KENNEL Web.


トラブルの季節(7月29日更新)
またトラブルの季節がやってきた。
夏と言えば夕立、夕立と言えば雷!そして一方夏と言えば花火。
わが家の愛犬1号のマーフィーthe法則は、雷と花火の音が嫌い。
いんや、嫌いというより恐くて恐くてたまんないみたい。

ここ数日、だれかが家にいる日が続いていて、久しぶりに家を明けた昨日、家族で一関の実家からの帰り道の東北高速道、いやーな予感を連想させる遠くどんよりと暗い北の空。
思わずマーフイーの法則を予感してしまった。

夜、不安を抱きつつ家に帰ってみれば案の定、わが家の愛犬は見知らぬ鎖でいつもいる柵の外、庭のガーデンテーブルに繋がれていた。
玄関に入るや否や、隣のおばさんがチャイムを鳴らして、不在中の一部始終を教えてくれましたよ。

早い話が、愛犬マーフィー号が、よりによって不在の時に、よりによって夕立、雷があったため、恐怖パニック状態になって約1.2mの高さの柵を乗り越えて、近所の家々に救いを求めて駆け回ったとのこと。

マーフィー自体は救いを求めての行動なんだけど、一応30kgの体格の獣ですからして、犬嫌いの隣のおばちゃんは追いかけられて逃げまどうは、一応犬好きの向かいのおばちゃんがなだめすかそうとすれば、雨と泥で汚れた体で飛びついてくるは、やっと捕まえて一旦柵に入れれば直ぐにまた柵を乗り越えるはで、とにかくなんとか人を呼んだりしてやっと庭のテーブルに鎖をめっけて繋いだとのこと。

じつはこれ、去年も一回あって、その時も雷恐くて近所を狂ったように走り回って、ついに日中職場のアタシに「お宅の犬が走り回ってますよー」との電話を頂戴して、時間年次とって後始末に帰ったことがある。

その時は、フェンスと家の壁の隙間から逃げたらしいので、その部分に柵を足してなんとか予防策としていたのでしたが、その後犬の方も隠れて切磋琢磨していたらしく、最近ではも一つ嫌いな花火の音がすると、おびえたあげく家に入れろと、まるで猿のように柵の中間の繋ぎ材に足を掛けて乗り越えては、我々を驚かすやら、あきれさせるはしてはいたので、それなりの予感もあったんですが。

余談ですがこの犬、雪が降ると反対に驚喜乱舞する性格もありまして、この間の冬には、雪に喜んで夜中10時過ぎ、遊び友達を求めて道路に出て、たまたま通りがかった高校生の男の子を追いかけ廻した事もあり、その子は恐怖でわが家の隣家に助けを求めかけ込んだって話もあったんだけど。

とにかく、恐怖にしろ驚喜にしろ隣近所を走り回りたくなるおさわがせなマーフィーの性格形成は、全て命名に起因するというのがアタシの自説であります。
とりあえず本日は菓子折を持って、改めてご近所に平身低頭お詫びにまわる予定となっております。
とはいえ、人身事故がなかったのがせめてもの救い。コレに懲りて現在庭の再整備を検討中。
金喰い犬どもめ!

先週の我が家の同居者達(2月8日更新)
■Marphy:日中の散歩を飼い主がさぼっているため、ストレスを蓄積中。こうなった時のいつもの癖で自分の足の毛を歯でむしり始めて血を滲ませております。この週末はもちろん大好きな田圃で走り回らせました。そろそろ日の出も早くなってきたので、心筋梗塞にならない程度(私が)の朝散歩を復活しようかと思ってます。

■Luke:近頃生意気になってきたようで、「呼ばれても知らんぷり」をおぼえたようです。
家人以外に慣れていないせいか、散歩をしていて向こうから人がくると怯えて立って私の後ろに隠れるし、今日の散歩途中ではフツーのおばさんに何を思ったか追い抜きざまに振り向いて吠えてました。
しつけ時だなあ。そろそろ。

■亀:前々から、食欲旺盛で、腹がへった腹いせで、水槽のコーキングをくわえて引っ張ってはいたのですが、ついにエスカレートさせて、防水コーキングを思い切り剥がしてしまって、人間様がさあねんべえーかと思っていた矢先に、置いてある台所で水害を発生。早めの発見でなんとか小規模の被害ですみましたが、これが不在中の日中だったらもっと大変結果となったと思いぞっとします。
壊した45センチ水槽から、二周り小さい水槽に仮入居中。相変わらず私の気配を感じると「餌よこせ!」と騒いでます。少しは反省しろってば!

■熱帯魚(Red Jewel Fish):かつては自分をいじめたことのある粗暴な赤男に、赤男の前妻の突然の死をきっかけにして後妻に入ってしまった赤子であった。「あのころは食ってしまいたいくらいかわいいと思ってたんだぜー」と言い訳されて口説かれたかどうかは水槽の外からは聞こえなかったけども、その後2回の出産を経験し子供を得る事ができ、これでアタシもやっと魚並のオンナの幸せを掴んだのねー、なんて思ったかどうかは知らないけれど、それもつかの間、子育てをするに二匹はあまりに若く、また食欲が有りすぎたのでありました。
ついつい一匹くらいならと、産んだ子供を2度も結局全部消化してしまって、水槽の外の世界には微妙な心理で安堵感を与えていたのでありました。
しかし、食欲も足りてやっと心身ともに成長した結果、3度目の出産を果した後は前非を悔いて育児に努め、子供達の日々の成長を見守りながら、水槽の外の世界の不安とは別にして、幸せな毎日を過ごしていたのでありました。
以上が前回までのお話。
しかし!幸せな毎日は続かなかった。ジャーーン!先週赤子は水槽の中に沈む赤い固まりとなって発見されたのでありました。死因は不明、死後赤男によって腹部を一部をかじられた形跡はあるものの、おそらく直接の死因とは考えられず、嘆き悲しんだ赤男が思いあまって食欲に走った結果とは思わんかねワトソン君。
ということで、手厚くトイレに葬る去られた赤子のいないまま、玄関の水槽は101匹のお魚ちゃんと親父魚の父子家庭水槽となっているのでありました。この先さらなる波乱の展開を予感させながら次回へと続く。

●こうしてみると結構どたばたした1週間でしたねー。今日はこれから亀の新居を買いに行こうと思ってます。

 愛犬1号のMARPHYは、一応ゴールデンレトリバー(男4歳)。
 ただの語感だけでかみさんが安易に決めた名前だから、エディマーフィーにもロボコップにもあやからなくてあたりまえなのに、わが家に来た時とほぼ同じくして世の中の絶対のセオリーとなった「マーフィーの法則」に共鳴し、この法則を地でゆく存在となって現在に至る。ドッグスクールに入学するも仕送りの学費が枯渇したため2ヶ月で中退。
 わが家の警備係を担当。
 最近は性格とともに益々ゴールデンレトリバー離れした風貌となり、チャウチャウとの混血説も浮上中。
 目下雪原と化した近くの田圃でのカラスを追いかけての走り放題が、日頃ため込むストレスの発散法となっているような。


 愛犬2号のLukeは現在6ヶ月のゴールデンレトリバー(男)。
 新装開店のペットショップで目が合ってしまって、本当のゴールデンレトリバーとの生活にあこがれていたとうちゃんが冬のボーナス一括払いで昨秋わが家に導入。
 名前の由来はルークスカイウオーカー(StarWars)からで、とうちゃんが命名!
 座敷犬を目指して、おしっこの訓練がほぼ完了。(雲古はだめだけども)
 やんちゃ盛りで、食欲旺盛。 MARPHYに張り合ってじゃれる姿がかみさんの将来へのマネージメントへの不安をかきたて、目下玉抜きの恐怖にさらされている。
 同居人間の雄3匹がなんとか思い止めるよう主張しているが、雌1匹はなかなか強固。
 なかなかの2枚目なので、おかまになったら玉三郎に改名するか?(シャズナってのもいいかな)


 1号水槽居住者・カージナルテトラ、ラミーノーズテトラ、コリドラス他(数不明)
 管理者の水換えさぼりも2ヶ月目となり、苔だらけ75cm水槽の、ほとんどジャングルの水たまり状態の中でけなげに生息。

 2号水槽居住者・レッドジュエル
 Lukeと一緒に、1匹950円で3匹を購入。
 60cm水槽で1組のペアができた結果、余された1匹をいじめてひれを喰いちぎるなどしたたため、余された1匹を1号水槽にかくまったところ、今度は1号水槽の先住者達を喰いまくりながら驚異の回復を図る。
 その後、元のペアの片割れが他界したためいじめられていた1匹と再婚させたところ、昨年中に3回の出産。西アフリカ原産のシクリッド系の魚で、親魚が稚魚を口にかくまって育てるというマウスブリーディングを行うことになっているが、過去2回、稚魚を胃袋にまでかくまった結果、1週間程度ですべてを消化してしまっている。
 大晦日に孵化した3回目の稚魚軍団が、なぜか今回は大きく育ちながら50〜60匹が成長を続けています。このままいったらいったいどうなるんだー!と目下の不安の材料。だれか貰ってくれませんかねえ?


 3号水槽・みどりがめ(性別不明6歳程度)
 あの小さなかわいいみどりがめでしたが、今では褐色の甲羅が直径18cmくらいになって、えさをやろうとすると指をねらってくる。
 飼い(買い)主の次男の目を盗んで、そのうち岩手公園の池にでもゲリラ放流を予定。


 4号水槽・アヌビアヌスナナ(アフリカ産水草)
 先住魚のピーコックシクリッドが昨年7歳程度で他界してから水草だけの水槽に。


以上がわが家で暮らしている人間以外の動物達です。