花便り・2001




今年はもう終わりかな・・・ 次の更新は来春でしょうか・・・

<セツブンソウ>
春一番に咲き始める可憐な花です。
雪解け直後の林床でひっそりと
顔を出し始めていました。
−埼玉県秩父にて−01.02.24
<セツブンソウ>
今年は雪が多かったため、
春の花の開花が遅れているようです。
−栃木県星野にて−01.03.03
<セツブンソウ>
セツブンソウは石灰岩を含む土壌を好んで
生育しています。
草丈4cmほどで10円玉くらいの大きさ
の花をつけるのです。
−栃木県星野にて−01.03.03
<アズマイチゲ>
セツブンソウが咲いてから少し経つと地元では
この花が咲き始めます。ここを初めて訪れてから
20年は経つでしょうか、今でも変わらずに春を
告げてくれています。
−東京都あきるの市にて−01.03.18
<ミヤマカタバミ>
久々の更新です。4月初めに高尾山で見つけました。
新しいスキャナが使いこなせず遅れましたf^^;
−東京都高尾山にて−01.04.07
<エイザンスミレ>
春の高尾山はスミレのオンパレードです。
数あるスミレの中でも特徴ある葉なので
すぐに分かります。ピンクのきれいな個体でした。
−東京都高尾山にて−01.04.07
<ヤマルリソウ>
空色をしたかわいい花です。早春の林の下で
ひっそりと咲いている姿はとても可憐です。
これも数少ない青い花の仲間かな?
−東京都高尾山にて−01.04.07
<ナガバノスミレサイシン>
スミレの中でも花が大きく微妙な色のグラデーションが
好きです。日本海側にはこれに似たスミレサイシンという
種類があり、葉が少し短くハート型をしています。
−東京都高尾山にて−01.04.07
<アオイスミレ>
スミレの中で一番早咲きかも知れません。背も低く花も
小さく控えめです。でも、よく見るとかわいいのです。
−東京都高尾山にて−01.04.07

<ヒナスミレ>
このスミレも同じく早咲きでしょう。
日当たりのあまりよくないところに咲くので
なかなかうまく撮れません(T_T)
とても淡いピンク色なんですが・・・
−東京都高尾山にて−01.04.07
<ヒナスミレ>
同じくヒナスミレです。こちらは日当たりもよく、微妙な
色が出ているかと思います。
−山梨県帯那山にて−01.04.15

<マルバスミレ>
他のスミレに比べ、花が丸っこくてかわいらしいです。
名前のごとく、葉も丸っこいです。
−山梨県帯那山にて−01.04.15
<アケボノスミレ>
ピンク色の濃い花の色は印象的です。花の時期には
葉がまだ開ききっていなくて巻いているのが特徴です。
−山梨県帯那山にて−01.04.15

<ミョウギイワザクラ>
今年初のサクラソウです。妙義という名前が付くだけ
あって、この山でしかみられない貴重な花です。
ここにたどり着くまで何度も鎖場があって緊張しました。
−群馬県妙義山にて−01.04.20
<ミョウギイワザクラ>
実は岩場で気につかまりながら撮影したので構図は
いまいちですf^^; でも感激はひとしおでした。
−群馬県妙義山にて−01.04.20

<イワウチワ>
中学の頃は近所の山でも見られましたが、ここ数年
見ていません。昨年、熊倉山に探しに行ったのですが、
見つけられず久しぶりの再会でした。
−茨城県高鈴山にて−01.04.22
<イワウチワ>
時期さえあえばピンクの絨毯のように岩場や斜面を埋め
尽くします。ピンク色のフリルのような花びらがかわいいです。
ISO400のフィルムを使ってしまったので少し荒れています(T_T)
−茨城県高鈴山にて−01.04.22

<フモトスミレ>
何だか動物がキョトンと周りを伺っているように
思えてしまうのはボクだけでしょう???
写真ではわかりにくいですが、とっても小さな
花なのです。
−茨城県高鈴山にて−01.04.22
<ニオイタチツボスミレ>
一番一般的なスミレといえば、タチツボスミレです。
そのタチツボスミレも実は10種類以上あるのです。
その中で一番色が濃くて鮮やかなのがこれなのです。
−茨城県高鈴山にて−01.04.22

<アカネスミレ>
いい加減、スミレにも飽きた頃でしょうかf^^;
日当たりの良い乾いたところに多く見られます。
色がうまく出ていないかも知れませんが・・・
−茨城県高鈴山にて−01.04.22
<ビオラ・ソロリア(アメリカスミレサイシン)>
以前からこのスミレは園芸種だと思っていました。
調べてみたら、外来種のようです。栽培していたものが
所々で野生化しているようです。
−茨城県高鈴山にて−01.04.22

<ミョウギイワザクラ>
9日前にも同じ所を訪れていますf^^; 今回は仲間を連れていきました。
2回目ともなると崖もあまり怖くなかったです!?
−群馬県妙義山にて−01.04.29

<ミョウギイワザクラ>
白花が咲いていたので、撮っておきました。

−群馬県妙義山にて−01.04.29

<ユウシュンラン>
暗い林の下でひっそりとこの花は咲いていました。
初めはギンランと間違えてしまいました。図鑑で調べたところ
ギンランの変種のようです。背丈は5cmくらいととても小さかったです。 −群馬県妙義山にて−01.04.29

<イチリンソウ>
ありそうでないのがこのイチリンソウ。ニリンソウは割と
よく見かけるのですが・・・
花はニリンソウよりも大きく、一本の茎に一本しか花をつけません。
−東京都裏高尾にて−01.05.05

<オオバナノエンレイソウとエゾエンゴサク>
至る所に生えています。礼文島では高山植物が雑草のようです(^^)
−北海道礼文島にて−01.06.03
<サクラソウモドキ>
え? サクラソウではないのと思うくらいサクラソウに似ています。
でも、サクラソウモドキという名前なのです。この花、サクラソウ属では
なくサクラソウモドキ属という可哀想な仲間なのです(T_T)
−北海道礼文島にて−01.06.02

<キクバクワガタ>
熊の襲来を恐れ、蚊の大群と奮闘しながらの一枚です。
−北海道問寒別川流域にて−01.06.03
<レブンコザクラ>
今回のメインであったサクラソウの仲間、特に花の色が濃く、花付きが
良いようです。全島に雑草のように生える姿は凶器沙汰ですf^^;
群落の中に身を置くとサクラソウの香りでうっとり出来ます。
−北海道礼文島にて−01.06.02

<カラフトハナシノブ>
まだ時期早々のようですが、咲いていました。
青紫の花色が何か高貴な感じを思わせます。
−北海道礼文島にて−01.06.03
<エゾノハクサンイチゲ>
青空のバックが似合う花ベスト10に入ると思っています。
断崖絶壁を一面に埋める姿は言葉を失います
−北海道礼文島にて−01.06.02

<レブンキンバイ>
まだ時期が早いようですが、秘密の花園に咲いていました。
−北海道礼文島にて−01.06.02
<ネムロシオガマ>
白いシオガマも珍しいかもしれません。これまた時期が早いようですが・・・
−北海道礼文島にて−01.06.02

<カラフトアツモリソウ>
樺太から人為的に持ち込まれたという噂もあり、真実は不明です。
−北海道礼文島にて−01.06.02
<レブンアツモリソウ>
前日に降った雨でちょうど良く露がついていました。
淡いクリーム色の花は昔は全島の至る所にあったそうです。
今では絶滅の危機に瀕した貴重な花なのです。
−北海道礼文島にて−01.06.02

<テシオコザクラ>
北海道北部の天塩川流域でしか見られない珍しい白いサクラソウです。
その支流の問寒別川の奥地で蚊の大群と奮闘しながらの一枚です
−北海道問寒別川流域にて−01.06.03
<ヒメコザクラ>
昨年は6月下旬に同じ場所を訪れたのですが、既に花が終わっていました。
今年は2週間早めに訪れ、満開に出逢うことができました。
−岩手県早池峰にて−01.06.17

<ヒメコザクラ>
白い花のサクラソウというのは種類が少ないです。中でも特に品があって
可憐でした。
−岩手県早池峰にて−01.06.17
<ナンブイヌナズナ>
この花を見るために何度も足を運ぶことになってしまった大好きな山、早池峰山。
今年も鮮やかな黄色の絨毯で目を楽しませてくれました。
−岩手県早池峰にて−01.06.17

<ウスバスミレ>
亜高山帯の樹林帯にひっそりと咲くスミレです。スミレは種類が多いので同定が難しいです。
−岩手県早池峰にて−01.06.17
<ミヤマスミレ>
これまた亜高山帯の樹林帯に咲く、鮮やかなスミレです。これまでの群落には
あまり出逢ったことがありませんでした。
−岩手県早池峰にて−01.06.17

<ミヤマオダマキ>
ミヤマオダマキがいちばんきれいな山は?と聞かれたらこの山を挙げてしまう
というくらい毎年きれいに咲いてくれます。
−岩手県早池峰にて−01.06.17
<ハクサンコザクラ>
サクラソウの中で最もメジャーなのかもしれません。多くの山で見ておきながら
ようやく写真をアップすることが出来ました。
−群馬県谷川岳にて−01.06.23

<ハクサンコザクラ>
谷川岳のハクサンコザクラは花弁の切れ込みが深く、花も大ぶりです。
以前はタニガワコザクラと呼ばれ別種扱いだったようです。
−群馬県谷川岳にて−01.06.23
<ユキワリソウ>
名前のごとく、雪解けと共に咲き始めるサクラソウです。淡いピンク色が
雪解けのようでとても良いです。
−群馬県谷川岳にて−01.06.23

<ユキワリソウ>
谷川岳がこんなにサクラソウの咲く山だとは思っていませんでした。
来年もきっと行くことでしょう。
−群馬県谷川岳にて−01.06.23
<キバナノコマノツメ>
高山で割とよく見かける黄色いスミレです。鮮やかな発色が遠くからでも目を引きます。

−群馬県谷川岳にて−01.06.23

<シラネアオイ>
あまり群落になるところは見たことがなかったのですが、佐渡と焼石岳のシラネアオイは
壮観でした。
−岩手県焼石岳にて−01.07.01
<ヒナザクラ>
本当はユキワリコザクラを見たかったのですが、時期が少し遅かったようで
ヒナザクラに移ってしまっていました。
−岩手県焼石岳にて−01.07.01

<ナエバキスミレ>
黄色いスミレの中でも、葉がピカピカしていて区別が付けやすいです。

−群馬県谷川岳にて−01.07.15
<コイワカガミ>
雪解けあとの雪田にハクサンコザクラと共に咲いていました。
−群馬県谷川岳にて−01.07.15

<ハクサンフウロ>
どこの山でも見られる普通の高山植物といったら可哀想ですが、
時々とっても可憐に思えるときがあるんです・・・
−群馬県谷川岳にて−01.07.15
<ヤナギラン>
30分で登れる2000mの山、入笠山は気軽に登れる割には
景色がとても良いのです。斜面をピンク色に染めていました。
−長野県入笠山にて−01.08.06

<マツムシソウ>
夏の花ではありますが、何故か秋を感じてしまいます。
この日、低い夏の雲のずっと高くに秋の雲を見つけました。
−長野県入笠山にて−01.08.06




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