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コース 釜無川工事用道路〜鋸岳(往復)

鋸岳
(2685m)

山梨百名山




〜道に迷うと恵比寿さんがいつも現れる不思議な山。お盆中なのに登頂したのは3人

日時: 2007年08月15日(水)
天候: 快晴
同行者:単独

<ルート、通過時刻> 
通過時刻 ポイント名 コメント
4:30頃 工事用ゲート 
6:24 大昭和製紙小屋 何度か渡渉かする。登る道を探して約30分ロス
6:52 水源への標識 へんなところに迷い込んでかなりロス
9:35 三角点 かなりの急登。覚悟せよ。
10:22 山頂 一部危険だがすぐに着いた
10:45 山頂出発 角兵衛に下るバカはいないと思う。
12:18 横岳峠 北岳、仙丈方面景色よし。
13:06 大昭和製紙小屋 水浴び(熊の行水だあ))気持ちよし。
13:45 工事用ゲート  チャリは早いぞお
 
 参考までに
 
駐車場: ゲート前に5台ほど。少し手前に10台ほど。トイレなし。
温泉: むかわの湯 700円。 けっこう気に入った。

山行の計画

前の日から家族が実家に泊まりで行っていたが、もう一泊するというので、15日の水曜日は急遽夏休みをとり鋸岳へ行くことにした。

鋸岳は、甲斐駒まで縦走してみたいと日ごろより思っていたが、今回は急に決めたので車の回収や、下山後の交通の手配がどうしてもつかず、釜無川源流方面からの自転車を使っての往復とした。

大昭和製紙の小屋を6時に出発すれば、コースタイムでは450分、午前中には小屋まで戻ってこれそうなので、鹿ノ窓まで脚をのばして、のんびりと行こうかなんて軽く考えていたのだったが・・・



山行の記録

3時前にはいつものごとく自然に目が覚める。しかし、夜が暑くてよく眠れたのかよくわからなく、フラフラしながら出発した。
近所のコンビニで買い物をしてこちらを3:30頃出発だ。途中一ヶ所間違えたけれど、林道に入り、4:30頃だったか?
準備を整えヘッドランプをつけ自転車を漕ぎ出す。

このときに登山者の人とちょっと言葉を交すが、この日はこの人と何度も会うことになろうとは・・・

林道を自転車でいくが、脚の筋力をかなり使ってしまっているし、どうも体調がよくない気がする。後半は傾斜がきついのでほとんど自転車を押して、1時間45分くらいかかって大昭和製紙の小屋に到着した。



6:24 に準備を整え出発。

6:52
富士川水源の標識が出てきた。あれ?おいらの進む道はどっちだ?

このへんが間違えやすいとネット上で見た記憶があったが、前日の夕方に急遽行くことを決めたため、下調べをしている時間がなかった。

水源は左だが、よく見るとまっすぐの上のほうに赤いテープがある。こちらかと思い行ってみるが道がなくなる。引き返してみて、うーむそれならと思い水源に行ってみる。冷たい水がウマい!



7:06

さて、水源から踏み跡を辿り上を目指すが、どうも道は違うようだ。またまた引き返し、どこかに上に行く道があるのかなと思い、探しながら先ほどの標識まで戻ってみると、さきほどのおじさんが休んでいた。
おじさんは甲府の人だそうで、スキンヘッドなのだがニコニコして人のよさそうな人だ。

2人で道を探して、ようやく見つけることができた。どうも正しくは、『水源の方面に進み、途中を上に上る。』ようだ。

お先に失礼して登りだす。ところが、今度は登れど登れどいっこうに横岳峠につかない。
赤いテープを何度も見失いそうになりながら、時には戻ったり、木にひっかかれたりしながら、『こりゃあ、エラいところに来てしまったなあ』と、帰りの道が心配でならなかった。

ビール瓶や酒の瓶が散乱した、廃屋となった飯場跡を過ぎ、ワイヤーロープがはりめぐらされているところを通る。この先は完全に赤いテープを見失い道を見失うが、横岳峠は右の方角なので行ってみると、さきほどのおじさんと再度ばったり会う。

おじさんは普通に登山道を進んできて、道も明瞭だったし飯場なんて通ってない。横岳峠もあったと言う。うーん、おいらはどこで入り込んでしまったのだろう。

たしかにおじさんと会ってからの道は、踏み跡なんてものではなく、しっかりした登山道だった。

このへんでは完全に疲れてしまって脚があがらなかったなあ。横岳峠についたら食料補給しようと思っていたので、補給するタイミングが遅れに遅れ、腹もペコペコだ。

三角点について座って休んで行動食を摂る。頂上まではまだまだあるかな。



この付近から見た鋸岳 第一高点。

休んでいるとおじさんも追いついてきた。なかなか早い人のようだ。ほぼ同時に三角点を出発し、第一高点に到着する。三角点からは30分ほどで山頂だった。おじさんも10分遅れくらいで到着する。




10:22
山頂到着

予定では鹿ノ窓までは行く予定だったが展望もきかないし、お疲れモードなので下山することにした。
こんなんじゃあ、甲斐駒まで縦走するときは一泊かなあ・・・道迷いしなければなんとかなるかな?

10:45頃だったか 下山

勢いよく下りだすも、ありゃ?三角点への稜線は上にあるのに激下りがはじまったぞ!間違えて角兵衛のコルへ下ってしまったようだ。わかるところまで戻ろうとするが、勢いよく下ったものでザレの登り返しがキツイ!

ようやく登り返しても分岐がわからず、山頂方面からやり直そうと戻ってみると3たびおじさんに会う。うーん、恥ずかしい・・・・
ケルンのすぐ先にハイマツに覆われながらもしっかり分岐がありました。

帰りは急ながらも登山道はしっかりしていて快調に下れた。今度はしっかり横岳峠も通ることができたし(w。



横岳峠
12:18

源流で水浴びしたり冷たい水をゴクゴク飲んでから自転車まで戻る。
13:06

自転車で林道を爆走して車には

13:43 自転車は速いなー(w

しかし、不人気な山だなー。お盆中だというのにおいらを含め3人しかいなかったぞー。



この日、日本列島は暑くで40度以上を超えるところもあったようで、甲府の気温は38.7度だったらしい。
鋸岳は北側から登るので陽射しもきつくなく涼しく感じたけど、それなりに発汗量はあったなー。
充分に水分を補給してからなんだけど、『むかわの湯』で長風呂してから体重を量ったら3kg以上も減っていた!

家に帰って、甲子園、甲府商業の試合を見ながら日の高いうちから一杯飲みはじめ、JリーグのG大阪vs浦和をたいがと見ながら飲み続けて失った水分量は充分補給した。(w

VF甲府も横浜FCに2-0で快勝したようでよかったよかった。