おゆみ野六通むかい（ろくつうむかい）公園

　六通むかい公園は、おゆみ野中央８丁目の住宅街の中にある街区公園です。「六通神社」とも隣接しており、近所にお住まいの方の憩いの場です。
また、この公園からは以下に示すように遺跡も発掘されています。「六通むかい」は「六通向」と書くそうです。

六通むかい公園入り口のひとつ（2003.10.26)	六通むかい公園の東屋から遊具広場を望む（2003.10.26)
六通むかい公園の東屋と遊具（2003.10.26)	六通むかい公園の遊具広場(2003.10.26)
六通むかい公園と六通神社の間の林(2003.10.26)	隣接する「六通神社」(2003.10.26)
隣接する「六通神社」(2003.10.26)	隣接する「六通神社」(2003.10.26)
この公園で発見された遺跡の説明板(2003.10.26) 詳細は下記参照

■六通むかい公園で発見された遺跡（公園に設置されている説明板より：上の写真参照）

この公園からは、前室付横穴式石室とよばれる、棺（ひつぎ）や副葬品をおさめる石造りの墓室が出土しました。
盗掘にあったものとおもわれ、副葬品は発見されず葬られた人物はわかりませんが、この地域の長（おさ）であるとおもわれます。また、石室が横穴であることから古墳時代後期（６〜７世紀）につくられたものと考えられています。
このような石室はこの付近一帯で多く出土しており、石室に使われている軟質砂岩（堆積岩）は、千葉県内の古墳で多く用いられている石材ですが、この付近で産出されたものかどうかは特定されていません。

協力：（財）千葉県文化財センター

●公園に設置されている説明板の拡大図（以下の項目をクリックすると大きく表示されます）

石室の姿
石室を発見した位置
石室の展開図

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