■日増しに秋も深まって、意識の志向も冬眠準備のクマ並みになりつつある昨今。
そんな心境の中で、現役引退を予定していたPowerBookG4に目が向いた。
ヤフオクで落札者が見つかってもせいぜい数万円、中古屋だったら数千円に買い叩かれるのがオチの代物でも、ブラウザ閲覧程度だったら今でも充分使える性能をこのまま死蔵するのも勿体ないし・・・。
ということで、ハードウエア的パワーアップを思いついた、たまたま暇を持て余していた秋の休日なのでありました。
オリジナルの内蔵80GBでは、ストックするiTunesファイルを全部入れればそれでおしまいの現実レベルなので、とりあえずHDDの容量アップを思いつき、早速市内のPCパーツ屋に走ってWDのUATA250GBを入手。
実は、前々からムズムズしていたのだけれど、噂で難易度レベルが高そうだったことで躊躇していたPowerBookG4の開腹。
site情報を頼りにやってみると、取り外すボルトの数の多さと、トップパネルが噛んでいるラッチ部分がトリッキーなことだけが難点であることを確認しながら、一応無事に、元の80GBを160GBに換装成功。
新しく買った250GBは、これもいまいち活用方策が定まっていないMac miniに入れて、そこから外した160GBをPowerBookG4にというドミノ移植となりました。
CCCを使って前のシステムをそのまま移植したのですが、もったり感はそのまんま。
そういえば、当初からの上書きで幾度のOSバージョンアップを繰り返してきたシステム。さもありなんと、今更気づいて、このマシンにとって初めてのクリーンインストールをやり直したところ、長年血管にこびりついたコレステロールが綺麗に洗い流されたごとく、MacBook/Core2Duoには及ばないとはいえ、そこそこテキパキ感が戻ってきて、コリャあまだまだ使えそうだぞ、という雰囲気になってしまったのでありました。
たまにはシステムのクリーンインストールの必要性を実感しつつ、そこそこの中途半端な能力が蘇ったマシンの有効活用、果たして見つかるのか?おい!
とりあえず、iTunesジュークボックスになっているCubeを、そろそろコレにリプレイスさせたらよかろうか・・・?。
以下は、Mac miniのAirMac+bluetooothユニット追加工事の記録。
まず、蓋開けて。
![](R0010059.jpg)
マザーボードの空きスロットへ。
![](R0010061.jpg)
追加ボードを取り付けて完了。
![](R0010063.jpg)