
尾首にある尾首城址は、天文年間(1532~1554年)につくられた山城の跡です。
当時の城主は大野加賀守直義。久万大除城主大野氏の家来で、立石と田渡を治めていました。
城址の裏には、敵の侵入を防ぐ「からぼり」とよばれる堀がいまでもわずかに残っています。天正14年(1586年)に笹ケ峠を越えて進入してきた長宗我部軍によって滅ぼされたといわれています。
小田地区にはこのような城址が数多くあり、尾首から見渡すと、中川城址、笹ケ峠城址、赤岩城址、野村城址、日野城址、太田城址、登議城址が一望できます。戦国時代、敵の襲来を伝える狼煙の合図がよく確認できるよう、いずれも小高い山頂に城が築かれていたようです。