2012.11.17
■解禁■

■今年のキープ
恒例の、かみさんからの、とっくに日は過ぎたけれどアタシの誕生日祝い(たぶん、)。
ありがたくちょうだいします。
でも、届いた解禁日は職場の飲み会で、翌日の昨日は久々の重い二日酔いで、まだ賞味できなかったため、とりあえず季節の枯葉と記念撮影。


だから?ふい〜ん・・・。それより散歩連れてけっ!って



2012.10.21
■お互いの事情■

■前回春に登って以来、久しぶりにいつもの東根山に。
麓から眺める山の色がやや褐色系変わってきたように見えて、ボチボチ紅葉かと期待して登ったのですが、実際はまだ早すぎのようです。
今年はそもそも、異例な夏の暑さの影響で、綺麗な紅葉は期待出来ないかもという予想もあるようですし。


下山途中で、後から登ってきた人から、「途中で熊が出たから気を付けて」という話を聞いて、心なし、大きな足音を立てながらドタバタと下山。
夏の暑さで山の恵みが少ないせいか、今年の熊は例年になく大胆らしいとは聞いていましたが、まさか普段結構多くの人達が登っているこの山でも、という心境。
登山を運動の機会にするのも、ここ暫くはちょっと考えものかと思ってもみたり。
近づく冬を迎えて、熊も生き抜く準備が必要なのだろうし。


2012.10.11
■兵どもが夢の跡■

■履歴書用の写真が必要になり、随分久しぶりに職場近くのカメラ店に行ってみた。
店員さんが、CanonのAPS-Cのデジカメ一眼を手持ちで構えて3枚撮って、その後撮影データをCRTモニターで見せられて、選んだ1枚をプリントし、併せてそのデータを記録したCD-Rを1枚貰って1,150円也。なるほど、これが今風なのかと納得。
店の奥には、中古のフィルムカメラや交換レンズやらが、埃と侘びしい値札を身にまとって棚一面に、なにやら哀愁を漂わせて並んでおりました。
もちろん、我が家の奥に仕舞い込まれたままとなっている機種と同じものが、ちゃんと数台並んでおりましたし。

2012.10.06
■旅の記録 その3(ようやくの完結編)■

■現地5日目で、観光の実質最終日。
午前中、ガイドさんに連れられてプラハ市内の観光地巡り。
プラハ城、聖ヴィート大聖堂、黄金の小道を経て、各国の旅行者で賑わうカレル橋を渡り、広場の時計台のカラクリ時計前にたどり着いて正午を待つも、期待に背いてその時間のカラクリは不発。まあ、そんなこともあるのだそうな。


ウイーンでもそうでしたが、あちらの観光地では、セグウエイのレンタルシステムが運用されているようです。
日本じゃ公道走行が認められていないのでダメなんでしょうけど。


午後は自由行動。市民会館のレストランでランチコースの昼食。料理もビールも美味。
そして、途中カフェテラスで休憩しながら、市場など旧市街地の徘徊。


「のだめカンタービレ」にハマった女房と姉は、映画のシーンに出てきた現地に出くわす度に、キャッキャとミーハー喜びしておりました。


夕方、小公園で休んでいるセーラー服の少女達に遭遇。
こっちも日本人だよ、と話しかけたら、明るく応えてくれました。
チェコ政府から招待されて、現地到着したばかりの福島県の浪江中学校の生徒諸君だとか。
良い思い出が一杯できる旅になれば良いね。

夕食は添乗員さんに教えてもらったイタリアンレストランでパスタとサラダとビール。
生パスタ4種をそれぞれ頼んで、本場ではないけれど、至って美味な本格的パスタを堪能。
実質旅の終わりとなる広場の夜景を眺めながら、ようやく暗くなった9時を過ぎてホテルへ。


翌日は帰路に向けた移動日。
プラハの空港経由でフランクフルトへ移動し、エアバス380に乗り換えて日本へ。
帰りは、地球の回転方向に逆らって飛ぶので、行きより30分程度早い所要時間で成田到着。
振り返れば、あっと言う間の一週間でしたが、中欧3カ国、それぞれに歴史の重みを備えた落ち着きのある綺麗なまちで、料理もビールも美味しくて、できることなら是非また訪れてさらなる文化を見聞してみたいと思う国々でした。

2012.10.05
■一周忌■

■今日は、スティーブ・ジョブスの命日。
この一年間のAppleの軌跡、彼がもしまだ生きていたらどう違っていたんだろう?などと、フト考えることも度々ありました。
決して褒めることの出来ない行動や言動を含めて、人としての生き方、組織マネジメントのあり方など、物事の考え方について、その存在を通して多くの人に、深く色々なことを考えさせ良い意味での影響を与えてくれた人物だったと、改めて思っています。
もちろん、沢山の未来の夢を現実のものにしてくれて、今生きている我々に、多くの便利さや楽しさを与えてくれたことへの感謝の気持ちは当然のこととして。

2012.09.26
■季節の変わり目■

■盛岡は、急にすっかり秋となりました。
やっと例年並に、という気分と、それにしても突然だねという気分と。
朝夕は半袖では涼し過ぎる程ですが、おかげさんで、ちょっと体は軽くなったような。
秋になると、音楽がやたら心に染み込むようになるのは、いったいナゼなんでしょうかね?
コレって、去年も一昨年も同じ事を書いたような気もしますが・・・。


ということで、また一台、iPod touchもどきが手元に増えてしまいました。ついにこれで3台目。
softbankの下取りキャンペーンもありましたが、市場の買取価格との差が大きいらしいこと以上に、Jobs生前の最終バージョンを、手元に残して置くのも悪くないだろうな、というセンチメンタルな気分に流されたかも。
たしかに、モノとしての存在感は、4sの方が上のように思います。
白を選んだせいもあるけど、比べると5は、なんだかちょっと造りが安っぽく感じるし。

しかし、こうやって買い換えの度に残していってしまって、次はどうなるんですかね?とも思います。
過去の3Gも3Gsも、いまいち再活用の道は厳しかったし。
まあ、64GBという容量には、それらに比べて少しだけアドバンテージがあるとは思うのですが。

2012.09.23
■Apple EarPods■

■Appleの新しいイヤホン、やはり耳に合わなくてブカブカと動いて気持ちが悪い。
昔のタイプのイヤホンに比べれば、それでも段違いに音も、耳への収まりもマシとはいえ。
いっそ、ドライバユニットにゴムか何かを巻き付けて、滑りにくくしてやろうかなどと考えながら、フト思いついて、シュア掛けを試してみた。
これが、アタシの耳にはきっちりはまってしまって、ちょっとナイス。
上下逆さまに取り付けて、耳を上から巻くようにコードを取り回すのだけれど、固いスリーブの先のコードの曲がりがちょっときつくなって、将来断線の恐れもあるかも。
でも、2,800円のイヤホンなら、その時に買い換えても苦にならないし、何よりこれなら通勤時にもイライラしないで使えそうなので、明日から早速試してみることに。
今のところ、高域の荒さがややあるものの、Jazzを聴くにはなかなか気持ち良い。アルテックDigってこんな雰囲気の音だったような・・・。
最近、バランスト・アーマチュアより、オーソドックスなダイナミック型の方が、安くてバランスの良い音が出ているような気がしております。
散々、バランスト・アーマチュアのイヤホンを彷徨った結果ですが。

2012.09.22
■遠くのAmazonより近くのケーズデンキ■

■特段の努力は無かったものの、ふつうーに、21日の発売日にiPhone5が我が手元に。
今回も悩んだ末の前回に引き続く白。そしてsoftbank。
2年縛りの半分しか払いきっていない4sの債務を残したままの乗り換えで、買い換えをギリギリまで迷った割には、実際に手に取ってみれば、薄くて軽い躯体やら、長く(?)なって情報量の増えた画面やら、予定通り叩かれている「マップ」以外、想定外に大満足しておりまする。
そんなiPhoneに傷がつくのは嫌なので、発売日の前から、Amazonでケースと保護フィルムを探していたのですが、現時点で手に入る商品はどっちもちょっといまいち。
特に保護フィルムは、ホームボタンが丸くくり抜いてないと個人的に嫌だったのですが、Amazonで売っているエレコムやバッファロー製品など、どれもこれもU字にかき込んだやつばかり。
ようやく見つけて納得できそうなものは、殆どが本体発売日の21日以降の発売予定という表示で、こりゃあ結構待たないと手に入らないのかと思って一旦諦めてみたものの、もしやと思って今日近所のケーズデンキに行ってみたところ、ちゃんと納得できる商品が既に沢山並んでおりましたよ。
ケースの方は、結局4sで使っていた透明バンパーと似たようなデザインのケースになってしまいましたけどね。


そおいえば新しくなって良くなったという評判の付属イヤホンを、半信半疑で試してみました。
今までのイヤホンは、耳にきっちりはまらないと音が漏れっぱなしで、本来の音がどんなだかも全く分からない特性そのままに、耳への固定が全く定まらず、音に歪み感もあって個人的には全く評価できず、結局アタシ自身は見切りを付けてカナル型イヤホンに走るきっかけにもなっており、以降新しいiPhoneやiPodを買っても、封も切らずに使ってなかったですから。
今回の新しいイヤホンは、相変わらず耳にしっかり固定されないのですが、音の出口が耳道に向けられる独特なデザインによる効果なのか、イヤホン自体が耳でグラグラ動いても聴こえる音質は殆ど変わらない!これにはちょっとびっくり。
そして、音の方も、低域から高域まで、歪み感の無い素直な音が必要十分に伸び、音の分離や音像感も良好で、手持ちのカナル型との値段の差を考えると、ちょいと複雑な気分にすらなってます。
このイヤホン、あえて言えば、ごく普通に良い音。
カナル型が密閉型ヘッドフォン風であるなら、このイヤホンはオープンエア風に開放感があって、周囲の音がちゃんと聞こえるということの安心感も有って、これはこれで気持ち良いかもと、意外に気に入っておりますよ、はい。

2012.09.10
■ちょっといいかも■

■Buffaloで「おもいでばこ」という製品を世に出していたのを最近知りました。
デジカメの画像ファイルを320GBの内蔵ストレージに直接取り込んで、家庭のテレビにスライドショーなどで映し出せるという白いハコ。Amazonで約15,000円也。
過日一緒に旅行してきた女房の姉夫婦に、旅先でアタシの撮った写真データ約2000枚分(20GB程度)を届けたいと思ったものの、期待されていたDVDでのスライドショーを焼きには、相当に画質を落とすか、ディスク枚数を増やすかしかない現実にぶち当たり、色々検討していた中で偶然見つけたデバイスです。
撮った写真をどんどん貯めこんで、家庭のテレビで楽しむというシンプルな機能が、とても分かりやすく工夫されたGUIで実現されているのにはちょっと驚きました。

我が家には、同様の機能が備わったAppleTVが既に有るので今更不要とは思ったのですが、女房にそれを使わせるのはハードルが高過ぎの現実と、自分使いにも、いちいちのあれこれセッティングが不要であることの便利さから、結局我が家用にもう1台購入してしまいました。
こっちは、Amazonのメーカー直販中古という商品で、9,000円也で手に入れることが出来ましたが、届いた商品は、コード類が再包装状態だったもの以外、本体の少なくとも外装は擦り傷一つない新品状態でした。中身の方はどうだか分かりませんが・・・。

データの取り込み速度はとても速いとは言えないし、RAWデータにも対応してはいないものの、スイッチを入れればとりあえず動き出すという、家電品並の操作レベルでデジカメラをパソコンから完全に開放した、とても画期的な商品だと思っています。
これに、プリンタへの送り出し、トリミング程度の簡単な調整機能、ストレージ部分との無線化による分離ができれば殆どパーフェクトかも。
もっとも、そんなワガママを実現して、今の実勢価格で手に入れることは困難でしょうけれど。

日本の大手家電メーカーが、こんな製品をもっとスマートに製品化して売り出せ(さ)ない現実が、実態の病の根本を物語っているようにも思えるのですが・・・。
ちなみに、さすがSonyには同様の機能の製品が有るようですが、ストレージ容量が50GBと、売る側の本気度を感じられるようなモノでは無いようです。

2012.09.09
■旅の記録 その2■

■現地3日目
ブダペスト東駅を列車で出発して、3時間半程度でウイーン西駅へ。
旧東欧圏であったハンガリー国境を超えてオーストリアに入ると、一転景色が明るくなり、西側社会との格差の片鱗がまだまだ残っていることを実感。
朝飯の食べ過ぎと、朝から列車に乗りっぱなしで殆ど体を動かしていないのとで、さすがのアタシも食欲不振。
で、到着後用意されていたのは、ウイーン名物ウインナシュニッツェルの昼食。
車中で予めキャベジンを飲んで備えていたとはいえ、揚げ物とポテトはやはりインパクト大。(途中で思いだした食いかけ写真)

で、その後シェーンブルン宮殿を見学。日差しが熱い!!、でも日陰は涼しいい。
建物の中は、さすが絢爛豪華だったが、いまいち記憶に残らない。まっ、そんな感じ。

見学終了後はバスで市内観光をさらっとこなして、レストランで質素な夕食をとった後、クラシックのミニコンサート会場へ。
休憩時間のスパークリングワイン付き。定番のヨハン・シュトラウスとモーツアルトものながら、さすが水準はキープ。

■現地4日めは終日フリー。
今回の旅、実は女房の姉夫婦との合同企画だったので、4人での単独行動。
とりあえず、他の参加者と一緒に、添乗員さんに連れられて美術史美術館に。

膨大なコレクションを眺めた後は、各自別れて自由解散。我が家のグループはショッピング徘徊とのことで、男どもはそのお供。

チョコレート屋さんや、ザッハトルテのお店、本場スワロフスキーのお店と、後を追い、疲れも出て、見栄はる気力もすっかり喪失して、昼食は日本食レストランの天満屋で天ぷらうどんとおにぎりのセット。もちろんビール付き。一時砂漠にオアシスの気分。

おみやげショッピングツアーは午後も続いて、途中ホテルに戻って荷物を部屋に置いて再出発。
トラムの路線を間違って、途中下車して道に迷っているうちに見慣れた建物を発見。
毎年正月に眺めるウイーン楽友協会の建物でした。

夕食はターフェルシュピッツという地元料理を食べることにし、予め添乗員さんから教えてもらっていた地元の方々が利用する勧めの店に。
実は4人とも、勢いで食べた昼食の炭水化物が腹に残っていて食欲がいまいち。腹ごなしを兼ねたの徘徊効果も間に合わないまま目指すお店に到着。
それでも思い出づくりの一環と、料理を二人で一皿の2セット頼んで、各自飲み物を飲んで、オヤジたちは2杯目もしっかりお代わりして、全部のお値段がたったの約50ユーロ。日本円で約5,000円。
美味しい上に安すぎで、店の方には大変申し訳なかったけれど、もうそれ以上はもうムリでした。
またご縁がありましたら、その時は・・・。


■5日目はバスでチェコへ。 昼に世界遺産のチェスキー・クルムロフに到着。
建物外観はいかにもヨーロッパの町という感じなれど、どこぞの温泉街さながらのお土産店舗が立ち並ぶ一方で、生活感のまるで感じられない雰囲気は、幕張あたりのテーマパーク風であって、ちょっと複雑。
ちなみに、その現状は、為政者がコロコロと変わる過去の歴史の結果であることを後日知って、とりあえず納得。

初めてのチェコ圏ということで、町の両替所でコルナ貨幣に両替しようと建物に入ったところ、人のよさそうなおじさんが紙幣の束を掴みながら近寄ってきて、個人的にもっと良いレートで交換してあげるよ、という趣旨のアピール。
こういうのも旅の醍醐味、面白そうだと、6千円分の両替紙幣を受け取って握手して感謝。
これも円が強いせいだよね、きっと、などと女房と話していたのですが、実は翌日、プラハのお土産やさんで初めてその紙幣を使おうとしたら、フォリントはダメよと断られて、ようやく騙されたことに気づいたのでした。
つまり、邦貨6,000円に相当するチェコ貨幣は約1,500コルナ。
でも実際に受け取った紙幣は、チェコ通貨ではなく、ハンガリー貨幣の1,500フォリントだったのでありました。
1,500フォリントの邦貨換算は約500円ということで、紙幣自体の確認もせず、単に金額の数字を見て得した気分になっていた、阿呆な日本人のカモを実践してしまったお粗末。
まあ、旅の思い出話しを差し引き5,500円で買ったということなのだが、握手した時、記念写真を撮っておかなかったのが唯一悔やまれます。

その後はバスで憧れのプラハ到着。
白夜とサマータイムの相乗効果で、午後の8時といっても戸外はまだまだ明るい。
翌日6日目はいよいよ実質の最終日である。

■ところで、帰って旅行写真を改めて眺めてみると、構図やシャッターチャンスなど今更の後悔を禁じ得ない写真も多く、まだまだの未熟さを痛感せざるを得ないのでありますが、人物写真が特に下手くそなのは、どうにも心根の問題のような気もしております。
それはそうと、景色の写真を撮る傍らで同行者の記念写真も撮る中、カメラを頼んで自分の写真もとってもらう機会もままあったのですが、その殆どがピンボケか手ブレで、まともな写真は殆ど無し。
シャッターボタン半押しで、フォーカスロックして、なんてことを期待する方がムリというもので、やはり記念撮影用に、顔認識機能のついたコンデジを別途用意する必要性を痛感。

2012.08.20
■残暑中■

■夏は、盆の終わりとともに収束し、この時期は、遠く盆踊りの囃子の音を聞きながら、日が落ちて吹く涼しい風に華やかな喧噪の季節が過ぎ去る寂しさを感じたものですが、気候の変動の下では、そんな風情もすっかり過去のものとなってしまったようです。
週末から続く暑さと暴力的な日差しは相変わらず真夏。加えて湿度の高さはとびきりで、 日本列島が亜熱帯地域に取り込まれてしまったかのようであります。
そんなことで、東北の夏は涼しいという前提は、もはや過去のこととなって久しいようでありますが、巷の制度はそう簡単に変えられないのでしょう、今日の通勤電車は先週までの様相と一転し、夏休み明けの多くの高校生の喧騒に包まれておりました。
ということで、皆様、

謹んで残暑お見舞い申し上げます!

(チェコのチェスキークルムロフにて)


これこそが、更新再開のキーワードだったハズなのに、夏バテか、時差ボケか、頭に霞がかかって全然思いつきませんでした。
でも、通勤途中の河川敷には、コスモスがチラホラですが咲き始めております。
もうちょっとの辛抱なんでしょうよ、多分。熱中症にならないよう、乗り越えましょうね。

2012.08.19
■旅の記録■

■7月29日成田発9時45分のルフトハンザ機エアバス380で、一路フランクフルト経由、最初の訪問地であるハンガリーブダペストのフェリヘジ空港に。

到着時刻は同日の夕方。当日は、F1ハンガリー・グランプリが開催されたのだとか。
空港到着後、一転真っ暗にかき曇った空から雷を伴う豪雨。我々を待っていたかの如く。あるいはこれから始まる旅行の先行きを占うがごとく(?)。
聞けば前日も同様の天気だったとのことで、翌日の夕方から予定されていた、今回ツアー唯一成立したオプショナルツアーのドナウ川クルーズの催行に一行一抹の不安を抱えつつ市街地にあるホテルへ。
サマータイム含みで7時間の時差なので、日本では夜が明けた頃にようやく就寝。

3都市3ホテルを通して、朝食はこんな感じ。食べ過ぎだとは分かっていても、つい。
個人的には、マッシュルームのソテーが特にお気に入りでした。

英雄広場をスタートに、鎖橋をバスで渡り、ブダ地区のマーチャーシュ教会、漁夫の砦、等々、お決まりの観光コースを経て、昼食は地元料理のグヤージュ。
牛肉の唐辛子スープという、なんとなく韓国料理的な雰囲気もあって、懐かしいお味。

その後自由行動となり、ぜひ行って見たかったペスト地区の市場を眺めた後で、オペラ劇場の施設見学。
ブダペストの地下鉄はヨーロッパ大陸最古なのだとか。ちなみに、ロンドンの地下鉄はヨーロッパ最古。

そして、ホテルでの夕食の後はドナウ川クルーズ。
天気は好転してくれて何よりでした。
揺れる船上からの撮影でしたが、レンズの手ぶれ補正機構がしっかりサポートしてくれました。

翌日は、ブダペスト東駅から列車でウイーンへ。
とりあえず、次回へ続く(たぶん)

2012.08.16
■ちょっとだけ復帰■

■大変大変ご無沙汰致しております。
一応ほどほどにつつがなく毎日を過ごさせて頂いておりましたが、このHPの更新の方はいまいちノリが悪く、ついついアップロードに辿りつけないままズルズルっと1ヶ月以上が経過してしまっております。その間、更新原稿の下書き自体はちょくちょく行なっていたんですけれどもね・・・。
この更新も、数度の時点修正を繰り返しての、ようやくのアップロードとなりました。
iBananaさんからは、安否を気遣うメール(?)も頂戴し、申し訳なくも感謝致しております。
元々コレといった目的も無く初めたHPなので、十年を超えた今となっては惰性も途切れ途切れの慣性任せという感じでしょうか。

ということで、お盆も過ぎ、今年の夏休みシーズンもついに終盤となりました。
私的には、今週前半にお盆行事をクリアして、今日から出勤しております。
今月は、女子高校生が居ないガラガラの朝の通勤電車で、喧騒の無い穏やかな通勤時間を過ごさせて頂いておりますが、それも残りあと少しになってしまったようです。

色々ありました去年の自分へのご苦労様等を兼ねて、実は先月末から今月の第1週にかけて、久しぶりに夫婦で旅行に出かけてまいりました。

旅行先もなかなかの暑さでありましたが、さすが湿度は日本ほどでなく、日陰に入ると涼しさにホッとすることもできました。
旅行中の写真をちょっとだけお披露目させていただきます。と思ったけど、まあそのうちに。
当人の思いと第三者の目は当然違うわけで、それなりに鑑賞に堪えうる写真を選んでからにしたいと思います。
ということで、大好きなヨーロッパですが、トイレだけは洗浄便座が普及している日本が良いですね。
日頃甘やかされている我がおしりは、たった数日で紙の摩擦に耐え切れそうになくなりました。
それにしても、エコノミークラスシートでの片道十数時間の長旅に、ボチボチの体力気力の限界を垣間見てしまった旅でもありましたが・・・。

2012.07.04
■mobile me閉店■

■当たり前のような存在だった、Appleのmobile meサービスが、7月1日の夕方になって、ついに閉店の看板が出ておりました。
提供されていたストレージ容量のごく一部しか使っていなかったとはいえ、自由に使えていたネット上のストレージ兼サーバというツールが無くなるのは、今後の活用の可能性を失ったという意味でも、やはり残念です。
振り返れば10年以上使って来ていた訳で、その間のnet環境の大きな変化を考えれば、ぼちぼち見直されても仕方ないとはいえ。
とりあえず、Fc2という1GB無料サーバーを見つけて、mobile meに置いていた自分用の巡回リンクsiteのデータを移動させ、クラウド・ストレージ機能は今まで使っていたEvernoteに加えて新たにDropBoxを使うことで従前環境を補うこととしました。
これを機会に、ネットの活用方法を再考するのも良いのカモ・・・。

■ということで、7月。
今年もついに後半戦に入ったという意味でもあります。
釣りは、結局その気に成らないまま、シーズンの残り3ヶ月を切ってしまいました。もう今年はダメです、きっと。
振り返れば、このところ、釣りと、オーディと、カメラの道楽を、3年周期で回している実態があるようです。
一昨年が釣り、去年がオーデオ、今年はカメラなので、来年こそは釣りにまた回ってくるハズなのですが、体力も視力も衰える中、どうなんでしょうかね・・・。

■他に類似のソフトが手元に無い訳でもないのに、大幅な割引価格に釣られるという、いつものパターンでつい買ってしまったadbeのLightroom3。
まあそのうちに使ってみようと思って放置しているうちに4が出て、これも廉価なアップグレード価格に加えてさらに300円程やすい特別提供版なるものが出たけれど、さすがに今回は様子見だろと思っていたら、adbe製品2日間限定10%引きセールというAmazonからのメールが届いて、ついに抗しきれずコロっと、また陥落。
さらなる投資をしてしまった以上このままでは悔しいので、腹を据えて色々いじってみれば、な〜るほどさすがadobeの一員。至れり尽せりの調整機能が、直感的に操作でき、なかなかに優れたソフトであることが理解できました。
しかしなんと、コストパフォーマンスの悪い展開であります。

今まで、撮った写真は、気の向いた時にiMacの24inch画面で見るだけ。
鑑賞とは程遠い、殆ど撮りっぱなしの実態でしたが、Lightroomを使って今までのストックデータを画質調整してみると、忘れ去られていた中にも磨けば光る、意外に良く撮れていた画像もあることを発見。
年に1回、年賀状印刷にしか使っていなかった手持ちのプリンタでA4サイズのプリントをして、額に入れて家の玄関ホールの壁に飾ってみたら、写真の楽しみがさらに広がりました。
なんのことはない、Lightroomに限らず、今までの手持ちのソフトでも、踏み込んでしっかり使いこなせば、同様の効果が実現できるということなのですが、結局は何かのキッカケが必要だったというコトですな。
裏返せば、撮影データをプリントしない限り、画像調整ソフトの必要性って実は殆ど無かったとも言えるわけで。
ということで、そのうちA3対応プリンタも欲しいかも。でも、A4とA3の差は半端じゃなくて、まずは写真の腕を磨いて、飾るに耐える恥ずかしく無い作品データを作ることが先なのさ。

2012.06.13
■商談成立■

■過日、初めて売りを経験したヤフオク、終了数時間前に、一気に30件超の札が入ってめでたくオークション終了。
結局、昨年の秋にややムキになってせり落とした額とすっかり同じ額で落札者決定。なんだか出来すぎ。
ちなみに、事前にハードオフで買取見積りしてもらった額は、その約1/4でありました。
リサイクル店鋪にとっては、捌けるかどうかわからない商品に、将来の収益を見越せばそんな買取価格になるのも当然。
これが資本主義の仕組みというヤツでしょうが、自らの手間で中間マージンを減らせば、収益性が飛躍的に高まることも実感。
ちなみに、過日キタムラに9,000円で売り払った、殆ど未使用のキャノン製EF-S17〜85mmズームレンズは、昨日店を覗いたら22,800円で販売されてまして、買取査定したオバサンと顔が合って、分かっていても、内心ついムッとしてみたり。
一方、オーディオ関係機器はカメラやデジタル関係機器に比較して、価値の目減りは意外に少ないのかもですね。まあ、製品にもよるとはいえ、今回は約10年経過の製品が、発売時価格比のほぼ半額でしたから。
ということで、昨年神奈川県から岩手県に届いたスピーカーは、今回福岡県に旅立って行きました。
運命に弄ばれるスピーカー、今度こそ安住の地を得られればと願っております。
もっとも、生産地イギリスからの遠い旅路を考えれば、日本国内は殆ど隣近所みたいなものでしょうケド。
ということで、次は何を売りに出そうかと思いをめぐらしている昨今。意外に有りそうで無いものなのです。
とりあえずは、予定どおり焼肉を喰ってから、じっくり考えてみたいと思っております。

■ノスタルジア。でも、いっときますが、買いませんからね、絶対に。
これ見てると、暇を見ては電気屋のオーディオコーナーに出かけて、スイッチを意味も無く回して感触を試して、憧れを我慢していたアノ頃の自分を思い出すのですよ。
ある意味、豊かでしたね、今よりずっと。
今となって、買おうと思えば買えないわけでもない価格ですが、手に入れても、それだけの満足感で終わるのでしょうから、多分。
とはいえ、そんな気持ちをくすぐって、商売しようとするラックスマン、良いんじゃないでしょうか。どれだけ売れるかは?ですが。
ラックスと名乗っていた当時、たしかスイッチング電源出始めの頃、その技術で提携関係にある会社に就職していたオーディオ好きの友人が、高級ブランドのイメージ強いラックスだけれど、あの会社の技術者はレベルが低いぞ、と内情を漏らしていたことも、つい思い出しました。
まあ、今となって随分昔の話ですが。全く。

■ということで、WWDC2012
個人的に関係がありそうな対象は、iOS6とMountainLionくらい。
新しいMacBookは、デザイン的にも、スペック的にも世に溢れる模倣製品を一蹴する、着実かつ大胆な進歩を遂げた感じでありますが、それら進歩の殆どが、個人的あまり必要性を感じないのが寂しくも現実。
iPad手に入れてからというもの、手持ちのMacBookPro15inchは殆ど使ってない実態の下なので、いわんや、というところでしょうか。
とりあえず、iTunesと、Apertureのアップデートでお茶を濁しながら、発表内容の華やかさとはうらはらに、今回も蚊帳の外という気分。

■ところで、今更偶然気がついたのですが、盛岡市内もGoogleストリートビューが見られるようになってますたよ。
ということで、我が家もしっかり写っていて、庭木の様子からは、去年の秋口に撮影されているようでおます。ひええ〜っ。
なるほど、なんだかプライバシーが侵害されたような恥ずかしさも感じて実にビミョウだ。

2012.06.08
■あれやこれや、あれもこれも、■

■一日1万歩生活継続中。それを支える朝5時半起きも。
おかげで、ちょっとしたサマータイム生活で、出勤前にエスプレッソコーヒーを飲みながらネットを眺める程度の余裕の日々。
もっとも、ちょっと気を許して夜遅く寝ると、翌日は寝不足のだるさに耐える一日を強いられるのですが。
一方、本来の目的だったハズの体重コントロールは、減るどころかこのところずっと高値安定の気配。
昔効果のあった方法が、次回も同様に効くわけでは無いことを実証中。
まあ、そのぶん余計に喰っているということは、分かっているのだけれど。

■レイ・ブラッドベリが亡くなったのだとか。
去年突如思い出して、懐かしくなってAmazonから購入した2冊の文庫本が、初めの数ページを読んだだけで結局そのままになっていたのを思い出す。

■SONYの新型デジカメのデザインがとても良いかと思います。 相変わらず、定規で線を引いたような直線主体のクリーンなSONYデザインですが、両端のアールがちょっとライカ的で、どことなく気品も感じます。
スペックも大型CMOSや、広角側f1.8の明るいツアイスレンズなど、カメラ本来の基本にしっかりこだわった直球勝負という感じ。
バリオゾナーのT*がやたら威張って見えます。
赤字脱出、企業再生を目指すSONYの本気度が伝わってくるような、久しぶりに目を惹かれる好感度製品。
残念ながら、アタシとのご縁は無さそうですが、売れれば良いなあと、心で応援したいと思います。


■関東以西に遅れること1っヶ月で、当地も今月からクールビズがスタート。
さすがスーパークールビズを標榜するほどの暑さでも無い当地なので、従前どおりの普通のクールビズ。
それでも、つい開放感に浮かれそうになっていたけれど、今からやり過ぎると、本番の暑さの日々の対処法がなくなってしまうことに気づいて、今日からちょっと修正中。

2012.06.01
■おのぼりさんになって■

■遅ればせながら先週は、2年ぶりだったか、3年ぶりだったか、まあそんな久しぶりに東京に行ってきたのです。
一応私用でしたが、仕事の延長の用事であったため、スーツに革靴姿での、ちょっと窮屈な一泊2日の旅。

それだけしばらくぶりだと、東京スカイツリーが有ろうが無かろうが、自分の中の既成の東京のイメージがだいぶ風化していて、昔からのごく普通の街並みにすら新鮮な思いで眺めることができました。

初日の夜に用事が済んだ2日目は、これといった予定も無いまま、朝から気分任せで久々のTOKYOウオッチング。
昔なら一日うろついても物足りなかった秋葉原も、今となって興味の対象ではなくなり、とりあえず午前中は、来月からのフェルメール展を前にした、上野の国立西洋美術館の常設展に。
入場者もあまり多く無く、おかげでゆっくり鑑賞でき、以前はあまり印象に残らなかった絵画の中の多くに、心動かされる絵画を発見して、ちょっと文化的高揚感を堪能。
その中でも、今回一番の発見は、ベルヘルム・ハンマースホイという画家の作品でした。


学生時代、友人グループで初めて訪れた時のことを思いだしながら、年月を超えてもなお変わらない、ル・コルビジェが演出した建物空間の魅力も改めて再認識しながら、自分の中に、建築技術者を志した当時の意識が、まだちょっとだけ残っているのを感じることもできました。


その後、銀座から八重洲ブックセンターを経て、歩き疲れてたどり着いた八重洲地下街のキリンシティーで、ビールで喉を潤してからの昼食。
ようやくの休暇中の身の開放感を実感しつつ、にんにく風味たっぷりの、ナスとトマトのスパゲテイにも満足。
となりの席にいたおじさんは、ワインボトル1本をたのんで、昼から一人宴会してましたが、さすが東京、ちょっと羨ましくも、やはりいろんな人がおりました。

■ヤフオク歴がどのくらいになったかは忘れたけれど、この度、ようやく初めての出品を経験中。
売りに出したのは、去年ヤフオクで手に入れたものの、いまいち好みの音でなかったため、使わないまま死蔵中のB&Wのスピーカー。
この季節、個人的にもオーディオという雰囲気じゃ無いので入札があるかどうか不安でしたが、残りあと1日時点でかろうじて2件の入札をいただき、ホッとしています。
手に入れた時の価格には到底届きそうも無いけれど、ハードオフでの見積よりは遥かに超えるので、差額は授業料として納得しつつ、入金があったら、ひさしぶりに焼肉でも食いにいこう・・・。

2012.05.30
■forget me not■

■唐突に、初恋の人の夢を見た。
姿はおぼろげだったけれど、最後に偶然出会った20代の頃の様子だった。現実は、オバサンを既に通り越そうという歳なのだが。
初恋の相手って、年月が経ってから誰がそうだったのかがわかるのものなんだなあと、今更思う。
小学校と、高校が同じで、教職に就いたあと結婚して、今は北海道で暮らしているらしい彼女だけれど、いままで10年おきに開催されていた高校の同級会にはいつも欠席で、このまま、一生再会の機会も無いのかも知れない。
片思いだったけれど、素直になれない甘ったれたガキだった自分のその当時の振る舞いを、いまでもずっと恥じております。


■音楽情報から疎遠になってもう随分久しいのだが、だからといって、これといった実態の不満も感じ無い毎日。
毎月、スイングジャーナルの発売日を楽しみにして、5つ星評価のアルバムを探しにレコード店に出かけた楽しみは、他に楽しみの無い時代だからだったのか、未知の世界への希望を信じていた年頃にしか持てない価値観だったのか。
今は、自然体で入ってくるわずかな情報とそこそこ付き合いながら、未だ充分咀嚼しきれていない今までのストック資産と戯れているだけで、充分間が持ってしまう。
とはいえ、新しい音楽との出会いを否定するつもりは無く、偶然に巡りあった今まで知ることの無かった音楽との出会いで、その世界の広さと可能性を改めて実感することもたまにある。ただ、その感動が、持続しなくなっているだけなのだと思う。

ということで、昨夜なんとなくクリックしたiTunesライブラリから、マリエル・コーマンという女性ボーカリストが歌う「Two for the Road」が、手持ちのリストから選ばれて流れだした。
ヘンリー・マンシーニの作曲で、好きな曲の一つである。映画は見たことが無いけれど、「いつも二人で」というオードリー・ヘップバーン主演の映画の主題歌らしい。
同じ曲の、良い演奏が他にも無いかとiTunes Storeを探しているうち、こんなアルバムと出会うことに。

ピアノとボーカルのデュオなのだが、ピアニストが曲ごとに変えられていて、ハンク・ジョーンズやら、スティーブ・キューンや、シダー・ウオルトンなどなど、そうそうたる面々である。
ヒラリー・コールというボーカリストのことは今まで全く知らなかったけれど、ちょっとクセがあるけれど、しっかりとした歌唱力が、馴染みのスタンダードナンバーを、甘すぎず、辛すぎず、なかなか良い具合に歌いあげている。歌い方がちょっとホリー・コールにも似ている気もするけれど、そこまで苦くひねてもいない。
知らない世界には、まだまだ新鮮で魅力的な音楽があるのだなあと、いや、創られ続けているのだなあと、久しぶりに実感。
そして、そんな出会を作ってくれるiTunes Storeというシステムにも感謝。

しかし、近年脚光を浴びる女性ジャズボーカリストって、なぜか殆どがカナダ出身というのも、その分野での新しい勢力地図ができている証なのか。

2012.05.28
■六魂祭■

■昨日、一昨日と、盛岡は東北6県のお祭りを集めて開催した六魂祭。
こんなに多くの人たちが集まった盛岡を初めて見たかも。
家から電車で行こうと思ったら、駅のホームは既に乗り切れないほどの人ごみで、急遽タクシーに変更したほどで。

市内に到着後は、とりあえず腹ごしらえということで、昼食は、個人的に盛岡で一番、つまりは経験した中で世界で一番好きな、「たかみや」のラーメン。
いつもはワンタン麺のところ、お祭りの勢いで、今回は叉焼雲呑麺。
う〜ん、満足。

でもって、その後人混みをかき分けて会場の中央通りへ移動。
今回のイベントの一番のウリのパレードは、6県の祭りが一同に会したというより、夏になったら本場に来てねという、お試しエッセンス的な感じ。
開催地以外にとっては、全くそのとおりなのだが、ちゃんと6県もち回って、さらなる盛り上がりで定着すれば良いね、と思うのでありました。
個人的には、仙台の雀踊りが、踊りもお囃子も切れがよくて、とても新鮮でした。


■家に帰って夕食後、AppleTVを使って、三谷幸喜の「すてきな金縛り」を鑑賞。
今時、レンタルビデオは1本100円だそうだが、ひきこもりぎみで、何より、休日に予定を立てて行動することが苦手な初老オヤジにとって、iTunesレンタルの500円は、気分次第に即応してくれるサービスとして、充分納得できる差額400円なんだよなあと納得。
ところで、この映画を観ていて、思わず腹を抱えて大笑いしてしまったシーンが有ったのだけれど、この前同じように大笑いした時がいつだったか、全く記憶に無いことに気が付いた。
メンタル、フィジカル両面の健康のため、普段から、もっと本気で腹から笑わないといけないよなあと、改めて気づくきっかけにもなりました。
もっとも、ひねくれ者のアタシを思い切り笑わせてくれるネタを探すのは、なかなか大変そうにも思うのだけれど。

2012.05.21
■金環食■

■部分日食の日の夕日


■ここ数週間、iPhoneにスパムメールが届くようになりました。
使われたアドレスは、今までずっと家族間の連絡でしか使っていなかったアドレスだったので、その世界、いろんな手口で情報が盗まれているのかなあと思っていたのですが、そういえば、スパムメールが届き始めた同じ頃に、去年の仕事関係メンバーでの連絡リスト作成の話があり、それに申告してアドレスも載せていたことを思い出しました。
これを安易に疑ってしまうと人間関係にヒビが入るので、これ以上深くは考えないことにしましたが。

最初は一日1〜2本程度だったので、無視しておけばそのうち止まるだろうと思って放おっておいたら、だんだん件数が多くなり、先週末には数時間おき届くようになり、さすがに頭にきて、ソフトバンクの迷惑メールフィルターサービスを思いつき設定。
おかげ様ですっきり止まって平和が戻ってきたかと思ったら、敵もさるもの、拒否メールのアドレスを変えて今日の午後から再攻撃。
拒否設定アドレスを追加して、pcからの受信拒否も追加して再防御中。
さて、次はどの手でくるのやら。

ちなみに、スパムメールの中身は出会い系勧誘で、料金請求の予告やら、さらにしつこく本人確認前提という配信停止の案内やらでありまして、「馬鹿ヤロその手に乗るかアフォ!」と思いつつも、そのしつっこさには、その世界特有のものを久しぶりに感じさせられております。

2012.05.19
■芽吹きの季節■

■新年度総会開催の季節もあって、今週は3日続きの懇親会出席で、懐具合と合わせて体の方もさすがに疲弊中。
でもって、ようやくの週末という気分で、今日は久しぶりの網張温泉ありね山荘で湯治。
実態は、温泉に入って、持ち込みのコンビニ弁当を喰って、ちょっとだけうたた寝して帰ってきただけですが。
帰り道は定番の松ぼっくりでジェラートを食べて、その後一本桜の前を通ったら、菜の花が咲き誇っていたので、岩手山と桜の木とパチリ。
まあ、いかにも絵はがき写真風ではありますが。


■山菜の季節の盛を迎えている岩手県。
温泉の帰り道でよった産直で、天然もの「しどけ」なるものを、今日はつい買って帰ってきてしまいましたが、このところ、あちこちの産地で基準値100ベクレル/kgを超える放射能が検出されて、改めてちょっとした騒ぎになっているような。
その中でも、コシアブラの芽が対象品目として度々挙げられております。
これ、一昨年、山での採り方と食べ方を教えてもらったばかりで、なかなかオツな味覚の山菜だった記憶があるのですが、放射性セシュームというやつ、特に、新しく芽吹いた木の芽に凝縮されやすいのかも知れません。
今年の4月から下げられた基準値に照らしての危険性が指摘されているわけですが、基準値が500ベクレル以下だった去年の食生活はどうしてくれるんですかね。
覆水盆に返らずの世界ですが。

一方、東京湾の放射性濃度が、昨年比13倍になっているのだとか。
内陸部の雨で流されたセシュウムが、川を辿ってまとめて海に流れついているということなのでしょうね。
山や内陸の濃度はこれから序々に下がっていくけれど、海底にはどんどん凝縮されて溜まっていく。
近海産の魚に危険信号が灯るのも、時間の問題なのかも知れません。

ところで、そもそも福島原発からの放射能放出は今止まっているのでしょうか?
真面目に考えて導き出される結論が怖くて、今は皆が忘れたふり、見てみぬふりをしているように思えます。
食道ガンで入院していた東電の吉田原発所長が既に自殺していて、さらにそのことが隠蔽されているとの噂もあるそうで、原発事故全般に、実はまだまだ信用できない実態があるようでありまして、現実は決して楽観してはいけないように思います。
みんなで浴びれば怖くないって?そんなもんじゃあ無いわけで。

2012.05.15
■道楽の神髄■

■先週末に続き、再度東根山登山。
前回有った(!)筋肉痛は今回ほとんど無いものの、このところ蓄積疲労ぎみ。
今回も野草の写真を撮って遊んで来たけれど、本気になればなるほど、思いどおりの写真は撮れないものであることを痛感。
そこそこの写真以上を目指した途端に、あれこれ工夫と努力と知識が必要になってきて、全く甘く見ていた自分を認識。
ようやく、写真道楽の入り口に戻ってきただけの話なのだが。
撮影モードダイヤルが途中勝手に回っていて、その間の数十枚分をゴミにしてしまったなんてこととは、別次元の問題であって、忘れていたけれど、やはり、この世界も奥は深い。


2012.05.07
■連休明けてしまいましたね■

■当初から、これといった予定も無いまま、天気次第の自然体を決め込んでおりましたが、桜の開花とうまく当たったはずなのに、振り返ればつくづく天気に恵まれない大型連休でありました。
そんな中で、とりあえずできたこと。

1 iMac24inchのHDD交換
デジカメデータやiTunesの楽曲データが増え続ける中、デフォルトの500GBではずいぶん前から不足ぎみとなっていましたが、Mac史上最高難度の分解プロセスと聞いて怖気づき、とりあえず外付けHDにファイルを移動させてお茶を濁しておりましたが、ここ最近、バックアップ電池の電源切れを疑う諸症状も出るに至って、合わせ技の必然性を前に覚悟を決めました。
まあ、連休中の暇つぶしにと、いつもの虫が疼いてもいたのですが。


予めsiteを探して分解プロセスを予習していたのですが、一番の恐怖だったフロントガラスの吸盤外しは、このために用意したバキュームリフターが過剰スペックであったことを思い知らされるほどにあっけなく、その後液晶パネルのビス外しとコネクターを2箇所外せば、目標のHDDに到達できました。
既設HDDの外し方が判らず、ちょっと焦った以外に大きなトラブルはなく、交換用のseagateの1TB/HDDに交換した後は、ガラス内側の液晶面にゴミを残さないことを徹底しながら完璧に作業完了。所要時間は、1時間とちょっとというところでした。
終わってみれば意外に簡単で、久しぶりの達成感の余韻に浸っております。それを言えるのも、結果がうまく行ったからに他ならないのですが。


システムの復元は初めてTime Machineで行なってみましたが、その後の挙動がおかしく、メンテナンスのつもりでOnyxを走らせた結果、妙なフォルダがファインダー上に現れて、それを捨てたらOSの挙動がおかしくなって、結局OSの再インストールといういつもどおりの試行錯誤がありましたが、その後の挙動がいたってスムースで、700GBを超える残容量表示ににんまりとしながら、現在は大変満足しております。
かつては、バックアップ電池が切れた頃は、本体の買い替え時だったハズですが、ムーアの法則カーブが鈍化してしまった今、我が家的にはまだまだ現役で十分使えそうであります。

2 東根山登山
ようやく晴れた連休最終日の昨日、午後からはまた天気が崩れるという予報を前に、午前中での往復。
去年は、秋になってようやく1回登れただけでしたが、今回は春のカタクリの花にかろうじて間に合いました。
雪解けのぬかるみに何度も足を取られて転びそうになりながら、登り1時間半。下山は写真を撮りながらタラタラと2時間以上。
それでも、予報通り雷雨となった午後には余裕で間に合って無事帰宅。


3 その他
・家の中の、個人的おもちゃスペースの整理。
・昨年のシーズンオフに自己修理した結果、過日の釣行1回で簡単に剥がれてしまったウエーダー靴底のフェルトの再貼替え。などなど。
ということで、微妙な筋肉痛の余韻を残しながら、今年の大型連休は(も)あっという間に過ぎていったのでありました。

2012.04.29
■盛岡でも、今年も桜の花が咲きました■

■ようやくほんとの春が来た、という感じです。

EOS20D+contax makro planar100mm/f2.8

そして、やはりなんとなく、いつもの年とはちょっと違う幸せを感じます。

一方、20年ほど昔になる家を建てた年に、猫の額ほどの庭に植えたハナミズキの木が、周りの木々が新芽を出している中で枯れ枝の姿のままとなっており、この冬の寒さに耐えられずに、どうやら枯れてしまったようです。
当時一緒に植えた夏椿の木も、10年ほど前に突然枯れて、3本植えた木の中で今残っているのは花梨だけとなりました。
とびっきりの寒さが続いたことを思い出せば、まあ、これも自然の淘汰というやつでしかた無いのかもと思いながら、春に花が咲いて、夏の木陰と、道路からの目隠しになってくれた存在がひっそりと亡くなっていたことを思うと、春なのにちょいと心寂しくも感じます。

■昨日は、金曜日の飲み会を引きづった久しぶりの本格的二日酔いで、連休初日の貴重な一日を完全に棒にふりました。
振り返れば、結果相応の酒量だったので、納得せざるを得ないのですが。

■今日は、友人と、今シーズン初の釣り。
じゃれてくれた魚には、かろうじて恵まれましたが、手元に引き寄せるまでにはいかず。
それでも、川そばの土手に咲いていていたカタクリや、名前は分からないけれど、可憐な野草の花々を眺めて、心がリフレッシュできました。
防水カメラのバッテリー充電を忘れていて、持って行けなかったことは後悔。
毛針の穴にティペットを通して結びつけることができて、まだやれそうという気分にも。(当然老眼鏡越しではあるものの)
しかし、遊ぶのも疲れる。

2012.04.18
■再生の景色■

■久しぶりにデジカメ一眼にタムロンのマクロレンズを取り付けて、春の景色を探してみる。
ついこのあいだようやく雪が消えたばかりの盛岡では、被写体になりそうな草花はまだまだ足りないのだが、とりあえず家の裏に芽を出していたふきのとうを見つけてパシャリとやってみる。
う〜ん、まさに小宇宙かもと自画自賛。


犬の散歩がてら、近所の土手を見て見ると、ふきのとうはちょうど食べごろの大きさで、あちこちに沢山芽を出していて、ついてんぷらを思いつく。
でも、去年の出来事以来、路地ものを口に運ぶのはなんとなく躊躇せざるを得ないところ。まあ、コレを数個食ったところで、大勢に影響が無いのは分かってはいても。
ここ数日、日中の気温も高くなっているので、あっという間に食べごろは過ぎて、その後咲き揃う色々な草花に埋没して、そんな気持ちと一緒に忘れ去られていくのだろうけれど。

マクロレンズといえば、数年前の熱病でヤフオクから仕入れたContaxマクロプラナー100mmが手元にある。
銀塩フィルムからすっかり疎遠になってしまったここ数年はドライボックスの肥と化して、実はちょっとした心の痛みにもなっていた。
Contaxレンズをデジタルで使うため、キャノンの20Dをその後中古で手に入れてはいたが、35mm換算で160mmになるこのレンズでは、ちょっと長すぎと思い今まで試していなかった。
思いつきで試しに取り付けてみると、想像以上にバランスが良く、マニュアルフォーカス、手動絞り優先AEという懐古的操作条件でも十分楽しめそうな気配である。
なにより、かつて定評の画質を再度引き出してみたいという思いが、写欲となって内心をくすぐってくれるのが新鮮だったりもする。
技術の進歩っていったいなんなんだ?達観しながら自分のペースでレトロなスペックを楽しむ方が、この世界は幸せかも知れないなどとも、つい思ってしまう。

定評の剃刀の切れ味を実現させるには、ピント合わせにちょっと苦戦しているけれど、改めてEOSマウントの懐の深さも実感しながら、桜の開花を心待ちにしている今日この頃であったりするのである。

2012.04.14
■フルサイズデビュー■

■ま〜た買ったんすか?という声が聞こえそうですが、、そうです、ま〜た買っちまったんすよ。はい。感じる能力が残っているうちに経験しておきたいと思いましてね。
へそくりの満期を一年前倒しして買いました。支払いはこれからですが。
さすがに、新型のmark3ではなく、旧型になったmark2ですけども、デジカメはこれでもう一生買うこと無いかも知れませんね。ははは。後になって、そんなことをほざいていたと言われることも十分有るかも知れませんけども。
ストロボを使わなくても十分実用範囲の写真が撮れる高感度特性に感動しつつ、ピントが浅くてちょっと外すとまったくどうしようもない写真になってしまうシビアな性能に、挑戦意欲をくすぐられております。
フルサイズは、自分にはオーバースペックで、縁が無いものだとこの間まで思ってましたが、一旦踏み込んでしまうと、なるほどなあと納得せざるを得ない世界でありました。
ようやく春めいて色づき始めた景色を眺めながら、犬以外の被写体でも、カメラの実力を試してみたものだと思っております今日この頃。

しかし、コレを撮ったiPhone4sのカメラ性能もかなり凄いかも・・・。

■ちょっと訂正
iPod nano/6thの音がダンゴ過ぎるという評価、実は8GBの容量を最大限活用しようと、楽曲データを128kbpsのサンプリングレートに再変換して同期させていたことに気がつきまして、再度、オリジナルのビットレートで同期し直したら、不満だった音の解像度や鮮度が大きく改善されました。
手持ちのiTunesライブラリには、128kbpsと256kbpsが混在していて、それ自体の再生で極端な音の違いを感じたことはなかったのですが、どうやら圧縮音源を再圧縮するというプロセスに問題があったのではないかと推測しております。
ということで、iPod touch/4thも良いけれど、iPod nano/6thそこそこ使えるじゃんということで、前言訂正。

目下、shure/SE530との組合せで、超軽量再生セットとして活躍中であります。
価格的には、すんげえアンバランスな組み合わせですが。

■どうにも、最近人間関係がギスギスしております。
面倒くさく勝手なヤツばかりがやたら身近に集まってしまっているからだと思っていたのですが、実は、自分自身がどんどん面倒くさい人間になっているからなのかも知れんと、今更気がつきました。
これも経年劣化の一環で、わがまま老人というのは、ここから始まるのかも知れません。
もともと、あんまり上手なタイプじゃなかったですし。
すいません、コレでも、意外に気を遣って妥協しているつもりなんすけどね・・・、本人は。

■Beatlesの着信音をiTunes storeから購入。
なんで出だしのフレーズだけで250円もするんだよ、と今更C/Pの悪さに気づいたけれど、その時は調子に乗って4種類も買ってしまった。
とりあえず、ハロー・グッドバイを着信音に設定したけれど、元々めったに電話がかかってこないタイプなので、まだ一回も鳴ってない。
去年の今頃は、電話がなる度、鬱になっていたことを考えれば、安泰を意味する実態は望ましいことなのですが。
ちなみに、当時設定していた着信音を聞くと、今でもゾッとするので、もう一生その音源を設定することは無いと思っております。

2012.04.05
■切り替え時■

■昨日の吹雪の嵐が嘘のように、今日は一転春めいた陽気。
天気が良いのはうれしいけれど、なんだか去年からずっと翻弄されっぱなしですな、自然界の気ままな所作には。
今朝はいつもよりちょっとだけ早く目覚めたので、冬の間サボりっぱなしだった平日の朝の犬散歩を、ようやく再開。
これも、震災前の普通の暮らしに戻るための、小さな一歩。いや散歩。
通勤途中の河川沿いの桜並木の花芽は、まだまだ小さく固そうですが、良く見るとつややかな赤みがしっかり増していて、着実に花開く準備が進んでいることを確認できました。
このところずっとこわばり続けていた意識も、ようやく少しずつ解きほぐされつつあることを、ちょっと感じた朝でありました。

■遅ればせながらも、ついに新年度突入。
個人的には、異動があって職場が変わって、生活も今後そこそこ変わるだろう契機を迎えているのですよ。多分。
そんな中、年度末の土曜日から原因不明の空前絶後の下痢。
週が明けて、近所の医院で診てもらったら、発熱も、出血もないので単なる胃腸炎との診断。
処方頂いた薬のおかげでようやく快方に向かっておりますが、どうも、一年分溜まった毒素を一気に出しきっているよな気分。
体の方も、大きな契機を感じているのかも。

■通勤の共だったiPod touch 3rd/64GBが、年度末に突然故障。
OSアップデート中にMacとの同期エラー出て、以降システムの復元もできず、ペーパーウエイト以外の機能を失ってしまいました。
Appleサポートに電話で相談したところ、今回のケースでは19,000円の交換修理だとか。(アラート番号からは、USBバス関連の通信エラーらしい)
今回も、実に微妙な修理代なのだが、想定外の車検費用を背負っている今、とりあえず手持ちの機器での代替を考えてみたのだが、第一候補の現役引退iPhoneG3s/32GBは、いまいち音の締りが良くないし、iPod nano1stの交換修理で手に入ったiPod nano4thは、音が団子になって解像度も繊細さも大きく劣る。iPod cassicはそこそこの音だが、操作性を含めてイマイチ持ち歩きたい雰囲気じゃない。
やはりiPod touchがベスト・チョイスであることを再認識。
結局、楽天ポイントがちょっとだけ貯まっていたのを思い出し、それを使って現行のiPod touch 4th/64Gに買い替え。
音質の進化も実感できて、壊れた時がまさに買い替え時だったかなあと納得したところで、ん?、交換修理って、もしかして現行機種との交換の可能性もあったのか、と、いまさら思いつく。
まあ、実際やって見なくちゃわからないのだが・・・。

■なんだかんだ言っても、そこそこ春を感じてきたので、ぼちぼち川釣りの共通年券を手に入れる準備をしなければと思ってます(自分のケツを叩く意味でも)。
具体的には、自分の顔写真と現金を持って、近所の上州屋に出かければ良いだけなんだけど、川に立つ気分にはまだまだなれない気候が、ついつい先送りさせている実態。
ところで、岩手県の県南地方の河川は、魚に100ベクレル/kgを超えるセシュウムが検出されたとかで、キャッチ&リリースも含めて禁漁継続なのだそうな。
近年、県南河川にはめったに行かないけれど、ああ、やっぱりね、というさびしい心境であります。

2012.03.20
■2年ぶりの春■

■桜の開花が、やたら待ち遠しく感じる今年の春であります。
桜だけでなく、田んぼのあぜ道の雪が融けて現れた土手に、小さな野草が芽吹いているのを犬の散歩途中に見つけて、なにやらホッとした気分にもなります。
色々な草木が芽を出し、つぼみをほころばせて町や山里を彩る様子を、今年ほど待ちわびる気持ちになっている年も無かったように思います。
やたら長く寒さの厳しい今年の冬ではありましたが、春を待ちわびる気持ちの根源は、去年の出来事に端を発していることは言わずもがなでありますが。

1周年を迎えたテレビでのこのところの報道も、実はとても表面的な内容ばかりのように思え、改めて今までの意識を変える契機とは成っていなかったのですが、ここ数週間、地元地方紙の数面を使って写真とともに紹介されている被災して亡くなった方々のプロフィールを毎日眺めているうちに、最初は自分の知って居る方々の有無を確認するためのつもりが、いつの間にか亡くなった方々のそれぞれの人生を想像し、最後の時の情景を思うようになり、膨大な数の人達が味わったであろうそ無念さに、改めて心が痛んでおります。
つくずく、去年の今頃は自分の頭に群がるハエを追い払うことだけを考えていて、被災地のこと、被災者のことなど本気になって考えて居なかったことに、今となってようやく気づいています。
そして、こんなsiteを見つけてしまい、突然頭を思い切りぶん殴られた気分で、その痛みに思わず泣いてしまいました。

一年前に、こんな信じられない不幸がすぐ傍で無数にあっただろうことに、同じ県、同じ東北地方、同じ国民、同じ人間でありながら、結局対岸の火事程度にしか思って居なかった。阪神淡路の時も、中越地震の時も、実はやはりそうだったのでしょう。
人間というもの、所詮そんなものかも知れないけれど。

2012.03.12
■1年■

■土曜日の朝は、前日のプチ送別会による二日酔いを抱えて重く目覚めたとはいえ、どうもいつもと様子が違ってまして、体が痛いし、咳も出る、頭も重くて痛い。
念のため体温を測ってみると37度を越えていて、ついにわが身にもインフルエンザの降臨を予感したものの、既に土曜日の午後となり病院は休診。
とりあえず日曜日の休日当番医の世話になることにして、早めに就寝したところ、翌日は体温も下がって不快な諸症状も殆ど緩和。なかなかにしぶといアタシであります。

おりしも3月11日。アタシなりにも、一応一年分の疲れがでたのかもと思っておりましたが、この症状、実はアタシだけのものではなかったらしく、週明けの本日、風邪など無縁と思われていた職場の同僚4人が一斉に風邪又はインフルエンザでダウン。さらに、休みはしなかったものの、週末同様の症状を乗り越えた職員も数人。
やはり、そんなタイミングのこの時期なんでしょうか。

■ついに一年経過。
個人的にも大変濃厚な一年でありましたが、被災地の皆様の置かれた境遇や心情を思えば、全く屁のような話ばかりで、むしろ、仕事の役割以外の個人的な支援らしい行動がどの程度できたのかを振り返えれば、全く恥ずかしい限りであります。
そんなことで、昨日のテレビはどの局も1周年特番で、炬燵に入ってチラチラ見ながらも、そのまま見続ける気力耐力は供に無く、風邪の症状だけでない重い気持ちで、ただイライラしながら、これと言って他のことも手に付かず、音楽すらも聴く気になれないままの週末となりました。
今年こそは、何か、考えて行動しなくてはなあと、ぼんやり思いながら・・・。

■7年目の車検頼んできました。
家に帰ってから下見後の連絡があり、バッテリー、マフラー、アレやコレやの部品交換が必要で、フルサイズデジタル一眼のボディが買える程度の見積もりになるとかで、正直かなり、がっくり、トホ。
まあ、命を預ける道具の維持費と思えば、決して高くないのかも知れませんが、今後車検の度に同程度の出費が予想されるなら、乗り換えもボチボチ考えなくちゃあとも思いつつ、拘りと経済負担能力の狭間で悩むクルマ選びは、なんだか今更トテモ面倒くさくも感じるのでありますよ。

2012.03.05
■一進一退■

■3月を迎えて、晴れの日は日差しに春の気配を感じてウキウキするものの、今朝のように、朝目覚めて窓の外に雪が降っているのを見ると、一転かなりがっかりする。
三寒四温とはいえ、春を待つ気持ちが強いほど、冬に舞い戻る憂鬱も大きいような気がする。
いずれ今年の冬はしぶとい。
でも、去年の震災の日も雪降りだったか・・・。
忌まわしい出来事から、振り返ればようやく1年である。

■川は解禁のハズなのだが、気持ち的にはマダマダである。準備に年券を買う気にもなかなかなれない。
実際、川に行くのはいつもの年でも5月の連休前後なのだが、今年の寒さでは雪代が長くて、さらに遅れるかもしれないなあと思っている。
今年は釣りだけでなく、あちこち旅行に行きたい。そして、「写真に」も入れ込みたいと思って、カメラをアレコレいじっているが、今の季節被写体は家の犬以外に思いつかないのである。
拘るのは、「カメラに」じゃなくて、「写真に」であることを、自分自身、今から肝に銘じて置きたいところである、が・・・。

■スピーカーケーブルの違いなんて、洗濯ハンガーの針金で繋いだって分からないぜ、という説がある。
まあそんなもんだろうよと、今までずっと近寄らないようにしていた。
重箱の隅をつつくような聴き方はしたくないというのが建前、聴き比べても違いが分からない現実に向き合うのが怖いというのが本音。
その趣旨の延長で、メイン機のJBL4333Bは、今の家に設置して以来20数年間ずっと同じ、一応OFC線材のごくフツーの並行2芯ケーブルをそのまま使い続けてきたのであるが、過日、暇つぶしでサブスピーカーの繋ぎ換えをやった際の気まぐれで、メインのJBL4333Bも、手元で余った、メーター数百円のごくごくフツーランクの中国製ケーブルに換えてみた。具体の効果も期待もせずに。
実は音が変わった。
高域がやたら明瞭になって、低域もサンパチ・ウーファーらしい、しっかりとした質感を備えて出るようになり、定位も明瞭になった。
良いことだらけで、まるで新しいスピーカーに換えた気分で、実はちょっと惚れ直してさえいる。
でも、そういえば長い間忘れていたけれど、実はコレが本来の音だったような気もする。多分。
コードで音は変わるというより、見かけでは分からないけれど、コードの劣化で音が知らず知らず変わるというのが正しいのかもしれない。
老化による伝達系統の劣化。う〜ん、身につまされて妙に説得力があるケドなあ・・・。

2012.02.24
■あらあらまあまあやっといまごろ■

■こっそり昨日(多分)からついに、日本のiTunes storeでも、Sonyが囲い込んでいた洋楽レーベルが買えるようになっておりますよ。
Appleに張り合って保有レーベルの囲い込み続けるよりも、音楽産業大不況の実態で、なんぼでも売った方が徳と判断したのか、赤字決算の中、勝ち目の無い戦いを続ける余裕がなくなったのか。社長も変わって方針転換したようでございます。
100歩譲って、囲い込みをビジネス戦略上の手段として認めるとしても、Sonyが用意した代わりのシステムでMacOSをオミットしていた事実は、パブリック・ドメインでもある音楽資産の提供に対する差別でありまして、Userにとってフェアじゃないと思っていたので、正直ざまあみろという感情も無いわけではない。

始まったばかりなので、今のところ全てのアルバムがという訳ではないものの、マイルスも、ウエザーリポートも、ボブディランも、S&Gも、サンタナ、シカゴ、BS&T、EW&F、グレン・グールドも、あれこれぐ〜っと品揃えが豊かになって、やはりこうでなくちゃあと改めて思っています。
もっとも最近は、一応音質に拘ってロスレスリッピング志向になっていて、価格も安い輸入CDメディアを購入対象として見直しているので、個人的にこれからどの程度利用するかは?ですが。

これで、Sony製品に対する個人的不買行動の根拠は失ったものの、その間、既にテレビもビデオもパナ製で揃えてしまっていて、今更欲しいSony製品なんてゼンゼン無いのだね。
遅かったね、決断が。
いや、実のところ、そんな感情の有無に関わらず、欲しいと思う製品が無いということが、Sony、いや日本の家電メーカーにとっての現状の重大な問題なんだろうケド。

2012.02.13
■微妙に春の気配■

■夕べは9時に寝て、今朝は7時頃に目覚めたので、約10時間の睡眠。
実は年に2回まわってくる職場の危機管理宿直当番で、突発的問題が起きない限り他にやることも無いので、さっさと早く寝た結果、毎朝鼻でつついて起こしにかかる犬達も居なかったので、ゆっくり窓の外に見える明るくなった空をボンヤリ眺めて起床。
いつもは、特に気分が重い月曜日ではあるものの、今日の日差しには春の気配が感じられ、久しぶりにたっぷりと寝た効果もあったのか、ガチガチに固まっていた気持ちのかけらが、少しだけ緩んだような気がします。
あと一ヶ月半で、色々な思いの沢山詰まった本年度から脱出できると思いながら、来るべき来年度が良い年度となるよう、それって、なんとなく年賀状の挨拶文みたいだなと思いながら、春を待つ気分の今日この頃であります。

■そういえば2月といえば冬の最後の月。となると来月からは川が解禁なのである。
去年は、数年ぶりに年券を買って、受け取りに行く予定の前日に地震が起きて、その後のなんだかんだで結局シーズン2回しか使うことができなかったけれど、そんなトラウマを抱えて今年はどうしたものか・・・。
一昨年の秋に手に入れた、新しい毛鉤巻き用のバイスは、なんだかんだで殆ど使ってないまま、今もすっかり億劫な気分だし。これも、4月以降の気分次第。

■今年の目標の一つとして、物欲から離れた更新を意識しようと思っているのだが、コレが予想外に難しい。
それだけ、内面的理性が荒廃しているんだなあとも思うのでもある。
ということで、個人的感想として、これからのデジカメ技術のキーワードは、ローパスフィルターのような気がする。
やはり、物欲から抜け出るのは難しいかな。

2012.02.09
■CP+2012■

■コレを見て、もはやデザイナーの敗北だなあと、思った。

でも、オリンパス・ファンじゃないので、無意識にネガティブなバイアスをかけて見ているかもと、改めて見直してみると、ペンタプリズムの形のEVFをミラーレス機に乗っけたと思えば、十分合理性のあるデザインのように思えてきた。
この会社の根に有る、かつての資産を模したあざといレトロ志向は、会社の現実の問題があるにせよ、やはりどんなモンかと思うけれど、あくまで、かつてのオリンパス・ファンへのサービスだと言うなら、なるほどそれは勝手だ。
結局、デジタル時代になって、EVFも、OVFも、液晶ファインダーとの折り合いがいまいち定まらない実態がありながら、ソレをどうするかでデザインと商品コンセプトが決まってくるということかも知れない。
各社色々な提案が出てきて、がぜん面白くなってきたというコトでもあるし。
個人的には、SIGMAのSD1MerrillDP1Merrillが気になってますけど。いえ、決して買いたいという意味ではなくてね。
NIKONのD800は、こおいうのを持ってサマになる自分になりたいものだと思うばかりです。

■居間で女房が使っていた、無線LAN対応HPのプリンタ複合機の無線機能がどうやら故障。
有線でなら使えるけれど、置き場所が限定されて現状環境では鬱陶しいのと、もともと、インク交換2回分程度の価格で5年程度も使っていたヤツなので、この際、多少インク代も安そうなキャノン製で、同等機能で8千円程度のPIXUS MG3130に買い替えることに。まあ、それはそれで良かったんだけど、その後で、フト思い出した。
我が家の無線LANベースステーションのAir Mac Expressには、USBポートが付いていて、それを使うと、プリンタ共有ができるんだった。今更気づくのが遅いって!!
300円の3mのUSBコードでHPのプリンタを繋いでみれば、あっけないほどすんなり無線接続。う〜む・・・とホホだな、またしても。

■パイレーツ・オブ・シリコンバレー(邦題はバトル オブ シリコンバレーだそうですが・・・)観ました。iTunesの映画レンタルで。(パイレーツ・オブ・カリビアンの「命の泉」も観ましたが・・・)

あちらのTV番組として放映されたという話を聞いてから、もうずいぶん経ちますが、Jobs氏がAppleに戻った時で終わっているストーリーは、いまとなってなんとなく尻切れトンボ。実はね、と、画面に向かってつい囁きたくなります。
Amazonでも今となってようやくDVDが販売されているようです。
描かれていたSteve Jobs氏の姿は、まさに今まで各種の本で書かれていたとおり、トラウマを抱えた嫌なヤツで、人間的魅力に溢れた人物像でした。
一方のビル・ゲイツ氏のエピソードは、今まで興味も無かったので、全く知らなかったのですが、映画での姿が嘘でないなら、今までなんとなく抱いていた鉄仮面的イメージを覆す、人間的魅力を感じることができました。
スティーブ・バルマーのキャラが、今の姿を被せてさらに面白かったのですが。
映画は、ビル・ゲイツが逆転の勝者となった形で終わっていましたが、その後の事実を知る今となっては、やはり中途半端な印象が否定できません。
といって、この続編を素直に期待できる気分でもないのですが、既に伝記の映画化が決まってはいるようなので、さらなるおさらいの機会は用意されているようです。
まあ、きっと観ることにはなるのでしょうが。

2012.02.08
■テレビの楽しみ方■

■このところ殆ど毎週、週末は日帰り温泉に出かけていて、過日温泉に浸かってぼんやりしていたら、BGMにWere` all aloneのインストルメンタルが流れてきました。
フト、オリジナルが聴きたくなって、家に戻ってiTunes Storeを探したら、Boz ScaggsがJazzナンバーをやっているアルバムも一緒に見つけてしまって、

さらにRod StewartのThe Great American Songbookのvol5が追加されてるのも見つけて、

さらにChicagoやit`s a beautiful dayやyesなんてアルバムまで目が行ってしまったけれど、かろうじてBoz Scaggsの2枚とRod Stewartの1枚の計3枚各1,500円で踏み止まりました。いやはや、全く思う壺であります。
ということで、その後フラっとAmazonに寄ってみたら、rodのvol5が1,077円。おまけに、vol1〜vol4のセットが2,446円。vol1はCDで、vol2はiTunes Storeからで既に持ってるんだけどなあ。
ということで、iTunesから音楽を買う前には、Amazonを事前確認することを、今後徹底しなければと思った次第。
ちなみに、RodのThe Great American Songbookは、なんだかんだ言ってアタシのfavoriteなので、未だ持っていない2枚を別々に買ったつもりで、ダブりに目をつぶってセット版を、そこまでくれば、久しぶりにとことん楽く聴けたvol5も、この際メディアでキープしたくなって、嬉トホホの追加のポチリ。
聴かなければ、そんな気にならなかったとしても、CDが届いた今iTunesフォルダからゴミ箱フォルダ行きとなった1,500円のiTunesファイルがトテモ悲しい。(一応バックアップして保管はしているけれど・・・)

■気がつけば、最近テレビ殆ど見ていないのだが、世間一般、どうもそういう風潮のようでございます。
どのチャンネルを映しても(廻しても、という表現からようやく脱皮)、出ている顔は皆同じ。
その殆どが、アタシ的に名前の区別もつかない吉本興業の芸能人らしいが、やってることは、どこに芸が隠されているのやら、内輪の宴会モドキをダラダラと垂れ流すテレビの実態は、既に多くの方々が指摘して久しいところです。
でも、アタシにとってそれ以上に腹立たしいのが、BSハイビジョンの劣化。
BS2が無くなるだけだと思っていたら、映画やハイビジョンスペシャルなど、さすがNHKと思っていた金と時間と企画を費やした番組の殆どがBSハイビジョンの番組から無くなって、ハイビジョンで放送する意味も無い、BS2から引っ越してきたと思われる昔の番組を垂れ流してお茶を濁しているという感じ。オンデマンドをこれからの稼ぎ頭にしたいというもくろみの一環なのだろうけれど。
ということで、最近たまに眺めるのは、民放BSの海外旅番組くらいのものです。
でも、そんな状況でも、通常番組の中でフト目を惹かれるシーンが、実はあるのです。 芸能人も一般人も問わない中年以上の年齢に達した方々が、過去を振り返って紹介される時の若かりし時の写真のシーン。
なるほど、こんな美人だった人も、加齢を重ねるとこんな風に変貌するのか。ということは、今テレビに出ているこのタレントさんの老後はこんなイメージか?とアレコレ過去と現在と未来を想像するのは、最近発見したテレビの楽しみとなっております。
老化による風貌の変化が、いよいよ人事でないという自らの現実があるからだとは思うのですけれど。

2012.02.7
■付録アンプ的な日々■

■立春も過ぎまして、昨日今日は寒さがちょっとだけ緩んでおりますが、明日からは又寒さが戻ってくるそうです。そうなると、一旦融けた雪が再び凍った世界が恐怖になるのですが。
家で唯一凍ったままの風呂場のシャワー水栓も、昨日ようやく融けました。のどに刺さったままの小骨がよいやく取れて、とりあえず一息という感じです。
例年に無い厳しい冬、なんだか、これでもかこれでもかと。自然にいじめられているような気さえします。
まあ、それも今月の中盤までだと、期待含みでたかをくくってはいるのですが。
でもって、寒さの被害も国内外で多発しているようですが、所詮自然の力には勝てないのでありますね。
いくら、マスコミが騒いだところでさ。

ところで、これほどまでに、世の中に不信感が蔓延していた時代はあったんでしょうかね?とフト思っているのであります。
大きなきっかけはかつての年金問題だったと思いますが、国民のみなさん、その後次から次へと出てくる問題に、拘り続ける気力も体力も無いという感じです。
これって、今の社会を支えている方々の資質が劣化しているのか、元々いんちきだった仕組みが今の時代隠しおうせなくなっているということでしょうか?
政治という世界はもはやどうしようも無いとして、実質的に世の中を操っている官僚社会に、記憶力とプライドと世渡り計算能力だけに秀でた人材が多く集まっているんじゃないかと、事あるごとにテレビで言い訳だけしている姿を見るにつけ思えてなりませぬ今日この頃であります。
まあ、これに見切りをつけて、一人一人が国に頼らない自立心を育てれば、日本という社会全体が成熟するという考えも有るのかも知れませんが。

■アレコレ遊ばせてもらっている中で、週末は単三8本のバッテリー電源なんてものも作ってみましたが、結局は、元の電源アダプターの音とたいして変わらないことを再確認。

一方で、ソースをiPhone3Gから、iPod classicに換えたからなのか、エージングの効果なのか、低音もそこそこでるようになってきておりまして、自分の能力で出来ることはだいたいやりつくした感じの中、BGMドライブアンプとして、不動の地位を得ようとしております。
ということで、ここ一ヶ月は、すっかり忘れていた楽しみ方を、おかげでずいぶん思い出させて頂きました。
市場の活性化のため、趣味としてのオーディオに再び目を向けさせるという意味で、Stereo誌の目論見は、多分大成功だったのではないでしょうか。今回味わった楽しみは、皆さん、きっとしばらく後を惹くと思われますから。

■今年の目標、アレコレ内心考える中で、身の回りのモノの整理も意識。
使ってナンボのモノを死蔵するのはいい加減止めにしようと。
とりあえずの実行第一歩として、現状余剰状態の一眼デジカメD80標準ズーム付きを、前からデジイチを使ってみたいと言っていた職場の友達にあげた。
あげると言って持って行ったら、ただでは貰いずらいという律儀な反応が返ってきたので、1万円で売ることにした。彼には今まで、何かと世話になっているので、引き継いで使ってもらえるだけで嬉しいと思っていたんだけれど。
で、なんとなく、抱えていた荷物が一つ減って妙にホッとした。新しい発見。

と思っていたら、女房が最近始めたスピードラーニング用にiPodとイヤホンが欲しいとのことで、初代iPod touchと、先月お試しで買ったsonyのカナル型BAイヤホンが手元を離れていきました。
おお、なんだか、勢いがついてきた感じ。

2012.01.23
■第2弾ケース完成・冬休みの工作■

■ネット通販で頼んでいた部品が届いたので、基盤に付いていたスピーカターミナルとAUX端子を外して、調達部品に配線し直してケースに取り付け。

残念ながらDCジャックは手に入らなかったので、今回も穴貫通で妥協。コレはまあ、使う上で全く支障ないから良いのです。
単純に遊びです。総コストは8,000円程度。通算5時間程度の作業時間。つまり、8,000円使って、5時間遊んだということです。

忘れていた、工作の楽しみを思い出させていただきました。アレコレのつまらないことをすっかり忘れて、ただひたむきに、穴を開けたり、半田付けしたり、実に気持ちの良い通算5時間でありました。
で、成果は、一応高級部品への交換で、微妙に接点の抵抗値が低減されたと思われることのプラス効果は、へたくそな半田付けによる微妙な抵抗値の増加で相殺され、音質への効果は殆ど無いと思われます。
でも、モノとしての見栄えの価値はかなり上がっております。自己満足ですが。

ついでに、外して余ったスピーカターミナルを、1号機の外側に二重に取り付けて、ケーブルの取り付け取り外しが楽にできるようにしました。

とりあえず、自分で出来そうなことはコレくらい。もう手を入れられそうなことは無い感じ。
あとは、スピーカを繋ぎ替えたり、なによりコレの音を聴きながら、チマチマと遊ぼうと思っております。

2012.01.16
■オーディオ道楽、その先に見えてきたもの・・・■

■相変わらず、あれこれいじくって遊んでおります、Stereo誌の付録アンプ。
Stereo誌の記事でお奨めのmuses01という、3,600円のオペアンプ交換で、ついに本体価格以上の投資もやらかしました。
交換して直ぐには違いが判らなかったですが、鳴らしこんでいくうちに、高域がより繊細で素直になった感じ。もちろん、投資の見返りを期待するバイアスが十分かかった耳で聴いた話ですので、正直なところは、オリジナルの数百円だというオペアンプの実力の高さの方が、余計に引き立つような気もします。

siteを覗くと、パラゴンに繋いで実力評価した人もいるらしく、とりあえずアタシも多少はまともなスピーカーで試してみようと、半信半疑で我が家のスーパーサブのALR/jordanのEntrySiに変えてみましたら、改めて驚きのかなりまともな音。
音量Maxでも破綻なく、BGM的に鳴らす分には必要十分。コレって、とても複雑な心境です。
もちろん、絶対的なパワー不足は否めないし、低音量時の音の厚さ不足も不満として感じます。でも、実質2,000円程度のチッポケな基盤から、ここまでの音が出るとなると、アタシの今までのオーディオ遍歴はいったいなんだったのか、という気持ちになろうと言うもの。
おそらく、あと数千円分の部品を加えれば、現状の不満は簡単に解消できることでしょうから。


フト、初めて手に入れた、ボリュームを上げるとすぐハム音が気になる、一万数千円のパイオニアのアンプが鳴らす音を、ありがたく聴いていた遥か昔を思い出します。
つくづくデジタルアンプ恐るべし。ある意味、オーディオ界のデフレ宣言だったかも知れませんが。

ということで、ついに第1弾のケース作りも完成。

ポケットティッシュbox約300円と、セパレーターが約80円。蓋はCDケースを切り取って、手持ちのアルミアングル材で取り付けました。
実は、これら部品を手に入れるための送料や、追加の工具など、陰に隠れた出費の方が多くかかっているのですが・・・。
これに気を良くして、部品が手に入り次第、次は入出力端子Box直付け仕様にチャレンジを考えています。
なんとなく、自分にとってのオーディオ道楽の原点に戻ってしまったような、それにしてもちょっと微妙な心境ではありますが・・・。

2012.01.05
■初道楽。いんや、気持ちへの初薬です。■

■年末に、プリンタのインクを補充しようと、近所のケーズデンキに足を運んだ際に、つい現物に触ってしまったのが運のツキ。年が明けて、休み中コタツに入ってiPadしてたら、つい衝動に負けてポチリ、というか、ペタリというか。
今は懐具合がキンキンに冷え切っているので、支払いは暖かくなる夏頃という問題先送り的消費行動。年の初めからまたやってしまいましたなあ・・・。
デジカメ買ったのは、一昨年のPentax Optioの防水カメラ以来であります。つまり去年は1台も買わなかったと。それが久しぶりという感覚自体が、既に世間の常識とは乖離しているのでしょうけども。

昔から考えていた、個人的に期待するデジカメの理想の形に、一歩近づいた存在のように思えます。いや、全くの思い込みかも知れないのですが・・・。
一応ズームに連動する光学ファインダー、手動ズーム、ひんやり冷たい金属ボディー、つまりは銀塩カメラが持っていた、5感に直接訴える操作感と、それを陰で支えるデジタル技術という理想の関係の具象化。
ファインダーに限定すれば、X100の方がより理想に近いのですが、今の自分に35mmという焦点距離を割り切って使いきれる自信が無いのと、コンパクトでズーム付きという実用面でのアドバンテージが、買ってもさっぱり使わないというパターン回避には是非必要にも思えまして。
実は、X100は、発売前に絶対買う宣言をした記憶もあるのですけどもね・・・。
結局X10も、さらなる本命に近づくまでの繋ぎなのかもしれませんが、ここ当面の人生を楽しく演出してはくれそうです。モックンのCMもそんなイメージを十分幻想させてくれますし。
コレ首にぶら下げて旅行に行くことを夢見ながら、当面は、結局それができない現実の憂さ晴らしになるのでしょうけども。

■過日、近所の本屋3軒回って売り切れだった、stereo誌1月号でありましたが、本日、盛岡駅のさわや書店に立ち寄ったところ、4〜5冊平積みされているのを発見してしまって、しょうがないので1冊キープ。
ばかですよ、まったくね・・・。

2012.01.04
■仕事始め■

■う〜ん、今週末の3連休が待ち遠しい・・・。とても。
冬休みという生活パターンが自分に有った頃の記憶は既に風化しているものの、そんな暮らしがやたら恋しい今朝でした。
コレって、イケナイことなのでしょうか?

■ということで、昨年の暮れに、この際だからメインのオーディオ音源をMac miniと、iPodにすることにし、周辺機器をこちょこちょいじくりました。
所謂PCオーディオ環境化というヤツでしょうか。
手持ちのリッピングファイルを全部入れるため、iPod classic160GBも買っちゃいましたし。

でもって、Mac miniとiPod classicの再生音を比べてみると、実はビミョーに違う。
どっちも、CECのDAC経由で再生しているのですが、Mac miniの方が、音に安定感が無いというか、無意識に感じる歪があるというか、なんとなく聴いていてキモチが落ち着かない音。
とりあえずの思いつきで、今までのなんとなく使っていたフツーのUSBケーブルから、半信半疑で手に入れたオーディオ用を標榜するお手軽グレードのUSBケーブルに替えてみると、なんとスッキリ問題解決してしまいましたとさ。

ケーブルのパッケージの能書きを読んで見ると、伝送速度の遅さがジッターを生むとの話。ふむふむ。
つまりは、素材の抵抗値の違いが、アナログでは周波数帯の減衰を招くけれど、デジタル信号の場合は歪みを生むということか?なんとなくそれらしい理屈ではあります。
実は怪しい世界だと思っていたケーブルの世界の不思議を実感できたのも、今回のちょっとした発見でありました。全く侮りがたし、であります。

2012.01.03
■意外に気に入ってしまいましたよ■

■天気も大きく崩れることもなく、穏やかな正月の日々で、なによりであります。
今年の抱負は、去年我慢した分を含めて、人生を楽しむことに、アレコレもっとまじめに取り組みたいと思っておりますよ。はい。
とりあえず、もっとまじめに写真に取り組み直したいと思っておりまして、1年間全く使わなかった2台のデジカメのバッテリー充電からスタート。
しかし振り返ってみると、道具を揃えた後って、なぜかその後間が開いてしまうというジンクスがあるみたいです、アタシの場合。

■Stereo誌付録のデジタルアンプ。新年になってから、コレばっかり鳴らして聴いております。
エージングが進むにつれ、低域もまあまあ出るようになり、明瞭で明るく歯切れの良い音は、何となくBGM的に鳴らすには、過度に音楽に引き込まれ過ぎず、ちょうど良い感じ。全く見くびっておりましたぞ。
これを機会に復帰させた、十数年前の単身赴任中に使っていた、TEACのフルレンジ・コアキシャルスピーカシステムとのマッチングも絶妙だし、廃棄予定のトリオのアナログチューナーのチューニングノブを外して、ボリュームに付け替えてみたら、なかなかの面構えにもなりました。
メインのオーディオとはなり得ないとして、これはこれで、上等なラジオを聴いているような心地よさで、普段の生活のニッチな部分を埋めてくれる存在になったかもです。


そりゃあアタシのことですから、音質向上欲は健在で、交換用のオペアンプの手配もぬかりなく、今日はこの際なので、もう一冊(台)キープしておこうかと思って近所の本屋を3軒走り回りましたが、残念ながら既に売れ切れでありました。
雑誌の内容自体は、まあこんなものかという感じでしたが、金が無くて、自作スピーカーからオーディオを始めた世代に、面白さの原点を気づかせてくれ、そうでない世代には、そんな楽しみ方が有ることを教えてくれた企画だったんじゃないでしょうか。次の企画にも期待したいと思います。

■ということで、年末年始の休みは、年末の慌ただしさの一方で、年明け後のコレといって何にも無い日々を堪能させて頂ながら、明日の仕事始めを迎えるのでありました。

2012.01.01
■新年■

■今年は、良い年になりますように。




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