ニッパーでパーツを切り出していくのですが、いくつか注意点があります。
まず1つは、ニッパーは下から差し込んで切り出すことです。 上手く言葉で説明できませんねー。何故上からではないかというと、パーツを誤って傷つけてしまう恐れがあるからです。下からなら確認 しながら切り出すことが出来るのでこういった事故も未然に防ぐことが出来るというわけです。尚、パーツによっては上からの方がいい場 合もありますが、原則として下からということを覚えておいてください。
そして2つめは、ゲートと一緒に切り出すことです。これもパーツを傷つけないためです。 いきなりパーツすれすれのところから切り出そうとすると、余計な力がかかってパーツを傷つけてしまうことがあるからです。
3つ目は、必要なパーツ以外は切り出さないことです。ランナーには番号や記号が明記されているので、 必要なパーツはその都度切り出していけばOKです。いきなり全てのパーツを切り出してしまうとパーツを紛失してしまう恐れがあるから です。実際目の前でこれをやろうとした友人を見て、かなりビビりました(汗)。 以上のことを踏まえてパーツを切り出していきましょう。

このくらいゲートが残っているのが理想ですね。では次にゲートの処理をしていきましょう。このくらいのゲートならばニッパーで切って しまってもOKです。その場合、パーツを傷つけないように注意しましょう。

綺麗にゲートが処理できましたね。尚、ニッパーでゲートの処理をする時はニッパーの性能が非常に色濃く反映されますので、その点だけ 注意しておいた方がいいでしょう。

分かりにくいかもしれませんが、わずかにゲートが残ってしまっています。流石にニッパーでの処理は無理ですので、デザインナイフで 綺麗にしてやりましょう。デザインナイフは気持ち寝かせて使ったほうがいい感じっぽいです。デザインナイフを使う時は、 刃を自分に向けて使わないように注意しましょう。刺さるとかなり痛いです。また、切り過ぎにも注意。パーツを傷つけたりえぐったり してしまう事があります。ここが一番の注意点です!

説明書をしっかり見ながら、順番を間違えないように組み立てていきましょう。組み立て終わったものは無くしたり壊したりしないように 箱の中に入れておきましょう。

顔ですが、付属のシールがあるので目の部分や顎はこれを貼ればOKです。シールを貼る時はピンセットを使いましょう。なければデザイン ナイフの刃先で掬い取るように剥がし、先を丸めた爪楊枝で軽くこするようになじませれば剥がれる心配もないです。

以上のような手順を繰り返して無事完成しました。


多少色が塗ってあるので思ったよりも見栄えが良いですね。
以上、非常に簡単でしたがパーツの切り出し方をメインに解説してみました。本当は切り出すところを写真に収めることが出来たら 良かったのですが、セッティングが出来ずに割愛させていただきました。さて次は何を作ろうかな…

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