
愛宕山忠光院の境内には「更生の鐘」と呼ばれる大きなつり鐘があります。
鐘の大きさは、直径62.7㎝、高さ92㎝もあり、正徳3年(1713年)につくられており、この鐘には次のような言い伝えがあります。
『 立石地区が石山村だった当時、養蚕がさかんでしたが、昭和の初期に繭の価格が暴落し、石山村は税金も払えないほどの貧乏な村になりました。そこで、当時の宮城菊丸村長を中心に協議を重ね、「早起きをして仕事に励むこと」「節約に努めること」が取り決められ、それを実行するために、毎日夜明け前に愛宕山に登り、「ハ・ヤ・ク・オ・キ・ヨ」と3回続けて鐘をならしました。また、節約に努めるため、「更生徳利」がつくられました。宴会では、必ずこの徳利を使い、お酒は1人1本までという決まりをつくりました。』
このような先人たちの努力により、村はよみがえり笑顔が絶えない豊かで平和な里に生まれ変わったと伝えられています。