坂元 秀吉拝領茶室

 宮城県南端の山元町坂元に蓑首城跡(現在は坂元神社)があり、ここの三の丸跡に大手門、板倉、それと伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した茶室がある。
 この茶室は伏見城から仙台城内に移築され、天保3年(1832年)伊達家家臣大條氏15代道直(奉行職・江戸勤め)の時、世継ぎの功により十五代藩主伊達斉邦から賜ったもので、仙台城の遺構として県内最古のものと言われている ・・・ が、保存状態が悪く、廃屋に近い状態となっている。

大手門と板倉 板倉の後方に茶室がある  
貴人口  躙口は無い 勝手口