2010.02.27
■後退あり進行あり■

■今更ほんとにヤルつもりかよ、という内心を乗り越えて、app storeからFFとFF2を手に入れてしまった。
計2,000円也。
オープニングの曲が流れると、当時はまっていた頃の、ほんの10数年前の生活が心を去来し、しみじみ懐かしい思いに浸るだけで満足しております。
正直、iPhone画面でのプレイでは、老眼鏡を掛けても苦痛で、この先全クリの予感は殆どないのですが、iPad上に移れば、意外にはまるような気もしておりますよ。ふふふ。
コレがいっぱい売れれば、同じくスクエニのドラクエも次に期待できるかも。
でも、今ホントにやりたいのは、マリオやドンキーコングだったりするが、さすがにコレは、任天堂がその気になるとは思えない。
しかし、この歳でこんなことを考えているオレって、ホントにだいジョブなのかよ?!とも思う。

■最近、朝6時に起きて真面目に犬の散歩をこなしているのだけれど、その分夜眠くなる時間も早まって、7時間睡眠体質のアタシとしては、夜10時を過ぎるとそろそろ寝る時間という生活パターンになってしまっております。
コレが老人生活リズム化というヤツかもしれない。
今のところはまだ、起きるのに目覚まし時計に依存しているのだけは救いかも。

■トヨタのリコール事件は、どっちかというと、アメリカのトヨタバッシングという構図のようで、トヨタに同情的というか、むしろ被害者あつかいというか、まあそんな報道の実態みたいですね。
緑色の服着た証人のオバちゃんの言ってることは、常識的に考えてなんだかマユツバっぽいけど、現実の多くのクレームが嘘だとも思えないし、結局は程度の問題と、対応の姿勢なんだろうなあ。
あの国で、外国企業がトップに立つということは、日本の常識を超えた相応のリスクも有るのしょうね。
それと、日本のユーザーの立場は、いったいどうなっているんですかね?
いずれホントのことは分からないけれど、トヨタのCMが毎日沢山流されている国内の状況で、マスコミがいつものように叩けない、それなりの力学は当然あるのでしょうしね。

2010.02.25
■アレやコレや■

■どうにもちょっと低迷状態に入ってしまっておりまして、数ある道楽のどれにも興味が無くなったと言ったら、それは鬱の始まりだよという答えが女房から返ってきました。
まあ、それならそれでも良いんですけれど、春の気配が日増しに濃くなってきているので、多少おかしくなるのはアタシだけじゃ無いような気もするのですけれど。

■手持ちのFireWier接続の外付けCD-RWドライブがトラッキング不良になり、個人的にUSBより信頼感を感じているFireWire対応機器が、このところ市場から消えつつある中で、捨てるのも惜しく、代わりのユニットに入れ替えようと代品を探してみたのですが、今更CD-RWなんて市場に無い訳でございますね。
DVD-RWドライブならあるとはいえ、そこまでの用途は予定していないし、組み替えてMacが認識するかどうかもあやふやなので、ヤフオクを彷徨ってみたら、ティアックのCD-RWドライブの出品を見つけ、300円で落札できました。
もちろん、送料の方が高くなってしまうのですが、むしろ出品された方にとってこそ、どんなメリットが有ったのか、なんだか申し訳ないような気もしています。

ということで、届いたユニットに交換して、正常な動作を確認したのですが、試しにリッピングしてみたところ、またもや途中でストップ。
調べてみれば、なんのことはない、故障の原因はディスクドライブではなく、ケース内蔵のFireWireデバイスだったようで、交換前のドライブユニットに戻して、USB端子で繋いだところ、しっかりと動作。
さすがUSB1では遅くて、実用性の面でちょっと考えてしまうのですが・・・。

■ぼちぼち3月ですねえ・・・、そろそろですよねえ。

■レイモンド・クーリーの「テンプル騎士団の古文書」に続いて、「ウロボロスの古写本」も読了。
「テンプル騎士団の古文書」は、前半は殆どダン・ブラウンの「ダビンチコード」なのだけれど、後半に入ると、登場人物の言葉で開陳される宗教観や、二つの時代のストーリーとの絡み合いがあって、同じテンプル騎士団がテーマとしても、異なる面白さがあります。
実は書かれたのはダビンチコードの方が後だったらしいことが巻末に書いてありましたが、どっちがパクリなんだということよりも、どっちも面白いから良いのであります。
「ウロボロスの古写本」もなかなか面白いけれど、「24」的なストーリー展開の暗さがちょっと気になる。
いずれ「ダビンチコード」が気にいった方は、レイモンド・クーリーは是非お勧めでありましょう。
映画の「天使と悪魔」は、いつものように、約2時間という上映枠に収めた結果、ストーリーの深まりが不足でイマイチでしたが、小説にあったヘリコプターからのダイブを止めたことだけは見識だと思います。
「ウロボロスの古写本」の映画化は、かなり期待したいのですが、作家自身は乗り気でないそうです。
CIAエージェント役は、やっぱキーファー・サザーランド以外思い浮かばないのですが。

■何気なくテレビをつけたら、ジャック・レモンの「アパートの鍵貸します」をやってますた。
過去に数回観た映画ではあるものの、具体の記憶に残っていたのはテニスラケットでスパゲティの湯きりをするシーンだけで、改めて新鮮な気持ちで終わりまで観ることができました。
忘却力が2次関数的にグレードアップする中で、あと数年で、また新鮮な気持ちで楽しむことができることでしょう。
とはいえ、同じ映画を観ても、発見や感じるところは、年月の経緯とともに大きく変わってくるようで、単に洒落た御伽噺以上の、色々な思いをストーリーの随所に感じ取れるようになったのは、アタシなりの内面的進歩なのでしょうねえ。
もっとも、若いうちから既に深い感受性と理解力を備えた人は、他に多くいるのでしょうけれど。

2010.02.11
■これも、いつものなんとかの法則■

■氷点下10度以下の日々を数日過ごした後では、氷点下1、2度の世界では手袋も鬱陶しく感じる程に、ぬるいのである。つくづく慣れるって、凄いと思う。

■親戚に用があって、電話をしようとiPhoneの連絡先を探すも、登録済みのはずの名前が無い。
案の定、Macのアドレスブックの方のデータも、ちゃんと同期されて消えている。
そういえば、重複データを整理しようと思ってデータをいじったことがあったけれど、そのとき消したつもりはなくても、その後の同期の選択ミスで消してしまったのかも知れない。
昔使った宛名職人のデータが残っていたかと探し出してみれば、住所はあるが電話番号が無い。 つくづく、必要な時に必要なデータだけが無いという、その世界の法則とはいえ相変わらず超イライラさせられる。
ようやくTimeMachineを思いついて、過去のデータファイルを見つけて、フォルダを入れ替えて一件落着。つくづくTimeMachineは偉い。
もっとも、これで最近追加したデータは消えてしまっているので、ちょっとトホホなのと、実は当初、復元を対象データではなくて、「アドレスブック」のアプリケーションを選ぶというアホもしっかりやってしまっているし。

■女房が、windows環境のアルバイト先の職場に、アタシから権限を奪い取ったPowerBookG4を持ちこんで、一応仕事に使っている(らしい)。
家でMacを使っているとはいえ、ブラウザ以外殆ど使っていないも同様で、最近ようやく自分でプリントが出来るようになった程度の女房が、無線LANネットワーク環境で、プリントやWordファイルの受け渡しをしたいのだそうな。
案の定、iPhoneへのメールでちょくちょくサポート依頼がアタシの職場に届くのだが、良く聞くメーカーのユーザーサポートの笑い話を、単語レベルから地でいっている状況なのである。
とはいえ、ちゃんと無線LANに入って、有線ながらプリントもできるようになったらしい。
セキュリティーのユルさもあるんだろうけど、まずは前進しているようで、なにより。

■ER-4Sが絶好調。
iPodをポケットに、通勤途中がある意味至福の時間となりつつある昨今。
録音品質が良いソースなどは、歩いていて思わず立ち止まりたくなるような音が再生される。
こうなると人生の法則として、断線したり紛失したり、突然の事故の想定が必要に思えてくる。
ネガティブ思考かもしれないけれど、ボチボチ予備を手配した方が良いかもしれない。
エージングが進んだER-4Sは、それほどまでになかなかですぜ。

2010.02.09
■圏外■

■先週の強烈な寒さから一転、今日は朝から雨でした。
おかげで犬の散歩、久しぶりにお休みさせてもらいました。
この地域でのこの時期の雨って、やっぱり変だと思うのですが、寒さが緩んでちょっとホッとしているのも正直な感想だったり。
緊張がほぐれるとともに、今まで溜まっていた疲れが出てきたのか、なんだか体調が悪い。このところ慢性疲労ぎみかも。
肉体的になんだか、精神的になんだかは、自分自身よくわからんが、バイオリズムも体調と知性がどん底で、感情は危険日だしなあ・・・。

■職場でiPhoneを使おうと思うと、圏外マークが出て通信不能になることがたびたびあります。
職場が山の中にあるんなら、これもしょうがないのですが、一応盛岡のヘソあたりに在る場所で、いったいこれはなんなのよ?と言いたいところです。
一時的な症状なので、きっと利用者が集中してエリア内の回線がパンクしてるんだと思っていますが、その点ではやっぱりsoftbankなのでしょうか。
それに比べると、docomoのインフラは、さすがにしっかりしている感じです。

■「それが仕様です、故障ではありません、ユーザーの感覚が機械に合ってないんです。」
パソコンの世界でも、同様の言い訳があったような気がするなあ。
人の感覚に自然な機械ほど、優れた製品だと思うけれど、自己防衛のつもりが、本音を露呈してしまったように思えます。
慢心だよなあ、トヨタ式改善って、こんなもんだったか。

■タッチパッド式音楽再生デバイスとして長く使うという意味では、64GBという選択も良いのかも・・・。

■今更気づいたのだけれど、ぷららの送信サーバの設定が変わってた。
迷惑メール対応サービスの開始以降の変更らしいけれど、ずいぶんいい加減経ってから気が付いたことになる。
主に使っていたThunderbirdが、登録済みのパスワードをちょくちょく忘れてグズってたのはこのせいだったのか?それとも別の理由があったのか?
アカウント設定で、ポート10から587に変更する必要があったらしい。
今頃気づいたのは、家でのメールとのお付き合いの殆どが、ROM状態だったってことを裏づけているんだろうな。
これでThunderbirdに対する不信感は、晴れて払拭できるのか?
Mailもいまいち相性が悪くて、Entourageは鬱陶しいし、この際シンプルで堅牢であんまり高価でないメーラーソフトが欲しいと思うこの頃。

■AKGのK702のヘッドフォン直挿しで聴くiPodは、なかなか良い音がするのだけれど、バッテリーの減りが早い気がする。
振動版の大きさからすれば、カナル型と比べて何10倍ものエネルギーを余分に必要とするのだろうから、当たり前なんだろうけど。

2010.02.02
■シミュレーション■

■立春とはいえ、この時期が一年で一番寒いように思います。
今日はついに最低気温が氷点下11.6度だったとか。
寒いというより、皮膚に感じる痛さで納得でした。
でも、昔はもっと寒い日が続いたし、家の中も寒かったよなあと、温暖化と住環境の向上を認識。

■ところで、民意っていったいなんですかね?
だれがどうやってそれを決めているんだろうと考えると、結局、マスコミが何らかのバイアスをかけて流した報道の結果を、最後に世論調査結果という形で仕上げただけのことというのが現実の実態かと思います。
事実とそれ以外をしっかり判別して、自分なりに判断することが必要なんだろうなあと、改めてつくづく思うこの頃であったりしております。

■てなことを考えながら、アタシらしく自分に相応しいiPadの選択を考えてみる。
基本的に3G対応は対象外と思っているケド、シムロックフリーって、手持ちiPhneのSIMMを挿し換えても(合法性を含めて)使えるのでしょうかね?それ次第では、ちょっと迷うかもな。
そしてもう一つの悩みであるストレージ容量であるが、とりあえずiPadにどんなデータをいれることになるのか、な?っというところから整理してみると・・・。

想定される主な利用状況は、家の居間でコタツに入りながら、テレビを眺め、あるいはオーディオで音楽を聴きながら・・・、
◎メール確認、Google検索、価格.comの口コミチェック、ヤフオク入札。
◎家族や、訪ねてきた友人とデジタル写真を眺めたりも、たまにはするかも。
◎iPhoneより大きいディスプレイは、ゲームにもはまるかも。
◎HPの更新文書の打ち込みとアップロード。ところでiPhoneOS用のFTPソフトってあったっけ?
そのほか、旅行先でのデジカメ撮影データ保存用のストレージや、フォトスタンド的用途もあるかも。
電子書籍機能の日本での展開は、やはりかなり悲観的なんだろうなあ・・・。

●写真データ:利用予想→2~3GB
撮影データの一部を入れて眺めたり、ひとに見せたりするかもね。
でも、iPod上でレタッチ作業することは無いだろうし、全ての撮影データはMacで管理だろうから。

●音楽データ:利用予想→限り無く0GB
Wi-Fi通信オンリーで、家庭内での利用が主であれば、あえてiPadで音楽聴く必然性は殆どないし、そもそもネットブラウズしながら音楽聴くって、マルチタスクじゃないからムリなのかも。

●iWork関連データ:利用予想→1GB
オプションのキーボードとセットで意外に使ってみたいけれど、個人的にファイルサイズが1G越える可能性はないだろうなあ・・・。

●各種アプリ:利用予想→5GB
FFもリリースされるそうで、やるやらないは別にして、ゲームアプリはどっさり入れるかも。
今iPhoneに入れてるのがちょうど5GBだけど、cassicalなんて、容量馬鹿食いのヤツが入っているせいなので、余裕をみても、8GBってとこかな。

ということで、とりあえずの見積もり合計で12GB。
来年にも出るだろう次期改良バージョンの買い増し(!?)も想定して、今回はとりあえず16GB版で充分そうだけども、将来の可能性に含みを残して、悩んだ時はハイスペックという話もあったよなあ。
どこかの購入意向調査データでは、1位が16GB、2位が64GB、一番の人気薄が32GBだったとか。
発売直後の品薄状態を予想して、意外に中途半端な32GBが大穴狙い目だったりするかも・・・。

■結局、閉店セールの佐々木電気で買ったのは、フォープレイのCD一枚。
これといった目標も無く欲しいものを探し出すのが気が重く、少し選択肢が減ってからと思って覗いた一週間後の店舗でしたが、既に殆どモノが無くなっておりました。
今更ちょっと惜しかったような、コレでよかったような・・・。

2010.02.02
■ほどほどならではの快適さ■

■5年落ちともなれば、とろくてイライラさせられるPowerBookG4でも、ネットブラウザ等の機能に限定すれば未だ充分実用的で、今更多少の擦り傷も気にせず、テレビ見ながら、音楽を聴きながら、気が向いた時にチョイと手を伸ばして膝の上でインターネット通信という快適さを支えていたのですが、このたび故あって利用権が女房に移管されることになり、ちょいと不便な状況に。

いえいえ、ちゃんと、MacBookProというずっとパワフルなヤツがアタシ用にちゃんとあるのです。
でもねえ、正直いまいち馴染んでいないんです。つまりは利用目的に比べて大げさ過ぎるんでしょうな。
おまけに、スリープ状態でのバッテリー消費が結構大きくて、使おうと思って蓋を開けた時には満タンだったバッテリーが半分以下になっていたりするもので、最近はスリープ保持をやめてシャットダウンさせているので、余計に手軽さが失われているのです。
つまり、道具には使い道に合った、適度な能力と形のバランスが必要なのだと思うのです。

でもって、そんなアタシにとっての答えは、iPadだと思っております。
意外に予想どおりの形と機能で、最初は拍子抜けしたのですが、よくよく考えるにつれ、コレはとても革新的な提案だと思っております。
いろいろな評価はあるようですが、つまりは、りんごを向くのにサバイバルナイフは要らないし、スーパーに買い物に行くだけのクルマなら、8人乗りワンボックスのワゴンや、レクサスのセダンより、軽自動車の方がずっと便利だということ。なんでもできることを標榜するため失っていた快適性を、限定用途に応じた程よいスペックで実現しようという、これこそが成熟した価値感というものではないかと。
さらにこのコンセプトは、デジタルデバイドにも訴求するように思え、もしこれが今までインターネットに縁が無かった高齢世帯でも受け入れられれば、他のPC企業にとって地団駄を踏むような思いとなることでしょうね。

過去の価値感を、合理性を基に大胆に切り捨てるAppleの新製品には、いつもことながらネガティブが評価が付きまとうのですが、アレが無い、コレが出来ない、似たようなヤツが他にあるとか、ヒステリックにも思えるネガティブ評価の書き込みは、またもや一人勝ちを許してしまって、パイの分け前にありつけなくなる危機感からくる、クリエイティブとは程遠い業界の本音を覗かせる悲鳴のようにも感じます。

iPod、 iTunes、Mobile me、iPhoneと、独自の一貫性を持った新たな環境を築き上げてきたたAppleにとって、その中で新たに見えてきた隙間にはめ込むピースとしての必然性を持った商品であって、例えばSonyのように高いハードウエアの製造技術だけがあっても容易に踏み込めない、したたかな戦略の下でのガジェットだと思うのです。

日本には既に、「あいパッド」という商品があるそうですが、これからの高齢化社会を支える二つの大きなブランドになるのかも知れませんねえ。
発売には、まだ暫く時間がかかるようですが、3G対応は個人的にムリ(というか、冷静に考えて無駄)として、どのメモリーサイズの機種をチョイスするかを、それまでの間じっくり悩みたいと思っております。


since1/16/1998

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