「季節かわり」

   約束の時間がすぎても 貴方は来ない
   窓からは 人がせわしく 行き交っているのが見える
   一瞬 人ごみの中に 貴方を見たような気がしたけど
   貴方はまだ来ない
   木枯らしが 病葉を朽ちらすように
   私の心の中まで ふきすさぶ
   冷えきったコーヒー飲みほすと
   貴方の心が見えてくる
   秋はもう終わろうとしている<
   私の心を見透かすように

   季節が移り変わってゆく
   これも運命なのでしょうね、きっと
   いつのまに降り始めたのか
   窓の外は白一色
   人がまばらになっている
   貴方はもう来ないのですね
   さようなら、貴方・・・
   やみそうもない雪 もっと激しく降ればいい
   そしてあの人の思い出をおおってよ
   雪の冷たさであの人の心をつつむように
   雪の温もりで私の心をつつんでよ
   心をつつんでよ・・・





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