1999.7.22
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◆iBook登場◆
夕べNYでついに発表された「P1」改め「proto99」改め「iBook」。
今朝になってようやくその姿をAppleのsitで拝見できましたが、ポテッとした風貌、ブルーとオレンジ2色用意されたカラフルなボディー。
文字どおり、iMacがそのままポータブルになったって感じ。
40歳台も後半に入った親父が持つにはかなり恥ずかしいカワユサであります。まるでバンダイが作った玩具みたいでもあります。
これは、ノート型というよりは、クラッチバッグ型という感じでありますね。蓋をあけるとでっかいチョウチョのようでもありますし。
実はiBookを初めて見たときは、ふーん何じゃこりゃあ!と若干の違和感を感じたのですが、不思議なもんであります、その後で見た今までのPowerBookを含むほとんどのノート型パソコンが、なんと無機的で機械然としたイメージで目に映ることか!
VAIO以降の薄型デザインのノート・パソコンのデザインには、それなりの方向性のアイデンティティーを感じますが、今回のiBookにはそれとはまた別の、生活の中でのコンピューターによる新しい可能性の道筋が提案されようとしている事は感じます。
しかし実はこれ、でかい!実際PBG3よりでかいみたい。
ずばり持ち運べるiMac!って感じ、学校に持ち運んで使う学生・生徒向け、あるいは省スペースiMac需要階層対応であって、決してモバイル向けとは言えないんじゃないの。(PB2400買ってて良かったなあ。)
実際新G3PBより重いんだものねえ。
スペックは、300MHzG3/CPU,12inchTFT,3.2G/HDD,32MB/RAM,6時間保つリチュウム・イオン・バッテリー(!)、USB,10-100Base-T,CD-ROM,56K/Modem,最大厚5cm,重量3kg
機能的な大きな特徴は、別売りのワイヤレスモデム「AirPort」を家のどこかに設置すれば、そのサービスエリア内(半径15m)で「iBook」だけでワイアレスのインターネット接続が実現するって事みたい。
それとも一つ特筆すべきはバッテリーの保ち時間ね。
ここいらへんがThink Differentの面目躍如というあたりか。
お値段は$1,599で9月発売。
円レート換算で198,000円ってとこですかい。
webでは好意的評価が意外に多いようですが、これだったら新G3PBの方が・・・という個人的感じも有りで、最終判断は実物見てからですね。
今までMac持ってない人や、子供のパーソナルユース用にはかなり良いかもしんないけど、iMac持ってる人が続けて買うかは?
結局、もっとコンパクトな奴をかってに期待していたアタシとしては実はチョット残念。
しかし、新製品の発表がユーザーにこれほど過度に期待されるメーカーって、やっぱり特異だよなあ。
ということで、Windws Userの皆さんには、ここらでiBookお一ついかが?
間違いなくコンピュータへの認識変わると思いますけどね。
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