2006.06.25
■感染注意!■
■どうも、これはウイルス性の病気なのだそうであります。
カメラウイルスと言うヤツ、田中チョートク先生というその筋の大先生に言わせると、普通のヒトがこのウイルスに感染すると、年に250万円もの出費をすることもあるのだとか。
金額の根拠が統計によるものなのか、個別の症例なのか、そもそも普通のヒトというものがどのような方を指していらっしゃるのか、詳細は定かではありませぬが、元々そんな額の可処分所得を持ち合わせておらないアタシでありますから、いくらなんでもそこまでは悪化しないと思っておりますが、ただ、その1/10程度なら越えそうな気配も無いわけでは無いようで、現実の家計の中ではかなり危険な状況かも。
特に今回は、同じカメラウイルスでも、レトロウイルス系中古カメラ型なので、症状が急性な反面治りも意外に早い新品カメラウイルスと違って、慢性化の虞れが大きく、しつこく長引くような予感を感じているのございます。

ウイルスの宿主と思われる中古カメラ屋さんの存在というのは昔から存じておりましたが、ライカとか、そおいったビンテージもののカメラは別として、所詮国産カメラを中古で買おうなどとは今まであまり思ったことが無く、なにやら貧乏くさくも感じて近寄る機会もなく、感染に至る機会も今まで殆ど無かった訳でした。
ところがここにきて、対象ブツの新品供給は絶望的という巷の情勢が確実なものとなりまして、今まで食指が動きながら、まあそのうちにねえ、と思っていた憧れの品が、永遠に遠くの彼方に消えそうだという焦りの思いにかられる一方で、新品ではなかなか買えなかったブツが、中古とはいえ、飲み会数回の分程度の信じられない値段で買える現実が、ウイルスを空気感染で呼び寄せたらしく、近所のキタムラカメラの中古コーナーがさらに病の症状を悪化させ、治癒の見込みを遅らせてているようであります。
今後多少の症状の沈静化はあるかも知れませんが、アタシにとってはもはやこれは不治の病かもしれません。
Macウイルスとか、デジカメウイルスとか、今までも類似の病の感染経験も免疫も有ったつもりなのですが、どうも、中古レトロウイルス系は、単なる物欲に終わらない、過去の原体験にまで訴求する多様性を持つという特性から、治りにはかなりの時間と相当の薬代がかかるような気がします。

ということで、ようやく2本のフィルムを撮り終えました。
上がNikonFG+tamron/macro90mmで、下がContax+Planar50mmでございます。

正直言って今の所、有る程度レタッチしないと寝ぼけた仕上がりだし、その結果できあがった写真にデジカメを越える品質はあまり感じないし、ミスショットも多いし、フィルム代の他に、現像代が1本700円もかかってランニングコストも馬鹿にならない道楽だなあと改めて思ったのですが、ただ、すっかり忘れていた写真の難しさと表裏一体の、絞りやシャッター速度を自分の頭で考えながら、できあがりの絵をイメージしてシャッターを押す瞬間を待つ楽しさと、手に伝わるメカニズムのリアリティがとても新鮮で、当分病は続きそうな気配なのであります。

■んでもって、日本のワールドカップは予想通りの展開で終わっちゃいましたねえ。
この後に及んで、色々とチーム内の裏話などもマスコミ経由で聞こえています。
納得いかないけれど納得の結果だったということに尽きるような気がしますが、旬の期間が限られているスポーツ選手には、努力に応じた納得の結果が与えられることをファンとしても期待せずにはおられない訳でありまして、試合の場だけでなく孤軍奮闘した中田英には、グループ競技の中で思うに任せないまま終わってしまった、天才の孤独と悲劇みたいなものを感じてしまって、今回の結果の中で、そのことが今一番残念に思うのであります。


2006.06.20
■結果またしても二日酔い■
■先週に引き続き、一夜明ければ体調不良。
つまみが少なかったか、焼酎が濃かったか、体調不良か?、さほどの量では無かったつもりなのだが。
それとも話題が悪かったか・・・。
そおいえば、先週もワールドカップ話題で盛り上がり過ぎた結果の二日酔いであった。
まあ、夕べ一緒に飲んで今日休んで居たヤツもいたくらいなので、午前中で完全回復した程度はマシな方かもしれん。

■クロアチア戦は、オーストラリア戦よりずっと面白かったですね。今更ですが。
ホント、死力尽くしたって感じで、納得。
やっぱ、欧米人並の肉食体質でないとダメかもね。

■ここんとこ、すっかり中古銀塩一眼レフカメラ熱を煩っております。
ヤフーのオークションを覗いたり、近所のカメラのキタムラの中古コーナーを覗いたり。
熱は当分下がる見込みもなく、すご、やば。

■日曜日の夕方、久しぶりにアナログプレーヤーの埃払いを兼ねてLPレコードをかけてみたのですが、いつもどおり、音の鮮度に衝撃を受けました。
とにかく、LPの音の切り口の鋭さと、エネルギー感にCDは全く負けてます。普段CDだけを聴いている分には殆ど気に留めないのだけれど。
やっぱ、実際に接触して音を拾うのと、レーザーで間接的にデータを読み込むことの相違か、単に2万Hz以上を切り捨てたスペック上の差なのか。
とはいえ、普段はCDどころか、AACの圧縮ファイルでなまくらな音を聴いている昨今、美食を引き立てるのは普段の粗食による飢餓感であるかもなんて、都合の良い解釈をしながら、デジタルの利便性を捨てる気にもならないのであった。
堕落かもなあ。
しかし、比較の対象を経験的に持たない年代にとっては、CDこそが良い音の基準なのであろうか?
全くよけいなお世話であるけれど。

■昔、係長時代に部下だった後輩が、急に退職することになったらしい。
彼が決める前に、なにか、アドバイスできたかも、と、ちょっと悔やむ。
まあ、そんな機会も無かった昨今だったけど。
こうなった以上、前を向いて新しい人生歩んでくれい!
この間、読んだ本の一節。
男たるモノ、自らの家族を養うことができて初めて、天下国家のためのことを考えることができる。ってな内容だったかな?
全く同感なのだけれど、彼にも伝えてあげたかったかも。

■まさか、まだ覗いてくれてたんですかあ・・・。恥ずかしちょっとだけ嬉しです。
ブルーベリー確かに効きました。

2006.06.18
■ちょっとした日曜日■
■IntelMac持って無いので、Boot Campも、Parallelsも全く蚊帳の外でございます。
面白そうですが、個人的には殆ど使う必然性が無いと思われますし。
Mac officeが無くなって、かつ手持ちのバージョンがその時点でのwindows版officeとの互換性がとれなくなれば、考えるかも知れませんが、考えるだけで終わっちゃうかも知れない程度の現状の必然性です。

■今日は、ついにクロアチア戦ですが、父の日でもあります。はは、関係ないか。
まあ、強くてモチベーションの高いチームが勝つということでありましょう。力むと血圧が上がるので、達観。
父の日は、先週実家に帰ったコトで良しとし、家庭では、夕食に若干の反映がある程度でしょうか。普通で良いのです。ここんとこ色々と隠れ道楽してますから。はい。

■このところ、ちょっとご無沙汰だったiTMSで、久しぶりにお買い物。
Still Crazy for You/Crazy Cats & Yuming
馬の骨/馬の骨
Crazy Catsとはいえ、歌ってる谷啓の声しか聞こえないし、地声のYumingにはどうも、なんつうか・・・、でも、好きですよこんな歌。
馬の骨の方は、キリンジ兄弟の片割れアルバムですが、やっぱキリンジ。
2年程前に、大野方榮さんに教えて貰って始めて知ったキリンジですが、気に入って今でもちょくちょく新しい曲追っかけて聴いてます。
新しい音楽に触手を伸ばす気力の方は年々落ちてますが、先入観捨てて探してみると、意外に好みの音楽ってまだまだあるんですよねえ。

しかし、sonyの参入はまだまだですかね。ビクターも様子見ながらチョボチョボだし。
未だ逆転の望みを失っていない中での、貴重なカードではあるんでしょうが、少なくともCBS等海外レーベルについては結果として完全な囲い込みなんだよなあ・・・。

■新たなフィルムを入れたカメラ3台。
通常の暮らしの中では、24枚撮りとはいえなかなか撮り切れません。
デジタルに慣れた身では、これも不便な点ではありますが、もうちょっと辛抱して、フィルムの可能性を自分なりに検証してみたいと思っています。

2006.06.17
■ようやくの週末■
■週末到来。
ああ、ホント、久しぶりにトテモ待ち遠しかったのであります。
梅雨入りしたとはいえ、ちょっと風強いけどまあまあの天気。
さあ、道楽三昧だあ〜!と言いたいところだけど、なんか体調の方がぐったり。
川へもそろそろ行きたい気分なのだけれど、そっちは天気の良い日に、ポカッと休み取って、ちょっと罪悪感感じながら遊んだ方が、ストレス発散効果がより高いような気がしてこれも保留。

■ちょっと昔のPowerBookでも、トラックパッドで二本指スクロールができるというiScroll2を 入れてみたけれど、これがなかなか。
ブラウザ画面がグリグリと動いて、スピードをちょっと調整すれば、スクロールホイールに匹敵する快感。

■ビル・ゲイツ引退予告宣言。
ふ〜ん。まあ、PC界は特に変わらないでしょうね。蓄財を元にした今後の社会還元活動への期待は大きいのかもしれませんが。

■ポルトガルVS.イラン
速い、激しい、大人の男のサッカーって感じ。
日本人も、相手次第であんなサッカーできるんだろか?
民族の違いって感じだけどな。
フィーゴかっこ良すぎ。

2006.06.13
■滅滅■
■久しぶりに不愉快な目覚めの朝でございました。
昼休みに覗いたASAHI.comで、中村の入れた1点が実は誤審だったとのニュースを読んで、少し癒されましたけど。
なんかね、既にドーハの悲劇再来的展開だと思ってしまっていたら、NHKの解説で加茂サンが出てきましたよ、はは、冗談きつくないですかね、NHK。
ということで、敗因については(足つったくらいで戦線離脱しやがって、なあんだよあのハズレっぱなしの采配は!、停まってるボールは旨く蹴るけどパス回しがもたもたじゃん、等々)いろいろと有ることでしょうが、他の試合での先進諸国のプレイを見る限り、個人技では世界のトップレベルには相変わらず遠く及ばないことを実感してしまって(川口は凄かったですけど)、やはりこれも癒される理由となる訳であります。
決勝トーナメントでのスーパープレイを楽しむという選択肢が残っていますし。

とはいえ、そんでも、がんばれ日本!(でも、なんか、かつての(今もそうかも)読売巨人軍みたいな気配のチームのような気がするんだよなあ・・・。勿論悪い意味ででございますが。)

2006.06.10
■どうせ道楽なんだから■
■都合で、週末は実家で過ごすこととなりまして、とりあえず、あれこれ気の付いたものを鞄にかき集めて車で移動。
実家は、普通の電話回線なので、たかが一泊二泊、今更ダイヤルアップ接続でインターネットするまでもなく、パソコンの無い生活も良いかと思いつつ、どうせ持て余す時間の中で、滞りがちの更新文書くらいは打てるだろうと、やはりPowerBookも持参。
着いてみれば、やはり鞄の端に忍ばせていた電話ケーブルを持ち出して、ダイヤルアップ接続データを設定して繋いでおりますアタシ。必需インフラというか、中毒というか・・・。
久しぶりのダイヤルアップ接続は、予想以上には速い、けど、やっぱり遅い。
今やwebコンテンツが、ブロードバンドを標準にしてしまっていることを痛感せずにはおられません。

■中古とはいえ、立て続きにて2台の一眼レフを手に入れて、手持ちのカメラにも久しぶりに電池とフィルムを入れて、急にカメラ道楽モードに突入したのであるが、いかんせん私的な自由時間が全く不足。
道具は使ってなんぼじゃあ〜!とは思うのだけれど、なんとかストーンみたく、手に取って、心地よい重さと堅さを確かめながら、ドーパミンの分泌と、血圧降下効果を感じる今のところの日々。

考えてみれば、モノクロフィルム時代はDPEまで自由に写真で遊ぶことが出来たけれど、カラーフィルム時代になってからは、撮った後はラボ任せで、撮った写真もサービス版プリントを眺めるだけだった。
デジカメになって、プリンタでの印刷やディスプレイ上でのレタッチなど、写真で遊ぶ自由度はむしろ飛躍的に広がった訳で、フィルムカメラの衰退と、写真で遊ぶ文化の衰退はイコールでない気がするのです。
デジタルの嘘くささだけを指摘して否定するのは、ちょっと一面的な議論のような気がします。

久しぶりに手にしたフィルムカメラは、すっかり忘れていた、シャッターを押す瞬間の緊張感など、アナログレコードを聴く時と共通の、ある種の充実感を思い出させてくれています。
これって、限りあるものを消費する行為に対する経済観念でもあるかと思うのですが、この貧乏くささって、結構大切なことかも知れません。人間の命も有限ですからして。
要は、デジタルか、アナログかの2者択一ではなくて、良いところ取りで繋いで使っていくのが知恵であり文化じゃあないですかね。
そういった意味では、フィルムデーターのデジタル化を橋渡すスキャナー等の機器の技術的進歩には、まだまだ期待してしまう訳ですし、一方で、フィルムカメラの神髄はやっぱりマニュアルフォーカス機だよなあと思うのであります。

■・・・・無線LANやっぱり便利だ・・・・。

2006.06.05
■通信インフラの限界を思い知るアップグレード■
■何だかんだ言っても、結局あたらしもの好きなので、Adobe Photoshop Element3から、ついに4にアップグレード。
当然一番安いダウンロード版を選んだのであるが、ダウンロード完了予定時間2時間以上だと。
久しぶりに、Bフレッツ導入の意義を意識するのであった。

■朝から、ワイドショウの餌食となるようなニュースであります。
アレがホントだとすればですけど、まあ、結局大人になっていない人間が子供作ったりすることが不幸の始まりなんじゃないですかね。
親になってから成長するという事も有るとは思いますが、それって、実は親になって自分がして貰ったことに、立場を変えて気がつくというのが正しいような気がします。
ああいうニュースを見ると、しっかり育てて貰えないまま歳だけはとってしまったという、体は大人、中身は子供という、本人にとっての不運が根に有るような気がします。
まあ、偉そうなこと言えた義理では無いのですけどね。

いずれそおいった意味では、社会問題視されている出生率の低下も、親になる資質が不足している人間が子供を作って生じる不幸を未然に防止しているのかもしれないなあと思ったりもするのでありまして、年金負担の辻褄合わせに、小手先の環境整備で国が産めよ増やせよと言えるような問題じゃないことだけは確かなような。

■ええと、そうそう、新たな中古コレクションというのは、実はコレなんです。
コレはもう、しっかり使い込んであげないとね。はは。



ビョーキと言われれば・・・、まあ、否定できませんね。はい。

2006.06.04
■ということで、早6月■
■ことしもいよいよ折り返しという訳でありますぞ。
しつこい咳の方は、どうせ効かないと思っていた家に有った売薬を、この際なんでも効けばめっけものと思って試したら、これがなんと劇的に効いて今日はほぼ完治。
ただし、初めて飲んだ平日の午前中は、職場で睡魔との戦いでありましたが。
とにかく、山だの川だのに出かける気力も、ぼちぼちと、復活中。

デジタル一眼を使ってみて、なにやら思い出してしまったカメラ道楽の延長で、最近は中古カメラの世界にはまり加減。
カメラ屋の中古コーナーや、リサイクルショップを覗くのが面白く、物色するのはマニュアルフォーカスのフィルム一眼カメラ。
今までデジタルカメラにドップリと浸かっていながら、なぜかマニュアルのフィルムカメラの存在感に魅力を感じるこの頃であります。
この症状、実際、かなり危ないです。
今日は、NikonF2フォトミックbodyが38,000円で売ってるのを見て、ついグラグラっときてしまいました。
昔指をくわえて眺めていたものやら、欲しいと思いつつ手に入れそびれていたものなど、中古とはいえ手の届く値段で目の前に並べられていると、今を逃すとこの先手に入らない気がして、つい蒐集癖が疼きます。
今更フィルムカメラでもないだろよ、という内なる声を封じてあまりある存在感。あれって、いったいなんなんですかね。
アサヒカメラも、日本カメラも、最近はフイルムカメラの再評価記事ばっかりだし、実際一部の機種は中古とは思えない価格で売買されているようです。

思えば、アタシら以前の世代は、段階的に向上するアナログ文化で豊かさを実感してきて、ようやく辿り着いてホッとしたところで、デジタルへの転換を余儀なくされている世代な訳で、デジタルの優れている面は、アナログとの比較で解り過ぎる程解っていながら、対象への思い入れが強ければ強いほど、代償として失われている何かが気になってしょうがないのかもしれません。

でもって、NikonF2フォトミックをとりあえず諦めながら、代わりに1台、実はまた手元にカメラが増えていたりするのであります。
しかし、デジタルの手軽さに比べると、フィルムカメラの手間は確かに今更と思うほどですが、時代に逆らいながらも、この手間にこだわりを感じてみるのも悪くないかもと思ってみたり。


since1/16/1998

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