勝浦 八幡岬公園&官軍塚
2002(H14).5.5(日)に行ってきました

八幡岬公園の駐車場から5分くらい歩くと180°の展望が楽しめます。勝浦灯台や勝浦海中展望塔も見えます。広場も広くのんびり海を眺めるには最適です。
近くにある官軍塚も広場はそれほど広くありませんが、御宿方面等180°の展望が楽しめます。

勝浦市街方面の写真2002.5.5
八幡岬公園より勝浦市街方面(2002.5.5)
八幡岬公園海の写真2002.5.5
八幡岬公園にて(2002.5.5)
勝浦灯台方面写真2002.5.5
八幡岬公園より勝浦灯台方面(2002.5.5)
八幡岬公園広場の写真2002.5.5
八幡岬公園広場(2002.5.5)

官軍塚の説明(ちば県民だより2003年5月号より)


 JR外房線勝浦駅から歩いて20分。太平洋の眺望がすばらしい川津海岸の高台に官軍塚があります。
 明治新政府と旧幕府勢力との間で戦われた戊辰(ぼしん)戦争で、旧幕府の海軍副総督榎本武揚(えのもとたけあき)は徳川恩顧の武士団を率いて北海道に渡り、函館の五稜郭(ごりょうかく)に立てこもりました。
 明治新政府から鎮圧を命ぜられた津軽藩主・津軽承昭(つぐあきら)は五稜郭を攻めますが、激しい抵抗を受けて、苦戦に陥ってしまいます。
 これを知った承昭の実兄で熊本藩主の細川韶邦(よしくに)は、明治2年1月2日、藩士約350人を軍艦に乗せ、横浜港から援軍を送りました。
 しかし翌3日の夜、勝浦沖で暴風雨に遭(あ)い船は沈没。乗組員は荒波の中に投げ出されてしまいました。
 勝浦の村人たちは、総出で救助にあたりましたが、200余人が犠牲になりました。
このときの遭難者を埋葬供養したのが官軍塚で、県の史跡に指定されています。
 官軍塚には、熊本藩士と同郷の俳人中村汀女(ていじょ)が往時をしのんで詠んだ句碑や、歌人斎藤茂吉の歌碑があり、また初夏にはアジサイも咲きそろいます。

●ガイド●
●交通
JR外房線勝浦駅から徒歩20分。無料駐車場あり。
●問い合わせ
勝浦市教育委員会
TEL 0470(73)6627
ホームページ http://www.city.katsuura.chiba.jp/
官軍塚より御宿町方面の写真2002.5.5
官軍塚より御宿町方面(2002.5.5)

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