2010.03.16
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■週末は暇だったので、Mac用フォトレタッチソフトの、Aperture3のお試し版をdownloadして使ってみました。
日頃使い慣れているiPhotoと共通の感覚で操作できる一方で、機能が大幅に充実されており、とても良くできた使いやすいソフトだと感じました。
とはいえ、セールスどおりコレ1本で充分かといえば、ちょっと戸惑うところもあるわけでして。
1万枚ちょっとのiPhoto画像を全てインポートした後の動作は、起動後の一覧サムネイル画像表示で毎回結構待たされ、作業を終えてアプリのウインドウが消えた後でもプログレスバーがしばらく表示され、その間カリカリとHDDの音を聞かせながらデータ整理で待たされるという結構な重さであります。
改めてiPhotoの軽快さに、捨てがたい思いを感じるところです。
このため、画像ストックはiPhotoで管理し、レタッチしたいファイルだけをソフトウエア間のリンクでApertureに取り込むのが理想的な使い方じゃないかと思ったのですが、そういう仕様にはなっていない(Dox5ではなっているケド)ので、現状はiPhotoから必要な画像を取り出して別途作業するのが現実的かも。(待つのに慣れるという選択肢もあるけれど・・・)
レタッチ機能は、色やシャープさなど、とても自然で気持ち良く仕上がることを実感しましたが、一部の特定条件で写した写真に他のソフトでは出ない偽色が発生するなど、万能とは言えない面もあるようです。
手元に、Photoshop element6、Dox5、iPotoが既にあるので、管理はiPoto、レタッチはAperture3をそれぞれメインにしながら、必要に応じて他のソフトを補足的に使うのが個人的にはベストかも。
ということで、試用期間満了の1ヶ月以内には、約1,000円安いAmazonで結局ポチリしそうな予感。
それにしても、画質調整機能が高ければ高いほどに思ってしまうのですが、これだけ簡単にオリジナル画像を変えられるということは、写真の忠実性に対する価値や意義はどこにあるんですかねえ?
改めて、写真というものは、そもそもフレームで切り取られた映像世界ではあって、リアリズムもその中での表現手法の一つでしか無いのだと言われているような気分であり、そんな、揺れる思いを与えてくれるAperture3なのでありました。
■ということで、クロマグロ。
食文化か、種の保存かという議論になっちゃえば、答えは一つかと思いますね。
絶滅危惧状態じゃないという明確な反論ができてない状況ですし、そこに色々な政治的思惑が裏にあったとしても、もはや国際感情から離反した主張にしか聞こえませんからね。
マグロ好きですよ、アタシだって。
クロマグロの漁獲規制が決まれば、クロマグロはもちろん、他の普段食ってるマグロも貴重品になって、我が家の食卓から遠ざかるかも知れませんけどね。
でも、飽食ニッポンの実態で、ただ食いたいだけの理由で種の絶滅に拍車をかけるなんてことは、なんてみっともなくも情けない理由だろうと思います。
どこに人間としての理性が有るんだろうと思ってしまいますしね。
日本人の美学って、腹は空いても高楊枝、結局見栄の文化じゃなかったのかなあ。
ということで、いずれ食えなくなるまえに、しっかり食いだめして思い出づくりしておいた方がいいかもなあ・・・。
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