先週、ようやく卒論をだし終えたので、抽選で当たったiPod miniをようやく開封。親の新しくなったパソコンを借りて、使いはじめてみました。
使ってみて、iPod等のMP3プレーヤーを使ってる人達が、手持ちのCDを全部パソコンに入れたがる気持ち、ちょっとわかったような気がします。何枚か古いCDを引っ張り出して入れたんですが、そのうちさらに引っ張り出してきそうです。
さて、そんなiPod miniですが、使いはじめるにあたって、本体を守るケースと世間で評判の悪いイヤホンの買い替えをどうすべきか、ということが問題になってきました。ちなみに、今までだったら、ほとんど問題にするなく、問答無用でどちらも購入していたものと思われます。基本的にモノは大事に使いたいので、傷がつくなんて持ってのほかですし、買い替えるだけで良くなるんだったら、そりゃあ、イヤホンくらい買い替えますって。
けれども、今回に限っていえば、「これは絶対に欲しい！」と買ったわけではなく、「抽選で当たった」という棚ぼた的な入手方法だったため、ちょっとケチいかもしれませんが、「なるべくお金をかけずに使いたい 」という気分なんです。
そこで、まずケースなんですが、今回はとりあえず購入を控えることにしました。「買うとしたら、これかなぁ」というアタリまでは一応つけたんですけどね。「お金をかけない」ということもありますし、せっかくの外観をそのまま活かしたいということもありました。けれども、もう一つ、道具としての扱い方について、日頃考えていたことが今回は決め手になりました。
どういうことかというと、本来、道具は使われてこそ道具なわけで、使うために外に持っていったりしていれば、どっかで擦れたりとか、そりゃあちょっとくらいは傷だってつくのが普通でしょう。そうすると、むしろ傷がつかないように気を使うこと自体が、道具の使い勝手にとってはマイナスなのではないか、と思うんです。
例えば電車の中で、ポータブルプレーヤーをケースにも入れずに無造作にポケットに入れてる人を見たときに、「ちょっとくらい傷なんか気にしないぞ」っていう姿勢が、すごくカッコいいと思いました。モノを丁寧に扱うことと、モノに気を使って扱うことは同列ではないと思います。そうは言っても、今までは、自分で買ったものに対して、なかなかそういう風には扱ってこれなかったんですけどね。
そんなわけで、ケースは買わないことにしたわけですが、イヤホンに関しては評判通りで、さすがに替えないわけにはいかないという出来のモノでした。高音も低音も割れること割れること。家にあるイヤホンを繋いだら、それなりに聞けるものだったので（iPod自体もMDなんかに比べれば決して音質は良くない）、イヤホンのせいなのは明白です。かと言って、繋いだイヤホンは、ソニーのミニプラグ仕様のモノ。色も黒だし、変換プラグを使って繋ぐのは、いくらなんでも、ちょっと嫌だったので、早速、audio-technicaのATH-CM3というイヤホンを買ってきました。
iPodユーザーの中では同じaudio-technicaでもATM-CM7の評判がいいみたいですが、それに比べてCM3は値段も安くて、音もそこそこなのでいいかなぁ、と思います。それとiPod miniと同じ色が選べるのもグーです。個人的にはけっこうオススメです。
使ってみたら、思いの外よかったiPod mini。あとは、これで自分のパソコンで使えるといいんですけどねぇ。
