2001.08.29
ものづくりの魅力

■冷房の効いてる部屋で仕事をするのは、そりゃあ快適ではあるけれど、夏が過ぎ去った今になると、なんだか季節の実感を味わいきれずに損した気もする今日この頃。
PowerBoookG4が4万円程お安くなったそうで、遅かれ早かれマイナーチェンジが迫っておるのでしょうなあ。

■仕事のイベント用チラシを作ってみたけど、「うぃんどうず」の現行最強ワープロ「ワード」を使ってやると、なんだかやっぱり事務文書的面白みの無いヤツしか出来ないのだ。
スキルが足りないせいももちろんあるが、足りないままでもアップルワークスのドローでやると、結構いろいろ遊べるんだから、ソフトのサポート能力の差だと思うわけである。

ワード自体は、ひらがなのまま表記しようとしたり、話し言葉で打ったりすると、ここおかしんじゃないの?的なクニャクニャアンダーラインが押し付けがましく赤く表示されるし、箇条書きで文書を打つと、打ってる人間のレイアウトイメージを全く無視して勝手に番号を付けてくれて、なおかつ頑固に修正を受けつけないなど、ある種官僚主義的権力的石頭的なサポート能力はあるわけなんで、要するにそういうのを求めている環境に合った性格をそれぞれのソフトが与えられているというわけなのね。まあソフトに対する哲学の違いってことかもしれない。

でも、こおいう方向って、何か新しいモノを作りたいというニーズとは反対方向に向いているような気がするのである。平たく言えばクリエイティブな行為をサポートしてないのだ。
こういった押し付けがましい性格を与えられたソフトを使っていると、考えようによってはパソコンの形をしたAIロボットと対応しているような気分になるわけで、え〜いこの融通の利かないばかもんがああ!と吼えたくなること度々なのであるが、考えようによってはこれはこれで面白くもあって、これからのコンピュータの行く末を予想してしまうわけであります。HALは近いぞ。

ということで、そおいった使う人間の意志を無視して、型にはまった成果品を手っ取り早く提供してくれるタイプのソフトに魅力を感じないアタシとしては、やっぱり職場でMacを使いたいのであるけどLANのプリンタが使えないし、(そこそこのスキルがあれば使えるようになるのかもなあ・・・)。
せめてアップルワークスのwin版出ないものかと、意外につつましい結論にたどり着くのでありました。

■最近毎晩、アジトにこもってグリグリと毛ばり巻いてます。
何回も、何回もやってると、どんどん熟練してくるのが自分自身わかります。つまり学習の法則というヤツね。
内心、退職後の内職にしようかなあなんて、最近半分本気で考えてたりしてるんですが。
でもって、ふと、これは二次産業従事者的充実感ではないか思うのであります。
今になって考えてみると、二次産業業種ってアタシらの年台にとっては、今日までの日本の繁栄(今はとっても危ない状況だけど)を支えたある種尊敬しなくちゃいけない業種であって、匠の技を軽視して舌先三寸で飯が食えるようになった世の中が、昨今の凋落を招いた原因だったのかもなあと改めて思ったりもするのであります。

今となっては、産業と言えるかどうかも解からない仕事で給料貰って生活してるアタシですけど、自分の手でモノを作る、そしてそれを使って腕次第で一次産業的食料自給を果たせるかもしれないって、たかが毛針を巻けたくらいで、なんだか実はちょっと勘違いかも知れない充実感に浸っているわけですよ。

先日は、たかが釣り糸の糸巻きに1万8千円という対価を支払ったばっかりのあたしでありまして、選んだ物を改めてまじまじと見ると、これを作るには同じ外観以上の大きさのアルミブロック2ヶを旋盤でグリグリと削って、残った形を2つ精巧に組み合わせてできてる代物なコトが解かって、つまり単純な形の中にも精緻な技と手間が隠された、モノ作りに潜むストイックな美しさ、なんてものを勝手に感じて、これまたつい不思議な満足感と感動を覚えているのであります。

■ところで、メーカー製512MBメモリーがついに9,800円になっちゃった。
これじゃあ全く構造不況業種に転落じゃあないの?
おお、一方ではゲートウエイが日本撤退だって!
ITを、あいてえ〜なんて言う総理大臣を選ぶから、あっ痛てえ!(大幅字余り)(寒っ!)


2001.08.28
祝リンク増設

■ということで、めでたくお仲間リンクを追加させて頂けることとなりました。ぱちぱち
しょうもないオヤジsiteからのリンクが申し訳ない程、素敵なセンスのまゆみホウムペイヂさんであります。よろしくね。
しかし、偶然の力侮り難しでありますなあ。
未知の方々とのお付き合いの輪が広がって行くことに幸せ感じてます。はい。


2001.08.27
黒いテカテカの思い出

■学生時代アパートで夜寝ていて、顔にボタッとかさついた物体が突然落ちてきて、さらにとげっぽい感触を引きずりながら顔を移動していくのを感じて、慌てて電気をつけたら、でかい黒いゴキブリが逃げていくのを発見。

ヤツの息の根を止めるまでは、このまま眠れない。と、夜中にこうこうと明かりをつけて探しまくり、ようやく下駄の下に姑息に隠れたのを見つけて定規でひっぱたいて潰したのが、一番の刺激的ゴキブリ体験でした。

あとは、昔の上司が捨てた壊れたコンピュータを珍しいと思って貰って帰ったら、その後でっかいゴキブリが出没し始めたこともありました。
多分、暖かいコンピュータの中が寝床だったんでしょう。

中華料理やの壁やカウンターに、茶色い小さいのがよくはってあるいてましたね。
野菜炒めのもやしの先っぽと、ゴキブリの足が似ていて、じっさいもやしと思ったら違ってたなんてこともあって、あれ以来野菜炒めのもやしには、つい意識するようになってしまいました。

盛岡に住んで良いなあと思うのは、ゴキブリに遭遇しないで済んでいることです。
夜バタバタ飛んでくるゴキブリは、ほんとに鳥肌ものですからね。

ということで、なんで突然ゴキブリの話題かというと、まゆみさんのこちらのページです。
いんやあ、なんだかほんとに目の前這ってるみたい。ゾクゾク。
バックナンバーのdiaryも傑作揃いで、皆様にも是非お勧めいたします。必見!
正式の入り口はこちらから!
ということで、またまたHPでのお知り合いが増えました。
しょうもないオヤジのページですが、まゆみさん!これからもよろしくお願いします。と、ちょっと緊張気味のオヤジであった。


2001.08.26
八つ当たり?

■先日アップデートしたmacOS9.2.1なんだけど、どこがどう変わったのか、プラス面での確認がとれないまま現在に至っております。
でもってマイナス面なんだけど、キーボードからの音量調節が、iTunes使って出来なくなってる、という不便さが出てます。
さらに、9.2.1にアップデートすると、その前のシステムにQuickTime4.xが入っていると5.0.1に強制的にアップデートされてしまって、従前のProKeyが使えなくなっちゃうらしい。(なぜかアタシの場合は4.1.2そのままだったけど。)

ということで、アタシの場合は、メリットが実感できず、デメリットのみがかいま見られるという、なんだか首をひねるバージョンアップだったようです。

■夕べは、ついにiBookを買った夢をみてしまった。
これが、欲しくて欲しくてようやく手に入れた、という歓喜に満ちたシチュエーションではなくって、つい買うことにしてしまって、支払いはどうすんだよう?とほほ、という夢だったのが泣かせます。

■昨日は、上州屋の店頭釣り場情報に煽られて、近場の未体験渓流にのこのこ出かけてまいりましたが、アタシの腕前じゃあとっても手が出ない狭い川で、あっちこっちの枝にフライを引っかけて、殆ど釣りにならず。
写真は、ようやく開けた場所に出て一息ついた箇所だったのですが・・・。

魚が居そうで、水も綺麗な川だったけど、気配が唯一(結構でかい黒い影が一瞬横切ったような・・・)一回あっただけで、後は全くなし。
居ないハズのない渓爽だったから、ヘボゆえにつきる結果だったわけでしょうけど。


そんな打ちひしがれた傷心の思いで川の周囲を探訪したら、こんな施設がありました。
通常時とはいえ、かすかに見える流れ込む川幅の大きさと、ダム全体の大きさのアンバランスさがスゴイです。
これだって、数日に前には台風の影響で結構雨が降ったあとですからね。
防災上の必要性は理解出来るのですが、なんでこんな規模が必要だったのか?素朴に疑問を感じてしまいました。
周囲の状況をみれば余裕を見込んでもなお、高さの7割は無駄なんじゃあないかと思ってしまいます。
高度経済期に行われた事業でしょうが、今となっては、過去の(現在も?)公共事業の本音の目的をかいま見る思いです。


ということで、唯一、ビールが旨く飲める体調を調整できる程度の運動にはなり、遊魚券を買ったお釣りで発砲酒を2缶買って帰宅。
ぷっふぁ〜!

■しかし今日も蒸しますねえ。
でも、山里にはもうススキがね・・。


2001.08.24
週末到来

■iBananaさんちのADSLでは、100MB強のOS9.2.1を落とすのに17分だったそうな。
うちのISDNの4〜5時間ってもうすっかり過去のスペックなんですねえ・・・。
YahooBBはまだまだこっちまでには届かないのかあ〜い!?

■久しぶりにKaleidoscopeのスキームをAquaから別のやつに替えてみた。
新鮮!
Kaleidoscopeは2.3.1で開発終了なんだそうな、ずいぶんと楽しませていただきました。
とはいえ、OS9.2.1でも動いてるからOSXに鞍替えするまでは、まだまだ当分使える訳ですが。

■よ〜うやく週末。
そういやあ今週は夏休み明けの一週間だった訳ですね。もうずいぶん昔のことのような気がする。
それほどまでに長い今週だったわけですが、明日は今週巻き貯めたオリジナルのフライを持ってとりあえず川だ。
雨の降った後は大物が上流に上がってるんだそうだけど・・・。

■PowerBookG4がついに値下げとな、モデルチェンジというか、マイナーチェンジの改良版が出るということなんだろうか?多分そうなんだろうなあ。
剛性を高めて丈夫にする事が一番の優先改善課題だと思うけど、どう出る?
まあ、アタシにはまだまだ縁が巡って来る気配は無いのですが。

■台風が過ぎたら秋晴れ、というのがセオリーなんだろうけど、台風一過で真夏がようやく戻ってきたような昨日今日であります。
今年は途中がだいぶ抜けていたから、もう暫く夏に浸るのも悪くないけど。


2001.08.23
肩すかし

■夕べは台風がいよいよ来るという気配の、だんだん激しくなる(だろうハズの)雨降りに外で酒飲んで帰宅。
酔っ払った頭でようやく思い出してOS9.2.1のアップデータをダウンロードしたのですが、なにせ相手は100MBを超えるファイルサイズで、わが家のISDNごときでは容易に太刀打ちできず、結局ダウンロードしっぱなしで就寝。まあ一応フレッツの面目躍如って訳ね。
朝寝ぼけ眼で確認したら、1時50分で時計が止まってたので、約4〜5時間掛かっていたみたいです。
無謀にも早速アップデートを掛けて、そのまま今度は犬の散歩。
散歩から戻ってってみれば、アップルヘルプの何たらが、認識できないとかでインストール不能のアラートが出て止まってました。
で、指示されるままインストール中止を選んだのに、再起動してみるとちゃんとMacOS9.2.1になっておるのです。
同様の経験は前にもあって、それでも一応ちゃんと動いている気配なんだけど、内心気持ちが良くないわけですね。
まあ、今回のアップデートはOSX環境での改善が主らしいので、未だOS9.x環境にしがみついてるあたしにとっては、やっぱりな〜にが改良されたのかさっぱり実感が無い訳だし、アップルヘルプなんて今までも全然使う事もなかったし、このまま不安定にならない限りは、とりあえずまあいっかあ〜という気分。
いずれ、MacOS10.1には今回のOS9.2.1が又付いて来るんだろうし、その時改めて入れ直してもいいかもね。
しかし、改善のためのソフトのアップグレードって、ハードウエアと違ってどんどん手を加えるところが無くなるんだろうけどなあ。そういやあそろそろ打ち止めだって話でしたか。

■で、結局台風は来ませんでしたねえ、いよいよこれからかあ、とわくわく期待しながら寝てたんですが。
でも、台風一過の青空は清清しく、街も雨に洗われてキレイになって、今朝はちょいといい気分でありました。


2001.08.21
台風接近中

■昼過ぎまでは青空が見えていた空も、夕方からはどんどん雲が濃くなって、じわじわと台風が接近しつつあるのを感じます。
このままのコースを辿ると、近年めったに来ないこちら岩手にも、久方ぶりに直撃到来の予想というか、殆ど日本縦断コースですから押しなべて暴風雨の洗礼を受けることとなるのでしょうか。
超大型故か、先週の金曜日あたりから、遠くはなれたこちらでも風だけは嵐の予兆を感じ、いつもと違う向きと気配の吹き方が続いていたような気がしています。

被害を受けた皆さんもいるのに、実際不謹慎なのは十分認識しつつも、実はアタシ、昔っから台風大好きであります。
普段見ることの無い自然の暴力的パワーに、アナ−キーな快感を覚えつつ自然の偉大さを実感するのと、ゴジラでも出てきそうなおどろおどろしい雰囲気が、なんだかとっても異次元的魅力があって、さらにその後訪れる台風一過の一転した清清しさもたまらなく好きなのです。

さらに、ガキの頃住んでた家が、南斜面の高台にあって、おまけに戦災復興で建てられた安普請住宅だったもので、台風が来るたび強風で家が軋み、さらにちょっと持ち上がってはドスンと落ちるという、今では考えられないようなスリルのある住宅で、大きな台風が来るたびに一家でちょっと離れたオヤジの実家に避難して一夜をあかすという思い出が、なんだか子供心にちょっとしたピクニック気分でありました。

さらに昔は台風が来るとよく停電して、蝋燭の明りの下でお袋が作ってくれたホットケーキを食べるのが楽しかった思い出など、非日常的世界の雰囲気が、なんだかとっても好きだったという子供の頃の体験を今でも引きずっているようなのです。

ということで、雨はすでに東京まで到達しているようで、こっちもそろそろでしょうか?
明日の朝の犬散歩は休めるかもなあ。


2001.08.20
風の匂い

■そうそう、それぞれの季節の空気の匂いって有りますよね。
思いっきり鼻腔に吸い込んで、この前この季節の香りを感じたのはいつだったっけ?とつい突然、遠い昔のノスタルジックな記憶と一緒に思い出をたどったりするんですよ。
もうホントに秋ですから、そんな匂いがするかもしれません。
アレルギー性鼻炎中の身としては、すっかり忘れてました。

■9日間剃らないで貯めた無精ひげを未練を残しつつすっかり剃って今日は出勤。
社会復帰もままならず、リハビリが必要だよなあと思いつつようやく一日が済んだ帰り道の町中には、未だ夏休み中という雰囲気の人たちがあっちこっち多くて、誠に羨ましい限りでありました。

■テレストリアルパターンなんだそうなあ、これからの季節は。
つまり、水生昆虫の羽化は春から初夏にかけて終わってしまっていて、これからの季節は、普段今魚達が喰っている陸生昆虫を模したフライでないと釣れないという事らしい。
つくづく一つ一つが新鮮な知識でありまして、知る事の嬉しさを感じております。

■今月号のMacPower誌が本屋に並んでいるのも忘れてしまっておりました。
いよいよもって、パソコン道楽離れの気配なのか?
IT不況を身をもって納得しつつある今日この頃。
たしかに、興奮させるソフトもハードもいまいちじゃあありませんかねえ?


2001.08.19
アレルギー

■ここ暫く、鼻の調子が悪かったけど、夕べから今日にかけて鼻は詰まるはくしゃみは出るは、鼻水は出るは、寝ている夜は口の中が痒いは、でもう最悪。
もっともこれからさらに酷い状態もあり得るわけだから、コレが最悪という保証も無いわけですけどねえ。
今時は何のアレルゲンが飛び交っているのでしょうか?とにかく辛いっすよお、グズグズ。

■結局、ひたすらフライを揚げた、ではなくて、巻き続けていただけの休暇だったような・・・。
しかし、道楽の世界の価格設定って、ホントに原価無視ですね。
まさに需要と供給のバランスに立った設定なんでしょうが、なんでこんなモンがこんな値段するんだ?ってのが釣りの、それもフライフィッシングの世界が特に多いような気がします。やっぱりファッション性がちょっと色濃いからでしょうかね?
そんでも、ぶつぶつ言いながら結局買っちゃうところが弱いんだよなあ。
熱帯魚道楽の時もそうでしたけどねえ。

■ついに我が家もADSLエリアに入ってしまっているようでありますが、YahooBBが届かないいんじゃあしょうがないなあ。
まあ、そんなに急いで使いたいって程でもないんだけどね、今の所。

■ということで、今年の夏休みは終了。
なんだかんだ言っても、もうすっかり秋だし、さあ、いよいよやること片づけないとなあ、という雰囲気ですね〜一応。
結局休み中の宿題は鞄から出る事が無いまま、今週中の課題としてそのまま職場に持ち帰りとなりました。


2001.08.18
川に居ました


■更新さぼりながら、こんな所で、こんなお魚と遊んでもらってました。

自分が巻いたフライで、今度こそしっかり自分で合わせて釣った、20cmに届かないサイズのヤマメちゃんです。

2日前には別の川で、やはり自分で巻いたフライで、12〜13cm程度のイワナも釣れてはいたのですが、しっかりヤマメをフライで釣るという、まあ今年の一応の目標も達成したことになるのですな、これで。
試行錯誤で挑戦しているアタシにとって、実はこれってやれば出来るじゃん!的感動的出来事なのですけどもね。
あとはサイズの方をもうちょっと大きくできれば・・・。

ということで、記念撮影もちゃんとできたので、もっと大きくなるのを期待しながら川に戻っていただきました。

■てな日々を過ごしながらも、おお今年の夏休みもついに明日までだあ!!
時間的に無駄、というか、贅沢というか、そんな夏休みの日々でありましたなあ。



since1/16/1998

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