1998.11.30
◆気持ちが忙しい◆

ご無沙汰してました。久しぶりにカウンタの数見て後ろめたさ感じてます。
なんだか、犬の散歩さぼった時と同じ気分だなー(失礼!)

一日があっと言う間に終わってしまう。
昨日は、庭のテーブルの塗装工と犬の散歩だけで一日が終わってしまった。
メールの確認と、いつものsitを眺める時間は有っても、更新のためにコンピュータの前に座ってる時間と心の余裕が無い。
いよいよ明日からは師走でありまするなー。

昨日は、ついに7桁郵便番号対応の年賀状宛名softを買いに久しぶりにOAシステムプラザに。
悩んだあげく、今までの「郵名人friend」から乗り換えて「宛名職人」を選択。
インストール後は、やっぱり今までの住所録データベースのコンバートはできず、過去のデータは無駄な存在に。
今後は再入力の試練が待っている。郵政省の都合で個人に負担を押しつけるなーっ!!

でも、さすがに新しいsoftのせいか、はてまたsoft自体が優れているせいか、感覚的使い心地は、ぐっと良くなったような気がします。
要するに、最初のsoftの選択の方が大きな問題だったような気がする。

しかし、近頃の宛名softの低価格化には恐れ入ります。
おまけに、昔だったらせいぜい4種類くらいしかついていなかった"おまけフォント"が、いまや10種類以上も入ってるなんて、フォントsoftだと思って買っても実売6,000円ちょっとは安い!。
いよいよ年賀状の準備始めなくちゃなんねーか。

店の中は結構混雑してまして、目の前でiMacが2台引き取られていきました。
1%ローン効果か。
帰ってから女房にその事を言ったら、「よく買って来なかったわねー」だと。
値段を無視した発言なんだけど、あれって、日頃トリニトロンのモニタを見慣れている目にとって、眠いディスプレイなのが唯一残念だすなー。

一方、過日インターネットで申し込んで、銀行振り込みの通販で買った昔Mac用のG3ボードは、送金の翌翌日の夕方、佐川急便でわが家に到着。
遠い滋賀県のショップからのせいもあるのかもしれませんが、代引きで秋葉原から買うのと比べると、2日は余分に時間がかかってます。

ワイン1杯を飲んで、家族の目を盗みながら(?)ほろ酔い加減で分解取り付け。
いつも通りちょっとトラぶったけど、4年前の機種がちゃんとG3化されました。
うん、速い!
でも考えて見ると、この速さって買った当時の速さとたいして変わらないんじゃないの。
つまり、OSのバージョンアップの繰り返しが、マシンへの負荷を増し続けていたということなのか。といって、いまさら昔のOSに帰ることもできないし・・・。
むしろ、コンピュータハードの社会的耐用年限のスピードの方が印象的かもね。
ところでこれを、これからどう活用するんだい?

昔よく読んでいた雑誌を、たまたまチラリとかいま見る機会があって、広告のページを見た瞬間、20数年前の意識が、一瞬よみがえった。一瞬だけだったけど。

近頃、はっきり嫌だ!と感じるメロディーが有るのです。
いわゆる小室系のメロディーを聞くとむかついてくるんですなー。
これは単に歳のせいでしょうかね?"オウム"と気が合っちゃってるのもなんですが。
小室等は好きだけどさ(それははっきり歳だってば)。

1998.11.26
◆改造道楽◆

近頃、ストレスの波状攻撃を受けてまして、もーイー加減にしろよっ!って相手も見つからないのにケツまくりたい心境。
それとも平身低頭、神社にお参りに行った方が効果的かなー?

老眼が進んでまして、その日の体調にもよるけれど小さな文字はもーう辛いなーと感じる事が多くなってしまった。
もうジーさんですがな。そうだ、俺はジーさんなんだ、うん、G3にするぞ!と、ゴーインに道楽に引っ張っていく脳天気さ。
結果、ストレス解消のMac改造道をまたまた走ってしまうって訳ですだ。

なに?このページの話題でない?すんませんネー窓窓の皆さん。なにがなんだかわっからないでしょーね。

約4年前に買った現役引退状態のMacを、G3/CPUカードでドーピングして社会復帰させようという企み。
過去の存在となって忘れ去られようとしている姿は、とても他人事、もとい、機械事とは思えない、身につまされるものがあったのである。
リサイクルしてどうするかはその後で考える事にして、パーツを衝動買い。(もっともネット通販なので、1分14秒くらいモニタに表示された送信ボタンを押すのを躊躇したあげくだったけど。)

静電気を気にしながら、蓋を開けてヒヤヒヤ、ドキドキしながらパーツを付けたり外したりするのって、結構快感ですぜ。

インターネット通販はなかなか安くて便利で、ついくせになってしまってる。
今回のG3カードは滋賀県大津市から輸送されてくる予定。
代引きは速いけど、女房に浪費額がバレるので、今回は銀行振り込みにしました。
インターネットのカード決済って今は不安があるけど、将来セキュリティーさえ確実になればすんげー便利だろーなと感じてます。

昨日昼飯代で借りた1000円を返すため、今日手持ちの万札をくずしに本屋に行った。
あれこれ探して結局980円の普段買わないMac雑誌を買って9千20円のおつりを作った俺ってなんだか馬鹿だ。

1998.11.23
◆景気も寒い◆

突然に、ちょっとだけ試しに、なんて生やさしい雰囲気でなく、ドーンと冬になってしまいましたね。
昨日は、せいぜい一日待てば降った雪もすっかり解けるだろうなんて、甘かった。
異常ずくめで何でも有りの今年の天気だったので、いまさら驚くに値せずなんですが、いくらいくら何でも1ヶ月は早すぎるなー。
今日の最低気温は氷点下7.4度だってね。凍結防止ヒーター外しっぱなしで危なく水道凍らせるとこだった。

家の工事のじゃまになるので女房の実家に預かってもらっているアタシの愛車は、タイヤ交換もできずに今頃は雪に埋もれているだろうし、女房が仕事なので車の無い今日は幽閉状態です。
ストーブの買い換えと、便所の工事が済んでいたのがせめてもの救い。

今回の連休を見込んで一昨日からやってる我が社の建て売り分譲住宅展示会は、この雪じゃ客も来ないだろうし、明日、あさっては別の住宅45戸の検査を雪をこいでやることになりそうだし、とほほのほ、だ。

ところで、販売不振の住宅産業、こっちも大変にお寒い。
我が社で売ってる住宅の土地込み価格は3,000万円以上が実体なので、これを買うために購入希望者は、ボーナス返済を併用せざるを得ないというのが、まあ、普通の勤労世帯の懐ぐあいなわけですが、このボーナスがどうも先行き不安らしい。
特に民間企業では、いままで以上どころか今までどおりに将来もボーナスがもらえるかに大きな不安があるようで、結果安心してローンを組めないというのが実体のようです。
そんなこんなで、今年我が社と分譲住宅の契約が出来た約8割の方々の職種は、公務員や教職員等のいわゆる税金で喰わしていただいている方々なのだそうです。 この露骨な実体を見た時、あたしは正直ぞっとしましたね。
この天候の悪さが、これ以上景気を悪くする方向に作用しないよう願いたいものです。

1998.11.20
◆爺連合だって?◆

Macお得意のシステムエラーが今日はもう2回も発生して、保存してなかったデータが2つも吹っ飛んだ。ぐすっ
「SimpleText」って結構エラーを起こすんで、なるべくエディタソフトの「YooEdit」を使うようにしてたんだけど、つい気が緩んだ隙でした・・・。

とにかくむちゃくちゃ疲れている気がする。あしたも寒空の下でお仕事だしね。疲労回復ストレス解消の妙薬は衝動買い、iMac月々2,300円でどーだ!って言ったら、「おとーさんの小遣いでね。」だってさ。

富士通のストーブは、庭が工事中で、外置きボイラーの置き場が定まらないのと、工事完了を待って居ると凍えてしまうほど一気に冬になったので、今回見送り。
結局又、サンヨーのFFストーブになりました。
前の奴と比べると、同じカロリー数でも2周りほどコンパクトになって、なんだか頼り無い。
とはいえ、エラーの嵐から解放されてホット一息。

木造建築物の伝統にこだわりながら、新たな可能性を模索している陸前高田市のお祭り好きの燃えてる中年建築技術者軍団が、「木造ねっとわーく・みちのく」岩手・気仙発”21世紀の木と伝統構法を考える集い”と言うのを開催するそうです。
一応役所向けに、建築基準法の性能規定化への移行を目前にした、伝統木造工法の安全性メカニズムの科学的立証なーんて不純な建て前を言ってますけど、本音はもっと崇高な手弁当による地域の文化活動だと思ってます。

講師は秋田県立農業短大木材高度利用加工研究所の鈴木教授、(株)増田建築構造事務所の増田代表。

平成10年12月3日(木)陸前高田市のキャピタルホテル1000で17:00~19:30、その後懇親会有り。
入場無料、資料代実費、懇親会費3,000円だそうです。

ボランティア精神に燃えた人達の活動なんで、結構面白い事や発見が有るかも?
興味ある人はsintac@nnet.ne.jp(胴元:菅野照夫氏)へ照会なり申し込みを。
アタシ?モチロンいきますよーん。

1998.11.19
◆冬だーっ◆

朝駅で電車を待っていたら、反対線に止まった盛岡・北上間を往復する通勤電車の下腹部に雪が沢山引っ付いてました。
盛岡は雪でなかったので、北上あたりが吹雪いていたのでしょうか?
盛岡駅に着いたら、函館までを往復する特急の屋根がすっかり雪まみれでした。
ついに冬だ。
単身赴任を経験して以来、冬はすっかり憂鬱な季節と感じるようになってしまっております。

駅ビル前では、早朝から記念品を乗せたテーブルを準備して、「タイタニック」のビデオ予約引き替えの準備していました。
映画も当たったらしいけど、ビデオも沢山予約はいったんだねー。
この間亡くなった淀長さんの思い出のインタビューで、「タイタニック?あんなのはつまんない」と一刀両断に切り捨てられていたのを思い出しました。

私の嗅覚は、こういった映画に全く反応しないので、見たいと思う気持ちも沸かないまま、その魅力がどーなのかは分からないのですが、要するに、味の素のたっぷり入ったラーメンということなんでしょうね。

Mac雑誌のMacFanに「電脳奥様」という連載漫画があって、この作者は後藤ユタカさんという男のような名前の女性漫画家なんだけど、この間の発売号についに実写で姿を表していたんですねー。
いんやー明らかに自分をモデルにした漫画なんだけど、よくあそこまで逆デフォルメできるもんだなーと、そのずーずーしさに感心しました。
男の漫画家では決してできないな。

あれこれあってその後の報告を忘れておりましたが、故障したSonyのモニターは修理期間1週間で一応完治しております。治療費1万250円。 前回の故障から半年での再故障だったので、同じ原因で修理費の請求がきたら一言あるぞ、と思ってたら、一応別の部品の不良が原因だったそうな。真偽の程は分からないけどね。
前回は保証期間がちょっと過ぎただけだったので、保証対応にしてもらって感謝していたんだけど、今回はきっちり請求が来て帳消しだね。
いずれ当たりが悪かったので、この調子だと又半年くらいで故障するかもしれない。
今日の更新はこんなモンでどだっ!

1998.11.18
◆獅子座流星群◆

寝ていたら、暗闇の中枕元で突然目覚ましが鳴って、とっさに目が覚めました。
どうやら小4の息子がセットしたらしいのですが、当の本人は起きる気配もないのと、へたに起こしてその後寝過ごされても困るので、一人朝の3時半頃外に出てみました。

雲が若干でていましたが星は沢山見えました。
一筋はっきりと流星が流れた後、数分後小さい流星が一つ、又一つと流れ、その間10分程度の間に計4個の流星を見ましたが、天空に散乱するほどの流星群ではなかったので、寒くなったのと、眠いのと、見上げる首が痛くなったのと、雲も増えてきたので又布団に入って寝ました。

流れ星を見たのは、本当に久しぶりでした。

おかげで、今日の朝はいつになく眠くて、せっかく久しぶりに雨の無い朝だったのに、犬の散歩は今日もさぼってしまいました。責める眼差しが辛い。

息子は朝起こされて目が覚めるや、起きる時間が違うと母親を怒ってだだをコネておりました。

流星群といえば、大学2年のころ、ジャコビニ流星群を見るため青梅の奥まで電車に乗っていったのを思い出します。
なかなか目的地に着かないで、我慢できずに降りた駅は青梅の二つ前くらいの駅だったけれど、空を見上げたら星空の見えない全くの曇り空。
又コトコトと電車に乗って、空しい思いで新高円寺の下宿へ帰ったことを覚えています。

犯人が捕まって一段落したはずの交通事故事件は、その後犯人の父親の来訪等でわが家に新たな心理的動揺をもたらしております。
はるばる静岡から駆けつけ、面会も果せないでいる父親の辛さは察して余りあるし、そんな渦中にいるアタシも辛い。
いいかげんこの話題からはそろそろ離れたいのに。
平穏な日々への道のりはまだまだ続くようです。

1998.11.16
◆正義は勝つ◆

暫く休ませていただきました。
ショックでdownしていた訳ではありませんが、その間それなりに色々考えるところもあったり、イライラしたり、あちこち手続き等の準備が有ったりと頭も体も混乱しておりまして・・・。

この間、お見舞いのメールを送ってくれた皆さんには、とにもかくにも心より感謝致しております。
見方してくれる人がここにも居たという気持ちで、心を支えていただけました。
これもインターネットのメリットだったのかと認識をあたらにしております。

実は今日家に帰ったら、警察から電話で、犯人を逮捕した旨の知らせが来ていました。
テレビでも報道されたようで、その旨を電話で教えてくれる人もいましたが、我が家では見ることが出来ませんでした。
犯人は矢巾のマックスバリューに勤めている24歳の男性だそうです。
テレビでは、現場に落ちていた車の破片が決め手となったと言っていたそうな。
検問の実施やら多数の動員で犯人逮捕を実現してくれた県警に感謝、目撃証言をしてくれた方にも感謝、今日は感激で目が潤みそうでした。

犯人の事はこれから詳しく知ることとなるのでしょうが、逮捕されたことによって、憎しみの気持ちが少しだけ哀れみに変わりつつあるような気がしています。
マックスバリューは一昨日買い物に行ったばかりでした。

噂がじわじわと広がっていて、今朝も、通勤の電車の中で顔なじみさんに様子を聴かれましたが、ご心配は嬉しくも、正直いって又様子を一から説明するのはいろんな意味で気が重くなっていたところでした。

逮捕に至るまでの目撃情報による被疑者の車は、黒いアルト説と白い軽トラック説があったのですが、どうやら黒の軽乗用車(多分アルト)でナンバープレートが2247の線で捜査が進められていたようです。

ナンバーが分かれば逮捕もすぐと思っていたら、県内の陸運事務所に該当車種の登録は無かったと聞かせられた時にはがっくりし、被疑者の車種の情報が二転三転する度に、今日はアルト、昨日は軽トラと街を走る車や、スーパーの駐車車両を凝視してしまう一週間でした。

これでやっとほっとし、心の整理がつけられそうです。

いろんな犯罪が毎日新聞を賑わしておりますが、犯罪の被害者となった方たちの気持ち、事にも命に関わる事件に巻き込まれた方々の気持ちはいかばかりなのか、今回の事でほんの少しなりとも分かったような気がします。

ところで、交通事故には健康保険が使えないというのはぼんやりと知っていましたが、ひき逃げの場合は国庫による補償制度が適用されるというのは、今回その立場になってみて知りました。
健康保険は、ひき逃げ事故だった事を申告することによって、費用を国庫が立て替える形で加入している保険証が使えました。
その他の損害については、車の自賠責保険が適用され、やはり国が立て替えてくれるようです。
いずれの立て替え金も、検挙され次第国から犯人に請求がいくシステムとなっているそうです。

日頃ついつい社会の制度に毒づいてばかりいるあたしも、今回のことで充実した日本の制度の一面を知り、そのことでも感謝しているところです。

とりあえず更新も、そろそろいつものペースで続けるつもりですので改めてよろしくお願いします。

1998.11.12
◆事故◆

朝っぱらから馬鹿犬が吠えるのをたしなめるため起きて、ついでに外の仮設便所で小用を足そう思って外にでたら初雪でありました。寒い!
家の工事が完了する前に、ついに冬が来てしまった。

更新休んでました。日曜はゴルフ疲れでぐーたら、月曜は感情を押さえながらの飲み会、火曜日はそのせいの重い二日酔いと続いた中で、ぼちぼち更新と思ってた矢先に長男の交通事故が飛び込んで来て、その対応で更新するエネルギーが吹っ飛んでしまってすっかり延び延びとなっていたところです。

怪我の具合は、5〜6m飛ばされたにも関わらず、幸運が重なって命に別状無く、入院の必要も無く済んだのが不幸中の幸いでしたが、横断歩道を渡っていたところの曳き逃げ事故で、未だ犯人が捕まって居ないという状況が色々と引き続き心のストレスを与え続けています。

親としては、犯人を一発どついてやらないと気が済まないところですが、果たしてそれがかなえられるものなのか、先行きの見通しは全く不透明でありますが、昨日も雨の中検問等を行って一生懸命捜査を行ってくれている県警の皆様や、目撃証言のため改めて集まってくれた人達に心から感謝しております。

事故を契機に、初めて犯罪被害者の立場の憂鬱な思いというものをわずかとは言え経験させられていますが、一方で見ず知らずの人々の事故当時の手際の良い対応や、その後の積極的な情報提供など、多数の温情にも触れることも出来て、世の中まだまだ捨てたもんじゃないなーと感激もし、憂鬱な気持ちを一方で支えていただいています。

とはいえ、まだ結構疲れているので、また当分更新は休むかもしれませぬ。

1998.11.7
◆メーリングリストの実態◆

メーリングリストというネットワークがありましてね、要するに共通のテーマを基に参加者全員に公開されたメールで情報を交換しあいましょうという、インターネットならではの特質を反映したシステムなんでありますね。

で、今回アタシは新たにPowerBook2400cUserを対象としたメーリングリスト(ML)に入ってみたんですが、なんとこれが1日に80以上ものメールが来るんですよ。
前に入っていた他のMLの時は、一日せいぜい5つ位だったので、まーここのML参加者達の並々ならぬ意気込みを感ずる訳ですが、実はその内容となるとどーも殆どクズみたいなメールばっかりなのには閉口してしまってます。
放っておけば溢れ出るほどのメールを、中には光る情報もあるのでは、と一応みんなに目を通しながら、結果大半のクズメールをひたすらごみ箱に処分する新たな生活習慣を受け入れざるを得ない状況になってしまった。
ML入会の時は、退会手続きをちゃんとバックアップしておきましょう。

・・近頃、夜は家の中でリードに繋がれているわが家の犬、気が付けばアタシのネクタイをガム替わりにしていた。クソッ!・・

パソコン不況と言われていますが、インターネットで火がついたパソコンブームも、昨今の経済不況ですっかり萎んでしまったような気がします。
新聞の経済欄ではwin98とiMacで復調したなんて言ってますが、どうも経済記者の希望的観測と情報操作としか思えないです。
結局一時のゴルフやテニスのブームと同じように、猫も杓子も状態から、必要としている人が必要に応じて選んで使うという本来有るべき姿で定着したのではないでしょうか。
業界の市場への期待感は別の所にあるとしても、買わないと時代から置き去りにされるみたいに脅迫して、消費者の冷静な判断を封殺して普及させた時代から、消費者のニーズを捕らえた優れたものだけが評価される時代になりつつあるような気がしてます。

・・「林檎の種」更新しばらくしてませんでしたが、久しぶりに更新しました。・・

1998.11.4
◆工事中◆

今日から家の便所が使えなくなった。
昨年我が家のエリアでもやっと下水道が整備されたので、遅ればせながらついに水洗化することにしたついでに、便所を0.6平方メートル増築することにしたため。
予定工期は今日から1週間程度。その間は外に置かれた簡易トイレを使うことになった。
今日はそれをうっかり忘れて、ビールをたっぷり飲んでから家に帰ったので、家に着いてから丁度排出体制となり、1回始まると次に何回も続く状態を迎えてしまって、雨の降る中懐中電灯を持って、何回も用足しをしている。
なんだか、子供の頃、農家である母の実家に泊まりに行った時の便所事情を思い出して、不便ながらも懐かしい思いをしています。

1998.11.2
◆読書途中の感想文◆

最初の頃は、帰宅途中の電車の中で一日数ページくらいしか進まなかったジム・カールトンの「アップル」、ようやく先週で上刊をクリアして下刊に突入中。

ボードルーム・スリラーというふれこみに改めて納得・感心しながら、アップルが、今、なぜ、このような状況にあるのかが理解できましたねー、アタシなりにですけどね。

ビル・ゲイツは、めがけた獲物は非情な手段を講じても必ず手にいれるターミネーター(もちろん「1」のだと思うよ)なんだってさ。
一方の迎え打ったアップルの経営陣は、さしずめ田舎の三流保安官ってとこだったみたいね。
非情なるターミネーターより、大局を見ないであーだこーだと目先の都合にこだわって後手に回るボケ役の方が見ている人間をイライラさせて、むしろ悪のヒーローにはそれなりの美学が備わっているという、まあ映画やドラマのステレオタイプ的キャラ設定が現実にあったという事ですか。

結局、いくら優れた実践部隊ががんばって画期的な物を生み出しても、駿馬を乗りこなせる秀でたセンスを持った経営陣が居無いと、企業としての力は分散するは、資産をドブに捨てるは、果てはついに優秀な人材も居なくなるはで、じり貧状態に追いつめられるぞー、という実録話でもありました。

コレを読むと、MacUserがマイクロソフトを嫌悪するのは、どちらかと言うと筋違いであって、むしろ嫌悪すべきは、自己の欲望と面子のためにアップルを玩具にし、利益を食い荒らし、最後には身売りで自己保身を図ろうとした、過去の(?)ぼんくらの経営陣なんではないのって気がしてしまいます。

昨今破綻を来している某企業や某国の実態もかくあらんと妙に納得してしまった。
だからといって、国家の場合の英雄願望は短絡的危険思想なのね。

Appleは、権力支配体制的存在であるIBMのカウンターカルチャーとして生まれ、その延長上でのカオスの極地状態である自由な企業文化の中で成長をし、その環境によってApple自体の魅力を熟成させていったけれど、一方でその独特の自由文化が企業の経営という面でマイナス要素となって作用するというジレンマを宿命として背負っているようです。
いわゆる絶対矛盾的自己同一状態ってやつだ。

お楽しみはあと厚さ約2cm。
まあ、MacUser(狂い?)以外にはどうでもいい話だったかもしれませんね。