2007.08.23
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■窓から吹き込む風は、もうほとんど秋のソレでございますよ。
今年の夏はいっちまったんだなあ〜と、いつものコトながら、やや寂しくも感じるわけですねえ、昨今。
今年の盛岡での夏らしい日々は、実質1週間ってとこだったですかね。
それでもその間の肉体的ダメージを、今になってじわじわと感じておりますけれども。
ぼちぼち、自分のペースを取り戻して、日常の生活パターンの再構築を図らねばと思っておりますこの頃。
テレビや新聞を見ても、世間の動向に感性がすっかり鈍感になっている感じもありますし。もっと感性を磨いて貪欲にならなくてはなあ、と。
■夏休み中は、墓参移動以外にコレといった観光や旅行をした訳ではないのですが、唯一、盛岡の奥座敷、繋温泉の「四季亭」に初めて宿泊する機会を得て、噂では聞いておりましたが、久々に本物の旅館に泊まったという感慨に浸ることができました。
ところでこの季節、盛岡周辺温泉地の露天風呂には、人を刺すアブがブンブン獲物を待ち構えていたのでしたが、四季亭では露天風呂の周りを網で囲んで、まるで蚊帳の中で入浴している感じの状況を作って対策にしていたのでした。
数日前に他の温泉で撃退に辟易とした記憶も生々しかったので、たとえ網の中とはいいえ、草木や土の匂いが漂う屋外でのんびり安心に入浴できたことの方がありがたく感じました。
ということで、簡易さと安さから、旅行の機会があっても宿はついホテルを選びがちですが、年に1回くらい、こんな落ち着いた旅館で贅沢な時間を過ごすのも、人生の潤いとなって良いかもなあと、今更感じた次第でありました。
■久しぶりに銀塩カメラを持って、さて、何を撮ろうとサンダル履きで家の外に出てみるも、これといった被写体を発見できずにうなだれる。
空の雲でも撮ろうかとファインダー越に見上げると、仕事帰りのお隣さんが怪訝そうにこちらを見ているのに目があって、愛想笑いを浮かべながら気まずく挨拶。
旅行にでも行けばと思えども、その時はきっとデジカメを選ぶだろうし。
被写体は身近に有るはずなのに、見つけるセンスが萎んでいると、写真はつくづく難しい。銀塩カメラはコスト意識が伴うので、さらに悩む。
でもって、canonから40Dなんてもんが出るというニュースの後で、今度はnikonからD300がでるそうな。
どちらにも、ようやくイメージセンサークリーニング機能が付くようで、レンズ交換時のホコリ侵入の不安からも一応回避できそうであります。
ただなぜか、アタシの部屋には、殆ど使ってもいないD200が一年以上前から転がっていたりするわけでありまして、状況判断能力が狂っていたとはいえ、全く困ったもんでありますなあ。
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