無題2

   浜辺にたたずむ少女が一人

   秋風が手櫛のごとく
   その黒髪をたなびかせる

   何を見つめているのだろうか
   君の、その眼差しは 遙かかなた

   潮騒が やさしくつつみこむその姿に
   どこか遠い昔の恋人を重ねる

   君のほほをつたう涙の意味は何?
   ぼくがしてあげられる事は何?

   浜辺にたたずむ少女が一人

   貝がらの奏でるメロディーが
   やさしく癒してくれるだろう





Copyright,2001-2004 翔 All Rights Reserved