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コース 上高地〜岳沢〜奥穂高岳〜北穂高岳〜上高地

奥穂高岳
(3190m)

日本百名山

前穂高岳
(3090m)


北穂高岳
(3106m)

涸沢岳
(3110m)



〜達観、北アルプスデビュー。稜線上だけ雲の中という悲しい天気

日時: 2005年09月10日(金)〜09月11日(土)
天候: 晴れ、稜線部だけガスの中
同行者:達観

<ルート、通過時刻> 
通過時刻 ポイント名 コメント
1日目
5:45 上高地 登りやすい道。高度がぐんぐん上がる
7:25 岳沢ヒュッテ
9:29 紀美子平
10:00 前穂高岳
10:40 紀美子平
11:50 奥穂高
12:23 穂高岳山荘 30分休憩
15:02 北穂小屋
2日目
6:15 北穂小屋
7:48 涸沢小屋
12:23 上高地
 
 参考までに
 
駐車場: 沢渡にいっぱい。
温泉: 時間がなくて入れなかった。


山行の計画

月並みだがおいらは穂高が好きだ。これで何回目の穂高になるのだろう?5回目かな?
山に目覚めた達観は、富士山、北岳と行ったので、次は標高が高い順に連れていけというので、久しぶり、12年ぶりの穂高となった。


山行の記録

前の日はしっかり9時には寝て、3時には達観の家へ。5時15分頃には沢渡の市営駐車場へ到着。そこでタクシーを他のグループと相乗りして釜トンレルを抜けるとひさしぶりの上高地だ。
奥穂は雲をかぶっているものの、キレイな青空で12年ぶりの穂高は楽しそうだ。

岳沢ヒュッテまではゆるやかな登り。早足で快調に登っていく。岳沢ヒュッテから紀美子平も急な登りだが順調に登っていった。



岳沢ヒュッテ 営業の再開が待たれる。

ザックを置き、前穂へ往復。前穂からは絶景が!!!うーん、穂高は何度きてもいいなあ。
しかし、奥穂の山頂だけすっぽり雲に覆われている・・・。

しばしみとれ、ゆっくりして下ってくる。
結局、この景色が今回の山で稜線上で見えた唯一の景色だった・・・




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奥穂への吊り尾根も順調にこなす。下には涸沢、向こうに常念岳(たぶん・・・)
西穂方面など見晴らしはよく、ひさしぶりの穂高を堪能した。ご機嫌だ。
しかし奥穂への最後の取り付き付近で先ほど見えていた雲の中に突入し、視界はゼロに。山頂でおにぎりを食べるはずが、凄まじい暴風で寒いので山頂には3分もいなくて穂高岳山荘まで下って飯にする。





穂高岳山荘でも暴風状態で、涸沢槍付近の難所の状況をしっているおいらとしては、このままここに泊まってしまおうかとも真剣に考えたが時間はまだ1時。達観は「こんな時間から飲み始めるのは早すぎる。もう少し歩かないとお天道様に申し訳ない」と、言って北穂に行く気マンマンだ。





涸沢槍手前の一番の難所では、向こうから来るグループとおいらたちの前を歩く人たちとで渋滞発生。かなり待たされたり、前のグループもおいぬけなくて時間をロスしたが、体力的には楽で北穂についた。

前のグループがはしごを下っているとき、最後尾の人が重登山靴で仲間の手を踏んづけている。踏まれているほうは「おい!!痛てえ痛てえ」と大きな声で言っているのに気がつかない。しかもこの踏んでいる人は大きな人で、体重はあとで聞いたら約0.1t以上あるようで・・・。ようやく気がついて足をどかしたがけっこう痛そうだったなあ。

奥穂高11:50 11:55 〜 穂高岳山荘 12:23 12:50〜北穂小屋15:02(泊)





楽しみにしていた北穂のテラスでの生ビール、視界はゼロだし寒すぎなのでストーブに当たりながら、芋焼酎をお湯割りで飲んだけど、呑ん兵衛2人なので食事後も飲み続け、持っていった芋焼酎800ccの他に、純米の日本酒がおいてあったので飲んでしまい、2人とも酔い酔いで8時前には寝てしまったっけ。

朝起きるも視界はあいかわらず。日の出どころか視界は20mほど。キレットを越えて槍に向かう人もけっこういる。おいらたちは下るだけ。ゆっくり朝ご飯を食べ下りだす。

北穂からのキツイ下りで達観の脚がダメになってしまい、ゆっくり降りてくる。カクカクしていたっけ。
涸沢小屋についた頃にはヘロヘロになっていてこれから先の道のりが心配になる。休憩してもまったく調子が取り戻せないようだ。

ためしに、おいらのダブルストックを貸してあげたところ、「こりゃあいい!」とご機嫌になり、「もっと早く貸してくれればよかったのに」とか言っている。北穂の下りでも貸してあげるって言ったじゃあないか(w。
ストックは取り上げられてしまった・・・



本谷橋で水浴びして順調に徳沢まできた。ここでビールを飲む。。あーうめーーー。 最高だあーーー!!。




こうやってビールを飲むと、後がつらくて後悔することが多いのだが、このビールは当たりだった。疲労を感じていた脚も元気になったし、飽きてきていた長い平らな道も、ビールのおかげで楽しくなってくるし。

明神でイワナの塩焼きを食べながらビールを飲むつもりでいたが、焼きあがるまで15分かかるとのこと。あきらめてビール補給だけにして、達観お気に入りの塩尻峠の焼肉屋へジンギスカンを食べに急ぐことにした。

小梨平キャンプ場のトイレで体を拭いたり着替えたりして河童橋へ。観光客で込み合う上高地をバスで後にした。


ここが、塩尻峠を岡谷側に下ったところの焼肉屋。『縁結』

達観はジンギスカン3皿と生ビール2杯を幸せそうな顔をして食していました。
おいらは運転なのでご飯を食べていた。くっそーー!