見る能力)の存在感が、最も強いシナリオとなっています。
 ことりは和菓子好き(甘味王だそうな)という設定ですし。
 人の夢を見る能力は、ことりの、とある能力と密接に関係してきます。
 個人的には、主人公の魔法にもっと活躍の機会を与えても良かったんじゃ…という気がします。
 「魔法遣いに大切なこと」を読んだ後だからかもしれませんが(笑)。
 ことりの内面についてももっと深く掘り下げられたように思います。
 それでも、ラストはちょっと感動しちゃいましたけどね。

・水越眞子
 主人公と音夢の同級生。男勝りな性格で、同性に人気がある。
 シナリオが短すぎ&淡白ときているので、レビューのしようがありません。

・水越萌
 眞子の姉。いわゆる不思議少女。
 最悪のシナリオでした。キャラクターには、萌どころか憎悪しか感じません。
 主人公が当初から音夢と非常に仲が良いので、
 他のヒロインの攻略は「音夢を捨てて」という感じで結構つらいのですが、何でこんな女の為に音夢を諦めにゃならんのよ…と思ってしまいました。

・天枷美春
 主人公と音夢の妹分。音夢とは大親友。
 他のヒロインを全て攻略しないと、攻略できません。
 ちょっと風変わりなシナリオが楽しめます。シナリオは今作で一番のお気に入りです。
 美春の言動には大笑いさせてもらいました。暦先生(ことりの姉)もいい味出しています。
 ラストはやっぱり泣かされましたね。わかってはいるんだけど…というやつですな。


<音楽・音声>
 音楽は前作と同じ彗星堂の猫野こめっと氏ですね。雰囲気に合っていると思います。
 音声は素晴らしいです。強烈に萌えさせてくれます。


<感想>
 萌えゲー好きなら迷うことなく買いでしょう。
 ただ、ちと辛口なことを言えば、プレイ中に何度か「何処かで見たことあるような…」という既視感に襲われました^^;
 目新しいところが無いと言うか、展開が楽に読めてしまうというか…。
 ここらへん、前作の水夏が斬新だっただけに物足りなさを感じます。
 キャラクターの個性や、主人公が魔法使いという設定も、もう少し上手く活かせないものか、と思います。


<10点満点での総合評価>
 9.5点
 やっぱり萌えさせてくれたので^^;


おすすめキャラ:朝倉音夢、白河ことり、天枷美春。
氷室さんから一言:「白河ことり最高!!」






左京民さんのレビュー(DVD版)
<ストーリー>
 この話の舞台は初音島。一年中桜が咲き乱れる島。
 そこの学園に通う主人公は、どこにでもいる学生。
 しかし、ちょっと不思議な能力を持った学生です。
 その主人公は、ある夢をきっかけにして不思議な物語に首を突っ込むことになります。
 ダ・カーポのように、始まりと終わりが繰り返される夢の物語に…。

 と、ちょっとネタが多いので、あまり細かく説明できませんが^^;
 ファンタジー+メルヘンチックな、学園モノ(?)です。
 しかし、この設定が仇となり、この作品にマイナス影響となったのは、間違いないですね。
 もうすこしありきたりな設定でも、十分面白かったと思うのですが…。

 物語は少し長いです。
 キャラごとの攻略になって、選択肢が無くなってから長いシナリオが待ってます。


<キャラクター>
朝倉 ??
 主人公・名前のみ変更可。
 面白かったのは、呼称が「朝倉」「朝倉くん」「お兄ちゃん」「兄さん」「先輩」と下の名前を使わずに、うまく台詞を回していたところですね。
 不自然に台詞が消えるようなことがめったにありませんでした。

朝倉 音夢 (あさくら ねむ)
 主人公の義妹、年齢は同じで、主人公と同居しています。
 さらに、両親が海外出張中であるという、美味しい設定です。
 ねぼすけの主人公を広辞苑でたたき起こすツワモノです。
 お約束ですが主人公に恋をしています。

芳野 さくら (よしの さくら)
 主人公の従姉、音夢に対抗心を燃やしており以前から主人公をめぐって音夢とあらそってます。
 幼児体形…と言うよりは、子供そのものの身長で主人公に抱きつきます。(=ロリ体形

白河 ことり (しらかわ ことり)
 学園のアイドル、姉は主人公や音夢、ことりの担任をしています。
 正確は前向きで、すぐに周りと打ち解けます。
 主人公とは、昔ある出来事をきっかけに知り合ったのですが、なんとなく外の男子とは別な目でみているようです。

水越 萌 (みずこし もえ)
 学園の付属校の生徒で、音楽部に所属しています。
 付属校は、同じ場所に有るようで、通学中に出会ったりします。
 お約束の天然ボケキャラですね。
 設定上、主人公達は○学生だという気がするのですが…気にしないでおきましょう^^;
 
水越 眞子 (みずこし まこ)
 萌の妹で、主人公と同じクラスです。
 姉と同じ音楽部ですが、姉と違って腕は確かなようです。
 主人公とは軽口を叩き合って喧嘩しているような仲です。
 ちなみに、このヒロインだけは、本来のテーマからそれているので話がそれほど重くはなっていませんね^^;

天枷 美香 (あまかせ みか)
 主人公の後輩で、風紀委員をしています。
 風紀委員である音夢の直接の後輩なので音夢のことを強烈に慕っています。
 このキャラは、外のヒロインを攻略すると攻略対象になるのですが…シナリオが少々…ヽ(´Д`)ノ


<システム>
 どうも具合が変です。
 画面が真っ暗になる…。
 タスクバーの位置が変わる。

 おまけに強制終了付…。
 音声をOFFにすると大丈夫でした。
 しかしただでさえ…とはいいませんが、萌系お約束の不足シナリオに、風穴が開いたのは痛いですね。

 一つ前の選択肢に戻れないのも辛かったです。
 どうもDVD版はパッチ作成中のようですので、もし購入された方は、メーカーHPをチェックしてください。

 エンディングですが音夢のハッピー・ノーマル・バッド。
 さくら、ことり、萌、眞子、美香、??の9つです。
 CD版と違うのかな?


<音声>
 ボーカル曲が4曲ですが、素晴らしいです。
 感動して涙ちょちょぎれモノ(死語)でした。
 音夢とこのボーカル曲こそが、ダカーポの真のウリなのかな?

 BGMは普通ですよ。でも、シーン回想で聞こえなくなることがあります。
 音声はよかったです。可愛い!


<感想>
・プレイしてまず
 おお、桜の花びらが散っているよ…。
 無駄に、とはいいませんが、やたらにすごい画面効果です。
 (誤作動が起こる可能性あり)
 驚きながらも、さくさく話を進めます。
 これが萌えゲーなんですね、いい感じです。
 「音夢可愛い〜」と思いつつも、楽しみは最後に…^^;

・終盤
 急に話が展開します、というか急すぎですね。
 あれれ、と言う間に主人公をめぐる環境が変わっています。
 安直すぎやしないかと思いましたね。
 だんだんと重くなる話に不安を覚えつつも進めます。

・攻略を終えて
 胃薬を持参したほうがいいですね。
 萌えゲーかと思ったら、案外重かったです。
 というか萌えていたのは前半で、後半からはジェットコースターに乗せられた気分でした。
 う〜、ちょっと辛いです。期待していたものとは違いましたね。
 もっとほのぼのしたストーリーかと思ったのですが…。

 主人公がどうも性格的にダメです。
 「かったる」って…
 見ているこっちが辛くなるんですよね。

 メインヒロインの音夢は最高!
 どのヒロインを攻略していても、音夢は兄である主人公と、ヒロインとの関係にやきもきします^^;
 僕の理想とする、「嫉妬する可愛いヒロイン」ですね。
 くぅ〜! たまりませんね^^;
 
 設定がメルヘンチックなのですが、その設定が逆に物語を重くしています。
 「萌」だけで購入してしまうとそのあたりで試練を味わいますね(注:僕)
 
 さらにさらに、クリアすることで攻略対象が増えます。
 しかし… 「バカゲー」ですね。
 頼むからまともなシナリオで萌えさせてくださいよライターさん(願)

 ちなみに、水夏のネタをよく使っていました。
 未プレイ者(例:僕)はわからないので注意。
 あとは、ゲームネタのパクリも多いです。

 萌えさせてくれれば文句は言わないのですが、シナリオがそれを妨害しているので残念です。
 どなたかがおっしゃっていた台詞を引用します。
 「萌ゲーもシナリオだ」と、謹んで申し上げます。


<Hシーン>
 Hは薄いですよ。
 キッパリと、H目的でこのゲームを買ってはいけません!

 あとは、寸止めと残りはカット!ってのは勘弁。
 マジで泣きますヽ(´Д`)ノ
 CGの使い回しも目立ちました…。


<点数>
 4点です。
 主題歌はよかったです 初回版のサントラ逃したのが痛いですね。
 萌えゲーとして高い期待をしていたので、かなり低い評価になりました。


おすすめキャラ:朝倉音夢
   うお〜 ねむちゃ〜ん 読み方が最初わからなかったよ〜
   じゃなくて、かわいいよ〜 萌だぜコンチクショウ
   マジでかわいいです、おすすめです^^;

左京民さんから一言:「皆さんの評判いいんですが… これは?
            「人の評価を鵜呑みにしないで、とりあえずパケをみて考えろ」
            という評価が妥当ですね。」











  多淫症候群     (タケ・ユタカさんのレビュー) 評価: 8.5 
▼ タイトル 多淫症候群
▼ ブランド TinkerBell
▼ 対応OS Win98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/07/19
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】    あり
【 セーブ数 】    80

 「自慰倒錯」から倒錯度合いを深めたディープな作品^^;


<ストーリー>
 都内の私立大学に通う女子大生の主人公は、平凡そうな外見とは裏腹に人には言えない秘密の趣味を持っていた。
 彼女の趣味とはアブノーマルな快楽に耽ること。
 元々好奇心旺盛で行動的な彼女は雑誌で見たりふと思いついた様々な淫らな行為を数多く実践してきた。
 今日も淫らな妄想が頭のなかで膨らんでいく・・。


<キャラクター紹介>
森下 和美(もりした・かずみ) CV:しまだかおり
 主人公。
 知的で好奇心旺盛かつ行動的だが、普段は控えめな女性を演じている。
 現在は求道的にアブノーマルな性欲を満たすことにはまっており、真面目そうな外面とは裏腹に淫らな妄想に耽っていること多し。
 特定の彼氏が居たことも無く必要とも思わず、今のところ男は肉棒程度の認識でしかない。
 基本的に、束縛されるのが嫌いなので他人と深く関わろうとはしない。
 誰でもOKの両刀使い。

小早川 冴子(こばやかわ・さえこ) CV:美留
 マニア女(「自慰倒錯」の主人公)。
 地方大学出身で現在大手商社勤務。入社3年目。
 現在、後輩の伊集院清香と二人でマンションに同居中。
 たまたま見つけたアダルトグッズ通販ページでグッズを購入していらい変態的な自慰行為に嵌っていき、後輩の清香も巻き込み今ではすっかりマニア女となっている。
 今作の主人公とは趣味が接点となり知り合う。
 相変わらず器具フェチでレズ嗜好の強い両刀使いになっている。

坂井 美樹(さかい・みき) CV:紬 叶慧 
 とある私立短大の2年生で、ボーイッシュな風貌のショートカットの美女。
 実は両方付いているふたなり
 男性的な外見とは裏腹に無口で気弱で流されやすく真面目で温厚な性格。
 禁欲的に見えるが、実はかなりの性欲過多で二つ付いている分二倍の性的衝動がある。
 ふたなりであるという肉体的コンプレックスの為、彼氏も彼女も作れず、ずっと身体の事を隠して寂しい生活を送っている。
 性的経験はごく普通のオナニーのみ。
 たまたまトイレで出くわした主人公にふたなりである事がばれ肉欲の虜に。

小川 祐(おがわ・ゆう) CV:森山 葵
 高校生。
 学校の帰りに毎日とある公園の近くを通るのだが、公園の奥から聞こえてくる淫らな声に惹かれて中に入りカップルのセックスを見て以来、覗いてオナニーするいけない趣味ができる。
 ある日、偶然主人公にそれを発見されて手篭めにされ益々危ない道に…。

美智子 CV:天天
 主人公の大学の同級生。ごく普通の女子大生という感じ。

奈々 CV:比未子
 主人公の大学の同級生。清純そうな女性で恋愛にはオクテ。


このホームページはTinkerBellより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はTinkerBellに帰属します。



<システム>
 上記参照のほか、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 メッセージスピードを3段階で調節可。フォントを4種類から選択可。
 BGM・音声・SEはon/offのみ可能でボリューム調節は不可。
 インストール(要900MB)すれば起動時CD不要。


<音楽/音声>
 音楽:聞いているとトリップしそうな電波系BGM^^;

 音声:女性フルボイス。・・・まあ、あのテキスト量だから主役の人に文句は言うまい^^;
    脇役の人も比較的上手い人をそろえています。

 SE:チトおとなしめですが、豊富なグチョ音を取り揃えてます。


<ゲームシステム>
 途中分岐がかなり多いノベル。
 月日の概念は無く、体験手記のようなテイストで章ごとにまとまっています。
 本編は全6章ですが、2章、4章、5章で特定の選択肢を選べばサブシナリオへと分岐。
 サブヒロインの冴子と美樹を主人公とした外伝も2章あって、ボリュームは結構なものです。
 一度クリアすれば、特定のシナリオだけ楽しむといったプレイができるようになります。

 参考までに各章のタイトルを挙げると、
 第一章 秘められた日常
 第二章 屋外での露出
 サブシナリオ 同志との交友
 第三章 排泄物の魅力
 第四章 覗きの興奮
 サブシナリオ 少年への指導と教育
 第五章 公衆便所でのプレイ
 サブシナリオ ふたなりとの愉しみ方
 第六章 浮浪者との交流
 美樹外伝 楽しいふたなり性活
 冴子外伝 OLの日常


 内容はほぼタイトルから察せられる通りのものばかりで、おおむね予想を超えるハードさです(汗
 ちなみにサブシナリオでエンディングを迎える場合もあります。


<感想>
 主人公が体験する極端に倒錯した内容のHばかりを描いたノベル。
 女性視点で語られるモノローグ調なので、通常描写テキストにもボイスあり。
 朗読が変なアクセントでなまったり、文の切れ目がおかしかったりといろいろ気になることもありますが、まあ仕様と思ってあきらめましょう。(でも、読み間違いだけは直してほしかったかな・・・)^^;

 基本はハーフサイズの画面横に縦書きテキスト表示というのは珍しいですが、慣れれば気になりません。

 このゲーム、私はてっきり主人公が「普段は真面目で大人しいが、陰でいけないことと思いつつ自慰にふけり、それがエスカレートしていく」みたいなタイプなんだろうとばかり思ってましたが・・・。
 まさかゲーム開始当初から既にリビドー全開の痴女だったとわ( ̄□ ̄;
 しかも「特定の彼氏が居たことも無い」という設定のわりに相当なテクニシャン^^;
 ダメ押しに3章以降は明らかに排泄物フェチの属性が加わるという強者でした(笑

 上にも書いてある通り、オムニバス形式の各章は主人公のH体験レポートのようなものなので、普通に生活している描写はほとんどなく、全編これエロのみ^^;という感じのシナリオです。
 しかもスカトロ&放尿・飲尿が総Hシーンの半数を占めるかという凄まじい勢い。
 他のゲームとは明らかに一線を画し、突き抜けてます( ̄▽ ̄;
 後半になると、(生々しいので伏せ字)好んで公衆便所の便器にこびりついた小便カスを舌でなめ取ったり、浮浪者の小便を飲み干したりするシチュエーションが出てきて(伏字終わり)思いっきりひきます。

 ま〜飲尿は前半からしまくっているし、わざわざスカトロのために第3章をあてているしで、別にひくのは後半に限りませんが・・・でもやっぱり第5章のインパクトはスゴかったです。
 しっかし主人公、よくこんな体に悪そうなことばっか続けて病気にならないね^^;
 (ネタばれ)イカれたプレイばかりしてると、しまいにはボットン便所に首突っ込んでウ○コ舐めるシーンで終わし(−−;・・・どんなエンディングなんじゃそれわ〜!(笑(ネタばれ終わり)
 っていうか気持ちいいのかしらんが、見るからに雑菌まみれのものを体に入れるのはやめれッ!!(゜Д゜)

 サブシナリオと他のキャラ視点の外伝は変態っぽいけどまだまともな方。
 レズやふたなりとのH、ショタ相手のHなんかはライターさんの嗜好ですかね??
 プレイ前は主人公が痴女だとは知りませんでしたから、まさかふたなりや少年つかまえて逆レイプ、なんてシチュエーションがあるとは思いませんでした^^;
 でも(生々しいので伏せ字)1週間風呂に入らせないで溜まった恥垢を舐め取る(伏字終わり)とかやっぱり変態は変態ですが(笑

 どのキャラに対しても必ず飲尿ありだし(爆
 まあ、私みたいなゲーマーにとって実用性があったのはサブシナリオや外伝だったのも事実で(−−;
 やっぱ露出・痴漢やスカなんかは見て楽しむくらいしかできないからねぇ・・・

 関係ないですが、このゲームって序盤の登場人物は主人公が痴女であることに対して、いたって冷静な(?)反応をすることが多いですね。
 オナニーしてたこと言いふらして総スカンとか。
 1章、2章のバッドエンドとかはなんか拍子抜けって感じでした。
 どの章にもバッドエンドがあるんですが、どれも主人公のしょうもなく情けない感じがいい味だしてます(笑

 ゲンガーの裸月先生の描くCGはけっこう特徴的なボディラインで、たまに顔の造作が変わったりするのが難ですが、個人的には十分実用にたえ得る(^^)レベルです。
 っていうか絵が気に入って買ったくらい。
 この手のゲームにはやっぱり等身の高いキャラがよくマッチングすると思います。
 スカトロCGも天津堂の「SMのススメ」とかと比べるとそんなに非人間的な量は出してないですし^^;

 残念だったのはどのエンディングも声なしSEなしの完全ノベル仕様だったこと。
 かなりエロエロなエンディングばかりなので、ぜひボイスを付けて欲しかったところです。


<総合評価>
 8.5点。
 いや〜エロかった。エロかったけど・・・まあ、好みはハッキリ分かれますので要注意です。
 スカトロゲーといわれますが、個人的には尿の方が印象深いです。
 人によっては核地雷なんでしょうが、個人的には元は取れた感じ。


おすすめキャラ:主人公の森下和美。
    とりあえず尿は飲むのも飲ませるのもやめなさい^^;
    (TITANS:飲尿は健康にいいのでは^^;?)
    しかしせっかくの“おさげにメガネ”をほとんどのシーンでほどいて外すなんて邪道ではないのかッ!?

最後に一言:「スカトロBADエンド・・・(T-T)」