2009.09.29
■iPod、イヤホン、ND-S1のトライアングルで遊ぶこの頃■

■これぞ音楽(再生装置)の秋、って・・・。
もちろん山にだって行ってますよ。この間の土曜日なんか途中休憩無しで、1時間16分のベストレコードっす。
しかしなんだね、自然に触れ合うどころか、つい競争意識が芽生えて、誰も相手がいないと時計とすら競ってしまうところが、まあ嵯峨なんでしょうねえ、多少ぬるかったかも知れないけれど、競争社会という今までの人生の中で知らず知らず見につけていた・・・。
いつもの同じ山から抜けられないというのも、輪をかけて情けない限りでありまして。

音楽再生装置の方は、どうもバランスが崩れてしまったようなんですよ。
そこそこのバランスで、こんなもんかと納得していたシステムが、ある日iPodの音質の向上にフト気づいたら、次はイヤホンに不満が出て、イヤホンの音が良くなったら、スピーカーで聴く音の方も気になりだしたってコトみたい。
iBnanaさんも、オルトのイヤホン持っていらっしゃったんですねえ。
アタシのe-Q7は、ここにきてようやく音がこなれはじめててきたって感じで、単にレンジが広いという以外の魅力がボチボチ感じられるようになってきましたよ。だんだん良くなる法華の太鼓。

エージングの必要性はオーディオの世界の常識でしょうが、イヤホンでの効果というヤツもなかなかで、早計に判断できない曲者だなあとつくづく思っておるのです。
実は5年程昔に手に入れた、エティモティックリサーチのER6iが、久しぶりに使ってみたら予想外に良い音で、いつの間にか熟成していたことに気付きまして、結局本来の音が出る前に他の製品に色々目移りしてしまっている間、身近に咲いていた可憐な花に気づかないままだったという、まあ有りがちな話でありますが、その間の紆余曲折の日々はいったいなんだったんだよ、それはそれで楽しかったけどさ、という心境でございます。

繊細な高域、空気感を伴う締りの良い低音、明瞭な音の輪郭、明確な定位と音場。
確かに絶対的に低音が足りないという指摘も当たっていますが、それを越える総合的な品質の高さがある。アタシが求めていた音はコレなんだああ〜という心境でございました。
エティモティックリサーチ社は、元々は補聴器メーカーだったそうで、なるほど音場再生の自然さとリアルさは、少なくとも、アタシが今まで手に入れた他のイヤホンでは手に入らない独自の優位性であります。
となると、このメーカーの最上位機種のER4Sの音ってどうなのよ?
やっぱ、結局そうなるわけねえ・・・。


しかし、シュア用のイヤーチップに付け換えた姿はなんだかなあ・・・。

でもって、この間手に入れたe-Q7のエージングはどうなるんだって、全くいい加減なアタシではある。
イヤホン道楽も止められないっすねえ、なかなか。

2009.09.28
■デジタルの威力■

■ようやく届きやがった。
早速iPod touchを乗せて、光ケーブルでCECのDACに繋いで、メインのオーディオで聴いてみる。

iPodから直接取り出したアナログ信号を繋いだ時の音とは、ハッキリ全く別モノである。 音の輪郭が明瞭で細かく、ダイナミックレンジも広がりながら刺激的でなく、あえて言えばとてもスムースな音でもある。
良くも悪くも、なんか蒸留水のような音であるような気もしないでもない。
多少の不純物がミネラル成分となっていたかも知れない今までの音の方が、曲によってはリアルさが増すような気もする。そんな音を今までずっと聴き続けていたからかも知れない。
今までメインだった、CubeのUSB接続より安定感が増して雑味が少なく感じるので、選曲等のオペレーション性能を別にすればメインの座を代えてもいいのかも知れない。
おっと、ストレージ容量のアドバンテージもあったっけ。

いずれ、1万3千円程度の投資価格は、脅威のコストパフォーマンスである。
もっとも、デジタル入力を持ったオーディ機器が手元に有ればの話しであって、それでなければあたしのように、別途DACが必要になる。
個人的には、その投資を含めても納得できるパフォーマンスだと感じている。
そんなこんなで、今回現物が届くまでの多数のイライラも、とりあえず帳消しである。

一方、デジタル音源の真髄に近づいた分、音源ソースの品質がモロに反映される。
録音状態の良し悪しも、音源ファイルの圧縮による細かいディテールの喪失も、そのまま反映される再生音は、音楽を楽しみたいという欲求に対しては、有る意味辛いところもある。
例えれば、ハイビジョンでアップで映る女優さんの顔みたいなもんである。
もちろん、高品位の音源を再生した時の感動は、オーディオシステム全体が変わったかと思える程なのだから、知ってしまった今もう後へは戻れない世界なのだろうけれど。
こうなると、とりあえずロスレスフォーマットでの再リッピングだろうし、音楽購入もiTunes StoreからでなくAmazonからのCD盤に逆もどりするかも知れない。
寝た子を起こされて、今更SACDなんて世界に首を突っ込むのだけは止めたいと思っているけれど、いずれオーディオの虫はひょんなことで顔を出す。
長年付き合い続けた虫だから、これからも絶対切れない縁なんだろうなとは思うけれど。

2009.09.23
■連休最終日■

■なぜか今頃になって評価版が公開されたMac office 2008を早速試してみました。
今まで、Mac office Xをインストールしていたのですが、leoprd以降起動はするもののWordでフォントが江戸文字になったままで換えられなかったり、Excelで日本語が入力できなかったり、その他あれこれの不具合に加えて、とにかくもったり遅いしということで、実質使い物にならないままだったのですが、現実の家での利用頻度を考えると現行バージョンに買い換える気にもなれず、とりあえずOpenOfficeで間に合わせて、さらに念のためiWarksも導入してはいたのですが、ホントにたま〜に、wordやexcelを使いたくなる用事が有るわけで、そんな時、職場でwin版の使い勝手が染みついてる身として、ヒジョーにもどかしい思いのストレスを感じていたのも事実。

ここはそろそろ、更新やむを得ないかと思っていた矢先だったのですが、一番心配だった動作速度もまあ納得のレベルで、結局まんまと、ファミリー&アカデミック正規版を導入することに。
これで、ばんばん家に仕事持ち帰って、活用するぞ〜!なんてことには絶対成らないけれど、必要になるのはだいたい突然なので、ちょっと一安心ってとこですか。

■このところ、safariを使っていてシステム自体がフリーズしたり、iTunesがapp storに行こうとすると9割程度の確率で落ちたりと絶不調。
どっちもsnow leopardのせいかと思っていたのですが、OSを上書き再インストールをしたらsafariの方は復調。
今朝は、どうやら対策を講じたらしい、iTunesのアップデータが配布されていて、とりあえず落ちついたようです。
これは、見かけが殆ど変わらないけれど、中身は随分変わっていた証ということでしょうね。

■Amazonから22日到着予定のブツが未だうんともすんとも。
文句言ってやろうとアカウントサービスで窓口を探そうにも、そおいう苦情を受け付けるフォームもメールアドレスも用意されていないのである。
さすが、あちらの国の企業風であることを今更再認識。
えっ、ブツですか?、ONKYO iPod Dock搭載デジタルメディアトランスポート ND-S1ってヤツですよ、性懲りも無くね。はは
予定していた休み中の、ささやかな楽しみの一つがフイになってしまいましたねえ。ちくちょうめ!
ちょっとばかり、クレーマー心理が理解できてしまう自分が怖かったりもして。

■シルバーウイークも最終日。
なんか、退職後の生活をシミュレーションしたような気分の日々でもありましたが、とりあえず、2箇所の墓参に山行1回は納得。
でも、連休はやっぱどっか泊まりがけの旅行でもしないとなあ、という気分も。
二日酔いで一日損したのが悔しくて、今日は懸案課題の整理とクールダウンというとこでです。
次は6年後だそうな。

2009.09.22
■タイムラグ■

■昨日使った筋肉が今頃になって痛くなってきやがった。
歳をとると遅く来るとは言われているものの・・・。

■50曲で900円の安さに釣られて購入。

Jazz Connects The World1曲18円だもんね。
おまけにiTunes pulus仕様だし。
Jazz入門的なオムニバスかと思えば、意外に結構クセのある演奏が集まっていて、音がまた結構良くて、こりゃあ結構面白いかも。
まあ、たまにはこんなのも良いでしょう。

■ダムなんて無くて済むなら無い方が良い訳で、八ツ場ダムを造らないと、地元地権者にとって何が不都合なのかが、さっぱり解らない。
結局マスコミは、感情を伝えようとするけれど、理屈を伝えようという意識が全く無いんじゃないかと思う。
今のままだと、反対住民は実はみんな土建屋さんなんじゃないかとさえ、思ってしまうんだけど・・・。
ニュースを見る度に、本当の理由が知りたいと思うこの頃なのです。

2009.09.21
■危険がいっぱい■

■ほんとに久しぶりに、いつもの東根山に登ってまいりました。
6月の下旬以降ぱったりと、行けなくなってましたから、さぞや体が鈍っていたかと思いきや、4月から継続している一日一万歩生活の効果を如実に実感。ベストのペースでした。
道ばたに栗やドングリが沢山落ちていましたが、紅葉の方は未だ先でしたね。

たまたま同じになった方が、登る途中で見つけて採ってきたキノコ。
食用のムキタケを期待していたようですが、セオリーどおり裂いてみると軸に黒い滲みがあって、これはまさに毒キノコのツキヨタケ。
やっぱりね、ということでしたが、なるほど、これが食用であれば、さぞかし美味かろうと思う姿ではありますね。

もう一つ、こっちは猛毒トリカブト。あっちこっちで花を咲かせておりました。
スズメバチも忙しそうに羽音を鳴らして威嚇してましたし、あとは熊に遭遇しなかったことくらいでしょうか。
知ってしまえば、身近なところにも危険がいっぱいでありました。

2009.09.19
■そうだとすれば・・・■

臼井儀人氏滑落死か?
ほんとにそうなら、あの才能がなくなるのはトテモ残念です。
あのギャグセンスは貴重でしたからねえ。
そおいやあ、ぶりぶり左右衛門役の声優さんも、家の階段からの転落で亡くなったんでしたねえ・・・。

■久しぶりの、きつーい二日酔い。
回復に昼過ぎまでかかって、5連休の貴重な一日を棒に振ってしまいました。
よりによって、天気は最高だって言う日にねえ。
そうなるほどに飲んでしまった心境ってえものが有ったにしてもだよ・・・。

2009.09.17
■歴史的夜■

■職場関係での出身大学同窓会があったのですが、集まった殆どが別の部署で普段会話の機会の無い人達だったこともあり、終わってみれば結構気疲れした2時間超の飲み会でありました。
その晩は、やたら登場人物が多くて、ストーリー性の強い、近頃なかなか見ることの無いようなシュールな夢を見てしまい、潜在意識の反映というフロイト流の解釈をもって納得するにしても全く疲れの追い討ち。

■夕べは、新政権組閣の歴史的夜であり、仕事の宿直日。
ずっと昔の、タイガース優勝決定の時の花巻温泉での会議宿泊を思い出すんであります。
新閣僚記者会見が始まるまでテレビ見ていて、途中眠くなって寝ただけだの夜だったけれど。
社会が解決しなければならない目の前の課題が明確に示されたことが大きな前進だと思うけれど、その実現には国民も耐えなければならない、これから始まる紆余曲折があるんだろうなあと思いながら寝ました。

■イヤホン選びが面白くなってしまってしまって、久しぶりにはまってます。
良い音とは別に、好きな音という比較も、色々個性ある製品が増えていてなかなか面白い。
地方在住者のハンディとして、実際に音を聴いて試せないので、口コミ評価と直感で判断するしかないことが、むしろギャンブル的快感をくすぐっているのかもしれませんな。
いずれ、耳は左右一対しか無いのに、手持ちのイヤホンはまだまだ増える気配なりよ。

2009.09.14
■音質で考えるiPodとの関係■

■手元にはこの間届いたばかりのiPod touch 2ndがある。
先ごろ発表された新型ではなく、前から発売されていたヤツが新製品の発売に併せてディスカウントプライスに変更された整備済み品で、値段は32GBで23,800円也であった。
新型との表向きの比較では、CPU速度がベンチマーク比で1/3で、ボイスコントロールができない程度の違いらしいが、速度発揮されるゲーム機能にはどうせついていけっこないし、このトシになって機械に向かって話しかけるのもなにやら寂しいし。

一方で、新しいiPod touchには、今のところ表向きにされてない隠し機能がなにやら仕込んであるらしい。
ファームウエアの更新で、FMラジオが聞けるようになったり、無線LANが速くなったりするかも知れないし、このまま日の目を見ずに次の新製品に替わるのかも知れない。
そんなことを色々考えると微妙な価格設定ではあるが、なにより今の財布の都合と折り合ってしまったんだからしょうがない。
現物は、キズも無く、まともに動いている。
初期不良に出会う確率が一番低いのが整備済み品だという説もあるくらいだし。

そこそこの音質でめっぽう便利、から始まったiPodだと思うけれど、初代からtouch 2ndまで、手持ちの数を即答できない現実の中で、それぞれの音質の優劣って実はどうなのよ?とフト自問自答中。
気が付けば、機能が増えたり、容量が増えたりしたことを理由に買い増しはしてきたけれど、音質向上が動機付けになったことは1度も無かった。
それでは実際どうなのよ?ということで、今更あれこれ、イヤホンを抜き差しながら手持ちの機器を確認しようとするも、現実は混沌の境地。
例えば、nanoとtouchの音ってどう違うんだ?classicとはどうよ?てなことを確認しようとすると、明確な違いを発見できる前に、今しがた聴いた比較の音を忘れてしまい、自分の耳の情けなさを嘆くばかりの心境に。
ただし、初代touchと、touch 2ndやiPhoneとの音の差は明確である。
だから、音質の違いが買い増しの理由の一つになったのは今回が初めてということになる。

オーディオの常識として重くてデカイ方が音が良いという原則があるわけで、つまりは物量を潤沢に投入させれば、電気的にも、物理的にも優位だということなのだろうが、このテーゼはデジタル携帯プレーヤにも通じるものなのか?
少なくとも、アナログ回路については当てはまるハズと思うけれど、shuffleからtouchまでの大きさの違いの中で、まさか一緒の部品ということは有り得無いとしても、具体にどう反映されているのかは判らない。
常識的に考えて、一番重くて、容量があって、値段が高いtouchが現行で一番良い音が出るよう配慮されているのだろうけれど、それ以外との差ってどの程度?と考えてイヤホンをまた抜き差してみるのだけれど、 自分の耳への自負心が足元から崩れ落ちていくのを感じるばかりで、その先はまた迷路である。

ただし、今、個人的にベストだと思っているのは、touch 2ndと5〜6年前に買った、エティモティックリサーチのER6iの組み合わせなのである。
なんで今更ER6iなのかは、長くなるから止めるけれど、とにかくiPodの音質をこれほど意識したのは今回の出会いの結果ではある。
でも、このベストだと思う音も、他との比較で捉えようと思うと、また空しさに襲われてしまう。
つまり、イヤホンで聴く音楽は、他の人と意識を共有できない、結局は夢の世界のような、幻のような実態の無い存在なのだからと思うに至る。
それで良いのか、悪いのか、今はなんともいえないのだけれど・・・。
2009.09.11
■アップデートで遊ぶ秋の夜■

■昨日は4台のMacにせっせとiTunes9のバージョンアップをやって、その次はiPhoneの3.1ソフトウエアアップデート。
3GSの方だけでなく、SIM無しになった3Gの方もアップデートしようとしたら、エラーが出て一瞬にして復元モードに転落。
嫌な気分で復元を掛けると、今度はSIMが無いのでアクティベーションできないよアラートで作業ストップ。
もはや接続を外しても、うんともすんとも操作できない状態になったiPod3Gを前に、未だ借金払っているのにこれで終わりかよ?とショックを受けつつ、唯一の解決方策は現行契約している3GSから一旦SIMを移植して再復元を試みるしかないという結論に。
梱包パッケージの中からSIM取り出し用のピンを探し出し、電源を切った3GSから取り出して3Gに移植して再接続。
結果無事認知され、16GB分のiTunesファイルの転送で復旧に1時間程度かかったものの、カメラ付きiPod Touchとして復帰でき、SIMはその後再度3GSに戻して一件落着。
さすがちょっと焦りましたな。
これから又ソフトウエアアップデートが有ると、同じことが起きるんですかねえ・・・。
でもって、その今回のアップデート効果って、なんだったっけね?

■昨日発表された新しいiPod達を眺めながら、今回の一番の売りはやっぱりnanoだとは思うけれど、なんだかんだ言って出来ることなら新製品全部が欲しいよなあと思わせてくれるところが、マーケティング上手のAppleらしさ。
特に今回はJobsCEO復帰のご祝儀ということもあって、Appleファンとして何か1つくらい購入してもいいかもなどと、内心屁理屈コネテますわアタシ。
先のMacBookProで、約9万円も得させてもらったしね。
でもケチ臭く、iPod touch32GB整備済品なんてのが、来るのかも知れないケド・・・。

2009.09.08
■秋の気配■

■暑くて窓を開けて寝ても、夜中部屋に吹き込む冷たい風で目が覚めるこの頃。
日暮れが早くなったことは随分前から感じていたけれど、犬との散歩にちょっと早めに目覚めると、未だ日が昇っていない時もあったりして、夜明けの方もだいぶ遅くなってきているのを感じます。
それでも、朝6時前には散歩に出かける朝型生活がほぼ定着していますが、その分夜眠くなるのも早くなっていて、仕事から帰ってホットしたのもつかの間、これといったコトもしないまま寝床に着いてしまうという日々。ああ、こんな生活で良いんだろうかと思いながら、毎日が過ぎていく・・・。

■この間、生協で買った栗ご飯の素レトルトパックが夕べの食卓に登場。
こういう商品、昔はやたら不自然に甘かったり、味が妙にくどかったりした記憶があって、お試し半分の動機だったけれど、これが意外に美味くて、見事良い意味で先入観を打ち破ってくれました。
世の中、ちゃんと進歩してるところは、しているようであります。
次は、一緒に買ったマツタケご飯の素の番なんだけど、果たしてそっちのお味は如何に?
季節の味は、その時採れたものを味わってこそとはいえ、いつどこで採れたかわからない栗であっても、ささやかに秋の気分は味わえるのでありました。

■Walkmanが4年ぶりにiPodからシェアを奪還したんだそうな。もっとも国内市場での話しだけど。
iPhoneを買えば、iPod機能が付いているし、さらにiPhone3GSに買い換えると、中古のiPod touchが漏れなく付いてくるんだから、この結果はしょうがないかもね。

一方、iPod classicがボチボチ消え去るのではという噂もあるらしい。
実質単機能機なので、記憶容量を増やす以外モデルチェンジのネタがない機種として、現行120GBを超える容量を備えても、需要の拡大は期待できないでしょうからね。
とはいえ、昨今のオーディオデバイスとしてのiPodの存在感の広がりの中で、比較的廉価でライブラリが丸ごと入るゆとりの容量は、これから新たな価値が見直される存在のようにも思えます。
手持ちは80GBのヤツだけれど、市場から消え去る前に120GBのヤツも確保しておいたほうが良いかも?
もっとも、今期待しているのは、64GBのiPod touchの方なんだけど。

■この間まで、アタシにとっては結構長く使ったAppleのカナル型イヤホンのApple In-Ear Headphones with Remote and Mic
買った当初の印象は、そこそこ再生帯域も広く元気な音でC/Pが高く、通勤途中で使う程度ならこれで十分。さらに音の荒さが取れたら、もっと良くなるかもと思って使ってきたけれど、エージングが進むにつれて、音がこなれる前にへたってしまったようで、今やなんだかどうでも良い音に成り果ててしまっております。
ここ暫く殆ど出番が無くなっていた、ETYMOTIC RESEARCHのER6iやSHUREのE4cを代わりに復活させてみると、不満な点を補う質の高さは今でもしっかり感じられ、SHUREのSE530に至っては全くの格の違い。
やはり値段の差は投入された物量の差になって、しっかり音に跳ね返っているのである。

ということで、普段使いで質の高いイヤホンが欲しいと思って価格.comを彷徨っていたら、オルトフォンが初めて出したカナル形のe-Q7が目にとまった。
口コミ評価を半信半疑しながら実際に使ってみると、これが実はかなり良い。

MMカートリッジからMCカートリッジに換えた時のような感動。(今や普遍性の欠けた比喩ではあるが・・・)
さすがオルトフォン、後発なりにしっかり質の高い製品を微妙な価格帯に投入してきておる。
他に、クリプシュや、エティモティックの新型も気になるけれど、とりあえず当面はこれでいきたいと思っています。
久しぶりにカナル型のイヤホン市場を眺めたけれど、かつての高級機が中級機並みの値段になっていたり、多くの新機種が投入されていたりと、音に拘る趣味の分野として着実に充実しているのは、ポータブルオーディオが引っ張ったニーズの広がりの結果なんだろうなあ。

■こうなると、これからの自民党が、なんだかちょっと楽しみです。
どこまで、歪んだ過去を切り捨てられるかが鍵でしょうけど。
政治も国民生活も、当面いろいろゴタゴタがあるのでしょうが、長い目で見れば、必要な良い結果だったんじゃないでしょうかね。

2009.09.07
■運命の大当たり■

■なぜか、MacBookProが手元に。
たまたま覗いたsiteで、AppleStoreでの整備済品情報を知って、興味半分そのまま飛んで確認したのが運のつき。
いつもはビールなのに、その日に限って日本酒のほろ酔いで麻痺した頭は、ついにApple1%ローンの申し込みまで、息切れすることなく突っ走ってしまったのであった。
翌日AppleStoreのsietを確認したら、既に売り切れ。
現行15inch最上位機のUSキーボード付きが、それがたとえ過去の訳あり品だといえ、36回ローンで月3,000円(ボーナス併用だけどね・・・)で手に入るなら、無駄な躊躇は後悔のもと。今回は実に良い日本酒であったと思ったのは、実は序の口。

整備済み品ということで、そっけない白い箱に既に封を切られた状態で届いた実物は、傷も無く今のところ不具合も見あたらず、SnowLeoprdのディスクと、なぜか、Bentoのアプリケーションディスクまで入っていたのを得したと思いながら、念のためスペックを確認したら、なんと、2.8GHz/ 500GBのはずが、3.06GHz!のcore2duoが!
もしやと思ってHDDを確認したら、こっちは標準の5,400rpmではなく7,200rpmのディスクが!!
いやあ残りモノの福というか、再整備品の福というか、根が小心もののアタシには、出来過ぎのラッキーに人生の運を使い果たしたんじゃないかと不安にすらなってしまいます。


振り返れば、今まで使っていたPowerBookG4とは5年8ヶ月のお付き合い。
落ちぶれるスペックの下、昨今はネットブック並みの存在であり、買った当初は比類無くクールだと思ったデザインも、今並べて比べると、さすが時の経過を感じてしまいます。

これからの課題は、バイオ・メモリーが日々壊れつつあるアタシが、宝の持ち腐れとならないよう、どう活かして使っていけるかなんだろうケドなあ・・・。


since1/16/1998

iMac/3.06GHz/4GB
PowerBookG4/1.25GHz/1.024GB
Smultron,Fetch&etc.
NikonD200,SigmaDP1&etc.