2005.07.22
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■イヤホン道楽(補聴器じゃないってば、念のため。)■
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■梅雨明けはまだですが、窓から時折吹き込む風が心地よいです。
木陰で昼寝でもできたら、気持いいでしょうねえ。
うたたね用デッキチェアが欲しくなってます。
でもって昼寝の友、iPod用イヤホンのSHURE E4Cがついに到着。
今まで使っていたEtymotic ReserchのER-6iにも結構満足していたはずなのに、もっといい音を、とつい欲が湧いてくる性格故の行動パターン。まあいつものことだけど。
25,000円のスピーカを手に入れても画期的感動は期待できないけれど、同じ額をイヤホンに投資するとどうなるか?そんな感じ。
オーディオの王道を走る財力が尽きて、ついにB級C級グルメ路線という感じでもあるけど。
カナル式ということで、耳アナに突っ込んで使うタイプな訳で、耳アナ形状の個人差に対応するべく大小サイズ、各種素材、各種形状の耳あてチップが沢山付いてきてますが、アタシの耳形状との個人的マッチングはどれもいまいち。ER-6iのキノコ3段ヒダタイプには及ばない感じ。まあ、個人的問題です。
ER-6iと比べると丈夫そうで太いコードも、タッチノイズの面ではちょっと不利。 動いて体や服にコードが触れる度にがさごそと鳴る音は、細くて柔らかいER-6iのコードより、ちょっと気になる感じ。
ということで、ポータブル使用という前提では、ER-6iの方が使い良いかもです。
まだまだエージングが済んで居ない今の状況での音質の評価は早計ではありますが、ER-6iで唯一不満を感じていた低域が、こちらはしっかり出て、曲によっては、おっつ!こんな曲持ってたっけ、と思う程に音楽のニュアンスが違って聴こえます。
特定の音域での癖があまり無くて、ER-6iとの比較では音の重心が下がって、全域がより自然に広がった、ものすごくまともな音という感じ。
一方、繊細にして可憐なER-6iの高域の世界は、それはそれでとても魅力的であり、そういう点での魅力はちょっと物足りないかも。
今後のエージングで良い方に変わってくれるのを期待というところです。
約16,000円のiPodShuffleに約25,000円のイヤホンということで、ついに価格バランスは逆転してしまいました。
今のところ、ER-6iとの価格差ほどの差が有るかというと、かなり疑問ですが、トータルの満足度は確実に上がっているのが、この世界の面白さでも有るワケで、これがあるから、さらなる欲も続くんだろうなあ。
ちなみに、今まで手に入れたヘッドフォンを独断と偏見で点数をつければ、 4Ecが82点
ER-6iが80点
Philips SBC-HS740が72点
アップルiPodインイヤー式ヘッドホンが55点
KOSS Sparkplugが35点
というところでしょうか。
改めて比較してみると、アップルのiPodインイヤー式ヘッドホンの低音の豊かさだけは、評価点数とは別に、結構魅力がある感じ。
コストパフォーマンスなら、SBC-HS740とER-6iが双璧ですかね。
しかし、こんだけ、よくも買ったもんではありますな。
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