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     ALWAYS 続・三丁目の夕日編

   

 

 【配 役】

   茶川 竜之介(茶川商店店主;小説家)・・・・・吉岡 秀隆

   鈴木 則文(鈴木オート社長)・・・・・・堤 真一

   石崎 ヒロミ(踊り子;一杯飲み屋「やまふじ」女将)・・・小雪

   星野 六子(青森からの集団就職生;鈴木オートの従業員)・・・・・掘北 真希

   宅間 史郎(宅間小児科医院院長)・・・・三浦 友和

   太田 キン(太田たばこ店経営)・・・・・もたい まさこ

   鈴木 一平(鈴木オートの1人息子)・・・小清水 一揮

   古行 淳之介 (茶川商店の居候)・・・・・須賀 健太

   自転車屋・吉田・・・・・・・・温水 洋一

   精肉店・丸山・・・・・・・・・マギー

   川渕 康成(淳之介の父)・・・・小日向 文世

   鈴木 トモエ(則文の妻;一平の母)・・・・薬師丸 ひろ子

                       ・・・・・・・・他

 

 【STORY】

    昭和34年春−−−東京タワーが完成して間もない時期、日本の高度経済成長時代の幕開けとなるこの年に黙って

    去ったヒロミ(小雪)を思いつつ淳之介(須賀健太)と暮らしていた茶川(吉岡秀隆)のもとに、川渕(小日向

    文世)が再び淳之介を連れ戻すべくやって来ました。

   淳之介に対する茶川の強い思いを知り、一旦は身を引いた川渕ですが、「淳之介が人並みの暮らしをしていない

   という確証を得たら、その時は今度こそ連れて帰りますよ。」と言い残し去っていきます。

   一方、鈴木オートでは、六子(掘北真希)も一人前に仕事をこなせるようになり、順調に取引先が拡大しつつあ

   りました。

   そんなある日、鈴木家に新しい家族が加わることになりました。その理由は、則文(堤真一)の親戚・鈴木大作

   (平田満)が事業に失敗したため、その娘の美加(小池彩夢)を暫くの間預かることになったためです。

   鈴木家は、美加を温かく迎え入れますが、お嬢様育ちの美加は、お手伝いさんのいない鈴木家の環境に少々戸惑

   い気味になります。でも、その後は、鈴木家の愛情に触れ、徐々に生活にも慣れて、打ち解けていきます。

   「淳之介に普通の生活をさせてみせる」と川渕に誓った茶川は、再び芥川賞を受賞すべく小説の執筆を開始します。

   執筆終了後、茶川は、選考委員を名乗る男に「必ず取れる」と言われ、自信を持ちますが、結果は、最終選考に

   残ったものの惜しくも受賞を逃してしまいます。でも、最終的に茶川は、ヒロミと淳之介との生活を選択しました。

   則文たちが美加と家族としていられたのも少しの間で、大作が福岡に行くことになったことで鈴木家には美加との

   別れが訪れます。すっかり仲良くなった一平は・・・複雑な気持ちでいっぱいになります。

   でも、そんな一平に対し美加は、「大きくなったら、一平君のお嫁さんになってあげるね!」と言い残し、東京・

   夕日町三丁目を後にします。

   その後、則文たちは、東京タワーに行き、東京全体に降り注ぐ夕日を見つめるのでした・・・。

 

【感 想】

   この映画を観て、私の生まれる以前の日本の姿を見ることが出来ました。

   また、私たちが忘れかけている物の大切さ、人情の深さ、家族愛が痛切に描かれていて、現代に生きる私たちに

   物の大切さ、人情の深さ、家族愛に対する疑問を投げかけているようにも感じました。

   私たちは、この頃の日本の姿をみることで、今後の日本のあるべき姿を模索すべきだと思います。

 

 

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