VIPER-RSR    (虚空つづみさんのレビュー)    評価: 4.5 
▼ タイトル VIPER-RSR
▼ ブランド ソニア
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/07/30
【CG観賞モード 】  なし
【 シーン観賞モード 】  なし
【 BGM観賞モード 】  なし
【 メッセージスキップ 】  なし
【 メッセージ履歴機能 】  なし
【 アニメリプレイ機能 】  あり
【 オートモード 】  なし


<ストーリー>
 人間と魔族が共に暮らす世界「アリタリア」……
 精騎軍の一軍人「エラン」は、いつものように軍人としての訓練に精を出していた。
 かつて精騎軍と魔獣が戦ってから数十年――永く平和が続くうち、エランをはじめ、
 街の人々は魔獣を「弱いもの」と思って迫害し、彼らの恐ろしさをすっかり忘れていた。

 ところがある日、魔王「ディアブロ」が突如、街を襲ってきて、王女を連れ去ってしまう。
 破壊し尽くされた街、バラバラに離れた精騎軍……

 エランは、同じ精騎軍の仲間「カーラ」と「アルファ」を求め、王女を魔王の手から
 助けるため旅立つのだった……


<登場人物>
エラン
 主人公。精騎軍の軍人で「火」の魔法の使い手。
 実戦で魔獣と戦った経験がないらしく、魔獣を「弱っちい」と甘く見ている。

カーラ
 精騎軍の女性軍人。「雷」の魔法の使い手。
 気が強く、エランより強いのが自慢。
 単身、魔獣の群れを退治しようとして、とんでもない目に遭ってしまう。

アルファ
 精騎軍のリーダー的存在。「水」の魔法の使い手。
 真面目で冷静沈着。なのに城下町の「門番」みたいなことしてる。

このほか、王女ジュリエッタ、弓の名人イオタなどが登場します。


このホームページはソニアより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はソニアに帰属します。



<音声・音楽>
 音声はフルボイス。魔獣も喋ります。
 エランの台詞に説明っぽい感じはしますが、まぁ下手ではないです。
 ちゃんとした台詞のない魔獣が喋ると何だかおかしいですね。
 犬の魔獣なんて「バウバウ」しか言わないから、なんかヘンです。

 音楽は…普通ですね。あまり印象に残らないです。


<感想>
 このゲーム、当初発売は1999年末でした。
 2ch等で叩かれつつ、延期延期を繰り返し、2年以上待たされてやっと発売されました。
 その結果ですが……
 当初通り1999年末に発売されていれば、納得出来たでしょうね。
 でもコンピュータ技術(エロゲー)の進んだ現在にすれば、この程度の作品は『旧態依然』たるもの以外の何者でもありません。
 はっきり言って、これで9800円は高すぎます凸( ̄^ ̄)

 CG・Hシーン・BGMの観賞モードがない!
 「三種の神器」とも言える、エロゲーに必須のこれらの機能は今時、廉価版でも付いてますよ。

 また、セーブ数が10個は少なすぎ!
 Hシーンは15、6個あるので、見たいときには、いちいちレジストリ機能を使わなければいけません。
 面倒くさいです。

 最悪なのは、RPGには不可欠の「戦闘シーン」。
 雑魚は2回くらい攻撃すれば、あっけなく倒れるのですが、エンカウント率がやたらと高いです。
 しかも面白みの無い作業と化している戦闘シーン!
 カムシン村でカーラが塔の中を進む際は、2,3歩進んで戦闘・戦闘の繰り返し……。
 煩わしい!
 100匹以上雑魚を倒して、やっとボス戦になりました。
 (腱鞘炎になりそうでした)

 この作品で救われる点は、やはり『アニメ』
 滑らかに動きますし、「ボヨ〜ンとオッパイ」「ドクドクっと○液」はなかなかイイですね。
 ただ、Hの組み合わせが『魔獣×女性』ばかりなのはちょっと残念です。
 また、イオタのHシーンも回収しにくいですし…。
 (戦闘で負けなきゃいけない。当然バッドエンドです)

 シナリオも大したことないし、評価出来るところが少ないですね。


<10点満点での総合評価>
 カーラのHシーンアニメがイイので‥‥4.5点
 (普通なら4.0点)


おすすめキャラ:カーラ
虚空つづみさんから一言:「4800円なら納得できたかも……。」
TITANSより一言:「特攻野郎○チームの一員として私も特攻しました^^;」











  学艶 〜狙われた痴態〜    (虚空つづみさんのレビュー)    評価: 6.5 
▼ タイトル 学艶 〜狙われた痴態〜
▼ ブランド Riddle Soft
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/07/26
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 選択肢リターン機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 ヒント機能 】  あり
【 セーブ数 】  40個
【 エンディング数 】  9個


<ストーリー>
 兄仁丸学園の写真部に所属する主人公は、平凡で無口の頼りない男。
 性格はサディスティックで、嫉妬深く、惚れやすい。
 取り柄といえば、写真の腕前だけ。
 そんな自分に日々コンプレックスを抱きながらそれなりの青春を謳歌していた。
 ところがある日、主人公は片思いで、心の太陽とまで想っていた陽之宮 瑠璃が、あと一月ほどで海外に留学してしまうことを知る。
 独占欲の強い主人公は、海外で瑠璃に悪い虫が付かないだろうか…と思い込んでしまう。
 そして、影から彼女をこっそりと見つめ、決心する。
 ………どんな手を使っても自分のものにしてやる………と。


<登場人物>
陽之宮 瑠璃(ひのみや るり)
 メインヒロイン。笑顔がチャーミングな健康派美少女。
 体育会系のアイドルで可憐でおとなしいタイプだが、ひとつのものに打ち込んでいる人を見ると、応援したくなってしまうらしい。
 主人公の片思いの相手。
 頭のリボンがまるで『ネコ耳』^^;

英 つばさ(はなぶさ つばさ)
 主人公の幼馴染みにして、学園のもう一人のマドンナ。
 昨年のミスコンでは、一年生では初の「黒薔薇の君」の称号を得る。
 古風な言葉遣いの純和風美人。
 弓道部に所属。

安兼 実(あかね みのり)
 主人公の所属する写真部の部長。関西弁を話す三年生。
 短気で強気。人情に厚く、義侠心を持っている。
 自分のことを美女だと思ってたりする愉快な人。

永槻 姫乃(ながつき ひめの)
 主人公の写真部の後輩の一年生。
 愛嬌のある小柄な女の子で、大財閥の娘だが、いつもお腹を空かせている。
 非常食としてハムスターを飼っているらしい?


このホームページはRiddle Softより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はRiddle Softに帰属します。



<音声・音楽>
 音声はフルボイス。
 実さん演技自体は上手いんですが関西弁がなんかヘンです。
 それ以外は気になるところはありません^^;
 欲を言えば「喘ぎ声」がもうちょっと色気があれば最高ですね。
 ちなみに変態男性教師も喋ります。

 音楽は……平凡ですね。一応エンディングには主題歌?が流れます。

 効果音は「これでもかっ!」というほど、「グチョグチョ」音等々…入っています。
 エロいです^^;


<感想>
 抜きゲーです!(ここ強調)
 しかも、前作「女教師冴子」よりも「お手軽」になってます。
 ハーレムエンドがちょっと面倒ですが、それ以外は攻略に頭を使いません。
 「ヒント機能」を使えば、冴子先生登場して、思いっきり答えを喋ってくれます。
 むかつきますが、メインメニューの「宿直室」でも変態教師がヒントをくれます。
 便利すぎですよね。
 とゆーことで、シナリオは大したことないです。期待しないでください。

 CGですが、原画はいつもの『タカーキ』先生です。
 相変わらず、繊細ながら「汁たっぷり」の絵はイイですな。
 ○液がヒロインの裸体に降り注ぎます。エロエロです。
 ただこの作品では、全体的に色使いが少ないですな。(なんか単調な感じがします)
 まぁ、CGが全部Hシーンですから問題なしとしましょう。(^^;)

 Hシーンは、各キャラとも処女喪失から雌奴隷化(ハーレムエンド)まで、もうエロエロです。
 SM、輪姦みたいな『キツイ』のはありませんが、抜きゲーには充分でしょう。
 例のカウントダウンシステムもあります。
 

<10点満点での総合評価>
 シナリオが無くてもイイ!‥‥6.5点


おすすめキャラ:陽之宮 瑠璃(ネコ耳リボンが…)
虚空つづみさんから一言:「リドルソフトは「抜きゲー」専門ですか?」











  I-DOLL    (HBKさん&虚空つづみさんのレビュー) 評価: 7〜8 
▼ タイトル I-DOLL
▼ ブランド IMAGE CRAFT
▼ 対応OS Win95/98/2000/Me/XP
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/07/26
【CG観賞モード 】  なし
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別なし)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】  あり
【 セーブ数 】  23個
【 エンディング数 】  6個

 
<ストーリー>
 いつも、なにをするにも一緒に過ごしていた僕の幼馴染み…
 彼女の名前は「汐音 愛」。
 彼女の夢はアイドルになること。
 そして僕はその人気アイドルを守るマネージャーになること。
 そんなどこにでもあるような女の子の夢を僕はなぜだか「愛なら本当になれるかも」と思っていた。
 あの日が来るまでは…
 悪夢のようなあの出来事は忘れることができない。
 いつも僕に微笑みかけてくれていた愛。
 その笑顔はもう見ることができない。
 彼女の夢も叶うことはない…

 数年が経ち、僕は再びこの丘に立っている。
 愛の墓石の前で一枚の手紙を読み上げる。
 今日…この町を出ます。
 愛の夢は叶えることはできなかったけど、僕が愛の分まで夢を叶えてみるよ…
 そしていつか、僕が愛のいるところにいけたとき、その夢を愛と分かち合いたいんだ。
 愛…どうか僕を見守っていてくれ…

 そして僕は読んでいた手紙を紙飛行機にして、青い空へと舞い上げた。


<登場人物>
汐音 愛(しおね あい)
 主人公の幼馴染み。
 アイドルになることを夢に抱いたまま、2年前に交通事故で他界。
 偶然、その姿が写真に写ったことに驚いた主人公が、祈祷師『樹恩寺 澪』の助けを借り、生命人形の体を持って現世に甦させる。

七瀬 舞(ななせ まい)
 もう一人のヒロイン。
 デビューして1年なのに、少女らしい素直さと透明感のある容貌で、ただいま人気急上昇中のアイドル。
 主人公や愛に優しく接してくれる。

松永 美衣(まつなが みい)
 大物アイドル。
 派手好きで高飛車だが、歌唱力や演技力は抜群。その美貌でファンから高い支持を受けている。
 男性関係の噂が絶えない。

 このほか、たくさんのキャラが登場します。


このホームページはMAGE CRAFTより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はMAGE CRAFTに帰属します。



HBKさんのレビュー
<音楽・音声>
 I've soundです。物語の雰囲気に合っていますと思います。 
 アニメーションにのせて流れるOPテーマ曲は必聴!鳥肌立ちました。
 なかなか歌が上手い声優さんです。
 歌はOP・EDの2曲で、同梱マキシシングルに収録。
  

<登場キャラ>
 主人公の幼馴染でヒロイン、汐音愛
 清純派トップアイドル、七瀬舞
 高飛車お嬢様アイドル、松永美衣
 3人組ダンスユニット、智・千鶴・椎奈
 巫女さん、嬬恩寺澪
 社長秘書 烏丸みどり
      

<感想>
 CD3枚組だけあって、オープニングからOVAばりのアニメーション!
 やや粗い気もしますが、それを差し引いても有り余るデキ。
 アニメ目的でVIP○R-RSR買うならこっちですよー。

 全8章構成で1章ごとに、申し訳程度ですがアイキャッチが流れるとこはTVアニメを意識したつくりになっていると思いました。
 基本的に選択肢を選んで進めますが、選択後の分岐がわかりにくいため、こまめにセーブしないと思わぬところで終わってしまいます。

 肝心のHシーンは、ほとんどの女の子とできますが、Hした時点でエンド直行になる子もいます。
 Hアニメはカメラアングルが寄ったものが多く、全体を写す引いたものが少なかったのが惜しい!
 見せ方に改善の余地あり。
 乳揺れ描写が良いだけに次回作に期待ですかね(いつになるやら)。
 Hシーンでの欠点を簡単にまとめると、チュパ音なし・汁度薄い・1つ1つがやや短い、といったところでしょうか。

 プロローグ見た時点で、なんとなく真のエンディングは想像つきました(^^;
 しかし、全体的に明るい雰囲気とは裏腹に、いくつか鬱になるバッドエンドがあります(個人的にあまり入れて欲しくなかった)鬱、鬱・・・。


<10点満点での総合評価>
 オープニングにシビレタので少し甘く8点


おすすめキャラ:「七瀬舞 今の時代、清純派アイドルっているのか?」 
最後に一言:「舞タンとのHをもっと!」





虚空つづみさんのレビュー
<音声・音楽>
 音声はフルボイス。チョット出のキャラ以外は男も喋ります。
 声優さんの名前は分かりませんが結構上手いです。

 音楽は…言うことないでしょう。
 「どさんこポップ」ことI’veが主題歌・BGMを製作しています。
 さすがですね^^;
 オープニングで流れる主題歌は、ムービーと相まって素晴らしいです。


<感想>
 上記の通り、この作品に「CG観賞モード」はありません。
 と、言うのもほとんどのCGがアニメーションだからです。
 立ち絵CGにしても、「目パチ」「口パク」する上に、ちょっとした動き(手足など)をします。
 構想から3年…、動画5000枚以上は伊達じゃありません。
 (アニメを売りにしているどっかのメーカーは見習ってほしいです。マジで…)
 その分、文章スキップに辿々しい面がありますが、その辺は仕方ないですね。

 システムはビジュアルアーツのいつものヤツなので安定しています。
 (これで説明できるところが凄い^^;)

 物語の流れは「純愛モノの王道」です。
 とにかく、汐音愛よりの選択肢を選んでいけば、ハッピーエンド。
 ちょっとでも冷たくすれば、バッドエンドか他の女の子と結ばれちゃいます。
 ただ、ゲーム自体が割と長く、選択肢がやたらと多いので面倒ですね。
 すべてのシーンを埋めるには、バッドエンドも見る必要があるし……

 また、古典的な演出も随所に見られます。
 (ネタバレ始)
 主人公のこぼした涙で愛が生き返ったり、愛のキスで主人公が息を吹き返す等々。
 (ネタバレ終)
 まぁ奇抜さは無いですが、『無難なストーリー展開』といったところです。

 CGは、イメージクラフトといえば原画はこの方、『K−INABA』先生です。
 アニメーターの経験があるそうで、絵柄はTVアニメに近い感じです。

 さて、Hシーンですが、純愛モノらしく割と淡泊。
 一応レイプシーンもありますが、メインは主人公との純愛Hですね。
 終盤では、コンサート会場のステージで「主人公と愛がHする」シーンがありますが、良いんでしょうか?
 場所をわきまえろっつーの。

 実用度からすれば、『オカズ』にはならなくとも、『つまみ』にはなる程度ですかね。


<10点満点での総合評価>
 アニメがてんこ盛り‥‥7点


おすすめキャラ:「汐音 愛」 
最後に一言:「次回作は何年後ですか^^;?」











  忘レナ草     (雅樹さんのレビュー) 評価: 6 
▼ タイトル 忘レナ草
▼ ブランド ユニゾンシフト
▼ 対応OS Win95/98/Me/2000
▼ メディア CD-ROM
▼ 定価 \8,800
▼ 発売日 2002/04/12
【CG観賞モード 】  あり
【 シーン観賞モード 】  あり
【 BGM観賞モード 】  あり
【 メッセージスキップ 】  あり(未読既読判別あり)
【 メッセージ履歴機能 】  あり
【 オートモード 】    あり
【 セーブ数 】    20
【 エンディング数 】   6


<ストーリー>
 かつて両親の離婚により我が身を翻弄され、他人を頼ることをやめ、
 誰をも遠ざけて一人きりで生きていくと決めた主人公、矢部正広はある日、
 いつものように刹那的に徒党を組む集団と目的もない喧嘩をして、
 大けがを負ってしまい、とある病院で入院生活を送ることになってしまう。

 その病院にて、正広はある三人の少女との出会いを果たす。
 一人は遙か昔に別れてそのまま連絡すら取り合っていなかった幼なじみ、朝比奈香澄。
 昔三人でよく遊んだよね…… など話しながら、香澄は正広に昔通りに接しようとするが、
 今の正広にそんな香澄の態度は鬱陶しいだけだった。
 二人目は冷たい印象と儚さを持ち合わせた無口な少女、真柴沙耶。
 三人目は、ギブスを足に着けたままでも元気に病院内を走り回っている
 まるで少年の様に元気な少女、坂崎こより。

 そんな三人に出会いながらも、正広は窮屈な病院を嫌がり、抜けだそうとするのだった。
 しかし逃げだそうとしたその夜。
 正広は月夜に浮かび上がる、黒い服に身を纏って大きな鎌をもつ、不思議な少女に
 出会い、「死神」と名乗るその少女に、自分の死期を告げられるのだった…

 愕然とする正広に対し、その死神、エアリオは生き残る術を教える。
 それは他人との交合… セックスを通じて「生」を吸い取ると言うことだった。
 選択の余地がない正広は、そのまま病院に残る事を決意した…
 

このホームページはユニゾンシフトより一部文章を抜粋しています。
素材の著作権はユニゾンシフトに帰属します。



<音楽・音声>
 ユニゾンシフトの音楽には毎回驚かされます。
 ていうかBGM鑑賞モードの丁寧な出来に、ですね。
 自分の好きな音楽クリエイターのベスト3には入ってます。
 主題歌のForget−Me−Notを某パソゲー雑誌で聴き、購入に踏み切ったわけですから^^;
 音声も重厚なゲームの雰囲気に合わせてよくできてると思います。
 明るいときは明るく、暗い時はジメッと暗く。
 特にエアリオのシナリオのクライマックスでの迫真の演技は、彼女の暗い心中を明確に伝え、プレイしているこちらも物語にさらにのめりこめるようにしていると思います。


<感想>
 荒んだ生活を送っていた主人公・正広。
 ある日自分の前に現れた死神・エアリオの発した言葉は「キミ、死ぬよ」。
 それから十数日に渡って彼の入院する病院での生活が始まる。
 彼の生き延びる術は、他者の「生」を吸い取ること・・・。

 他者の生を吸い取るというのは、簡単に言うとアダルティなことをする^^;ってことなんですが、これを毎晩毎晩同じヒロインと繰り広げているとそっちの方が死んでしまうんですよね。
 初めはどう攻略したものかと困っていましたが、コツを掴むとどう話を進めていけばいいかわかってきました。
 全部終えての感想なんですが、話が少々「淡白気味」だったような・・・。
 主人公人生をなげているような奴という設定ですが、普通です。
 ゲーム始まると普通の人になります。
 終盤にはいい奴になります。なんで?
 さらに期間は十数日ですからその間に一つの物語が終わるのか?と思ってはいましたが、幼馴染である香澄はともかく、他ヒロインとのくっつきかたに少し違和感を感じてしまう感じです。
 ボケ担当の人でも思わず突っ込みたくなること請け合いです^^;
 トゥルーエンディングも何だかハッピーエンドなんだかブラックなエンドなんだかプレイする人によって感想が変わってしまうような・・・。
 とりあえずわかりづらい話の内容ですが、クライマックスが面白かったので良し(苦笑)。

 最近の美少女ゲームは…これでいいのか^^;?
 ゲームを起動するとメーカー名と注意が出てきますよね?
 んで注意に「このゲームに登場する人物は全て18歳以上です。実際にこのゲームでされる行動を取ると・・・うんたらかんたら」って表記されるんですが・・・。
 明らかに小学生が混じってるような。
 ま、まあこんなつまらない揚げ足はあんまり気にしないで下さい。


<10点満点での総合評価>
 う〜ん・・・6点
 シナリオにもうちょっとわかりやすさとボリュームを付けて欲しかったです。


おすすめキャラ:死神のエアリオ…かわいそうです、彼女は…。
最後に一言:「ユニゾンシフトは音楽と絵が秀逸ですね。課題はシナリオかと。」