Babyが我が家にやってきた!


T's guitar
Baby-u
#7「ちびレレ」

◆ボディ
  マホガニー
◆ネック
  マホガニー
◆フィンガーボード
  ローズウッド 12F
◆ナット
  エボニー
◆ブリッジ
  エボニー
◆ブリッジサドル
  牛骨
◆チャームポイント
  くびれた腰つき


結婚式の前日に我が家にやってた”Baby-u”。長野に工房を持つ T's Guitar の限定発売モデルをちょこっと仕様変更してもらった「たらすなミレニアム結婚記念ウクレレ」

オリジナルのBaby-uは、このBabyと比べ物にならないくらいゴージャスだが、コレはその廉価版ということで8台限定で製作されたもののうちの一つ。
同時期に製作された他の7台は、弦の端に結び目を作って溝に引っ掛けるタイプだが、これはオリジナルのBaby-uのものと同じタイプに仕様変更した。カッコイイでしょ?


届いた時にはまだ塗装の匂いが微かに残っており「工房できたて直送」を凄くリアルに感じた。塗装は非常に薄く、音にも影響を与えている。
ボディはマホガニーの合板だが、T's Guitarで使っている合板は真中もマホガニー(よくある合板は、3層の真中がラワン材というのが多いらしい)である。小さいので高音に特徴のある音だが、思った以上に中低音も出る。T's Guitarの社長さんでBaby-uの製作者である高橋さん曰く「中低域はコア材のBabyよりも鳴る感じなんですよ。困っちゃったな。(^^ゞ」。ボディの大きさのハンデなんてなんのそのって感じで、たらレレ(アストリアスのソプラノ)よりも良く鳴るくらい。頑張れ、たらレレ!
スタンダードに比べてかなり細身のボディだが、ショートスケールのネックと相まって絶妙なバランスを形成している。
ヘッドの外側に開いていくカーブの感じがモダンな感じ(?)がして良い。ハンドメイドっていいなぁ。(^^)


ネックはスタンダードより1フレット分短いので僕の奥さんにも弾きやすい。長さ以外はスタンダードと同様のサイズなので僕にも弾きやすい。細部も非常に丁寧に作られていて、ハンドメイドの質の高さを実感できる。もちろんピッチも正確。
新品の状態でこれだけ鳴るのだから、これからずっと弾きつづけていけばもっと、、、と考えるだけで楽しくなってくる記念の一台である。

ラベルには高橋さんに「Taku to Sayu」と直筆で書き込んでもらった。多謝!!(^^)