ともみ凌辱 第二話




「あの‥‥‥おにいさん‥‥‥ともみは、いつまで‥‥‥いつまでこうしていればいいの?」

 疲弊しきった顔をしたともみが、よどみ始めた目で、俺のことを見ていた。

 俺が初めて犯したころは、まだ生き生きとした目をしていた。
 
 だが、やっているビデオをネタに脅迫し続けてから、目が濁り始めた。

 もう、精神が崩れ始めているのかもしれない。

「お前が完全な奴隷になるまでだよ」

 俺はともみに救いを与える気はない。

 与えたら、与えたで、それにすがるかもしれないからだ。

 壊すのであったら、とことんまで落とすに限る。 それが本人のためだ。

「じゃ‥‥‥じゃぁ‥‥‥ともみは‥‥‥」

 泣きそうな顔をした。

 だが、俺は動じない。

 泣かれたところで、止めようだなんて考えたりしない。

「っていうか、お前さ、何ぐちぐち言ってやがるんだよ。 いつものようにしてればいいんだよ」

「えっ‥‥‥でも‥‥‥」

「嫌なのか?」

「嫌‥‥‥で、でもないです‥‥‥」

 俺から目を反らし、口ごもるようにそう言った。

「嫌じゃないんだ? だったら、俺の言うこと、何でもきくよな?」

「えっ!?」

 ともみが俺の目をキョトンとした顔で見ていた。

「嫌いじゃないってことは、好きだってことなんだよな?」

◇ ◇ ◇

 日曜日、この学園で誰かに会うことはあまりない。 否、全くといってもいいのかもしれない。

 機械仕掛けのセキュリティーシステムが完備されているため、警備員や教師が常駐する必要がないからだった。

「あの‥‥‥ここで何を‥‥‥」

 まだ何をやらされるのか分かっていないともみが、俺の顔色をうかがっていた。

「放送室に行くぞ。付いてこい」

「あの‥‥‥放送室で何を‥‥‥」

「いいから。行くぞ」

「あ、はい‥‥‥」

◇ ◇ ◇

「あ、あの‥‥‥と、ともみの恥ずかしい声‥‥‥聞いて‥‥‥く、くだざい‥‥‥」

 校内放送や、先生の呼び出しなどでしか使われていない、スピーカーからともみの声が流れた。

 どこの教室にも設置されているだけに、校内中にその声が響き渡った。

「ほら、きちんと自己紹介しろよ。 そうしないと、どんなあばずれか分からないだろ?」

 男の声がスピーカーからかすかに流れ出た。

「あ、はい・・・・・・。 ともみは・・・・・・おにいさんに・・・・・・しょ、処女を奪われて‥・・・・

 セ、セックスが好きになったあばずれです‥・・・・」

「あん? どんだけあばずれだとか、どんだけ、チン○を入れられてるかとか説明してやらないと分からないだろう?

 さっさと説明してやれよ。 しょっちゅうチン○をくわえてる、その口でよ」

「と、ともみは‥‥‥あ、あの‥‥‥お、おにいさんの‥‥‥オ、オチン○ンを‥‥‥

 7回も挿入されて‥‥‥そ、それで、いっつも‥‥‥いっつも‥‥‥」

「中で射精してやると喜んでるだろが、アホ。 それも言えよ」

「い、いつも‥‥‥お、おにいさんの精液‥‥‥ともみの膣内に出してもらってるんです‥‥。

 だ、だって‥‥‥精液って‥‥‥温かく‥‥‥気持ちいいんだもん‥‥‥」

「正直だな、お前はよ。 じゃあ、飲ませてやるよ。 きちんとしゃぶれよ、アホ」

「アハハハッ‥‥‥ともみ‥‥‥おにいさんの‥‥‥オ、オチ○チン大好きなの‥‥‥」

◇ ◇ ◇

 ぎこちない手つきで、俺のベルトをはずし、ズボンを脱がしていく。

「ともみ‥‥‥ホントにしゃぶらないといけないの?」

 もう止めて、と言いたげな目を俺に向けていた。 ともみは跪いて、俺のことを仰ぎ見ていた。

「さっき、チン○が好きだとか言ってただろうが」

「で、でも‥‥‥あれは‥‥‥」

「お前の本音じゃないのか?」

 実際は中出しをするたびに、ぼろぼろと涙を流しながら、「あ、赤ちゃんができちゃうよ‥・」とか言っていたりする。

「あ‥‥‥あれは‥‥‥おにいさんがそう言えっていうから‥‥‥」

「そっか・・・じゃあ、この関係終わりにするか?

 今までお前のマン○突っ込んでるビデオが何本も市場に流れるって形でな」

「そ、それだけは止めてください‥・。 ともみ・‥な、何でもしますから! そ、それだけは‥‥‥」

「それでいいんだ、アホ。 いつも通りに、さっさとしゃぶれよ」

「う、うん‥‥‥」

◇ ◇ ◇

 ともみが一度もフェラをしていないときの話だ。

「男のチン○ン、しゃぶったことあるか?」

 また下半身で奉仕させようと思った。

 しかし、このままそれを続けるのも面白みがないと、俺は感じた。

 だから、そんなことを訊いてみたのだった。

「ま、まだですけど‥‥‥」

 若干、頬を赤らめて、ともみは言った。

「いつも言ってるだろ、アホ。 はっきりと答えろ」

「あっ、はい‥‥‥」

 その言葉を聞いて、ともみは身体をビクッとふるわせた。

「ともみ‥‥‥男の人のオチン○ン‥‥‥しゃぶったことないです‥‥‥」

「そうだよな。 まだ俺がお前のマ○コにチン○ン突っ込んでから、2回くらいだもんな。

当然、しゃぶったことがあるわけないよな」

「は、はい‥‥‥」

「なあ、ともみ。 突っ込まれた感想、教えてくれよ。 俺さ、男だからさ、分からないんだよ。

そういったことがよ。どんな感じなんだ?」

「えっと‥‥‥あの‥‥‥」

 ともみが俺から目をそらした。

 手を後ろに回し、もじもじし始めた。

 そんな動きをイライラしてくる。

「さっさと言えよ。 言わないと、腹に蹴り入れるぞ」

 またビクッと身体をふるわせる。

「えっと‥‥‥気持ちいいんです‥‥‥。 だって‥・・ともみの子宮‥‥かき回されているみたいで‥‥」

「へぇ〜。 だったら、俺がお前の膣内に射精したときはどう感じるんだ?」

「ふ、震えるんです‥‥子宮が‥‥えっと‥‥実際には違うかもしれないんですけど‥‥ともみは‥‥そう感じてるんです‥‥」

 それを聞いて、笑いがこみ上げてきそうになった。

 男を喜ばす身体なのかもしれないな、こいつは‥‥‥。

「お前よ、男を喜ばすのに長けるのと、ただの精液便所になるのどっちがいい?」

 と、訊いた。

 ともみの身体をどんなふうに改造してやろうかと考えながらも質問だった。

 その質問にともみは、『男の人を喜ばせる身体に‥‥‥』と答えた。

 その答えを聞いて、俺は‥‥‥。

◇ ◇ ◇

 ともみが俺の怒張したモノを手にとって、口に含もうとしていた。

 その口を開けて、中へと導いていく。

 口内の蒸れた息が俺のモノを刺激していた。

 そして、じっとりした空間へと埋没していった。

 ぬらりとした、ともみの舌が、俺のモノを丹念になめ始める。

「ふぅ‥‥‥ぅ‥‥‥」

 閉じきれていない唇から、ともみの吐息が漏れ出ている。

 ともみ自ら頭を動かし、俺のモノを刺激してくる。

 舌でなめあげ、唇で根本を刺激し、そして、ともみのぬるぬるとした歯ぐきで俺のモノを締め付けていた。

 ともみの歯は、奥歯を除いて、すべて入れ歯になっている。

 そのため、フェラチオしたとき、歯茎でモノを締め付ける、という具合になっていた。

 これは、俺がともみに施した人体改造の一つだった。

 もっとも、壊してもいいと思った女にしか施さないが。

「クックッ‥‥‥うまくなったなあ、お前。 やっぱ、口の中を改造して正解だったな」

「はぁ‥‥‥はぅ‥‥‥」

 俺の言葉など聞いていないのか、一心不乱にしゃぶっている。

「まあ、いっか‥‥‥。 それだけのための女だしな‥‥‥」

 何度かしゃぶらせていたのに関わらず、普通とは違うこの感覚だけは、我慢できなかった。

「まふぅ‥‥‥はぅ‥‥‥ぅ‥‥‥うぅ‥‥‥っ‥‥‥」

 ともみが少しの間、俺のことを見上げていた。

 うつろな瞳だった。

 俺と目が合うと、うなだれるように目をそらしたが。

 自分の中が熱くなり始めていた。

「出すぞ‥‥‥ともみ‥‥‥」

 そう言うと、ともみが再び顔を上げて、ニッコリとほほえんだ。

 その笑みは俺が教え込んだものか、ともみが本当に微笑んだのか、俺には分からないほど、明るい笑顔だった。

「うっ!?」

 その笑みを見た瞬間、俺はともみの口の中に放出していた。

 射精した後、ともみは俺のモノを口に含んだままだった。

「‥‥‥ッ」

 そして、尿道に舌を入れてきて、まだ残っている俺の精液をかき出してきた。

「ゴクッ‥‥‥」

 ともみの喉が波打った。

 俺の精液を飲み干したのかもしれない。

「よく分かってるな、お前‥‥‥」

 ともみは、俺のモノを解放し、

「おにいさんの精液‥‥‥美味しいんだもん‥‥‥」

 そう言った、ともみの口には、俺の精液が糸を引いて、残っていた。

 唾液と精液まみれの俺のモノが、ブラブラと所在なげにぶら下がった。

 出し切っていなかったのか、先からまだ精液が漏れ出ていた。

 そんな俺のモノをともみがうっとりとした顔をして見つめていた。

 その顔は、いかにもまだしゃぶり足りない、といったものであった‥‥‥。





【いちおう終わり】

(好評だったら、続編みたいの書きますので^^;)