2000.05.31
訃報が2つ

女房が職場のマンション住まいの上司から「じゃまだからあげるわ」、と言われて貰ってきたJBL4312。
一応スタジオモニターというヤツで、数十年まえだったら感涙ものなんだけど、今やあげる方も貰う方もしらっとしたもんです。
ここいらへんはオーディオ道楽の凋落の実態を感じる展開でありますな。
既にJBL4333BとKEF104abがプロジェクションTVをはさんで鎮座ましましている我が家の居間では、これ以上のまともな設置スペースなど残っておらず、とりあえずの置き場を作って、それでも根は好き者なので早速繋いで鳴らしてみました。

久しぶりに聴く、いかにもジムランのカラリとしたサウンド。
我が家の従前のスピーカーとはひと味、ふた味違う若い個性と魅力を感じる音でした。
たまにはこんな音をバリバリ鳴らせたら気分も良いだろなあと、忘れかけていたジャズ喫茶浸りの日々の鬱屈した情熱を思い出しつつ、現実は環境が今更それを許してくれそうもないのを悟るのでありました。

「ブリブリざえもん」が階段転倒という家庭内事故で亡くなられていたそうです。
昨日の新聞で知りました。
塩沢兼人さんという方だったんですね、ホントに残念です。
あの声があってこそのキャラクターを創造した、近年ホントに希な才能の声優さんだったと思います。
コナンの白鳥刑事と同じというのが、なんとも笑ってしまうギャップだったんですが。
これから代わりを勤められる人は果たしているのでしょうかねえ?
今まで楽しませて頂いた家族一同、ご冥福をお祈りしたいと思います。

あれれ、今日の新聞には長岡鉄男さんの訃報も出てましたね。
あたしも一時期は、長岡大明神と奉りあがめて教徒になりかかった時期もあったというか、オーディオが憧れの対象となり得た時代の、プアな青少年にとっての水先案内人でもありました。
「ブランド信仰」と「再生芸術」という言葉的なものを聞きかじってからは、目指す方向に違いを感じてすっかり遠ざかっておりましたが、とにかくまた一つ、アタシにとっての時代の象徴が居なくなってしまった、という気分です。

明け方、魚の居そうな川を探していたら、1メートルを超える蛇のような姿のイワナに指をかじられ、さらに追いかけられて押入に潜んで隠れた夢を見たんですよお〜。わはは。
フロイト流の解析をされるとモロやばそうなシチュエーションなんだけど。
蛇の夢を見ると金が入るという言い伝えもあったけど、あれは一応イワナだったからなあ・・・。

夕方に2匹まとめた犬の散歩を終えてほっと一息。
ソファーにひっくり返ってビールを飲みながらゴンチチのCD聴いて、未だ明るい景色の中で黄昏ていると、ああこれはこれでなんと幸せな一時であろうかと思うのでありました。
これからの季節、コレお勧め!です。

OS占いだってさ。
ははは、なになに?アタシはMacOSとな?できすぎ〜。

いよいよ明日から6月ですねえ・・・。

2000.05.28
初釣果

すっかり飛び飛びでありますね、暇がなかったり、その気になれなかったり、ネタがなかったり・・・。

のっけからMacネタで恐縮ですが、Pismoがrev.Bになって9月にデビューなんだそうですね。
IBMの新型省電力高速化G3プロセッサー搭載で、一番下が500MHzで、他に600と最速が650MHzがラインナップしてHDDも20GBにアップ、バッテリーも2ヶ入れれば最大12時間もつんだ〜って。
たぶんお値段据え置きなんだろうから(あるいは安くなったりして・・く〜っ!)、もう良いことだらけなんだから、これからの人や今ちょっとその気になりかけているヒトはコレを待つべきでしょうね。
でも来年には、さらに薄くて軽くてトーメーな、G4の新型PBが出るってんだから、いつまで待ってももっと良いのは必ず後から出て来るし、踏ん切りつけて買ってしまっても後で必ず悔しい思いをする運命からは逃げられないわけですね。
要は、自分のものにしている間にどんだけ使い込んで元を取るか、コレに尽きるわけなんですけどね。

ところでモノネタついでですが、今度出るらしいCanonの「IXYデジタル」っていいですねえ。
ああいったヤツが出ちゃうと、馬鹿を承知でついもう一台欲しくなっちゃいますなあ。
デジカメの魅力は、画素スペックだけじゃないんだってば、という事を改めて思います。
決して300万画素に追い越された悔し紛れじゃあなくってね。

今週も日曜日は雨、続きますねえまったく。
珍しく良き天気の週末だった昨日の土曜日は、小六息子の運動会だったので、眩しい日差しの下、弁当運び兼カメラマンだったりして、なかなか念願の川へは行けまっせん状態なんですが、実はこっそり行ってきたのでありまっすよ。
金曜日の朝、職場に「すんません、休みます〜。」の電話一本。
この行為を今を去る国鉄時代には「ポカ休」と称して、無責任体質の象徴としたらしいのですが、一応前の日にその予感で仕事は整理しておいたし、思い返せばここ数週間いろいろあったし、ここらで一息もまあいいじゃん、とこじつけ半分で気持ちを納得させながら一路川へ。
行った先は、昨シーズン最後のフィールドに選んで、暮れなずむ中、目の前で特大のライズを見せつけられながら空しいキャストを繰り返して、来シーズンのリベンジを誓ったあの川。

今回の釣果は26cmを最高に一応4匹。午前中はさっぱり釣れないで、てっきり今日も坊主かと思ったんですが、一応面目立ちました。
一番小さかった15cmのヤマメは逃がしてあげましたが、残り3匹のイワナは昨日炭火で焼いて頂きました。
遠赤外線効果で余計な水分が逃げて飴色の焼け上がりは家族にも好評でありまして、最後に残った頭と骨は2匹の犬達の夕食のトッピングになって、完全に我が一族の胃袋に消えたという訳です。
川釣りは、釣るまでのプロセスと釣った瞬間の興奮に殆どの満足感が凝縮されてしまうのですが、それでもまあ、家族に1匹分程度なら持ち帰りも良いかな、が自分自身見つけた2年目の回答な訳です。

写真は逃がしてあげたちびヤマメ。
あちらも命が掛かっているから、おいそれとポーズをとってなんかくれない訳ですね。
釣った魚の写真を撮るって、結構難しい。



Strata 3D使って看板作り替えました、まだまだだけどね。でも結構使えそうでしょ。
次回はもっと凄いやつを!と思ってはいるんですけど。

2000.05.25
初夏の候

植えて3年目の庭のサクランボの木に、未だ緑ですが今年は数十個の実が付きました。
1年目は数輪の花が咲いて、その内1ヶだけ熟したサクランボとなって食べることが出来ましたが、2年目の去年は十数個の実が付いたにも関わらず、熟すまえに皆落ちてしまいました。
今年の実はこれからどうなるんだろうと、犬の散歩の後に、木に下がる実の数を期待と心配半々で数えております今日この頃。
プロバイダのサーバーが不調だったようで、その間我がHPのカウンタが表示され無い日が数日続いたようです。
まあ、こっちもその間以上更新サボってましたからね。ハイすいません。

近頃「Strata 3D」にハマッテますのです。
インターネットを繋いで無いときは、殆ど「Strata 3D」で遊んでます。
わざわざ大枚叩いて買った「Vision 3d」なんかよりずーっと使いやすく、魅力的です。
今までそれなりに馴染んでいたVision 3dとほぼ同じようなインターフェイスだから、意外に抵抗無く使えているのかもしれません。
初めての方は、Vision 3dあたりの解説本に目を通すのも、良いかも知れませぬ。
ところでコレ、「openGL」が入ってないと動かないみたいです。OS8.6以下の場合は入って居るかどうか一応確認したほうがよいでしょう。
しかし、ホントにタダで良いんですか?タダなんですよね。

この間の日曜日、暇だったので何かやることないかなあ〜?と思って、コードが断線してコントロール不能となって捨てていたマウスの修理をしました。
何のことはない、もう一つ使わないで放って置いた、安価なへなちょこなマウスのコードを切断して取り替えただけのコトです。
でも、中のコードの色も、繋ぐ端子もゼン〜ゼン違うので、3本のリード線と端子の間をテスターで照合しながら、切れたコードの端子を推測しつつ、信号の整合性を確認して基盤に半田付けするという、ちょっとした技能系作業でした。
修理は成功で、今や希少な存在となりつつあるADBマウスのスペアが1ヶ誕生。
一方、一応使えるマウスを一ヶ潰した結果となり、その夜見た脳死臓器移植の番組の余韻を引きずって、ちょっと複雑な思いを感じたのでありました。

天気がいまいちですな。平日の今日などはまったくもって夏が来たかと思うくらいの良い天気なのに、ここ数週間、週末になると崩れるパターンが続いております。
雨をついて釣りに出かける程の根性の無いあたくしは、気持ちはあってもなかなか川に行けずのこのごろです。
ぼちぼち聞こえる周囲の自慢話。川の側を車で走れば釣り人の姿が目につくし。夕べは魚影で溢れる川の夢まで見てしまった。
去年の最終日に誓ったリベンジはどうした!
近々良き日を見つけて決行するしかないようでありますな。

やっぱ不調ですね・・・。

2000.05.19
「Strata3D」のトラブル修復

前に、「Strata3D」がなぜかPismoでは描画しようとした瞬間にフリーズするということを書いたのですが、このことをPismoのメール・リンクで質問したところ、メンバーの永川さんという方からアドバイスいただきました。
で、実はアタシの問題の原因も、永川さんの場合と全く同じであったことが分かり、おかげさまでようやく解決したということなのです。
遅ればせながら、永川さんありがとうございました。

ということで、アタシのそそのかしに乗って「Strata3D」を長々と時間かけてせっかく落とした方で、同様のケースに見回れている人もいらっしゃるかもしれませんし、今後同様の状態に成らないとは限らない。
ということで、その原因と解決法を一応ご紹介しておきます。

原因は、機能拡張フォルダ内の、QuickDraw3D RAVEが、新旧2つ入って居たことでした。
そうなった経緯については、今となって全く記憶が無いのですが、とにかく新しい方を残して古い方のファイル(英語版)を捨てることで完全解決しました。

つまり、機種依存によるトラブルではなかったわけで、皆様方どなたでも遭遇する可能性を持ったトラブルだったって訳です。
特に、QuickDraw3D RAVEは、ゲームソフトのインストールで英語版が自動的にインストールされることがあり、知らないままバージョンの違う日本語版と共存状態になってしまうケースがありますので、皆様もご用心下さい。

ということで、今日はMacネタだけ、ではでは。

2000.05.17
久しぶりだぜパソコンショップ

ということでこの間の日曜日には、連日雨降り週末でのネットサーフィン三昧生活もえ〜かげんに飽きてしまって、衝動的浪費行動を避けるため暫く足を遠ざけていた実質盛岡唯一のMac対応パソコンショップの、「OAシステムプラザ仙北店」についふらふらと、地球の引力に引かれて寄せられる隕石のごとく、掃除機に吸引されるゴミクズのように、店内に突入してしまったのでありました。

そこで見たモノは、ついに型落ちとなって69,800円という屈辱的値段をぶら下げたcoolpix950の哀れな姿でありまして、アタシが手に入れた値段より3万円も安いのであります。
諸行無常盛者必衰であります。が〜ん
いったいアタシは、去年の秋にアレを手に入れてから今日まで、実際3万円分使ったのかよお・・・!
と、足を踏み入れるや否やの自責の念を含めたショックを味わいつつ、まあ、いつもの事と言えばいつもの事、こんな事でめげていてはMacUserはやってらんないぜ〜と、直ぐに気を取り直して、というか開き直ってというか、とにかくさらに店の奥へ。

めぼしいモノと言えば、「64」や「プレステ」のコントローラーがUSB経由でMacで使えるというキワモノ周辺機器の「ジョイポート」を発見!
6,800円で有りましたが、ゲーム・スプロケット対応だけじゃあ実質殆ど使う機会も無さそうなので、コレは一応パス。
PB1400〜PowerBookG3〜iBookまで使えるセンチュリーの小型トランスルーセントACアダプターが6,800円で売っていて、こっちは結局買い。
かつてで有れば、秋葉原に行かなければ手に入らないようなこんなブツも、いちおう盛岡村でも手にとって買えるようになっているのは、iMacやiBookの販促によるMacユーザー増による地方都市でのマーケットの拡大効果であろうか?と隔世の感を味わったのでありました。

遠路はるばるクルマで2時間の地から訪れていたMacメイトの中野さんと、店内でたまたまバッタリ会って、たった6,800円のACアダプターがPismoで支障無く使えるかどうかを、渋る店員相手に2人で交渉して実際に確認させるなど、有益な時間を過ごしたのでありましたが、結局ACアダプターと32MBのCFメモリーカードを買って、今回も手ぶらでは帰って来られなかったアタシだったのであります。
その内又行こう〜!。

ところで壊れたPB1400のCD-ROMdriveでありますが、札幌のDO-夢さんで割安に部品交換サービスをやってるのをネットで見つけて問い合わせたんだけど、あいにく現状部品無しなんだそうな。
バックオーダーと言う形で待つ事にはしたんだけど、PB1400のCD-ROMdriveは壊れ易くて修理部品が品薄なんだそうです。
今になって聞くこういう話って、これからも色々出てきそうで実は怖い話しなんですけどねえ。

2000.05.16
私感ソニー・デザイン

バイオノートSRの予告宣伝見ました。
軽くて薄くてタフで、理想のモバイルツールというか、宣伝コピーどおり、常に身近に持ち歩いて、コンピュータ機能の殆どを、仕事という範疇を越えて使えるという感じは魅力です。
デザインはいかにもソニーデザイン。個人的には、魅力でありながら抵抗感もあるのですが。
まあ、とにかくああいったパソコンが売れるなら、それはそれでいいんじゃないすかねえ。
アタシもタダで手に入るなら欲しいです、実際(そんな旨い話有るわけないけど)。

ソニーデザインについての好みとしては、あまりのスマートさが無機的なイメージを伴うのが、 キカイとしての性格がメインの存在には許せても、オーディオとかの感性の部分が存在のかなりの部分を占める機器では、かなり抵抗感を感じ続けておりました。
しかして、このパソコンの位置づけはどうなのか?ということなんざんすけど、旨いことバランスしてるような気がします。

SONYデザインというのは、技術の裏付けがあるから可能となった姿が多いなあと、つくづく思いますが反面いつもそこに走ってしまって、柔らかさとか有機的な面での弱さを感じます。
その対局がMacデザインのような気もします。
まあ、パソコンでそおいう湿ったというか、グニュッとしたとかの存在感をもっていて評価されるのはMacくらいのものかもしれませぬがね。

しかしDOS機と言う奴は、デザインが個性的でも中身は同じだと言うところが、こおいうマシンに出会うとヤッパ物足りなく感じますねえ。
SONYデザインを反映したOSなんて、かなり惹かれると思いますけど。
Microsoft叩きで、Windowsのソースが公開されたりすれば、そういった面で面白くなるかもしれませんね。

ところで、最近話題となっている音楽ソースをインターネット配信するって、現状では文化の後退だと思うんですが。
現状の技術とインフラでは、食い物を全てインスタント化やレトルト化するような行為に等しく、現状の音楽産業の実体ではそれ以上の危険性もあるのでは、と思うんですけどね。

32MBのCFメモリーカードが8,600円。安くなったもんです。つい買っちゃいました。
考えてみれば、アタシにとって現状一番設備投資額が少なくて済むファイル交換用メディアかも知れませぬ。
コレでOutlook Express 5.02を職場Macに持っていけました。

OAシステムプラザでばったり出会った中野さん、この間はどうも。
おかげでアタシもセンチュリーのACアダプター結局買っちゃいましたよ。
軽くて小さくて安かったので、壊れやすさが定評のPB2400純正アダプターの代わりに使うつもりです。