■現地3日目
ブダペスト東駅を列車で出発して、3時間半程度でウイーン西駅へ。
旧東欧圏であったハンガリー国境を超えてオーストリアに入ると、一転景色が明るくなり、西側社会との格差の片鱗がまだまだ残っていることを実感。
朝飯の食べ過ぎと、朝から列車に乗りっぱなしで殆ど体を動かしていないのとで、さすがのアタシも食欲不振。
で、到着後用意されていたのは、ウイーン名物ウインナシュニッツェルの昼食。
車中で予めキャベジンを飲んで備えていたとはいえ、揚げ物とポテトはやはりインパクト大。(途中で思いだした食いかけ写真)
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で、その後シェーンブルン宮殿を見学。日差しが熱い!!、でも日陰は涼しいい。
建物の中は、さすが絢爛豪華だったが、いまいち記憶に残らない。まっ、そんな感じ。
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見学終了後はバスで市内観光をさらっとこなして、レストランで質素な夕食をとった後、クラシックのミニコンサート会場へ。
休憩時間のスパークリングワイン付き。定番のヨハン・シュトラウスとモーツアルトものながら、さすが水準はキープ。
■現地4日めは終日フリー。
今回の旅、実は女房の姉夫婦との合同企画だったので、4人での単独行動。
とりあえず、他の参加者と一緒に、添乗員さんに連れられて美術史美術館に。
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膨大なコレクションを眺めた後は、各自別れて自由解散。我が家のグループはショッピング徘徊とのことで、男どもはそのお供。
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チョコレート屋さんや、ザッハトルテのお店、本場スワロフスキーのお店と、後を追い、疲れも出て、見栄はる気力もすっかり喪失して、昼食は日本食レストランの天満屋で天ぷらうどんとおにぎりのセット。もちろんビール付き。一時砂漠にオアシスの気分。
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おみやげショッピングツアーは午後も続いて、途中ホテルに戻って荷物を部屋に置いて再出発。
トラムの路線を間違って、途中下車して道に迷っているうちに見慣れた建物を発見。
毎年正月に眺めるウイーン楽友協会の建物でした。
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夕食はターフェルシュピッツという地元料理を食べることにし、予め添乗員さんから教えてもらっていた地元の方々が利用する勧めの店に。
実は4人とも、勢いで食べた昼食の炭水化物が腹に残っていて食欲がいまいち。腹ごなしを兼ねたの徘徊効果も間に合わないまま目指すお店に到着。
それでも思い出づくりの一環と、料理を二人で一皿の2セット頼んで、各自飲み物を飲んで、オヤジたちは2杯目もしっかりお代わりして、全部のお値段がたったの約50ユーロ。日本円で約5,000円。
美味しい上に安すぎで、店の方には大変申し訳なかったけれど、もうそれ以上はもうムリでした。
またご縁がありましたら、その時は・・・。
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■5日目はバスでチェコへ。
昼に世界遺産のチェスキー・クルムロフに到着。
建物外観はいかにもヨーロッパの町という感じなれど、どこぞの温泉街さながらのお土産店舗が立ち並ぶ一方で、生活感のまるで感じられない雰囲気は、幕張あたりのテーマパーク風であって、ちょっと複雑。
ちなみに、その現状は、為政者がコロコロと変わる過去の歴史の結果であることを後日知って、とりあえず納得。
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初めてのチェコ圏ということで、町の両替所でコルナ貨幣に両替しようと建物に入ったところ、人のよさそうなおじさんが紙幣の束を掴みながら近寄ってきて、個人的にもっと良いレートで交換してあげるよ、という趣旨のアピール。
こういうのも旅の醍醐味、面白そうだと、6千円分の両替紙幣を受け取って握手して感謝。
これも円が強いせいだよね、きっと、などと女房と話していたのですが、実は翌日、プラハのお土産やさんで初めてその紙幣を使おうとしたら、フォリントはダメよと断られて、ようやく騙されたことに気づいたのでした。
つまり、邦貨6,000円に相当するチェコ貨幣は約1,500コルナ。
でも実際に受け取った紙幣は、チェコ通貨ではなく、ハンガリー貨幣の1,500フォリントだったのでありました。
1,500フォリントの邦貨換算は約500円ということで、紙幣自体の確認もせず、単に金額の数字を見て得した気分になっていた、阿呆な日本人のカモを実践してしまったお粗末。
まあ、旅の思い出話しを差し引き5,500円で買ったということなのだが、握手した時、記念写真を撮っておかなかったのが唯一悔やまれます。
その後はバスで憧れのプラハ到着。
白夜とサマータイムの相乗効果で、午後の8時といっても戸外はまだまだ明るい。
翌日6日目はいよいよ実質の最終日である。
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■ところで、帰って旅行写真を改めて眺めてみると、構図やシャッターチャンスなど今更の後悔を禁じ得ない写真も多く、まだまだの未熟さを痛感せざるを得ないのでありますが、人物写真が特に下手くそなのは、どうにも心根の問題のような気もしております。
それはそうと、景色の写真を撮る傍らで同行者の記念写真も撮る中、カメラを頼んで自分の写真もとってもらう機会もままあったのですが、その殆どがピンボケか手ブレで、まともな写真は殆ど無し。
シャッターボタン半押しで、フォーカスロックして、なんてことを期待する方がムリというもので、やはり記念撮影用に、顔認識機能のついたコンデジを別途用意する必要性を痛感。