■2000.10.31■
思い入れのワイン

■今朝は、家を出たら結構寒くて、そろそろコートが欲しいなあと思ったら、日陰に霜が残ってました。どうりでね。
月曜朝のサッカー観戦の影響か、未だ眠いのを引きずってます。
勝ったから良かったモノを・・・。

■昨日は故あって、こっそり仕入れていた1997年の「プィイ・フュィッセ」を家で開栓。
20代の頃読んだ開高先生のエッセイに、「これさえあればもういい、」という表現で書かれていた白ワイン銘柄でありまして、憧れて過去に飲んだのが2回。この間街角の酒屋で偶然にも見つけて買った今度が3度目。

それほど高いワインという訳ではないけど、どちらかと言えば赤嗜好のアタシにとっては、そもそも出会いの機会に恵まれず、それでも20代後半の初めての出会い以来の過去の2回は、どんなシチュエーションでだれと飲んだかの記憶を、今でもハッキリ覚えているなぜか印象深いワインなのであります。
ただし、肝心の味の方の記憶は至って曖昧でして、今回口に含んだ時の第一印象も、予想とは違う「こんなんだっけ?」というのが、実は正直な感想でした。

ただ、結構辛口でありながら、飲んだ後鼻孔を抜けるかすかな香りが、なんとも華やかな上品さを備えて、ソムリエなら具体的な言葉で言い表すだろうその奥深く複雑な味わいが、飲むほどにただ幸せな気分にさせてくれるワインでありまして、これがホントの白ワインだったのねん?と改めて認識。
ちなみに、味覚発達途上人である息子達に味見させたら、もったいなくもネガティブな反応(その逆も怖いけど)しか帰っては来ませんでした。

惜しむらくは、それなりの料理と一緒であれば、もっと絶品であっただろう、と大後悔。
女房が作って待っていた晩ご飯のおかずの麻婆豆腐と、クックドゥー仕様のチンジャオロースーでは、いくらなんでも合うハズがないのでありました。
せめてカマンベールを!

今まで、赤ワインばっかりを嗜好してきたけど、ここにきて、白だって深いものは深いことを再認識。
事総て、先入観で判断するのは損だということでありましょうか。

明日からは11月。
PM8500+SONY17inchモニターの借金完済まであと5ヶ月。

■2000.10.28■
風が吹けば桶屋が儲かる

■この間申し込んだMacOSXPBがついに届いたなり〜。
(しかし、届いた後で発送しましたってメール貰ってもしょうがない気がするけどね。)
早速一番試したかった、サポート外のPM8500/G3改にインストール。
結果やっぱりダメだったなり〜・・・。

諦めて再起動しようとしたら、今度は全然起動しなくなってチョット慌てました。
こんな事もあろうかと、現状OSをCD-ROM焼きしてバックアップしてまして、それを使って無事復帰。

他にサポート対象機種はちゃんと2台もあるけど、HDDにパーテーション切ってないし、再フォーマットすると消える現状データをバックアップするためのモダンデバイスのバックアップメディアを全然持って無いし、全部を新しくインストールし直す気力はないし、とまあ今はそのうち、という感じですな。

ということでとりあえず、内蔵ATA-HDDをリサイクルして、外付けUSB-HDD用にする変換ケースを通販で手配しました。
メイン機のPM8500/G3改に新たに20G程度のHDDを入れて、今入っている8G/HDDをこのケースに入れて、モダンデバイスのバックアップメディアに仕立て上げようという魂胆なのです。

ただし、肝心の新しいHDDの方が、この間の釣具屋のバーゲンで舞い上がってしまった財布の現状では、来月の給料が出てからという雰囲気。

いずれ、新しいOSの風評で、ハードディスク屋が儲かるってことでしょうかね?

■2000.10.27■
とりあえず祝決勝進出!

■いやあ勝ちましたね!ジャイアンツ?チッチ!モチロントルシエJapanですよ。
放送時間の遅さに諦めて一旦は寝たものの、夜中になぜか目が覚めて小便してからTV着けたら、やってましたよ前半20分程度経過ってとこでした。
1-0で勝ってたと思ったら、同点にされて、前半終了。
さすが中国やりにくそうな相手だし、あ〜やべ〜と思いつつ、二日酔い明けの身に後半観戦出来る体力が残っておらず再度就寝。
寝ながら、6-2で負けたという夢まで見てしまいました。わはは。(つくずく潜在的ネガティブ思考体質なヤツ!)
朝のニュースで3-2勝利を知りました。凄いですねえ。
昔の日本チームは、点取ったら逃げきりという作戦思考でしたから、結果つい消極的になって点を入れられるというパターンが度々で、同点にされれば、もうそこで意識から先に負けてましたからね。
やはり当時の監督以下チーム全体がネガティブ思考体質だったからというか、実際その時代の大多数の日本人の思考もそうだったような気もして、意識の変革が起きているのを実感します。
決勝は今度の日曜日の夜。眠いの我慢してしっかり観てやるぞお〜!と今の所は一応思うのであります。

ところで、監督辞任?の報でアジア各国が一斉にトルシエに食指を動かしているんだそうですな。やれやれですなあ・・・。
一方、この前に日本に負けたイラクの選手は、帰国後1週間の禁固刑が決定で、帰路も飛行機から24時間以上かかるバスに変更され、雇われ監督はそのままさっさと祖国のユーゴに逃亡したとか。
国情の違いとはいえ、さすが、あのサダム・フセインの国であります。

■昨日のニュースステーションで見たんだけどね、長野県の企業局長の態度見て、やっぱどこか根本的に勘違いしたヒトだというか、それが今までの組織の常識だった延長線の姿なんだろうな思ったんです。
県民から選出される県議会議員の立場ならともかく、所詮たかが県職員、内心不本意とはいえ県民が選んだ知事に対してああいう対応というのは、結果として県民を愚弄しているナメた行為だという事がワカっておらんようですな?
よその県の方とはいえ、実際おまえ何様のつもりなんだ?と思ってしまいましたけどね。
報道各社のTVカメラを前に、自らの姿に酔っているとしか思えない企業局長のパフォーマンスには、なぜ、あの県で、田中知事を誕生させなければ成らなかったか?の答えが、ようやく分かったような気がしましたけどね。
まあどうせ首になると覚悟しての、開き直りのさいごっぺだったのかもしれませんけどね。
それにしても、これから大変でしょうね〜。やっぱりさ。

■2000.10.25■
不信感

■気が付けば、周囲の木々も色づき始め、どんどん秋が深まってゆくのを感じる今日この頃。
そんな景色を眺めながら、この冬はナニを道楽に過ごせばいいんだろ?とつい悩むアタシなのであります。

■夕べはサッカー戦を見て、久しぶりの夜更かし。
中休みのカタール戦1引き分けを挟む破竹の連覇には、気分の悪かろうハズがないけど、今日はひたすら眠いのです。
メンタル、フィジカル両面のドラスティックな変貌はトルシエ効果としか言いようがない現実に、解説者という人達に限っては絶対それを口にしないのが面白い。
これは、バックに控えた旧体然とした組織からの締め付けなのか?将来の自分の身の振り方へ期待を込めたライバル意識なのか?現役時代の自分自信への情けなさからくる嫉妬なのか?
いずれ、効果は効果として認めることが、次の前進にも繋がると思うんですけどね。

■日曜日のNHK特集で、リナックスを取り上げていましたが、その中で現状のOSのシェアを円グラフに表して、9割以上がWindowsで残りは「その他」という解説を行っていました。
アタシの愛するMacOSは、ついに名前すら出ずに「その他」扱いな訳でした。
確かに、ああいう出荷台数ベースの数で表されると、医療や出版分野でのシェアなんて考慮に入らず、「その他」はタダ単に数の上でマイナーかつ特殊なOSであるとしかイメージ出来ないでしょうね。

実は最近、MacもWindwsも、モ〜どっちでも良いじゃん、と思えるようになっちゃいました。
要するにマニアックに深くつき合う気が無い限り、OSの違い自体は饅頭と大福の違い程度に、好き嫌いを別にすればもう似たようなもんだし、数こそが将来への安心感に繋がるというコトも真実であるなあと思えるようになってきました。
ようやくアタシも普通の人並になるよう改心しつつあるのでしょうか?

むしろ、今パソコンと深くつき合うことが果たして良いのか悪いのか、ちょっと疑問の今日この頃。
OSのフィーリングの違いを云々するなんてことより、パソコンを意識して使っている事自体が、実は昔(とはいってもたかが十数年前)ユーザーが自らがプログラムを自ら打ち込んで使っていたのと同じレベルの、時代の中での過度的行為なのだと言うこと(多分ね)に気が付いたという訳なのです。

■ところで、その「その他」OSの一つであるMacOSの新バージョン、X(10)pr版が日本でもついに配布になったようですね。
アタシも一昨日、酔った勢いでインターネット経由でAppleStoreに申し込んじゃいました。
そのうち我が家にも届くんでしょう。

今月のMac雑誌はこぞってOSXを特集してますが、概ね賞賛の記事は、読めば読むほど逆に今後の不安が募ってしまいます。
所詮NextがMacの皮を被ってるという印象が、基本的に今までのMacの血が流れていないという印象が強く、ついアレルギーを予感しています。
おまけに、Macアプリを動かすOSと、OSX用アプリを動かすOSの操作法が異なるというのは、今までそこそこの資産を抱えたユーザーにとっては、よほどスムースな切り替えが出来ない限り、きっとストレスになる事が予想され、今から何となく憂鬱となってしまいます。

もしかすると、これがAppleにとっての「ついに決定的ダメージ」と成るかもしれませんね。
株価も暴落する中でのドラスティックな変貌を遂げ(てしまっ)たマイナーシェアOSの運命や如何に?てな感じです。
杞憂であればナニよりではありますが。
ちなみにMacOSの最終バージョン(?)の9.1は、来月リリースされるらしいです。
一方、「日経Mac」は来月発売の12月号を最後に休刊だとか。

■2000.10.20■
感謝!感謝!

■この間リリースされた、QuickTime5PR版をインストールしました。
10MBを29分でダウンロード。
簡易インストールするも、再起動後に「一部のソフトウエアが読み込めなかった」とのアラートが出ます。
そういえば、そんな経過の報告をどっかのsiteで見たなあ、とwebを再巡回して発見。

つまり、一旦前述のインストールをした後で、機能拡張フォルダの中のQuickDraw3D関連のファイルを一旦外につまみ出した後で、再度QT5のインストーラで、カスタムインストールを選んでQuickDraw3Dだけを追加インストールするということでした。

不思議なのは、その後のQuickDraw3Dファイルの「情報を見る」で確認したバージョンは新しいのに、前のQT4でインストールされたファイルの方が修正日が新しいという、 まあどうでも良いけどよくわからん状態となっていることです。

ということで無事インストールも出来、コレと言った不都合も今のところ無いようです。
新しいQuickTime5自体はすっかりメタリックなアクアになって、個人的には格好良くなったと思ってます。
パフォーマンスの方がどう機能アップされたのかは、実感としては実は未だよーワカランのですが・・・。

■これといってめぼしいモノが見あたらない昨今(ってオレだけか?)、AirMacがですね、やっぱり継続的に気にはなってるんですけど、そのまんまではISDNが使えない、いまさら56kモデムでも無いだろうってんでちょっとねの気分。
アチラの国では、ISDNは一般的じゃあ無いそうだからこうなんでしょうね。
かといって、ルーターを買い足してまでという気も起きないし・・・、と思っていたら、メルコから、そのまんまISDNも使えるルーター内蔵一体型のAirMac互換ベース・ステーションが45,000円で発売されているんだそうですな。
ただし、正式サポートはWindwsだけらしく、とりあえずVirtualPC使って設定という手もあるけど、Mac環境だけではお勧めしませんってので、ちょっと躊躇。
同様機能のヤマハの新しいネットボランチってのはMac対応らしいけど、そっちはちょっと高過ぎ新作。(寒い!)
つくづくAppleが日本企業でない故の、国情に見合ったインフラへの対応のギャップを感じるところであります。(それほどでもないか)
ということで、アタシャも少し静観ということで。

■古ちゃんからPowerBook用の余剰メモリー64MBを頂戴したので、早速我が家のiMacの裏側スロットの32MBを外して交換しました。
iMacのばらしを自分でやったのは初めてでしたが、まあなんとかなるもんですよ。
これでMacOSX推奨RAM容量128MBとなった訳ですな。わはは。
古ちゃんには感謝感謝です。
お返しにNewerの266MHz/G3カードなんてどうすか?改造ははまりまっせ。

■パソコン屋のセールに、開店2時間後の昼休み行ってきたけど、クズがクズなりの値段、目玉商品と思われる29,800円のリコーのデジカメはもう無し、その他商品は平常価格と、まあいかにも人寄せ狙いだけの田舎のバーゲンセールでした。
おかげで無駄遣いしないですみました。感謝!
明日は釣具屋だ。

■2000.10.19■
ついに発売!ってことで

■飲み会2連ちゃんとなってしまった昨日一昨日。結果としてその間の更新もお休みでした。
1日目はオヤジ一人できりもりしている居酒屋で、季節を感じる湯豆腐と、衣に味が浸みた皮と淡泊な白身が美味であったドンコ(ところでこの魚の正式名はなんと言うのでありましょう?まさしく風貌に見合った名前ではあるのですが)の揚げ出し。
2日目は居酒屋風チェーン店のいつもと同じの各種料理で、一品一品は決して不味くは無いけれど、調理過程での衛生面への一抹の不信感と、なんとなく空しさを伴う味の料理であった。

夕べは仕上げに消毒を兼ねて(?)、場所を変えて久しぶりにワイルド・ターキーをロックで1杯。
昔はボーナス貰った後の贅沢として、木箱入りのヤツを買ってチャンドラーの小説の主人公になりきった気分でチビチビと楽しんだもんであったが、酒税改訂後、8年モノがドンと安くなったのに合わせて、ありがたみの方も萎んでしまい、いつのまにかワインなど醸造酒に嗜好もシフトしてしまって以来、ここ十数年でつい疎遠になっていた酒でありまして、懐かしい1杯でありました。

2日続きで酔って家に帰ってはそのまま寝るのパターンで、パンツも替えない風呂にも入らないの2日間が、家人からは不潔驚愕非難の目で見られてしまっているが、学生時代2週間風呂に入らない記録保持者としては、この程度とんと驚くに値しない状況なのである。
ただし、こんな生活でくれぐれもデブ路線に戻らないようにしないと、とは思うのであった。

■今度の週末は、いつも行く釣り具屋が決算処分セールをやると聞いて、ココロの準備をしていた矢先、今度はパソコン屋からも同じ期間に行うセールの案内が届きました。
どちらにも義理堅くおつき合いするのは、私的経済上大変キケンな行為なのですが、チラシに載っていたリコーの型落ち230万画素デジカメが29,800円ってのや、来期の目標としたい「ちょっと大物用」のシマノのリールなんてのが、気になっているところでありますよ。ふむふむ。
いえいえとんでもない、決して買いませんよ〜、アタシはね・・・たぶんね。

■遅ればせながら、ついに21日から、ってことは明後日からか、「MacOSXPR」(日本語プレビュー・リリース版)が発売とか。
3,500円なら記念に買っといてもいいかなと思ってます。
「MacOffice2001」は11月17日から発売だそうで、こっちは54,800万円だってさ。
天下のWordとExcelを一緒に買うと思えば、まあ納得しないといけない価格なのかも。
ちなみにゲームボーイ版の「ドラクエ3」が12月8日の発売なんだそうな。

■2000.10.16■
再発見再認識

■「涼しくなった」を通り越して、朝夕は「寒くなった」が相応しい今日この頃。
一方アレルギーは収まらず、鼻がグズグズ、目はゴロゴロの日々がまだまだ続いています。
昨日は釜石の漁港で、久しぶりの家族防波堤釣り。
程良い陽気の下で、鯵、タナゴ、アイナメ、ドンコ、ハゼのまさしく五目釣りでした。
ただ、遊びとはいえ片道2時間の道のりは、翌日の月曜日には結構効くのであった。

■自分が住む県の地理くらい、たいがいの所は今日までそれなりに把握していたつもりでいたけれど、釣りを初めて、アッチの川、コッチの漁港と県内各地を車で徘徊するようになって、改めて今までの地理の知識が、いかに極ポイント的なものでしかなかったかを痛感中。
アタシが住んでいる身の回りには、未だ見知らぬスバラシイ所もまだまだ沢山あるみたい。
まあ、価値感の視点が物欲の都会から自然の田舎に変わった、ということが大きいのかも知れませぬが。

■今度出るMacOffice2001は良いみたいですね。
ぜひアカデミック・パックを息子にプレゼントしようと思ってます。
もちろん息子は欲しがっていないし、使いもしないでしょうけどね。(?)
Windowsの世界の、スクロールマウスってのも、使ってみれば便利を職場で実感中です。
家にも導入(モチロン、マウスだけね)を検討しつつ、いつのまにかどんどんMicrosftが身の回りに増殖の気配。

■久しぶりに靴墨買って、下駄箱の中のありったけの靴を磨いたら、みんなピカピカと、普段つい疎遠になっていた靴もちょっと見直す存在となって、急に靴持ちになった気分になりました。
おまけに夏以降のダイエット効果で、タンスのゴミだった衣類も数年ぶりの再デビューを果たせることとなり、なんたって、33inchのリーバイスが入るようになっちゃったりと、これも又なんとなくリッチな気分。
こんなんじゃあ景気への貢献は出来ないんだろうけど、他でちゃんと浪費、じゃなくて消費してるから良いのだ。

■一旦MacのHFSでフォーマットし直したCFカードは、DOSに再フォーマット出来なくなるみたい。
デジカメ用にフォーマット済みのヤツも同様なんだろうか?
これはかなり不便だと思うけどなあ。

■結局めげてないんだなあ。実はやっぱり。

since1/16/1998

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